断罪は決定済みのようなので、好きにやろうと思います。

小鷹けい

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14話

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「……すまない。少しばかり取り乱してしまった。今見たことは、できれば忘れてくれないかな?」
言いながら、グチャグチャになった髪を指ですいて梳かした相手が、目の前で大きく息を吐き出した。
「……は、ぁ」
少し?あれが、……少し、なんですか兄様??っていうか、寝癖すらつかないような兄様のサラサラの髪がそこまで乱れてるのでさえ初めて見たっていうのと同じくらいの驚きなんですけど??忘れられると思う??
僕は僕でちょっと現実逃避していた部分はあれど。やっぱり……ただただだいぶ怖かったよ??っていうか、本家ってなに。うちの、公爵家のこと??一応王家の血を引いてはいるから王家の分家、って言えなくもないかもしれないけど本家って言えば……うん。本家、だよね??
え。……何を言っているのかがわからなさすぎて目の前にいる兄様がめちゃくちゃ怖い。なにごと??一体なにがそこまで兄様を駆り立ててたの……
とかって、多少腰が引けてる僕を見て、わかりやすく苦笑をこぼした相手がまた「ごめんね、悪かった」って。
苦笑いしつつ重ねて謝罪を口にしたあとで、ジリジリと無意識のうちに遠ざかっていたらしい僕との距離を哀しむように、眉を下げて小さく手招きした。と、同時に。いつもどおりの様子に戻った兄様が、ふとこぼした優しい笑顔にホッとして。肩に入っていた力が抜け、おずおずと元の位置に戻って腰を落ち着ける。
「それで、『てんせいしゃ』と『しゅじんこうほせい』についてだけど」
「は」
突然。なんの前触れも、前置きさえないままに、未だ耳慣れない二つの言葉の響きに鼓膜を揺らされ、跳ね起きるようにして顔を上げた。
「いつだったかな。それがなんなのかと、エルから尋ねられたことがあったね。憶えてる?」
そこで、こちらを見つめる透き通った水色の眼と視線がかち合い、いつも以上に読めない表情を浮かべている兄様の、その眼差しの強さに一瞬怯んで息を呑む。
「……はい。もちろん、憶えてます」
そのせいで、なんとなく身の置き場に困るような居心地の悪さを感じてしまい、居住まいを正しながら頷き返した。
「それに答える前に、ひとついいかい?」
「え?あ、うん」
なのに、薄い微笑みを湛えたままそんなことを言われて拍子抜けする。
「これ。エルは、見た事がないと言ったが。魔法道具という物が存在するということは知っている、という認識であってるかい?」
自分の手元にある、音を遮断するとかいうトンデモ道具を手のひらで示した兄様が、いつもと変わらない優しい眼差しを僕の方に向け、首を傾げる。
「あ、……あってる、し……名前くらいは知ってるけど。でも、……それは魔力持ちか……じゃなければ、動力になる魔石がないと使えないって」
若干怯んでモゴモゴと口ごもりながら答えると、柔らかく含み笑った相手が。……おそらく、魔石を入れる動力炉であろう箇所の把手を摘まみ、難なくそこを開け放った。
そして取っ手を支える手と逆の手が道具を掴み上げて開口部を下の方へと向け、中に何も入っていないことを示すようにして左右に軽く振ってみせる。
「なんで……」
ありえないとは思うけど。可能性としてまず浮かぶのは、兄様が魔力持ちっていう……
呆然と、すぐそこで揺れ動く手の行方を目で追っていると、僕の視線を操るかのようにして細工の施された小箱のようなそれを自分の顔の横に持って行った兄様が、少しだけ言い淀むような様子を見せてから口を開いた。
「……『てんせいしゃ』、ってね。色々とバフがかかっていて」
「ばふ?」
また知らない単語が出てきて、鸚鵡返しに聞き返す。正直、思考はまだ停止してるし話に全然追いつけてないし何ひとつ理解できてない。
なのに、こっちの心情はお構いなしって感じで話を進める兄様が、今度はわずかに悔しそうな感じに眉を顰めた。
「魔力なんかなくても魔法道具を操るくらいのことはできたりするんだよ。その理由を突き止めるのは、俺でも無理だったんだけどね」
くらいっていうけど。魔石なしで魔法道具を操れる人間がこの国に果たして何人いるのか……とか考え始めると、さっきも感じた言い知れぬ不安が胸の奥で暗く澱む。
「突き止めようと、……したの??それって、危なくないの??」
「公にはできないだろうね。でも、折角なら公爵家嫡男という立場を大いに利用して探れるところまでは探ってみたいじゃないか」
曇りのない晴れやかすぎる爽やかな笑顔でこんな堂々と言い放たれたら、もう。反論する気もなにもかも、完全に削がれて唖然と肩を落とす。
……あれ?兄様って、こんな無謀なことするような人だったっけ……。なんか、もっと。こう……思慮深くて、慎重で……あれ??
