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四章 体育祭編
7.アクシデントは突然
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午前最後となる競技は……運動会や体育祭でも中々に盛り上がろう『男女混合リレー』だ。学年、クラス、その中でも運動神経が良く、走りに自信を持った者達による、ただは知って優劣を決めるだけの競技。
だからこそ、活躍すれば歓声を向けられて、勘違いしてスタートで転けるギャグをかました馬鹿は制裁と一年は惨めに暮らす事になる。
2年2組は……男子は小山くん、そして中村くんが……女子からは比嘉出さんと櫻井さんが出場、この4人を起点とした体育会系8名が出る中ーー。
「まさか連続出場が俺とはな……」
「クラスの上位タイムにはお前も入ってんだ、居ない秋山と退学した浦和の代わりに出てもらうぞ」
「秋山の代わり……か……まぁいいさ」
中村くんに促された本田くんが、ストレッチをして体を温めていた。
現在帰宅部、夢破れし野球少年である本田くんが、午後の騎馬戦を前にこちらでも参戦!
元々鍛え続けた肉体は今でも衰え無し、実は、僕を含めた4人の中で一番の高身長の185cmの恵体!2組男子徒競走タイムでは上位4名に入っていたのであった。
「っしゃあ!いったれ本田!元野球少年の力見せたれや!!」
「痛っ!なにする!」
「あだぁああ!?」
伊佐美くんが気合い入れてやると本田くんの背中を叩くと、痛いだろうがと叩き返したが音から違った。しかし……この体格で、秋山千才に野球で負けたのか?素人の僕には知らない、野球少年時代の秋山の才能はそれ程だったのかと首を傾げ……。
「本田くんも格闘技とか、興味ない?」
「……もうスポーツはいいかな」
ちょっと勧誘してみたら断られた、ミドルからウェルター級で頑張ったら結構強くなれそうだけど残念な反面……確か野球から転身して格闘家になった人は酷い目にあってた様なと思い出した。ホセ・カンセコだっけ……確かそうだった気がする。
参加者の皆が入場門へ向かう……ふと、喉乾いたなとなった僕は、持ち出しの鞄から小銭入れを取り出して、学食に設置された自販機で何か買って飲む事にした。
校内に自販機ある学校って……全国でどのくらいあるのだろう?私立だとコンビニが併設されているとか聞いたりするなと考えながら学食へ向かう、テント裏を超えて学食近く体育館曲がり角へ差し掛かったところでーー。
「ってぇ!?」
「おっ」
誰かにぶつかった、紅組の鉢巻をつけた男が、僕にぶつかり尻餅をついたのだ。
「ってぇな!前見て歩けや!!」
いかにもな、この体育祭で運動するには邪魔だろう、今時のホストみたいな少しシックな金髪ウルフヘアを、細い髪留めで止めて視界を得る為に男が見上げて文句を言って来た。
「ああごめん……」
「ごめんだぁ?それだけで済ませーー」
申し訳ないと謝ったが、この手の輩だ、立ち上がって睨みつけながら口悪く罵りにかかって……何か、に気付いてやめた。
「どうしたの、白雄くん?」
