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五章前編 "5人目の怪物"編
11.僕は、何度でも間違う。
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酷い話だ、まさか人生初めての告白が、お断りだなんて……。けど、中村くんがいう通りキープとか、待って欲しいなんていうのは絶対ダメだし、そんな事ができる程器用でも、制欲に取り憑かれているわけでもない。
放課後、体育館裏にて待つ。既読はついていたが、返信は無い……スルーされたなら所謂『勘違いも甚だしい』という事、夜まで待って笑い話にはできるなと、僕は……あちこち歩き回って比嘉出さんを待った。
……来なかったら有耶無耶にできる邪な気持ちの反面、来てもらわなかったら二度としっかり言えなくなる気がする!まるで昨年初めて代々木の会場で花道を歩いた時のように、心臓が嫌な鳴り方をした。
「久島くん?」
そして来てくれた……比嘉出さんの声だ。だが……僕は同時に絶望に叩き落とされた。
「な、何故……何故宮本さんが!?」
「んー?」
比嘉出さんが来てくれた、そして何故か……宮本さんまで隣に居たのだ!何故、どこで何があったんだ!?僕はこんなのは聞いてないと顔面蒼白になった。赤らむ比嘉出さんに対し、宮本さんはニコニコとこの状況を楽しむかのように笑って、そして……自身と、比嘉出さんを交互に指差し言った。
「実は同じ……バレー部です!」
あー……それは知らなかったなー……マジかよ。僕はそんな事あるのかよと頭が真っ白になった。
そりゃ、繋がりがあってとなるよなぁ……カラオケでは『知らないそぶり』をしてたのかぁ……怖いよ女の子!?マジで!!最初からプランニングを崩されてしまった……。
「久島くん……宮本さんとも仲良かったんだね……」
赤くなりつつも、しゅんとする比嘉出さん。違うんだ、この前知り合ったばかりなんだ、そんな弁明……多分聞いてはくれないだろう。
上等だ、順番に断るのが同時になっただけだ、一人が二人になっただけ……僕は自らに言い聞かせて二人に顔を向けた。
「来てくれてありがとう、比嘉出さん、そして宮本さんもちょうど良かった、話があったから……」
「私たちに……」
「ふーん?」
ちゃんと断れ、しっかり断れ、この後僕に何があろうと、蔑まれようとも、殴られようとも……それが自分の責任なんだと、息を吸って、僕は二人に言い放つ。
「申しわーー」
言い放とうとして、少し目線を逸らした数瞬だったーー。二人の背後から、怒りの形相の金髪の男が……木刀を二人に振りかぶろうとしていた!
「あ、危ない!!」
「「えっーー」」
咄嗟であった、二人の襟首を持つ形になってしまい、そのまま引き寄せると、ぶぅん!と、振り下ろされた木刀が空を切るが、僕の左こめかみに熱と痛みが走る!
「きゃああ!?」
「ええっ!?ちょっ、何々!?」
引き寄せられ、バランスが取れなくなった二人が奥の方に倒れた。ごめん、申し訳ないがこれしか出来なかったとなる中、痛みと熱に僕は唸る。
「ッツッアァア……!」
直撃してない、掠ったから摩擦熱と引っかかるような形で余計に痛みが強い。女の子を後ろから木刀で殴りかかるとかシリアルキラーか!?
僕は、一体誰がこんな事をと、左手こめかみを左手で押さえながら、前を見た。その顔を見て、背後に逃した宮本さんの声が上がった。
「白雄くん!?」
「ふざけやがって!ああ!?久島ぁ!!」
ここで来たのか、なんともまぁ、タイミングは重なるのかと、そしてマジで殺す気で振りやがったなこの男はと、こめかみから流れる血を拭いながら、僕は白雄くん……指定スクールシャツ胸ポケットの刺繍に『加藤』といれられていたので、つまりは加藤白雄くんを睨んだ。
「よくも人の女取りやがって!!テメェもだ和紗ぁ!!俺が別れるの許してもねぇのに、他所の男にまた開いてんじゃあねぇぞ!!」
否定できないのが辛い、取ってはいない、だがアクシデントであってそんな気は一切ないが、加藤くんは決して聞いてはくれないだろうなと、血が止まらないので、もう押さえるのをやめる事にした。
「はぁ?何それ!?その独占欲が嫌になったから別れたんじゃない!体育祭の時も、久島くんに助けて貰っただけだよ!?それを白雄くん、色目使うなって嫉妬して……事故なんだよ!?それを聞かないから嫌にもなるじゃん!私の言い分全く聞かないのに自分だけ言いたい事押し付けてさぁ!?……せめて、俺の彼女助けてくれてありがとうくらい言えないの!?いくらなんでも冷めるよ!!」
彼女が言う、加藤くんと別れた理由もまた……素人なりに、ネットで見た事あるなぁと、そんな経緯と思いがあって別れを切り出したのかと理解した。
独占欲と嫉妬から嫌気がさして、別れに未練を持った挙句襲撃って……キャバ嬢に入れ込んだ挙句ホストと歩いてたの見た客かお前はと、未来の行き先がDV彼氏な加藤くんに……怒りより哀れみが出てきた。
その『推定ホスト』が僕だ、そんなに顔良くないけどさ!!立場が今、ほぼ同じになってて、めちゃくちゃのぐちゃぐちゃになって嫌になる。
「……っつ!!テメェも何か言えや元凶だろうがぁ!!久島ぁ!!」
「きゃあああああ!?」
再び振り上げられる木刀、悲鳴を上げる比嘉出さん。
思えば最近、よく選択肢を間違うなと僕は、彼の振り上げる木刀を見ながら思った。
山城くんを助けたら、秋山が喧嘩を売りに来て。
ムキになって、一撃で倒さず病院送りにしてやったら、彼らの青春を壊して。
軽いのりで吐いた言葉が、周防さんを、クラスを掻き乱して……。
そして、体育祭に宮本さんを助けた結果がこの景色だ。
僕はそんなつもり無いはずで、だけど彼らの元あったものを壊している……。
この振り下ろされる木刀が、断罪の一撃に思えてならない……が。
「っつァアアッシャアアイッッ!!」
僕もその理不尽に、一撃くらい蹴り返してもいいだろう?
