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第一章 新しい世界
ステータスとかいかにも異世界っぽい感じ
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気が付いたら、草原に立っていた。
篠宮蓮はぱちぱちと瞬きをして、周りを見る。
「ここ、どこよ」
いきなり意識が刈り取られたと思ったら、草原に立っているとかありえない。まあ、あの白い部屋自体がありえなかったのだから、それは良いだろう。無理に自分を納得させてみるが、はっきり言って理不尽だ。いきなり拉致られたかと思ったら、抽選で大当たりしたのに自分だけ何のスキルも称号もないとか、何の無理ゲーだろうか。いや、わかっている。伊達に38年も生きてはいない。後ろにいた天使(仮)の一人が「バグ」といった。連のほかは中学生(仮)ばかりだった。そして、ここに彼らの姿はない。
ということは、これはラノベなどによくある、いわゆる巻き込まれ召喚というやつなのだろう。とはいえ、蓮は別に元の世界に帰ったとして何があるというわけではないので、どうしても元の世界に帰りたいというわけではない。しかし、少なくともおいしいお菓子と本、ごろごろできる快適空間はここにはないかもしれない、その点は非常につらい。
つらつらと考えていると、風が吹いてきて肌寒さを感じた。日本は真夏だった。近年の温暖化のせいか、気温は連日40度越え。つまり、蓮は袖のない薄手のワンピースを着ていて、ここではかなり涼しい。むしろ寒い。このままでは、風邪を引きそうだが、見渡す限り柔らかな草が一面に生えた草原で、ぽつぽつと気が生えている程度のこの場所には、何もない。遠くに街道らしき物が見えるが、人影はない。空を見ると太陽は中天にあるのでまだ昼頃だろうが、食料になりそうなものもない。最悪、その辺に生えている草を食べることになるのだろうか。それは嫌だ。
ちなみにコンビニに入る前だったので持ち物も何もない。辛うじて、ポケットに財布が入っているくらいである。しかし、日本の通貨はここでは使えないだろう。つまり、日本ではマイホームもあり貯金もそこそこだったのに、今の蓮はほぼ着の身着のままというわけだ。辛い。
「うーん、どうしようかな」
とりあえず、遠くに見える街道まで行けば人に会えるだろうか。人にあったとして、言葉は通じるのだろうか。
「…選択肢はほぼないも同然だね」
正直、このままここにいても風邪をひくか野生動物に襲われるか野盗に襲われるか(いるのかは不明だが)だろう。ぼんやりしていれば、それだけ生存率は下がる。蓮は仕方なく、街道と思われるところまで歩いてみることにした。
「はあ、ようやくついた」
散々歩いてたどり着いたのは、確かに獣道などではなく、人が作ったと思われる道だ。もちろん、日本のようにアスファルトで固めてあるというわけではないが、薄緑色のうっすらと光る石が敷き詰められている。
「きれいな石ね、なんていう鉱物だろう」
そんな場合ではないのに、ついつい気になってしゃがみ込んで観察してしまう。しばらく観察していると、ガラガラと音が聞こえた。
蓮は石の観察をやめて立ち上がり、音のする方をじっと見つめる。盗賊とかだったらどうしよう、と思うものの、ここは開けていて隠れる場所もない。仕方なく端の方によってじっとしていると、一台の馬車が見えた。金の装飾がしてある、割と豪華な馬車に見える。とはいっても、実際に馬車など見たのは初めてなのでよくわからないのだが。ただ、馬車のそばを馬に乗った騎士らしき人が数人並走しているので、きっとある程度身分のある人が乗っているのだろう。
「…ヒッチハイクとかできるのかしら?」
ちょっと悩んでみたが、どんな人が乗っているのか、言葉が通じるのかもわからないのにさすがに「ヘイ!ちょっと止まって!」などいえるはずもない。悩んでみたものの、話しかけるのは歩いている人の方が良いだろうと、馬車をよけるようにさらに端による。
「…?」
なぜか、馬車がタクシーのように蓮の目の前で止まってドアが開いた。
「乗ってください」
