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ひのま

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橘 カンナ Tachibana Kanna なんで?

第2話

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「メガネ返せよ」
「や、やだね」

 ちょっと待って!こいつキャラ変わりすぎっしょ!
 うける!

「へえ、そっか。じゃあいいよ、強引にでも奪いとるから」

 その一言にゾクゾクっとした。
 なんだろう、今までヤッたどの男よりも怖い。

「問題。女性ホルモンが分泌されるのはどこ?」
「知らないよ」

 そういうと菅原は私の上着を強引に剥ぎ取り、そこらへ投げた。

「ちょっと、何するの?」

 急いで取りに行こうとするが、両手を掴まれ、イスと手首とを、菅原がつけていたネクタイで固定される。
 やばい、こいつマジかも!

「問題。女性ホルモンが分泌されるのはどこ?」
「わ、わかんないってば!」
「それは人に聞く態度じゃねえだろ?」

 そう言って今度はブラウスを脱がせてまた投げ捨てられる。

「問題。女性ホルモンが分泌されるのはどこ?」
「・・・わかりません」
「正解は卵巣です」

 そう言って答えを言った後、菅原は私の口に手を当てた。

「口を開けて?
 答えわからなかったから、こうするしかないね」

 そう言って私の口に舌を絡ませてきた。
 とろけるようなディープキス。
 な、なに、このひと、すごくうまいんだけどっ!

「ぷはあっはあ」
「よだれを垂らしているようではまだまだだね
 学校サボってセックスしてんじゃねーの?」
「してないっ」
「へえ、まあいいけど
 じゃあ、問題。女性ホルモンが分泌されるのはどこ?」

 またさっきと同じ問題じゃん!
 あれ、でも、答えが出てこない。
 さっきのディープキスが気持ちよすぎて、忘れちゃったのかもしれない。

「えーっと・・・なんだっけ?」
「君って、マゾなわけ?わざと間違ってるでしょ?」
「ちがっあんっ!」

 菅原は私のスカートを投げ捨てた。
 私は今、はだけた胸元からブラと、パンツが丸見え状態になっている。

「君、こういう下着しかもってないんでしょ?」
「なんか、文句ある?」

 私は日頃セックスしかしてない。
 だから、下着はTバックとか、ヒモパンとかガーターとか、そういう系ばっかだ。今日は上下ともにヒモのもので来てしまった。

「君さ、その口調直した方がいいよ?」
「はあ?」

 悔しくて口ごたえをすると、菅原は私のブラヒモを外した。
 胸があらわになる。

「やっ!」
「やーらしい。もうこんなに勃ってんの?」
「いちいち言わなくていい!!」
「そんなに大きな声出すと、誰かに見られちゃうかもよ?」
「やめ、やめてよ!!」
「ほんと、マゾだね」

 またいつもの癖で反抗的な口調になってしまう。
 ついにヒモパンまでぬがされてしまい、ほとんど恥部が露わになってしまった。
 しかも、ヒモパンとヒモブラもつかって私の足を、M字開脚になるように椅子に固定した。
 もう菅原に全て丸見え状態だ。
 もうやだ。恥ずかしい。ほんと死にたい。

「ああ・・・やだ・・・」
「うわあー。ここトロトロだね」
「やめ、やめてっ」
「やめてください、でしょ?」
「やめて、くださいっ!」

 
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