振り下ろされる前に、気合を込めた左の蹴りを、木刀に思い切り叩き込む。狙ったのは木刀の刀身、小気味いい音を鳴らして木刀が割れて、宙を舞った。
唖然とする加藤くん……僕は、詫びる事も、言葉を吐きつけ威嚇もせず……ただ睨みつけた。分かるよな?これくらいで許してやるから、まだやるなら……そんな意味を含め睨みつければ、加藤くんは怯えて尻餅をつき、おぼつかない足で立ち上がる。
「はぁあ!?は、あぁあああああーーー!!」
背を向けて無様に叫び逃げる加藤白雄くん……
嗚呼、何て……卑怯な振る舞いを僕はしたんだ。破片と割れた木刀を見て、僕の胸がモヤついた。
『ごめん』と詫びる事もせず。
『手を出すな』とカッコつけて繕わず。
ただ、睨みつけて凄んだ。暴力を振り翳し力で加藤くんの言い分も、怨嗟も、捩じ伏せたのだ。
僕は……その場で胡座を組みながら座り、ため息を吐いた。
「また間違った……どうすりゃ良かったんだよ、僕は……」
いつだって僕は、選択肢を間違う。これからどうしたらいい、教えてくれ中村くん……心で尋ねかけたが、中村くんはここに居ないし答えるわけもなく、ただ……静寂だけが体育館裏に広がっていた。
放課後、体育館裏にて待つ。既読はついていたが、返信は無い……スルーされたなら所謂『勘違いも甚だしい』という事、夜まで待って笑い話にはできるなと、僕は……あちこち歩き回って比嘉出さんを待った。
……来なかったら有耶無耶にできる邪な気持ちの反面、来てもらわなかったら二度としっかり言えなくなる気がする!まるで昨年初めて代々木の会場で花道を歩いた時のように、心臓が嫌な鳴り方をした。
「久島くん?」
そして来てくれた……比嘉出さんの声だ。だが……僕は同時に絶望に叩き落とされた。
「な、何故……何故宮本さんが!?」
「んー?」
比嘉出さんが来てくれた、そして何故か……宮本さんまで隣に居たのだ!何故、どこで何があったんだ!?僕はこんなのは聞いてないと顔面蒼白になった。赤らむ比嘉出さんに対し、宮本さんはニコニコとこの状況を楽しむかのように笑って、そして……自身と、比嘉出さんを交互に指差し言った。
「実は同じ……バレー部です!」
あー……それは知らなかったなー……マジかよ。僕はそんな事あるのかよと頭が真っ白になった。
そりゃ、繋がりがあってとなるよなぁ……カラオケでは『知らないそぶり』をしてたのかぁ……怖いよ女の子!?マジで!!最初からプランニングを崩されてしまった……。
「久島くん……宮本さんとも仲良かったんだね……」
赤くなりつつも、しゅんとする比嘉出さん。違うんだ、この前知り合ったばかりなんだ、そんな弁明……多分聞いてはくれないだろう。
上等だ、順番に断るのが同時になっただけだ、一人が二人になっただけ……僕は自らに言い聞かせて二人に顔を向けた。
「来てくれてありがとう、比嘉出さん、そして宮本さんもちょうど良かった、話があったから……」
「私たちに……」
「ふーん?」
ちゃんと断れ、しっかり断れ、この後僕に何があろうと、蔑まれようとも、殴られようとも……それが自分の責任なんだと、息を吸って、僕は二人に言い放つ。
「申しわーー」
言い放とうとして、少し目線を逸らした数瞬だったーー。二人の背後から、怒りの形相の金髪の男が……木刀を二人に振りかぶろうとしていた!
