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April
街中デート Side 翠葉 05話
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レジに立っている男性店員さんは、さっき唯兄や秋斗さんがかけたら似合うだろうな、と見ていたボストンフレームのメガネをかけていた。少し明るめの髪と茶色の鼈甲柄が相性よくて、とってもおしゃれさんに見える。
「こちらのメガネはプレゼント用でいらっしゃいますか?」
にこにこと愛想よく接客をされて、私は少し恥ずかしく思いながら、「はい」と答えた。
「両方ともUVカットのレンズにしてもらいたいのと、チェック柄のほうはブルーライトカットのレンズにしてもらえますか?」
「かしこまりました。こちらのメガネはあちらのお客様へのプレゼントでいらっしゃいますか?」
「あ、はい」
「では視力等をお調べいたしますので、お客様をお呼びいただけますでしょうか」
「あ……」
そうですよね。普通、そうですよね……。
なかなか次の言葉を発せない私を見て、
「……もしかして、あちらのお客様は伊達メガネでいらっしゃいますか?」
「実は、そうなんです……。なので、度入りのレンズは必要ないんです」
必死に笑顔を添えて答えると、店員さんはにこりと笑って、
「実は僕も、伊達メガネなんです」
そう言ってメガネを外すと、レンズに度が入っていないことを見せてくれた。
「最近はファッションでメガネかける人も増えてますからね、珍しいことではないですよ。……ではメガネケースなのですが、こちらの十種類からお選びいただけます」
そう言って店員さんが広げたリーフレットを覗き込む。
「こちら、お客様がお選びになりますか? それとも、ご本人様にお選びいただきますか?」
「あ、少し待ってもらってもいいですか?」
「はい」
提示されたメガネケースのリーフレットを借りてツカサのもとまで行くと、それに気づいたツカサが、
「何?」
「あのね、メガネのケースを選べるみたい。どれがいい?」
ツカサはリーフレットをじっと見て、
「これとこれ」
選んだのはチャコールグレーのツイード生地が貼られたものと、ネイビーのチェック模様のものだった。
「じゃ、伝えてくる!」
レジに戻ってふたつのケースを伝えると、
「かしこまりました。レンズを交換するのに二十分ほどお時間いただきます。あちらのソファにお掛けになってお待ちいただくか、店内をご覧になってお待ちください」
「先に精算を済ませていただいてもいいですか?」
「かしこまりました」
会計が終わって二十分ほど時間がかかることを伝えると、ツカサは店内を見て待つことにしたらしい。
私も同じように店内を見て回る。けれども、やっぱりツカサに選んだスクエアメガネのところに戻ってきてしまうわけで……。
なんとなしに鼈甲の茶色を手に取り装着してみた。
鏡に映る位置にそっと移動する。と、自分の背後にツカサが映ってびっくりした。
「何、メガネに興味持った?」
ツカサはおかしそうにクスクスと笑っている。
私は恥ずかしくなってそそくさとメガネを外し、ディスプレイラックに戻す。
「ちょっと気になっただけ……」
本当にちょっと気になっただけなんだからね、と言わんばかりにその場を離れようとしたら、
「こっち」
と、ツカサに手を引かれた。
「え?」
「翠がかけるならオーバルだと思う」
そう言って連れて行かれたのは、楕円の形をしたメガネが並ぶ一角。
「この形なら柔らかい印象で翠に似合うと思う」
「……そうかな?」
「かけてみれば?」
ツカサが手に取ったのは深みある赤い半透明のフレーム。
少し緊張しながら装着すると、鏡の前に立つよう促された。
「ほら、やっぱりこっちのほうが似合う」
「本当……?」
「似合わないものを似合うって言えるほど世辞はうまくない」
それもそうだ……。
「さっきは茶色を見てたみたいだけど、赤のほうが翠の肌に映えると思う」
「そうかな……?」
ほかにも色んな色があったけれど、もし選ぶとするなら赤か茶色で――
「翠もドライブ用にブルーライトカットメガネかければ? ドライブに出かけたり、海に行くと日光がつらいって言ってただろ?」
「うん……」
確かに、私の目は光にあまり強くない。もともと色素が薄いこともあり、強すぎる光には弱いのだ。
「プレゼントしようか?」
