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橘 カンナ Tachibana Kanna なんで?
第1話
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「あっ!カンナちゃん!いいよ!」
びゅるるるる
いやらしい音。ゴムをつけた男の性器が私のから抜ける。
私、学校サボってなにしてんだろ?
こんな愛のないセックスなんてもう、何回め?
ピリリリピリリリ
ケータイが鳴る。アニキかよ。
『カンナ!今日は学校来なさい!』
「おー!クソヤリチン」
『クソビッチに言われたくないよ?』
「んじゃ、ばいばーい」
『カンナ!今日休んだら高校卒業できないかもしれないよ?』
「うそ!まじ?」
『そろそろ顔だしたら?』
「でもいまから準備してももう、5時間めくらいじゃねーの?」
『行けばいいんだよ。とにかく!』
「はーい」
今日はたまたま、セックス予定はなかったから、まあいっか。ぱーっといって、帰ってこようっと。
約1カ月ぶりの制服。自分でも見慣れなくて変な感じがする。
授業なんてもう、ちんぷんかんぷんなんだろうなあ。
あーだるい。
ガラララ
「カンナちゃん?」
「橘だー!なつかしー」
クラスメイトの子達が少しざわついている。
それもそうか、一か月ぶりだし。
あー眠い。てか、前の席のやつ、超ガリ勉くん?ここまでシャーペンのガリガリ音が聞こえんだけど。
まじ睡眠妨害だわ。
キーンコーンカーンコーン
はあー、帰れる!
「橘さん」
さっきのガリ勉くんに呼び止められる。
「何?つーかだれ?」
「名乗り遅れて申し訳ない。菅原透と申します。一応このクラスの学級委員長です」
黒縁メガネなんてかけちゃって、まさにガリ勉学級委員長って感じ。真面目そう。
「へー、んで?」
「勉強、遅れた分どうするのですか?」
「ほっとくけど?」
「では、言い方を変えます。
出席日数があっても成績が足りなければ意味がありませんが、どうするのですか?」
「!!」
なんだこいつ!勘がするどい。
「ほ、ほっとく」
「私でよければ、あなたのお手伝いをしますが?」
「な、なんで?そんないちいちおせっかい焼かなくても・・・」
「私はこのクラスの学級委員長ですから」
意味わかんないけど、1日だけなら、やってもいいかなって思って、お願いすることにした。
学校の図書室に移動する。
こういう静かなところは苦手なんだよね。
「ではまず、数学から・・・」
「あー、疲れたーーっ」
「図書室ではお静かに!!」
「菅原、だっけ?お前さ、メガネない方がいいんじゃね?」
私はついいつもの軽ノリで、ちょっかいを出す。
ひょいっと菅原のメガネをとる。
「あっちょっと!」
「いいじゃん!イケメンじゃん!」
「おい」
えっ?今、おいって言った??
びゅるるるる
いやらしい音。ゴムをつけた男の性器が私のから抜ける。
私、学校サボってなにしてんだろ?
こんな愛のないセックスなんてもう、何回め?
ピリリリピリリリ
ケータイが鳴る。アニキかよ。
『カンナ!今日は学校来なさい!』
「おー!クソヤリチン」
『クソビッチに言われたくないよ?』
「んじゃ、ばいばーい」
『カンナ!今日休んだら高校卒業できないかもしれないよ?』
「うそ!まじ?」
『そろそろ顔だしたら?』
「でもいまから準備してももう、5時間めくらいじゃねーの?」
『行けばいいんだよ。とにかく!』
「はーい」
今日はたまたま、セックス予定はなかったから、まあいっか。ぱーっといって、帰ってこようっと。
約1カ月ぶりの制服。自分でも見慣れなくて変な感じがする。
授業なんてもう、ちんぷんかんぷんなんだろうなあ。
あーだるい。
ガラララ
「カンナちゃん?」
「橘だー!なつかしー」
クラスメイトの子達が少しざわついている。
それもそうか、一か月ぶりだし。
あー眠い。てか、前の席のやつ、超ガリ勉くん?ここまでシャーペンのガリガリ音が聞こえんだけど。
まじ睡眠妨害だわ。
キーンコーンカーンコーン
はあー、帰れる!
「橘さん」
さっきのガリ勉くんに呼び止められる。
「何?つーかだれ?」
「名乗り遅れて申し訳ない。菅原透と申します。一応このクラスの学級委員長です」
黒縁メガネなんてかけちゃって、まさにガリ勉学級委員長って感じ。真面目そう。
「へー、んで?」
「勉強、遅れた分どうするのですか?」
「ほっとくけど?」
「では、言い方を変えます。
出席日数があっても成績が足りなければ意味がありませんが、どうするのですか?」
「!!」
なんだこいつ!勘がするどい。
「ほ、ほっとく」
「私でよければ、あなたのお手伝いをしますが?」
「な、なんで?そんないちいちおせっかい焼かなくても・・・」
「私はこのクラスの学級委員長ですから」
意味わかんないけど、1日だけなら、やってもいいかなって思って、お願いすることにした。
学校の図書室に移動する。
こういう静かなところは苦手なんだよね。
「ではまず、数学から・・・」
「あー、疲れたーーっ」
「図書室ではお静かに!!」
「菅原、だっけ?お前さ、メガネない方がいいんじゃね?」
私はついいつもの軽ノリで、ちょっかいを出す。
ひょいっと菅原のメガネをとる。
「あっちょっと!」
「いいじゃん!イケメンじゃん!」
「おい」
えっ?今、おいって言った??
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