232 / 248
第三部 新たな己への旅路
大森林のエルフ編 第三話
しおりを挟む
腕の中で、何か暖かいものが動いてる。
誰かに抱きしめられて眠ったことはあっても、誰かを抱きしめて眠った経験のないシェズェーリアは、その不思議な感覚に目を覚まし、自分の腕の中をのぞき込んだ。
まず最初に見えたのは黄金の髪。その小さな頭はもぞもぞと動いて、ぎゅうっとシェズの身体に抱きつくと、その胸の間に顔を埋めた。
その子供らしい仕草に、シェズが微笑みそっと抱き返すと、腕の中の存在は満足そうな吐息をもらし、そのまますりっと彼女の胸に頬をすり寄せ、
「……セイラ」
甘えるような声音で、誰かの名前を呼んだ。
耳に届いた女性の名前に、シェズはほんのりと首を傾げる。その名前が、腕の中の子供の母親のものかそうじゃないのか、はかりかねて。
常識的に考えて、この年頃の子供が甘える相手といったら母親、あるいは母親のような存在か、年上でかつ身内の女性である可能性が高いとは思う。
だが、そうじゃない可能性も、ないとは言えない。
親しい友人とか、恋人だとか。
まあ、年齢から考えると、恋人という可能性は極めて低いような気もするが。
まだ覚醒しきってないぼんやりとした思考のまま、つらつらとそんなことを考え、シェズは無意識のまま柔らかな金色の髪を優しく撫でる。
眠りに落ちる前はまだ濡れていた髪が、今はさらりと乾いていることに安心しながら、指の間をくぐる柔らかな髪の感触が気持ちよくて、何度も何度も飽きずに指先で丁寧に髪をすいていると、それがくすぐったかったのだろう。
腕の中から小さな笑い声が聞こえて、更にぎゅうっと抱きしめられた。
子供の割に力が強いものだと感心しつつ、シェズもまたそっと抱き返して、安心させるようにその背中をぽんぽんと叩いてやる。
「大丈夫だぞ?ここにいるから」
驚かせないように、小さく優しく、そんな風に声をかける。
その声を聞いた腕の中の存在が、ほんのりと首を傾げた。そして不思議そうに呟く。
「ん……あれ?シンファ??」
さっきとはまた違う名前を。
今度は誰の名前だろうな、とシェズは思わず口元に笑みを浮かべ、腕の中の子供の顔をのぞき込む。
目を閉じたままのその顔は、改めて見てみても驚くほど美しく整っていて、彼女は違うとわかっていても確かめずにはいられずに、手を伸ばして少女の耳に触れていた。
もしや、自分が里を離れてから生まれた、一族の子供ではないだろうか、と。
だが、触ってみてもその耳の先はやはり丸く、その少女がエルフの身内ではないことを明確に伝えてくる。
(ちがう、か。しかし、美しいな。これほどまでに美しいものは、我が一族の里でも見たことがないほどに)
そこまで考えて、彼女はある面影を思い出して目を細めた。
かつての幼なじみ。彼女が愛し、庇護し、守らねばならぬと思っていた、美しき年下の巫女の事を。
彼女もまた、類稀な美しい人であった。
その彼女がもし、当時彼女が焦がれていた相手と結ばれたのなら、この腕の中の子供のような美しい後継を得ていてもおかしくはない。彼女が恋うた相手もまた、一族の中でずば抜けた美しさをもつ男であったから。
だから、シェズは思ったのだ。もしかして、と。
だが、どうやらちがったらしいな、と苦笑を漏らした彼女の腕の中で、小さな身体が身じろぎをする。
考え事をしながら、シェズは無意識のまま、少女の耳を指先でもてあそび続けていたらしい。
んっ……と、甘い吐息をもらし、くすぐったそうに身もだえた少女は、
「……セイラ?」
再び、最初に呼んだ人の名前を口にした。
そして、その口元に優しい優しい笑みが浮かぶ。
すまない、くすぐったかったか?と謝罪を口にしようとしたが、その言葉が唇から外にでることはなかった。
それはなぜか。
その言葉を発するより早く、少女の腕がのびて彼女の首を力強く引き寄せ、そして。
彼女の唇を優しく、だが強引にふさいでしまったからだ。少女自身の、柔らかな唇で。
かつて。
