ニート兄、優秀弟に逆レ〇プされる

すりこぎ

文字の大きさ
2 / 9
ニート編

電気あんま

しおりを挟む
 週末、両親が泊りがけの旅行に行くというので、てっきり湊人もついていくものだと思っていたのだが、自ら辞退したらしい。先約があったのか、家族旅行が気恥ずかしいのかはわからないが、俺は落胆を覚えずにはいられなかった。せっかく家族の目を気にせず一日中羽を伸ばして過ごせると胸を撫で下ろしていたのに、俺のことを毛嫌いする湊人と家でふたりきり。考えるだけで気分が暗く沈んだ。

 それでも日中はどこかへ出かけるだろうと期待していたのだが、その日に限って湊人は外出する気配がなかった。
 どうせ家にいてまた何か言われるくらいなら、自分の方からどこかに避難した方がいいかもしれない。そう思い立ち、重い腰を上げて最低限の身支度を整えた。だが引きこもりの無職で金もなく、友達もいない俺が時間を潰せる場所なんて限られている。
 もはや避難所と化している図書館へと赴き、俺は閉館時間いっぱいまで本を読んで過ごした。読書は好きだ。本の世界に没頭している間は、辛くて苦しい現実を忘れていられるから……。


 帰宅時は湊人との鉢合わせに戦々恐々としていたが、幸いリビングにその姿はなく、俺はホッと胸を撫で下ろした。できるだけ音を立てないよう、抜き足差し足で自室へと向かう。日常的に家族が寝静まった後に活動しているせいで、悲しいかな、泥棒のようなコソコソとした立ち振る舞いが身に染みついていた。
 異変に気が付いたのは、自室のドアの隙間から明かりが漏れていたからだった。家を空けたのは日中だったため、そもそも照明はつけていなかったはずだ。
 嫌な予感が背筋を冷たく流れた。俺は何かにせかされるように足を速め、勢いよく扉を開く。

「……み、みな、と……?」

 デスクに向かう湊人と目が合った。
 なぜ、湊人がここにいるのだ。まさか部屋を間違えたのかと室内を見渡してみたが、年中引きこもっている自分の部屋を間違えるはずもない。
 絶句する俺を前にしても湊人は顔色一つ変えず、勝手に部屋に入った疚しさすら微塵も感じられなかった。あまりにも堂々としているものだから、逆にこっちが怯んでしまう。

「なっ、……お、俺の部屋で、な、なに、してんだ‥…」

 口内がカラカラに乾いているせいか、言葉がつっかかって思うように出てこない。明らかに動揺する俺を見て、湊人は嘲るように鼻で笑う。

「お前ってクソニートの上に、弟を性的対象として見る変態ホモ野郎だったんだな」

 続いて放たれた言葉に、頭の中が真っ白に染まった。あまりの衝撃に息が詰まり、咄嗟に自分の胸を強く押さえた。心臓が嫌な音を立てて激しく脈動し、全身に冷たい血液を巡らせる。
 愕然とする俺を尻目に、パソコンのモニターに視線を戻した湊人が、そこに映っているであろう文字列を淡々と読み上げた。

「なんだよコレ、“俺の弟がこんなに可愛いわけがない”って……タイトルからしてマジきめぇ。しかも弟の名前がミナト? お前、俺をこんなふうに無理やり組み敷いてレイプしたいとか思ってたの?」
「ち、ちが、……そんなこと、思うわけ、」
「毎日毎日、朝から晩まで引きこもって何やってんのかと思えば……実の弟を犯す妄想して、こんな気持ち悪いエロ小説書いてるなんてな。さすがにここまでヤバイ奴だとは思ってなかったわ。こんな変態が実の兄貴なんて、ほんっと最悪なんだけど」

 徐に椅子から立ち上がった湊人が、射るような目をして近づいてくる。何でもいいから反論しろと脳がけたたましく警鐘を鳴らしているのに、中途半端に開いた俺の口は喘ぐようにパクパクするだけで、肝心の言葉は何一つ出てこない。
 だって……弟をモデルにして小説を書いていたのは、事実だったから……弟を犯すことを妄想しながら文章を綴り、慰みものにしていたのは本当のことだったからだ……。


 後頭部がズキズキと痛んだ。いつの間にか俺は、無様に床の上に押し倒されていた。仁王立ちで俺を見下ろす湊人の目は、氷のように冷たい。

「犯罪予備軍の変態チンポ、俺がしつけて去勢してやるよ」
「な、に、言って……」
「勘違いすんなよ? 血縁者から前科持ちを出すわけにはいかねーからな。仕方なく、だ。弟の優しさに感謝しやがれ」

 そう言って、湊人は俺の腹を躊躇なく踏みつけた。体重のかかった足裏がぐりぐりと腹を圧迫し、喉の奥から潰れた呻き声が漏れる。身を捩って逃れようとすれば、許さないとばかりに強く蹴りつけられた。

「おぅ゛……っ!」
「勝手に動くんじゃねぇよ。俺とエロいことしたかったんだろ、あぁん?」
「い゛ぃっっ!? いだっ、いだいいだいいだい゛ぃ……っっ!!」

 容赦のない力で股間を踏みつけにされ、激痛のあまり俺は我も忘れて泣き叫ぶ。

 どすっどすっ、ぐりっぐりっ!
 げしっ、ごすっ、どすっ、どすっ!!

「や゛だっ、いだぃ、いだいよぉお、ひぃひぃっ、おねが、やめて、やめでぐだざぃ゛~~っっ!!」
「あははっ、なにそのブッサイクなツラ! 鼻水だらだら垂らしちゃって、マジきも~い」

 心底楽しそうに笑う湊人は、痛みに突っ張った俺の両足首を掴んで持ち上げ、股間をグリグリブルブル、猛烈な勢いで踏みにじる。

 ぐいぐいぐいぐいぐい! ぶるぶるぶるぶるぶるぶるっ!

「んンぎ゛い゛ぃぃイ゛イ゛ぃいいっッッ!!」
「オラ、どうよっ、弟に電気あんまされてきもちぃか? ダルダルのだらしねぇキンタマ思いっきり踏み潰されて、感じすぎちゃってシャセーしちゃいそ? 泣いて喜ぶくらい去勢されるのが嬉しいのかよっ、この変態!」

 ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっっ!!

「嬉じぐなぃ゛うれじぐない゛よぉぉオ゛お゛っっ!!」
「ハァ~? 嘘つくんじゃねぇよこの変態クソマゾチンポがっ!!」

 冗談ではなく本気で踏み潰さんばかりの勢いで急所を嬲られ、拷問のような責め苦に気持ち良さを感じるはずもない。口から泡が噴き出すほどの強烈な痛みにのた打ちながら、俺は必死に許しを請うた。

「ぉねがいじまずおねがいじまず死ぬ死ぬじんぢゃぅがらぁ~~っっ!!」
「ぎゃあぎゃあうっせぇなー」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

学園の卒業パーティーで卒業生全員の筆下ろしを終わらせるまで帰れない保険医

ミクリ21
BL
学園の卒業パーティーで、卒業生達の筆下ろしをすることになった保険医の話。 筆下ろしが終わるまで、保険医は帰れません。

パパの雄っぱいが大好き過ぎて23歳息子は未だに乳離れできません!父だけに!

ミクリ21
BL
乳と父をかけてます。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

お兄ちゃん大好きな弟の日常

ミクリ21
BL
僕の朝は早い。 お兄ちゃんを愛するために、早起きは絶対だ。 睡眠時間?ナニソレ美味しいの?

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

運動会に盛り上がってしまった父兄

ミクリ21
BL
運動会で盛り上がってしまった男達の話。

大好きな兄ちゃんにアナニーをみせる弟!

ミクリ21
BL
お兄ちゃんにアナニーをみせる弟の話。

処理中です...