騎士の一人が馬を降りてそういうと、蓮をピックアップしてあっという間に馬車に乗せ、馬車は何事もなく走り出した。これはいわゆる誘拐?それとも拉致?ともあれ、言葉が日本語ではないのはわかるのに、違和感なくわかることは判明した。
「すみません、驚かれましたよね」
馬車に乗っていたのは、15.6歳の少年。顔立ちは特別にきれいというわけではないが、それなりに整っていて上品そうな雰囲気をまとっている。
「…まあ、これは誘拐?それとも拉致?家族も恋人もいないから身代金は払えないよ。あともういいおばちゃんだから奴隷しても価値もないよ」
「いえいえ、誘拐でも拉致でもないので身代金は必要ないですよ。それとあなたはどう見ても12.3歳にしか見えないので、おばさんと呼ばれるにはあと20~30年必要では?」
この少年は何を言っているのか。蓮は確かに今日で38歳になったし、いきなり見知らぬ馬車に乗せるのは誘拐である。と反論しようとしたが、ふと窓を見て愕然とした。そこには、蓮とは似ても似つかないかわいらしい少女が蓮がきていたのと同じデザインのワンピースを着て座っていたからだ。蓮が右手を上げると、窓に写った少女も右手を上げる。
「…どういうこと」
そういえば、あの天使(仮)は何と言っていただろうか。確かステータスといえばいいと聞こえたような気がする。
「ステータス?」
さすがに恥ずかしいので、小さく呟いてみる。すると、目の前に半透明の青いウィンドウが出てきた。ゲームなどでよく見るあれである。
名前:篠宮蓮
年齢:12歳
職業:なし
称号:異世界からの漂流者 幸運の使者 神のいたずらに巻き込まれたもの
スキル:アイテムボックス
持ち物:幸運のアイテム袋 スキルブック
さすがにゲームではないから、HPやMPなどはないようだ。確かに実際の世界で体力や素早さ、知力なんかを数値化されたらちょっといやかも。それにしても、スキルがアイテムボックスしかないとか、どうなんだろうか。ガラガラで大当たりした意味とは…?
「年齢が12歳…」
しかも、なぜ若返っているのか。そもそも外見がかなり違う。蓮はあくまでも平均的日本人顔だった。つまり扁平な感じ。とくにきれいではないが、不細工でもない。いわゆるモブ顔だ。しかし、鏡に映る少女はとても美しい。街を歩いていたら誘拐されても仕方ないかも、と思うくらいには美少女だ。これが自分とか、ちょっとない。だがこの顔は、どこかで見たことがある。蓮は頭をフル回転させて少女の顔を思い出そうとした。
「うーん、……あ、思い出した」
しばらく悩んだ末に、記憶の片隅から引っ張り出してきたのは10年くらい前にプレイしたゲームだ。当時流行っていたRPGで、ストーリー構成が非常にうまく、かなりハマった記憶がある。どのくらいかというと、仕事そっちのけで徹夜でやり込み、パーティー全員レベルをカンストさせて裏ステージもばっちりクリアしたくらいである。この少女は、その時に作った主人公であり、剣・魔法・料理・錬金術など覚えられる技術はすべて覚えさせてすべて覚えさせてカンストさせた記憶がある。とはいえ、もう10年も前のことだ。ストーリーもシステムもほぼ忘れてしまった。
「どうされましたか?」
何とか細部を思い出そうとするも、まったく思い出せないのでとりあえず考えることを放棄する。少なくとも、ステータス欄には何も書いてないことからゲームで使っていたスキルがそのまま使えるというわけではないのだろう。大当たりとか、本当に何の意味があるのかと小一時間天使(仮)を問い詰めたい。しかし、今はそれよりも重要なことがある。つまり、いまどういう状況なのかということだ。
蓮が考え込んでいる間待ってくれていた少年が、蓮が顔を上げたとたん問いかけてきた。
「…つまり、なんで私はこの馬車に乗せられたのかと思って?」
「なぜ疑問形?まあいいです。あなたをこの馬車に乗せたのは、神のお告げがあったからです」
身分が高い高貴なおぼっちゃまではなく、怪しい宗教にはまっているお子さまだったようだ。蓮は少年の言葉に引いた。正直、宗教にはいい思い出がない。
「ワタシハカミヲシンジマセン」
「なぜ片言に?」
少年が首をかしげるが、特に意味はない。とにかく、怪しい新興宗教にはかかわりたくない、と考えたところで、改めてステータスの称号欄を見る。そういえば、変な称号があった。
「神のいたずらに巻き込まれたもの…?」