僕が知ってる兄様の姿との乖離が、……ちょっと酷すぎる気がする。あれ??
困惑が極まって自分のこめかみに両手を当てると、ずっと手に持っていた見慣れない小箱をテーブルに戻し、自分もソファに身を落ち着けた相手が、愁眉を開いて安心させるような穏やかな笑顔を浮かべた。
「ちなみに。さっきも言ったけど、俺は魔力持ちじゃない。……なんだか不安そうな顔をしているね、エル。なにも心配いらないよ。魔力を持って生まれたわけでも、なんらかの魔力特性があるわけでもないから。俺は監視対象になり得ない」
「いえ、あの……そこじゃなくて、……う、あ……やっぱり。そこも、もちろん重要ではあるんですけど。そういうことじゃなくて……」
探るって、何をどうやってどこまで探ったの兄様っ!?使えるツテはとにかく使えって感じの人だし、そのために横の繋がりを強化する努力を日々怠らない人だったから。きっとソレもそのツテを使って色々調べたのかもしれないけど……話を持ちかけた相手によっては不味いことになったりしませんかっ?!っていうのが、すごく心配なんです僕はっ!!
いつまで経っても考えがまとまらずにアワアワし続けている僕を温かい目で見つめ、
「魔力持ちとして検知されることはないしなにか魔法を使えるというわけでもないが、なぜか。本当に、なぜかは知らないんだけど自由自在に魔法道具を操れるというだけなんだよ、俺は」
「……それ、……だけ?の、一言で済むものじゃないと、思う……」
そう締め括った兄様に向かって絞り出すようになんとか一言返した僕は……
そのあと、脳内に入ってきた情報の多さに軽い眩暈を起こしかけ、咄嗟に両手で顔を覆った。
「つまり、……兄様も、……『てんせいしゃ』?……なの??」
「言っても信じてはもらえないかもしれないと思っていたからね。否定しないでいてくれるだけ、嬉しいよ。理解しろとまでは言わない。でも、必要なことだから。もう少しだけ我慢して兄様の話を聞いてくれるかい?」
トーンを落として請うた相手の声がなんだかとっても寂しそうな色を含んでいる気がして、恐る恐る指の間から兄様の様子を窺う。
「もう一つ、ちなみになんだけど。うちの領地内にも、複数名いる。使用人の中にも、片手の数程は確実にいたんじゃないかな。一人二人を除いて、ハッキリそうとは言い切れないような反応ばかりだったけどね。口外せずに一生を終える人もいるだろうし、正確な数については把握し切れていない」
途端に笑みを深めた相手がまた、僕の理解を遥かに超えた話を切り出してきたため指の隙間を閉じて、見ない聞かないの姿勢を貫いた。それなのに……
「自分はてんせいしゃだと明かしてくれた人たちにも試してみてもらった結果。彼らもこうして自在に魔法道具を使用すること自体は可能だった。だったんだが。物が高価すぎるからだろうね。使う機会はそうそうないらしい。そもそも、その能力をひけらかすと少々面倒な事態に巻き込まれる場合もあるから、それをわざわざ吹聴して回る者もいやしないのが現実だ」
「……僕が、心配してたとこもそこです兄様……」
手心を加えることなく、僕を混乱の渦に突き落としながらずっと話し続けていた兄様が一呼吸入れた隙に、僕の胸に蟠ってた思いを細々とした声でもって捩じ込む。
「そうか。……そうだね、エルが抱く不安をそのままに話を進めて悪かった。他に、なにか気にかかっていることはあるかな」
ないです。……っていうよりも、話の半分すら理解できてるか。そこからしてもう怪しいので、顔を覆ってた手を下ろし、フルフル力なく首を振った。
すると、「今までのは前置きのようなものだから深く考えなくていい」とか。
本題、まだだったの……??って、絶望にも似た思いで目を見開いた。これ以上のことを聞いて耐えられるのかな、……僕の頭の容量をすでに超えてる気がします。