罠にはめられ、奴隷に落とされていた短くはない時間の中で、彼女は汚し尽くされ、傷つけられ、踏みにじられた。
仲間に助けられた後も、体中に刻まれたその記憶が消えてなくなる事はなく、他者との触れあいを恐れるようになった己を守るために、生まれ育った里を捨てた。
そして、森で行きあう者と時折言葉を交わす程度のつき合いをするだけの、孤独で心穏やかな日々を長く長く過ごしてきた。
そんな彼女の心の鎧の表面に、小さな少女が柔らかく、優しく触れた。
驚きと動揺に、さざ波のように心が震え、だが、不思議と拒絶する気持ちが湧いてこないことに、シェズは思わず目を見開いた。
相手が子供だからか?ーそれも理由の一つかもしれない。
だが、一番の理由はきっと別にある。
その口づけは、優しかった。この上もなく、彼女が今までに受けた、どんな口づけよりも遥かに。
小さな少女が与えてくれたその触れ合いは、優しく、甘く、そして愛に溢れていた。彼女の想うその対象が、シェズではなかったとしても。
小さな舌先に唇をくすぐられ、思わず唇を緩めていた。己の鎧の内側へ、少女を招き入れるように。
自分がそうして他者を簡単に受け入れた事に対する驚きと、久しくなかった誰かとの触れあいへの喜びに、シェズはその身を震わせる。
そして気づいた。
心の奥底で本当は、誰かとこうして温もりを分かち合いたいと思っていたのだという事に。
本当はずっと、寂しかったのだという、その事実に。
こうして無理矢理にでも気づかせて貰わなかったら、きっとずっと気づかぬまま、長い時を生き続けた事だろう。
だが、気づいてしまった以上、もう無視することは出来そうになかった。
夢中で口づけを交わしながら、シェズは腕の中の少女を抱きしめる。
他者の温もりを感じる心地よさと、それに気づかせてくれた相手への愛情にも似た愛着を、しっかりとかみしめながら。
誰かに抱きしめられて眠ったことはあっても、誰かを抱きしめて眠った経験のないシェズェーリアは、その不思議な感覚に目を覚まし、自分の腕の中をのぞき込んだ。
まず最初に見えたのは黄金の髪。その小さな頭はもぞもぞと動いて、ぎゅうっとシェズの身体に抱きつくと、その胸の間に顔を埋めた。
その子供らしい仕草に、シェズが微笑みそっと抱き返すと、腕の中の存在は満足そうな吐息をもらし、そのまますりっと彼女の胸に頬をすり寄せ、
「……セイラ」
甘えるような声音で、誰かの名前を呼んだ。
耳に届いた女性の名前に、シェズはほんのりと首を傾げる。その名前が、腕の中の子供の母親のものかそうじゃないのか、はかりかねて。
常識的に考えて、この年頃の子供が甘える相手といったら母親、あるいは母親のような存在か、年上でかつ身内の女性である可能性が高いとは思う。
だが、そうじゃない可能性も、ないとは言えない。
親しい友人とか、恋人だとか。
まあ、年齢から考えると、恋人という可能性は極めて低いような気もするが。
まだ覚醒しきってないぼんやりとした思考のまま、つらつらとそんなことを考え、シェズは無意識のまま柔らかな金色の髪を優しく撫でる。
眠りに落ちる前はまだ濡れていた髪が、今はさらりと乾いていることに安心しながら、指の間をくぐる柔らかな髪の感触が気持ちよくて、何度も何度も飽きずに指先で丁寧に髪をすいていると、それがくすぐったかったのだろう。
腕の中から小さな笑い声が聞こえて、更にぎゅうっと抱きしめられた。
子供の割に力が強いものだと感心しつつ、シェズもまたそっと抱き返して、安心させるようにその背中をぽんぽんと叩いてやる。
「大丈夫だぞ?ここにいるから」
驚かせないように、小さく優しく、そんな風に声をかける。
その声を聞いた腕の中の存在が、ほんのりと首を傾げた。そして不思議そうに呟く。
「ん……あれ?シンファ??」
さっきとはまた違う名前を。
今度は誰の名前だろうな、とシェズは思わず口元に笑みを浮かべ、腕の中の子供の顔をのぞき込む。
目を閉じたままのその顔は、改めて見てみても驚くほど美しく整っていて、彼女は違うとわかっていても確かめずにはいられずに、手を伸ばして少女の耳に触れていた。