「えっ!? いいっ! 買うなら自分で買うっ」
「少し早いけど、誕生日プレゼントにどう?」
「え……でも、絵をおねだりしているし……」
「それ自体はさして金かかってないし」
「でも、ツカサの貴重な時間や技術をもらってる」
「……やっぱり、プレゼントさせて」
「いいよ、自分で買うっ!」
そんな問答をしたまま、ツカサはレジへ向かって歩き出してしまった。
追いかけるようについていくと、さっきのお兄さんが「おや?」といったふうにこちらを見る。
「どうかなさいましたか?」
「このメガネ、UVカット仕様のブルーライトカットレンズに変えてください」
「かしこまりました。メガネケースはどちらになさいますか?」
「翠」
早く選べといわんがごとくリーフレットを差し出され、後に引けないことを悟る。
「じゃ、このリバティプリントの小花柄の……」
「かしこまりました。こちら、プレゼント用でよろしいでしょうか?」
「お願いします」
「お会計は九千七百二十円になります」
「私が払うっ!」
「すーい……」
「でも……」
一向に了承しない私を前に、ツカサは自分のお財布から一万円札を取り出しそそくさと会計を済ませてしまった。
「では、あと二十分ほどお待ちいただけますでしょうか?」
「それ、あとで取りにくることは可能ですか?」
「かしこまりました。では、お名前とご連絡のつくお電話番号をこちらへご記入ください」
「はい」
ツカサは差し出された伝票に名前と携帯番号を記し、
「ふたりで来るので自分の連絡先のみでも?」
「かまいません。それではお待ちしております」
丁寧に腰を折る店員さんに見送られ、私たちはメガネショップをあとにした。
「翠のシャンプーとか売ってるのはどこ?」
「いつもは美容院で買うのだけど、今日はウィステリアデパートに入ってるバスグッズ屋さんへ行こうと思って」
「了解」
私たちは駅ビルを出ると隣接するウィステリアデパートへ向かった。
デパートの三階にあるバスグッズ専門店へ行くと、入り口のショッピングバッグを手に店内を回る。
入り口からそう遠くないディスプレイラックにあるシャンプーとトリートメントを手に取り、ボディーソープも買っちゃおうかな、と思う。
自宅ではここのボディーソープと私が作った石鹸の両方が置いてあるけれど、ツカサの家のバスルームにそのふたつを用意するのはあれだし、石鹸の場合はソープディッシュを買う必要も出てくる。
三つのボトルをショッピングバッグに入れると、その並びにディスプレイされているボディータオルならぬ泡立てネットを手に取った。
必要なものはこのくらいだろうか……。
あ……洗顔フォームと化粧水も必要……?
「どうかした?」
ツカサに声をかけられて、「え?」と思う。
「頭、右側に傾いてるけど?」
指摘されて頭をもとの位置に戻す。
「えぇと、洗顔フォームと化粧水も必要かなって考えて、でもそうすると、ドラッグストアへも行かなくちゃいけなくて……」
「なら、あとで駅前のドラッグストアへ行けばいい」
「付き合ってくれるの?」
「今日は翠の買い物に付き合うつもりで来てるから問題ない」
「ありがとう……」
お礼を言ったあとに気づく。ツカサが手に持っているものに。
白いタオル生地でできたそれは――
「バスローブ……?」
「翠の風呂上り用」
「えっ!?」
びっくりして一歩後ずさる。と、
「シャワー浴びたあと、どうするつもりだったの? まさか、また洋服着て出てくるつもりだった?」
「えぇと……」
そこまで考えていませんでした……。
「服なんか着られたら、また脱がすのに時間かかりそうだし」
その言葉に昨日のことを思い出す。
それだけでも赤面ものなのに、代わりのものと言われてバスローブを差し出されても、それはそれで恥ずかしいものがある。
「翠がバスタオル一枚で出てきてくれるなら買わないけど」
「……ごめんなさい。バスローブがあったほうが嬉しいです……」
それはそれは小さな声でお願いを申し上げた。
「それとこっち」
ツカサに連れて行かれたところは入浴剤が並ぶ一画。
「翠もこういうの好き?」
「うん、好き。大好き!」
「ふーん……」
ツカサはばら売りされている入浴剤を端から端まで見渡すと、ディスプレイラックの一番上に置かれた詰め合わせの箱を手に取った。
そのお値段一万円弱――
「えっ!? 入浴剤まで買うのっ!?」
びっくりしていると、
