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ひのま

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沓澤 萌奈美 Kutsuzawa Monami 究極のひとりえっち

第2話

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「じゃあ、早速、授業を始めたいと思います!」

 柳沼先生はその若さと初々しさが眩しくて、高宮先生と少し違った良さがあった。
 舞音が私の方をちらりと見て、かっこいいでしょ、と訴えてきた。
 私は静かにうなずく。

「まず、ここは……こうして」

 柳沼先生はチョークで数式をどんどん書いていく。
 少し汚いけど、新人って感じがする。
 隣の席の人が見にくそうに首を傾けたり、腰を浮かせたりしている。
 でももう反対側の隣の人は寝てる。授業放棄だ。

「そして、これにこれを入れる!」

 チョークで数式を引っ張って、代入について説明する。
 いくらなんでもそれくらいのレベルはわかるわ!と心の中で突っ込みながらも、私は葛藤していた。 
 どうしよう…
 もうやばいかもしれない。
 柳沼先生の発言の一つ一つがエロく聞こえてしまう。
 舞音が私のタイプかもだなんていうから、変に意識しちゃうじゃん!
 隣の人がびく、と肩を揺らして起きた。
 寝てる時にたまーになるやつ。
 でも、そのびくっていうのも、私からするともう、ネタの一つ。

「腹いてえっす」

 そう言ってそのまま隣の人は教室から出て行ってしまった。

「こら!勝手に行くなって!」



 『こら!勝手にイクなって!』
 『先生、ごめんなさいっ…でも、私……』
 『授業が終わったらいっぱい遊んでやるから!な?』
 『でもやっぱり私…先生を見てるだけでイッちゃいそう…』
 『沓澤はヘンタイなんだな!ははは!』
 『笑わないでくださいっ、私だって大変なんだからっ』
 『へぇ……
  んじゃ、さっさと済ませちゃう?』
 『やっ、指、入れないでっ!』
 『うわ、もうぐちゃぐちゃじゃないか!』
 『もっ、だ、だめっイキそっ』
 『イッちゃえ!』



 びくびくびくっ

 隣の人がいなくなった安心感からか、少しいつもより大きく体を震わせてしまった。
 まさか、1日に2回もイッちゃうなんて…
 替えのパンツもうないよ…
 どうしよう…でもこのままじゃとてもじゃないけど授業なんで受けられないし
 もし、周りに匂ってたら…なんて思うと気が気じゃなかった。
 それに、また先生をみて、感じちゃったらもう、パンツの中におさまんなくなっちゃう……
 ええい!仕方がない!

「先生…お腹痛いので…保健室行かせてください」
「んー?お、そうか!わかった!無理するなよ~!」

 そういってカバンを片手に教室を出た。
 もっと怪しまれるかなと思ったけど、生理とかだとでも思ったのかもしれない。
 だとしたら男の先生だと突っ込みにくいだろうし!
 そんでもって、もちろん、向かう先はトイレだけどね!
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