その後ろから……これまた紅組の女子がひょっこり学食から声を聞いて現れた。比嘉出さん程でないが背は高い、モデル並みの、170はあるか女子では高い方の身長、赤みが入った茶髪に、比嘉出さんにも劣らぬ……高加水パン生地二つがジャージ下からでも分かる。
あれか、白ギャルというやつか?そんな妖艶さすら感じる少女が、ぶつかって倒れた白雄くんなる彼をを呼んだ。
「チッ……何でもねぇよ、気をつけろや……」
文句があるなら言えばよかろうに、舌打ちして肩をぶつけながら白雄くんは僕の横を通り過ぎた。
「ごめんね、待ってー」
そして赤み茶髪の女生徒もすれ違いざまに謝り白雄くんを追って消えた。ヤンキーに白ギャルか、お似合いなやつだ、今年中に妊娠して退学しそうな雰囲気があるなと、僕は学食に入り、いくつかある自販機の一つに小銭を入れ、ペットボトルの麦茶を押した。
落ちて来たので、さっさと取り出して開けながら飲めば……相変わらず違う自販機の紙パック飲料『ヨーグルッペ』は売り切れていた。いつも売り切れているような、人気だな、そんなに美味しいのか……町のスーパーにはあったのを見たから買って飲んでみようかなと、そう頭で考えながら、僕は2年2組テントへ戻った。
その間に、入場は済んでしまい早速ピストルが鳴り響く。第一走者が本田くんであったが……。
「速っ……というかダンプカー?」
本当に野球辞めた人間か、本田くんは……一気に紅組を引き離して走る様は、凄まじいエンジンを積んだダンプカーみたいだ、あまり野球知らないがメジャーリーガーが打ってから一塁へ猛進する様があんな感じなのかもしれないと、リレーを眺めながらテントに戻る。
「速ぇな本田!?野球辞めたんとちゃうんか!紅組ぶっちぎっとるやんけ!」
「あ、でも次の紅組女子がめちゃくちゃ速い!比嘉出さん追いつかれるかも!」
なんだかんだ、伊佐美くんに山城くんも仲間が出れば楽しんでいた。第二走者は比嘉出さんだが、ここは差を縮められていた。しかし……その差を更に広げては縮め、接戦の中……アンカーの中村くんに襷が回った。
「中村ぁーー!勝てる!!そのままぁ!!」
「中村くん頑張ってぇ!!」
このまま行きさえすればリレーは勝ちが決まる……あと半分、さも縮まってくるが逃げ切れると、2年2組の面々誰もが思っていた。
だが……アクシデントという物は、いつ起こってもおかしくない。賽の目が悪かったのだと、諦めるほどに無慈悲な事態が時には起こる物だった。
「あーー!?」
第三コーナー……そこで、中村くんの足が『滑った』のだ。まるで何か異物を踏んづけた、そんな滑り方で中村くんは転倒した。
「えっ、ちょ……嘘!」
「おい!何やってんだ中むーー」
クラスメイト達が驚き、さっきまでの完成が一気に静まり返った。体育会系グループの一人が、ブーイングを叫ぼうとした瞬間ーーハッとしてこちらを振り向いた。
うん、覚えてくれたみたい。しかし、これだけじゃ駄目だなと、僕はこの瞬間必要なのは、多分これだと息を吸って転けた中村くんに叫んだ。
「中村くん!!まだ諦めるな追いつけるぞ!!立てぇ!!」
転んだがもう立ち上がりかけた中村くんに、まだ間に合うと叫んだ。
「まだ行けんぞ中村ぁ!!転んだのはハンデくれてやったんだろ!いったれやぁ!!」
伊佐美くんも声を上げた、それにより消えかけた声援がなんとか吹き返す!中村くんは猛獣の如く地面を蹴り、紅組アンカーに猛追した!!