「来月栞さんの誕生日だろ? あの人、舌が肥えてるから食べ物をプレゼントするのはちょっと難しい。それなら、こういうのでもいいのかと思って」
あ、なるほど……。
「それなら、私にも半分出させて? ふたりからのプレゼントにしよう?」
「了解」
「こちらのメガネはプレゼント用でいらっしゃいますか?」
にこにこと愛想よく接客をされて、私は少し恥ずかしく思いながら、「はい」と答えた。
「両方ともUVカットのレンズにしてもらいたいのと、チェック柄のほうはブルーライトカットのレンズにしてもらえますか?」
「かしこまりました。こちらのメガネはあちらのお客様へのプレゼントでいらっしゃいますか?」
「あ、はい」
「では視力等をお調べいたしますので、お客様をお呼びいただけますでしょうか」
「あ……」
そうですよね。普通、そうですよね……。
なかなか次の言葉を発せない私を見て、
「……もしかして、あちらのお客様は伊達メガネでいらっしゃいますか?」
「実は、そうなんです……。なので、度入りのレンズは必要ないんです」
必死に笑顔を添えて答えると、店員さんはにこりと笑って、
「実は僕も、伊達メガネなんです」
そう言ってメガネを外すと、レンズに度が入っていないことを見せてくれた。
「最近はファッションでメガネかける人も増えてますからね、珍しいことではないですよ。……ではメガネケースなのですが、こちらの十種類からお選びいただけます」
そう言って店員さんが広げたリーフレットを覗き込む。
「こちら、お客様がお選びになりますか? それとも、ご本人様にお選びいただきますか?」
「あ、少し待ってもらってもいいですか?」
「はい」
提示されたメガネケースのリーフレットを借りてツカサのもとまで行くと、それに気づいたツカサが、
「何?」
「あのね、メガネのケースを選べるみたい。どれがいい?」
ツカサはリーフレットをじっと見て、
「これとこれ」
選んだのはチャコールグレーのツイード生地が貼られたものと、ネイビーのチェック模様のものだった。
「じゃ、伝えてくる!」
レジに戻ってふたつのケースを伝えると、
「かしこまりました。レンズを交換するのに二十分ほどお時間いただきます。あちらのソファにお掛けになってお待ちいただくか、店内をご覧になってお待ちください」
「先に精算を済ませていただいてもいいですか?」
「かしこまりました」
会計が終わって二十分ほど時間がかかることを伝えると、ツカサは店内を見て待つことにしたらしい。
私も同じように店内を見て回る。けれども、やっぱりツカサに選んだスクエアメガネのところに戻ってきてしまうわけで……。
なんとなしに鼈甲の茶色を手に取り装着してみた。
鏡に映る位置にそっと移動する。と、自分の背後にツカサが映ってびっくりした。
「何、メガネに興味持った?」
ツカサはおかしそうにクスクスと笑っている。
私は恥ずかしくなってそそくさとメガネを外し、ディスプレイラックに戻す。
「ちょっと気になっただけ……」
本当にちょっと気になっただけなんだからね、と言わんばかりにその場を離れようとしたら、
「こっち」
と、ツカサに手を引かれた。
「え?」
「翠がかけるならオーバルだと思う」
そう言って連れて行かれたのは、楕円の形をしたメガネが並ぶ一角。
「この形なら柔らかい印象で翠に似合うと思う」
「……そうかな?」
「かけてみれば?」
ツカサが手に取ったのは深みある赤い半透明のフレーム。
少し緊張しながら装着すると、鏡の前に立つよう促された。
「ほら、やっぱりこっちのほうが似合う」
「本当……?」
「似合わないものを似合うって言えるほど世辞はうまくない」
それもそうだ……。
「さっきは茶色を見てたみたいだけど、赤のほうが翠の肌に映えると思う」
「そうかな……?」
ほかにも色んな色があったけれど、もし選ぶとするなら赤か茶色で――
「翠もドライブ用にブルーライトカットメガネかければ? ドライブに出かけたり、海に行くと日光がつらいって言ってただろ?」
「うん……」
確かに、私の目は光にあまり強くない。もともと色素が薄いこともあり、強すぎる光には弱いのだ。
「プレゼントしようか?」
「えっ!? いいっ! 買うなら自分で買うっ」
「少し早いけど、誕生日プレゼントにどう?」
「え……でも、絵をおねだりしているし……」
「それ自体はさして金かかってないし」
「でも、ツカサの貴重な時間や技術をもらってる」
「……やっぱり、プレゼントさせて」
「いいよ、自分で買うっ!」