「『俺たち』が『てんせいしゃ』と呼んでいる、魔石も魔力もなしに魔法道具を操れる人間に共通しているもの。それは、前世の記憶を有しているということだ」
「……ぜんせ?」
「この世界にはない概念だね。俺も、子供の頃に知って驚いたよ。俺が記憶していた前世について話をしようとしたら、父上や母上から前世とはなにか。と、逆にその言葉の意味を尋ねられたくらいだ」
「そうでしょう、ね」
ここにきて、また知らない単語が追加され……兄様の知識の引き出しってどれだけあるんだろ、なんて頭の片隅で兄様大好きな僕が感心した様子で呟いた。けど、実際に口から出てきたのは気が抜けたような言葉で……
「しかも全員が全員、多少の誤差はあれど同じ国。同じ時代の記憶を有しているだけじゃなく、もうひとつ。おそらく、これが転生の主要な条件となっているんだろうなーと思われる点が、あった」
そこで言葉を区切り、一瞬言い淀む素振りを見せて顔を俯けた兄様が下唇を何度か噛み、しばらくしてから意を決したように頭を上げた。
「……エル。この際だから、白状する。お前は皆が忘れていると思って過ごしていたのかもしれないが、……お前が10歳の頃。落馬してからの数日。生死の狭間を彷徨う状態になったことがあっただろう。その時に見たという夢の話。エルが泣きながら話してくれた内容全てを。兄様だけじゃない。家族も使用人も、ちゃんと全部憶えているんだ。その上で、忘れたフリをしていた」
ゆっくりとした口調で噛んで含めるように兄様が言葉を紡ぐごとに、段々と全身の血の気が引き自分の表情が強張っていくのがわかる。きっと、青褪めて引き攣っているであろう僕の顔を。それでもまっすぐに見据えてくる相手の視線から逃れたい一心で、勢いよく身を引いた途端に背中と踵がソファにぶつかりそれ以上の後退を阻まれる。
「なっ、……なんで、そんな……今さら、」
碌に回らない舌で吃りながら呟き、ドクドクと落ち着かない鼓動を刻み始めた心臓を服の上から押さえ付けた。
それって、……つまりは。殺さないで、って……目の前のこの人に向かって泣いて喚いて縋ったあの時に。叫んだ言葉の全てを兄様もずっと、憶えていたって、こと……??
いつでも優しく、惜しみない愛情をずっとずっと一番近くで示し続けてくれた相手に、……
ひくっと喉が引き攣り、浅い呼吸が静かな部屋の中で耳障りな音を立てる。
「目覚めたあと、昼も夜もなく泣いて取り乱していたお前の精神状態が完全に落ち着くまで、半年近くかかった。そのあとも、お前がたびたび悪夢に魘されて苦しんでいる姿をすぐ近くで見てきたんだ」
いつの間にか僕の隣へと移動してきた兄様の手が、強く握りすぎて冷え切っていた手の甲を優しく、何度も何度も撫でさすった。
「話を蒸し返すのは得策じゃない。ただの夢で済むのならそれでいい。もしも、いつの日か。エルが進んで打ち明けてくれるならその時は快く話を聞こう。但し、あの頃のように取り乱す様子があればそこで止める。絶対に無理に聞き出すことはしない。……父上たちとよく話し合った上で決めたことだよ」
熱を分け与えるようにさすっていた温かな手が僕の手をギュッと強く握り締め、もう一方の手で優しく頭を引き寄せられて抱き締められた。
「一人で抱えて、辛かったね」


 ──────────────────
細々ペースにもかかわらず、引き続き読んで下さってありがとうございます。
そして申し訳ありません。諸事情あって分割で投稿させていただきます。仕事で腰をやってしまい、ちょっとまともに座っていられないため穴埋めが全く進まなくて…。
14話に収めるつもりだったとこまでを、できれば今月中にもう一回投稿しに参ります。
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