「あ、危ない!!」
「「えっーー」」
咄嗟であった、二人の襟首を持つ形になってしまい、そのまま引き寄せると、ぶぅん!と、振り下ろされた木刀が空を切るが、僕の左こめかみに熱と痛みが走る!
「きゃああ!?」
「ええっ!?ちょっ、何々!?」
引き寄せられ、バランスが取れなくなった二人が奥の方に倒れた。ごめん、申し訳ないがこれしか出来なかったとなる中、痛みと熱に僕は唸る。
「ッツッアァア……!」
直撃してない、掠ったから摩擦熱と引っかかるような形で余計に痛みが強い。女の子を後ろから木刀で殴りかかるとかシリアルキラーか!?
僕は、一体誰がこんな事をと、左手こめかみを左手で押さえながら、前を見た。その顔を見て、背後に逃した宮本さんの声が上がった。
「白雄くん!?」
「ふざけやがって!ああ!?久島ぁ!!」
ここで来たのか、なんともまぁ、タイミングは重なるのかと、そしてマジで殺す気で振りやがったなこの男はと、こめかみから流れる血を拭いながら、僕は白雄くん……指定スクールシャツ胸ポケットの刺繍に『加藤』といれられていたので、つまりは加藤白雄くんを睨んだ。
「よくも人の女取りやがって!!テメェもだ和紗ぁ!!俺が別れるの許してもねぇのに、他所の男にまた開いてんじゃあねぇぞ!!」
否定できないのが辛い、取ってはいない、だがアクシデントであってそんな気は一切ないが、加藤くんは決して聞いてはくれないだろうなと、血が止まらないので、もう押さえるのをやめる事にした。
「はぁ?何それ!?その独占欲が嫌になったから別れたんじゃない!体育祭の時も、久島くんに助けて貰っただけだよ!?それを白雄くん、色目使うなって嫉妬して……事故なんだよ!?それを聞かないから嫌にもなるじゃん!私の言い分全く聞かないのに自分だけ言いたい事押し付けてさぁ!?……せめて、俺の彼女助けてくれてありがとうくらい言えないの!?いくらなんでも冷めるよ!!」
彼女が言う、加藤くんと別れた理由もまた……素人なりに、ネットで見た事あるなぁと、そんな経緯と思いがあって別れを切り出したのかと理解した。
独占欲と嫉妬から嫌気がさして、別れに未練を持った挙句襲撃って……キャバ嬢に入れ込んだ挙句ホストと歩いてたの見た客かお前はと、未来の行き先がDV彼氏な加藤くんに……怒りより哀れみが出てきた。
その『推定ホスト』が僕だ、そんなに顔良くないけどさ!!立場が今、ほぼ同じになってて、めちゃくちゃのぐちゃぐちゃになって嫌になる。
「……っつ!!テメェも何か言えや元凶だろうがぁ!!久島ぁ!!」
「きゃあああああ!?」
再び振り上げられる木刀、悲鳴を上げる比嘉出さん。
思えば最近、よく選択肢を間違うなと僕は、彼の振り上げる木刀を見ながら思った。
山城くんを助けたら、秋山が喧嘩を売りに来て。
ムキになって、一撃で倒さず病院送りにしてやったら、彼らの青春を壊して。
軽いのりで吐いた言葉が、周防さんを、クラスを掻き乱して……。
そして、体育祭に宮本さんを助けた結果がこの景色だ。
僕はそんなつもり無いはずで、だけど彼らの元あったものを壊している……。
この振り下ろされる木刀が、断罪の一撃に思えてならない……が。
「っつァアアッシャアアイッッ!!」
僕もその理不尽に、一撃くらい蹴り返してもいいだろう?
振り下ろされる前に、気合を込めた左の蹴りを、木刀に思い切り叩き込む。狙ったのは木刀の刀身、小気味いい音を鳴らして木刀が割れて、宙を舞った。
唖然とする加藤くん……僕は、詫びる事も、言葉を吐きつけ威嚇もせず……ただ睨みつけた。分かるよな?これくらいで許してやるから、まだやるなら……そんな意味を含め睨みつければ、加藤くんは怯えて尻餅をつき、おぼつかない足で立ち上がる。
「はぁあ!?は、あぁあああああーーー!!」
背を向けて無様に叫び逃げる加藤白雄くん……
嗚呼、何て……卑怯な振る舞いを僕はしたんだ。破片と割れた木刀を見て、僕の胸がモヤついた。
『ごめん』と詫びる事もせず。
『手を出すな』とカッコつけて繕わず。
ただ、睨みつけて凄んだ。暴力を振り翳し力で加藤くんの言い分も、怨嗟も、捩じ伏せたのだ。
僕は……その場で胡座を組みながら座り、ため息を吐いた。
「また間違った……どうすりゃ良かったんだよ、僕は……」
いつだって僕は、選択肢を間違う。これからどうしたらいい、教えてくれ中村くん……心で尋ねかけたが、中村くんはここに居ないし答えるわけもなく、ただ……静寂だけが体育館裏に広がっていた。
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