そんな問答をしたまま、ツカサはレジへ向かって歩き出してしまった。
追いかけるようについていくと、さっきのお兄さんが「おや?」といったふうにこちらを見る。
「どうかなさいましたか?」
「このメガネ、UVカット仕様のブルーライトカットレンズに変えてください」
「かしこまりました。メガネケースはどちらになさいますか?」
「翠」
早く選べといわんがごとくリーフレットを差し出され、後に引けないことを悟る。
「じゃ、このリバティプリントの小花柄の……」
「かしこまりました。こちら、プレゼント用でよろしいでしょうか?」
「お願いします」
「お会計は九千七百二十円になります」
「私が払うっ!」
「すーい……」
「でも……」
一向に了承しない私を前に、ツカサは自分のお財布から一万円札を取り出しそそくさと会計を済ませてしまった。
「では、あと二十分ほどお待ちいただけますでしょうか?」
「それ、あとで取りにくることは可能ですか?」
「かしこまりました。では、お名前とご連絡のつくお電話番号をこちらへご記入ください」
「はい」
ツカサは差し出された伝票に名前と携帯番号を記し、
「ふたりで来るので自分の連絡先のみでも?」
「かまいません。それではお待ちしております」
丁寧に腰を折る店員さんに見送られ、私たちはメガネショップをあとにした。
「翠のシャンプーとか売ってるのはどこ?」
「いつもは美容院で買うのだけど、今日はウィステリアデパートに入ってるバスグッズ屋さんへ行こうと思って」
「了解」
私たちは駅ビルを出ると隣接するウィステリアデパートへ向かった。
デパートの三階にあるバスグッズ専門店へ行くと、入り口のショッピングバッグを手に店内を回る。
入り口からそう遠くないディスプレイラックにあるシャンプーとトリートメントを手に取り、ボディーソープも買っちゃおうかな、と思う。
自宅ではここのボディーソープと私が作った石鹸の両方が置いてあるけれど、ツカサの家のバスルームにそのふたつを用意するのはあれだし、石鹸の場合はソープディッシュを買う必要も出てくる。
三つのボトルをショッピングバッグに入れると、その並びにディスプレイされているボディータオルならぬ泡立てネットを手に取った。
必要なものはこのくらいだろうか……。
あ……洗顔フォームと化粧水も必要……?
「どうかした?」
ツカサに声をかけられて、「え?」と思う。
「頭、右側に傾いてるけど?」
指摘されて頭をもとの位置に戻す。
「えぇと、洗顔フォームと化粧水も必要かなって考えて、でもそうすると、ドラッグストアへも行かなくちゃいけなくて……」
「なら、あとで駅前のドラッグストアへ行けばいい」
「付き合ってくれるの?」
「今日は翠の買い物に付き合うつもりで来てるから問題ない」
「ありがとう……」
お礼を言ったあとに気づく。ツカサが手に持っているものに。
白いタオル生地でできたそれは――
「バスローブ……?」
「翠の風呂上り用」
「えっ!?」
びっくりして一歩後ずさる。と、
「シャワー浴びたあと、どうするつもりだったの? まさか、また洋服着て出てくるつもりだった?」
「えぇと……」
そこまで考えていませんでした……。
「服なんか着られたら、また脱がすのに時間かかりそうだし」
その言葉に昨日のことを思い出す。
それだけでも赤面ものなのに、代わりのものと言われてバスローブを差し出されても、それはそれで恥ずかしいものがある。
「翠がバスタオル一枚で出てきてくれるなら買わないけど」
「……ごめんなさい。バスローブがあったほうが嬉しいです……」
それはそれは小さな声でお願いを申し上げた。
「それとこっち」
ツカサに連れて行かれたところは入浴剤が並ぶ一画。
「翠もこういうの好き?」
「うん、好き。大好き!」
「ふーん……」
ツカサはばら売りされている入浴剤を端から端まで見渡すと、ディスプレイラックの一番上に置かれた詰め合わせの箱を手に取った。
そのお値段一万円弱――
「えっ!? 入浴剤まで買うのっ!?」
びっくりしていると、
「来月栞さんの誕生日だろ? あの人、舌が肥えてるから食べ物をプレゼントするのはちょっと難しい。それなら、こういうのでもいいのかと思って」
あ、なるほど……。
「それなら、私にも半分出させて? ふたりからのプレゼントにしよう?」
「了解」
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