が……やはり転倒の差というのは、あまりに酷い……あと少し、コンマ5秒の差、追いついた中村くんだったがゴールテープを切るには至らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
退場して来た、この体育祭の主役となるリレーの走者達。アンカーを任された、そして参加派閥の男子側リーダーだった中村くんの表情は重苦しかった。
「……すまん」
皆に、そう一言、申し訳ないと謝る中村くん。僕は……彼を労う為に『瓶』を差し出した。
「……んだよこれ」
「タイのレッ◯ブル、グランティンデーンだよ、炭酸無いから飲みやすいよ、とりあえず座ろう?山城くん、ちょっとパイプ椅子」
「うん」
山城くんに、パイプ椅子を出すよう頼んで持って来て、中村くんを座らせた。
「さっき転けた時……あれ、何か踏んだような感じだったよね?足は捻ってない?」
擦りむいて泥にも塗れた足、後で水で洗って消毒もいるが……僕は『転け方』が危なかったと、尋ねた。速いスピードで転けた、しかも足の支えや踏みしめる時に滑ったりしたら、膝や足首の関節や腱を痛める事になる。
「何でお前詳しいんだよ、サッカーとか知らない癖に」
「格闘技やってるから……壊し方を知ってるから、どう壊れるかもある程度分かる」
嫌にケガに詳しいなと聞かれた僕だったが、人間を殴って蹴って壊す競技をやってるからまぁ分かると、右足だったなと座った中村くんの足首、膝を持ちながら伸ばしたり、曲げさせたりして……。
「っつぅう!?」
膝を伸ばした時に、しっかり伸ばせず、痛みを訴えたので僕は立ち上がった。
「中村くん、すぐ保健室……いや救護部行こう、あと今からでも病院行った方がいいかも」
僕がそう言った矢先、中村くんは見上げながら大袈裟なと声を上げた。
「大袈裟な、冷やせば大丈夫……」
「靭帯やってて、サッカーできなくなったら事だろ、大袈裟なくらいがいい、伊佐美くん手伝って!」
「おう、わぁった」
多分、膝の靭帯を損傷した、そんな痛がり方と足の動きに、僕は中村くんが大袈裟なと言うがすぐに救護部へ搬送を決定した。
今年の夏の大会は、浦和くんがやらかして無くなったけど、まだ冬が、3年最後の夏がある……ここで軽く見て怪我が長引いたり、靭帯損傷どころでは無い大怪我で泣きを見るよりマシだろう。僕は伊佐美くんと、中村くんの肩を担ぎ救護部テントまで運んだ。
そして、中村くんは昼休み中に、近くの整形外科に運ばれて……内側側副靱帯の炎症で済んだ事が後日診断された。
その原因は……ペイントボールで回収を忘れてグラウンドの土に塗れた弾丸だと言う事が、中村くんの運動靴の右足底に付着したゼラチンとインクから判明したのは、体育祭翌日となる。
だからこそ、活躍すれば歓声を向けられて、勘違いしてスタートで転けるギャグをかました馬鹿は制裁と一年は惨めに暮らす事になる。
2年2組は……男子は小山くん、そして中村くんが……女子からは比嘉出さんと櫻井さんが出場、この4人を起点とした体育会系8名が出る中ーー。
「まさか連続出場が俺とはな……」
「クラスの上位タイムにはお前も入ってんだ、居ない秋山と退学した浦和の代わりに出てもらうぞ」
「秋山の代わり……か……まぁいいさ」
中村くんに促された本田くんが、ストレッチをして体を温めていた。
現在帰宅部、夢破れし野球少年である本田くんが、午後の騎馬戦を前にこちらでも参戦!