もしや、自分が里を離れてから生まれた、一族の子供ではないだろうか、と。
だが、触ってみてもその耳の先はやはり丸く、その少女がエルフの身内ではないことを明確に伝えてくる。
(ちがう、か。しかし、美しいな。これほどまでに美しいものは、我が一族の里でも見たことがないほどに)
そこまで考えて、彼女はある面影を思い出して目を細めた。
かつての幼なじみ。彼女が愛し、庇護し、守らねばならぬと思っていた、美しき年下の巫女の事を。
彼女もまた、類稀な美しい人であった。
その彼女がもし、当時彼女が焦がれていた相手と結ばれたのなら、この腕の中の子供のような美しい後継を得ていてもおかしくはない。彼女が恋うた相手もまた、一族の中でずば抜けた美しさをもつ男であったから。
だから、シェズは思ったのだ。もしかして、と。
だが、どうやらちがったらしいな、と苦笑を漏らした彼女の腕の中で、小さな身体が身じろぎをする。
考え事をしながら、シェズは無意識のまま、少女の耳を指先でもてあそび続けていたらしい。
んっ……と、甘い吐息をもらし、くすぐったそうに身もだえた少女は、
「……セイラ?」
再び、最初に呼んだ人の名前を口にした。
そして、その口元に優しい優しい笑みが浮かぶ。
すまない、くすぐったかったか?と謝罪を口にしようとしたが、その言葉が唇から外にでることはなかった。
それはなぜか。
その言葉を発するより早く、少女の腕がのびて彼女の首を力強く引き寄せ、そして。
彼女の唇を優しく、だが強引にふさいでしまったからだ。少女自身の、柔らかな唇で。
かつて。
罠にはめられ、奴隷に落とされていた短くはない時間の中で、彼女は汚し尽くされ、傷つけられ、踏みにじられた。
仲間に助けられた後も、体中に刻まれたその記憶が消えてなくなる事はなく、他者との触れあいを恐れるようになった己を守るために、生まれ育った里を捨てた。
そして、森で行きあう者と時折言葉を交わす程度のつき合いをするだけの、孤独で心穏やかな日々を長く長く過ごしてきた。
そんな彼女の心の鎧の表面に、小さな少女が柔らかく、優しく触れた。
驚きと動揺に、さざ波のように心が震え、だが、不思議と拒絶する気持ちが湧いてこないことに、シェズは思わず目を見開いた。
相手が子供だからか?ーそれも理由の一つかもしれない。
だが、一番の理由はきっと別にある。
その口づけは、優しかった。この上もなく、彼女が今までに受けた、どんな口づけよりも遥かに。
小さな少女が与えてくれたその触れ合いは、優しく、甘く、そして愛に溢れていた。彼女の想うその対象が、シェズではなかったとしても。
小さな舌先に唇をくすぐられ、思わず唇を緩めていた。己の鎧の内側へ、少女を招き入れるように。
自分がそうして他者を簡単に受け入れた事に対する驚きと、久しくなかった誰かとの触れあいへの喜びに、シェズはその身を震わせる。
そして気づいた。
心の奥底で本当は、誰かとこうして温もりを分かち合いたいと思っていたのだという事に。
本当はずっと、寂しかったのだという、その事実に。
こうして無理矢理にでも気づかせて貰わなかったら、きっとずっと気づかぬまま、長い時を生き続けた事だろう。
だが、気づいてしまった以上、もう無視することは出来そうになかった。
夢中で口づけを交わしながら、シェズは腕の中の少女を抱きしめる。
他者の温もりを感じる心地よさと、それに気づかせてくれた相手への愛情にも似た愛着を、しっかりとかみしめながら。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
キノア9g
ファンタジー
※本作はフィクションです。
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。
毎日19時更新予定。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる