不倫相手は妻の弟

すりこぎ

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客間

後背位①

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 じっとしている修一に焦れた千紘が、自ら腰を揺らし始めた。極太に肛門を押し入られる圧迫感と、引き抜かれる排泄感に甘く体を痺れさせ、前立腺を亀頭にぐりぐり押し付け己の欲を満たそうとする。
 一人遊びをしているかのような淫らな動きを見せつけられ、漲る血液が修一の股間にどっと流れ込む。

「あっ、ぁっ……おっきくなってる……♡」
「人の竿をおもちゃ扱いして……ちぃちゃんは悪い子だね」
「ふふ……ひゃぁっ♡」

 修一は「の」の字を描くように腰を回してやり返した。ねっとりと回転させながら挿入を深め、ドリルのようにペニスをねじ込んでいく。
 ぐりぃ……ずぬぬぬ……ぐにゅう……攪拌に巻き込まれて柔軟な肉壁もよじれ、千紘の口から喘ぎが漏れ出す。

「あぁっ……はぁっ、はぁあん……っ♡」
「静かに」

 修一は千紘の口を手のひらで覆った。
 こうして口を塞いでバックでしていると、無理やり犯しているようだ。小百合にこの光景を見られたら、修一は完全に犯罪者扱いされてしまうだろう。

 壁の向こうから、かすかにテレビの音が聞こえてくる。
 小百合はまだリビングにいるのだろうか。先に寝てもらえれば好都合だったが、休日前夜は夜更かししてテレビを見ていることも多い。もうしばらくは起きているだろう。
 出来るだけ音を立てぬよう、細心の注意を払わなければならなかった。

 ずっぽりとペニスを嵌め込まれた千紘は、修一の手の中で湿った息を漏らしている。律動の度にくぐもった声をあげ、「もっと、もっと」とねだるように修一の手のひらをぺろぺろ舐めた。そのむず痒い刺激が、修一の劣情をますます焚き付ける。

 尻肉がぐにゅりと潰れるほどの勢いで、腰をクンッと力強く押し込んだ。
 ゴツンッ!! 直腸の粘膜襞を越えた亀頭に奥壁を強打され、千紘の背中が大きくしなる。結腸を暴かれ、早々に雌の絶頂に呑まれていた。

「う゛っっ、ぐ、ふ……ッッ♡♡♡」

 修一は深々と突き込んだまま、小刻みに腰を振りたくる。恥骨と尻がぶつかり合い、パンパンパンパンッと速いリズムを刻んだ。
 直腸粘膜は歓喜の汁を滲ませていた。分泌される腸液と修一の先走りが混じり合い、泡立てられてとろみを増し、そのぬめりけが心地の良い吸着感を生んでいる。

 修一は口を塞いでいない方の手で千紘の腕を掴み、手綱を握るように後ろに引っ張った。千紘はエビ反りの姿勢で揺さぶられ、「う゛ぅっ、う゛ぅっ」と呻き声を上げる。
 千紘が女であったなら、ポルチオを突かれて子宮もゆさゆさ揺さぶられ、深い中イキに導かれているだろう。女体でなくとも、千紘は直腸奥の性感帯で同様のオーガズムに達することが出来た。

 がくがく全身を痙攣させ、上体を仰け反らせる千紘の腹に手を回す。スウェットの裾から指を潜り込ませて臍のくぼみをくすぐり、薄い下腹を指先でぐっと押し込んだ。指圧を加えたまま腰を突きあげ、中に収まる自分のペニスを腹越しに確かめる。

「はぁ……こうしてグゥッってお腹押すと、締まりがよくなって気持ちいいよ……♡ お腹の中、俺のちんぽでいっぱいになってるね? ほら、こうやって手のひらで押し込んだら、ちんぽの形がくっきり浮かび上がって、ぼこって膨らんじゃってるのがわかる……中からも外からも圧迫されて、気持ちいい……?」
「ん゛んンッ……う゛うぅ、ぅ……っ♡」

 耳元で卑猥な言葉を紡ぎ、イキッぱなしの千紘を更に追い込んだ。
 口を塞いだままの手は、皮膚がふやけるほどに唾液でべちょべちょになっている。はじめに誘いをかけたのは千紘の方だが、今や完全に攻守逆転していた。

「このままポルチオ潰しながら敏感粘膜擦り上げて、お腹の中、ぐっちゃぐちゃに掻き混ぜてあげる……♡」
「ふぐぅっ! ぅっ、う゛、んん゛っ、ぐぅう……っ♡」

 修一は土手肉にペニスの付け根をぴったり押し付け、深く挿入したまま腰をグラインドさせる。ぐりんっ、ぐぐぐ……ずにゅうっ、ぐにゅにゅう……充血しきった亀頭先端を奥壁にボコッとめり込ませながら、芯の通った硬い胴体で腸壁を舐めこそげるように掻き回した。

 圧迫と回転摩擦の巧みな同時攻撃に、千紘は苦しげに息を荒げる。修一が手を緩めると、犬が舌を出して喘ぐように「はっ、はっ、はっ……」と激しく呼吸を弾ませた。

 千紘の熱く滑らかな頬に手を添え、後ろを振り向かせて濡れた瞳を覗き込む。首元まで朱く染まったその顔は、快楽に溺れ切った淫蕩な表情を浮かべていた。

「はっ、はっ、はぁっ、はぁっ……しゅごぃ、いいよぉ……♡ 口塞がれて、レイプみたいに結腸ぶち犯されて、好き勝手にされるの……すっごく興奮するぅ……♡」
「苦しそうにしてるから、やり過ぎちゃったかなって思ったのに……乱暴にされるの、そんなにいいんだ?」
「うんっ、修ちゃんにひどくされるの、大好きぃ……♡」

 開きっぱなしの千紘の口から、とろりと唾液が零れ落ちる。修一は滴る粘糸を己の舌で受け止め、差し出されるように垂れた千紘の舌をべろりと舐め上げた。表面に並ぶ無数の突起が擦れ合い、味蕾のざらざらした感覚が二人の淫欲を高めていく。

 至近距離で見つめ合ったまま、互いの舌を触れ合わせた。つき出した舌先をちろちろ動かし、擦り付け、円を描くようにくるくる回して絡ませ合う。

「あぁっ……はぁっ、はっ、はぁあ……ひゅうちゃぁあんっ♡」

 抽送を止めた修一のペニスが中でぴくぴく震えると、ゆるやかな刺激に焦れた千紘が切なげな艶声を上げた。「もっと激しくして」と言わんばかりに腰をくねらせ、アヌスを締めつけ懇願する。
 その淫猥な振る舞いが、修一の興奮に火をつけた。
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