もしかして、日本とは違って神は実在するのだろうか。ちょっと意味が分からない。考えるのに疲れた蓮は、とりあえず考えることをやめていったん少年を尋問…もとい詳しい事情を聞くことにした。
篠宮蓮はぱちぱちと瞬きをして、周りを見る。
「ここ、どこよ」
いきなり意識が刈り取られたと思ったら、草原に立っているとかありえない。まあ、あの白い部屋自体がありえなかったのだから、それは良いだろう。無理に自分を納得させてみるが、はっきり言って理不尽だ。いきなり拉致られたかと思ったら、抽選で大当たりしたのに自分だけ何のスキルも称号もないとか、何の無理ゲーだろうか。いや、わかっている。伊達に38年も生きてはいない。後ろにいた天使(仮)の一人が「バグ」といった。連のほかは中学生(仮)ばかりだった。そして、ここに彼らの姿はない。
ということは、これはラノベなどによくある、いわゆる巻き込まれ召喚というやつなのだろう。とはいえ、蓮は別に元の世界に帰ったとして何があるというわけではないので、どうしても元の世界に帰りたいというわけではない。しかし、少なくともおいしいお菓子と本、ごろごろできる快適空間はここにはないかもしれない、その点は非常につらい。
つらつらと考えていると、風が吹いてきて肌寒さを感じた。日本は真夏だった。近年の温暖化のせいか、気温は連日40度越え。つまり、蓮は袖のない薄手のワンピースを着ていて、ここではかなり涼しい。むしろ寒い。このままでは、風邪を引きそうだが、見渡す限り柔らかな草が一面に生えた草原で、ぽつぽつと気が生えている程度のこの場所には、何もない。遠くに街道らしき物が見えるが、人影はない。空を見ると太陽は中天にあるのでまだ昼頃だろうが、食料になりそうなものもない。最悪、その辺に生えている草を食べることになるのだろうか。それは嫌だ。
ちなみにコンビニに入る前だったので持ち物も何もない。辛うじて、ポケットに財布が入っているくらいである。しかし、日本の通貨はここでは使えないだろう。つまり、日本ではマイホームもあり貯金もそこそこだったのに、今の蓮はほぼ着の身着のままというわけだ。辛い。
「うーん、どうしようかな」
とりあえず、遠くに見える街道まで行けば人に会えるだろうか。人にあったとして、言葉は通じるのだろうか。
「…選択肢はほぼないも同然だね」
正直、このままここにいても風邪をひくか野生動物に襲われるか野盗に襲われるか(いるのかは不明だが)だろう。ぼんやりしていれば、それだけ生存率は下がる。蓮は仕方なく、街道と思われるところまで歩いてみることにした。
「はあ、ようやくついた」
散々歩いてたどり着いたのは、確かに獣道などではなく、人が作ったと思われる道だ。もちろん、日本のようにアスファルトで固めてあるというわけではないが、薄緑色のうっすらと光る石が敷き詰められている。
「きれいな石ね、なんていう鉱物だろう」
そんな場合ではないのに、ついつい気になってしゃがみ込んで観察してしまう。しばらく観察していると、ガラガラと音が聞こえた。
蓮は石の観察をやめて立ち上がり、音のする方をじっと見つめる。盗賊とかだったらどうしよう、と思うものの、ここは開けていて隠れる場所もない。仕方なく端の方によってじっとしていると、一台の馬車が見えた。金の装飾がしてある、割と豪華な馬車に見える。とはいっても、実際に馬車など見たのは初めてなのでよくわからないのだが。ただ、馬車のそばを馬に乗った騎士らしき人が数人並走しているので、きっとある程度身分のある人が乗っているのだろう。
「…ヒッチハイクとかできるのかしら?」
ちょっと悩んでみたが、どんな人が乗っているのか、言葉が通じるのかもわからないのにさすがに「ヘイ!ちょっと止まって!」などいえるはずもない。悩んでみたものの、話しかけるのは歩いている人の方が良いだろうと、馬車をよけるようにさらに端による。
「…?」
なぜか、馬車がタクシーのように蓮の目の前で止まってドアが開いた。
「乗ってください」
騎士の一人が馬を降りてそういうと、蓮をピックアップしてあっという間に馬車に乗せ、馬車は何事もなく走り出した。これはいわゆる誘拐?それとも拉致?ともあれ、言葉が日本語ではないのはわかるのに、違和感なくわかることは判明した。
