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近藤 瑠那・恵那 Kondo Runa&Ena 双子のシンクロ
第1話
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私は近藤瑠那。そして、こっちにいる瓜二つの双子の妹が恵那。私たちは見た目がそっくりだけど性格は正反対。
私は結構サバサバしたタイプだけど恵那はぽわわーんとしてる。
だから恵那はよくモテるけど、私は全くモテない。
同じ顔なら、優しい方がいい。
それが世の男子の常、って感じ。
でも、そんな私にもようやく春が来るかもしれない。
だって、榎本和樹(えのもとかずき)くんという人といい感じだから。
これは明らかに脈あり!としか思えない。
だって好きでもない女の子にキスなんてしないよね??
「えー!瑠那、和樹くんにちゅーされたの?」
「ま、まあ」
「どういう流れで??」
「昨日の放課後、たまたま教室で2人きりになった時。かな」
「きゃーーー!やばっ!」
私が日直で、残って日誌を書いていたら、急に、和樹くんが来て、おでこにちゅって・・・
もう、どう考えても脈あり!!!
「あ、そういえば、恵那も昨日、和樹くんにちゅーされたよ?」
「えっ??」
恵那も?って言った?嘘でしょ?
「恵那はたまたま帰り道が一緒で、別れ際にほっぺにちゅって!」
「そ、そうなんだ・・・」
「だから同じだね!」
「そ、そだね」
「恵那、もしかして和樹くんのこと好きかも」
「えっ?」
恵那が和樹くんを好き?
私も好き、なんて言えない・・・。
だって私に勝ち目なんてないもん。
「瑠那は、和樹くんのこと好き?」
「そ、そんなわけないじゃん!」
「よかったあー、じゃあ恵那、頑張っちゃうね!」
どうして、こういうときはシンクロしちゃうのかな・・・
せっかく、初めての彼氏が出来るかもって思ったのに・・・。
でも!まだチャンスはある!
恵那はC組、私と和樹くんはB組!
狙えるっ!
「おはよう、瑠那」
「か、和樹くんっ!」
「そういえばさ、お前の妹の名前、なんだっけ?」
えっ、なんだか嫌な予感。
「恵那、だけど」
「ふーん、恵那かあ・・・」
「恵那がどうしたの?」
「んや、昨日ちょっとね」
き、昨日?やっぱり和樹くんは昨日恵那とキス、したんだ・・・。
「そ、そっか」
「あ、そうだ!今日の放課後残れる?」
「うんっ!」
「りょーかい!大事な話あるから」
お誘いきたっ!!!大丈夫大丈夫、心配ない!
ちゃんと、脈ある!!
しかも、大事な話って!!まさかの、まさか??
私は結構サバサバしたタイプだけど恵那はぽわわーんとしてる。
だから恵那はよくモテるけど、私は全くモテない。
同じ顔なら、優しい方がいい。
それが世の男子の常、って感じ。
でも、そんな私にもようやく春が来るかもしれない。
だって、榎本和樹(えのもとかずき)くんという人といい感じだから。
これは明らかに脈あり!としか思えない。
だって好きでもない女の子にキスなんてしないよね??
「えー!瑠那、和樹くんにちゅーされたの?」
「ま、まあ」
「どういう流れで??」
「昨日の放課後、たまたま教室で2人きりになった時。かな」
「きゃーーー!やばっ!」
私が日直で、残って日誌を書いていたら、急に、和樹くんが来て、おでこにちゅって・・・
もう、どう考えても脈あり!!!
「あ、そういえば、恵那も昨日、和樹くんにちゅーされたよ?」
「えっ??」
恵那も?って言った?嘘でしょ?
「恵那はたまたま帰り道が一緒で、別れ際にほっぺにちゅって!」
「そ、そうなんだ・・・」
「だから同じだね!」
「そ、そだね」
「恵那、もしかして和樹くんのこと好きかも」
「えっ?」
恵那が和樹くんを好き?
私も好き、なんて言えない・・・。
だって私に勝ち目なんてないもん。
「瑠那は、和樹くんのこと好き?」
「そ、そんなわけないじゃん!」
「よかったあー、じゃあ恵那、頑張っちゃうね!」
どうして、こういうときはシンクロしちゃうのかな・・・
せっかく、初めての彼氏が出来るかもって思ったのに・・・。
でも!まだチャンスはある!
恵那はC組、私と和樹くんはB組!
狙えるっ!
「おはよう、瑠那」
「か、和樹くんっ!」
「そういえばさ、お前の妹の名前、なんだっけ?」
えっ、なんだか嫌な予感。
「恵那、だけど」
「ふーん、恵那かあ・・・」
「恵那がどうしたの?」
「んや、昨日ちょっとね」
き、昨日?やっぱり和樹くんは昨日恵那とキス、したんだ・・・。
「そ、そっか」
「あ、そうだ!今日の放課後残れる?」
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