元々鍛え続けた肉体は今でも衰え無し、実は、僕を含めた4人の中で一番の高身長の185cmの恵体!2組男子徒競走タイムでは上位4名に入っていたのであった。
「っしゃあ!いったれ本田!元野球少年の力見せたれや!!」
「痛っ!なにする!」
「あだぁああ!?」
伊佐美くんが気合い入れてやると本田くんの背中を叩くと、痛いだろうがと叩き返したが音から違った。しかし……この体格で、秋山千才に野球で負けたのか?素人の僕には知らない、野球少年時代の秋山の才能はそれ程だったのかと首を傾げ……。
「本田くんも格闘技とか、興味ない?」
「……もうスポーツはいいかな」
ちょっと勧誘してみたら断られた、ミドルからウェルター級で頑張ったら結構強くなれそうだけど残念な反面……確か野球から転身して格闘家になった人は酷い目にあってた様なと思い出した。ホセ・カンセコだっけ……確かそうだった気がする。
参加者の皆が入場門へ向かう……ふと、喉乾いたなとなった僕は、持ち出しの鞄から小銭入れを取り出して、学食に設置された自販機で何か買って飲む事にした。
校内に自販機ある学校って……全国でどのくらいあるのだろう?私立だとコンビニが併設されているとか聞いたりするなと考えながら学食へ向かう、テント裏を超えて学食近く体育館曲がり角へ差し掛かったところでーー。
「ってぇ!?」
「おっ」
誰かにぶつかった、紅組の鉢巻をつけた男が、僕にぶつかり尻餅をついたのだ。
「ってぇな!前見て歩けや!!」
いかにもな、この体育祭で運動するには邪魔だろう、今時のホストみたいな少しシックな金髪ウルフヘアを、細い髪留めで止めて視界を得る為に男が見上げて文句を言って来た。
「ああごめん……」
「ごめんだぁ?それだけで済ませーー」
申し訳ないと謝ったが、この手の輩だ、立ち上がって睨みつけながら口悪く罵りにかかって……何か、に気付いてやめた。
「どうしたの、白雄くん?」
その後ろから……これまた紅組の女子がひょっこり学食から声を聞いて現れた。比嘉出さん程でないが背は高い、モデル並みの、170はあるか女子では高い方の身長、赤みが入った茶髪に、比嘉出さんにも劣らぬ……高加水パン生地二つがジャージ下からでも分かる。
あれか、白ギャルというやつか?そんな妖艶さすら感じる少女が、ぶつかって倒れた白雄くんなる彼をを呼んだ。
「チッ……何でもねぇよ、気をつけろや……」
文句があるなら言えばよかろうに、舌打ちして肩をぶつけながら白雄くんは僕の横を通り過ぎた。
「ごめんね、待ってー」
そして赤み茶髪の女生徒もすれ違いざまに謝り白雄くんを追って消えた。ヤンキーに白ギャルか、お似合いなやつだ、今年中に妊娠して退学しそうな雰囲気があるなと、僕は学食に入り、いくつかある自販機の一つに小銭を入れ、ペットボトルの麦茶を押した。
落ちて来たので、さっさと取り出して開けながら飲めば……相変わらず違う自販機の紙パック飲料『ヨーグルッペ』は売り切れていた。いつも売り切れているような、人気だな、そんなに美味しいのか……町のスーパーにはあったのを見たから買って飲んでみようかなと、そう頭で考えながら、僕は2年2組テントへ戻った。
その間に、入場は済んでしまい早速ピストルが鳴り響く。第一走者が本田くんであったが……。
「速っ……というかダンプカー?」
本当に野球辞めた人間か、本田くんは……一気に紅組を引き離して走る様は、凄まじいエンジンを積んだダンプカーみたいだ、あまり野球知らないがメジャーリーガーが打ってから一塁へ猛進する様があんな感じなのかもしれないと、リレーを眺めながらテントに戻る。
「速ぇな本田!?野球辞めたんとちゃうんか!紅組ぶっちぎっとるやんけ!」
「あ、でも次の紅組女子がめちゃくちゃ速い!比嘉出さん追いつかれるかも!」
なんだかんだ、伊佐美くんに山城くんも仲間が出れば楽しんでいた。第二走者は比嘉出さんだが、ここは差を縮められていた。しかし……その差を更に広げては縮め、接戦の中……アンカーの中村くんに襷が回った。
「中村ぁーー!勝てる!!そのままぁ!!」
「中村くん頑張ってぇ!!」
このまま行きさえすればリレーは勝ちが決まる……あと半分、さも縮まってくるが逃げ切れると、2年2組の面々誰もが思っていた。
だが……アクシデントという物は、いつ起こってもおかしくない。賽の目が悪かったのだと、諦めるほどに無慈悲な事態が時には起こる物だった。
「あーー!?」
第三コーナー……そこで、中村くんの足が『滑った』のだ。まるで何か異物を踏んづけた、そんな滑り方で中村くんは転倒した。
「えっ、ちょ……嘘!」
「おい!何やってんだ中むーー」
クラスメイト達が驚き、さっきまでの完成が一気に静まり返った。体育会系グループの一人が、ブーイングを叫ぼうとした瞬間ーーハッとしてこちらを振り向いた。
うん、覚えてくれたみたい。しかし、これだけじゃ駄目だなと、僕はこの瞬間必要なのは、多分これだと息を吸って転けた中村くんに叫んだ。
「中村くん!!まだ諦めるな追いつけるぞ!!立てぇ!!」
転んだがもう立ち上がりかけた中村くんに、まだ間に合うと叫んだ。
「まだ行けんぞ中村ぁ!!転んだのはハンデくれてやったんだろ!いったれやぁ!!」
伊佐美くんも声を上げた、それにより消えかけた声援がなんとか吹き返す!中村くんは猛獣の如く地面を蹴り、紅組アンカーに猛追した!!