「すみません、驚かれましたよね」
馬車に乗っていたのは、15.6歳の少年。顔立ちは特別にきれいというわけではないが、それなりに整っていて上品そうな雰囲気をまとっている。
「…まあ、これは誘拐?それとも拉致?家族も恋人もいないから身代金は払えないよ。あともういいおばちゃんだから奴隷しても価値もないよ」
「いえいえ、誘拐でも拉致でもないので身代金は必要ないですよ。それとあなたはどう見ても12.3歳にしか見えないので、おばさんと呼ばれるにはあと20~30年必要では?」
この少年は何を言っているのか。蓮は確かに今日で38歳になったし、いきなり見知らぬ馬車に乗せるのは誘拐である。と反論しようとしたが、ふと窓を見て愕然とした。そこには、蓮とは似ても似つかないかわいらしい少女が蓮がきていたのと同じデザインのワンピースを着て座っていたからだ。蓮が右手を上げると、窓に写った少女も右手を上げる。
「…どういうこと」
そういえば、あの天使(仮)は何と言っていただろうか。確かステータスといえばいいと聞こえたような気がする。
「ステータス?」
さすがに恥ずかしいので、小さく呟いてみる。すると、目の前に半透明の青いウィンドウが出てきた。ゲームなどでよく見るあれである。
名前:篠宮蓮
年齢:12歳
職業:なし
称号:異世界からの漂流者 幸運の使者 神のいたずらに巻き込まれたもの
スキル:アイテムボックス
持ち物:幸運のアイテム袋 スキルブック
さすがにゲームではないから、HPやMPなどはないようだ。確かに実際の世界で体力や素早さ、知力なんかを数値化されたらちょっといやかも。それにしても、スキルがアイテムボックスしかないとか、どうなんだろうか。ガラガラで大当たりした意味とは…?
「年齢が12歳…」
しかも、なぜ若返っているのか。そもそも外見がかなり違う。蓮はあくまでも平均的日本人顔だった。つまり扁平な感じ。とくにきれいではないが、不細工でもない。いわゆるモブ顔だ。しかし、鏡に映る少女はとても美しい。街を歩いていたら誘拐されても仕方ないかも、と思うくらいには美少女だ。これが自分とか、ちょっとない。だがこの顔は、どこかで見たことがある。蓮は頭をフル回転させて少女の顔を思い出そうとした。
「うーん、……あ、思い出した」
しばらく悩んだ末に、記憶の片隅から引っ張り出してきたのは10年くらい前にプレイしたゲームだ。当時流行っていたRPGで、ストーリー構成が非常にうまく、かなりハマった記憶がある。どのくらいかというと、仕事そっちのけで徹夜でやり込み、パーティー全員レベルをカンストさせて裏ステージもばっちりクリアしたくらいである。この少女は、その時に作った主人公であり、剣・魔法・料理・錬金術など覚えられる技術はすべて覚えさせてすべて覚えさせてカンストさせた記憶がある。とはいえ、もう10年も前のことだ。ストーリーもシステムもほぼ忘れてしまった。
「どうされましたか?」
何とか細部を思い出そうとするも、まったく思い出せないのでとりあえず考えることを放棄する。少なくとも、ステータス欄には何も書いてないことからゲームで使っていたスキルがそのまま使えるというわけではないのだろう。大当たりとか、本当に何の意味があるのかと小一時間天使(仮)を問い詰めたい。しかし、今はそれよりも重要なことがある。つまり、いまどういう状況なのかということだ。
蓮が考え込んでいる間待ってくれていた少年が、蓮が顔を上げたとたん問いかけてきた。
「…つまり、なんで私はこの馬車に乗せられたのかと思って?」
「なぜ疑問形?まあいいです。あなたをこの馬車に乗せたのは、神のお告げがあったからです」
身分が高い高貴なおぼっちゃまではなく、怪しい宗教にはまっているお子さまだったようだ。蓮は少年の言葉に引いた。正直、宗教にはいい思い出がない。
「ワタシハカミヲシンジマセン」
「なぜ片言に?」
少年が首をかしげるが、特に意味はない。とにかく、怪しい新興宗教にはかかわりたくない、と考えたところで、改めてステータスの称号欄を見る。そういえば、変な称号があった。
「神のいたずらに巻き込まれたもの…?」
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