が……やはり転倒の差というのは、あまりに酷い……あと少し、コンマ5秒の差、追いついた中村くんだったがゴールテープを切るには至らなかった。
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退場して来た、この体育祭の主役となるリレーの走者達。アンカーを任された、そして参加派閥の男子側リーダーだった中村くんの表情は重苦しかった。
「……すまん」
皆に、そう一言、申し訳ないと謝る中村くん。僕は……彼を労う為に『瓶』を差し出した。
「……んだよこれ」
「タイのレッ◯ブル、グランティンデーンだよ、炭酸無いから飲みやすいよ、とりあえず座ろう?山城くん、ちょっとパイプ椅子」
「うん」
山城くんに、パイプ椅子を出すよう頼んで持って来て、中村くんを座らせた。
「さっき転けた時……あれ、何か踏んだような感じだったよね?足は捻ってない?」
擦りむいて泥にも塗れた足、後で水で洗って消毒もいるが……僕は『転け方』が危なかったと、尋ねた。速いスピードで転けた、しかも足の支えや踏みしめる時に滑ったりしたら、膝や足首の関節や腱を痛める事になる。
「何でお前詳しいんだよ、サッカーとか知らない癖に」
「格闘技やってるから……壊し方を知ってるから、どう壊れるかもある程度分かる」
嫌にケガに詳しいなと聞かれた僕だったが、人間を殴って蹴って壊す競技をやってるからまぁ分かると、右足だったなと座った中村くんの足首、膝を持ちながら伸ばしたり、曲げさせたりして……。
「っつぅう!?」
膝を伸ばした時に、しっかり伸ばせず、痛みを訴えたので僕は立ち上がった。
「中村くん、すぐ保健室……いや救護部行こう、あと今からでも病院行った方がいいかも」
僕がそう言った矢先、中村くんは見上げながら大袈裟なと声を上げた。
「大袈裟な、冷やせば大丈夫……」
「靭帯やってて、サッカーできなくなったら事だろ、大袈裟なくらいがいい、伊佐美くん手伝って!」
「おう、わぁった」
多分、膝の靭帯を損傷した、そんな痛がり方と足の動きに、僕は中村くんが大袈裟なと言うがすぐに救護部へ搬送を決定した。
今年の夏の大会は、浦和くんがやらかして無くなったけど、まだ冬が、3年最後の夏がある……ここで軽く見て怪我が長引いたり、靭帯損傷どころでは無い大怪我で泣きを見るよりマシだろう。僕は伊佐美くんと、中村くんの肩を担ぎ救護部テントまで運んだ。
そして、中村くんは昼休み中に、近くの整形外科に運ばれて……内側側副靱帯の炎症で済んだ事が後日診断された。
その原因は……ペイントボールで回収を忘れてグラウンドの土に塗れた弾丸だと言う事が、中村くんの運動靴の右足底に付着したゼラチンとインクから判明したのは、体育祭翌日となる。
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