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3章~ひさめんとこと転校生~
その3
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クラスの皆は皆(゜ロ゜)みたいな顔をして担任と転校生その2を見ていた。
「それはそれとして、もうすぐHL終わっちゃうんじゃないっすか?こんなにのんびりしてたらいけないんじゃないすかね?」
「お前のせいだヨ…」
「じゃー、バビッ!と自己紹介を済ませるっす!此方は今日、からこの学校に通うことになった堂出萌っす。大阪から来たっす。よろしくっす。こんなもんで良いすか?」
「あぁ、もうそれで良いヨ…。あと一応遅刻の理由も教えてくれ」
「あぁ、遅刻の理由っすか?話すと長くなるっすよ」
「手短に頼む」
「じゃあ手短に行くっす。遅れたっす」
「短すぎんだろ…。もっと具体的に」
「んー、そうっすね…。今日は朝からちょっと風邪気味だったんす」
「それで遅れたと?」
「いや、もう少し話を聞いてくださいっす。で、とりあえずそこまで風邪はひどくなかったんで、学校に向かったっす。んで、学校に来る途中でふと思ったんすよ。交差点で誰かとぶつかって運命の出会い的なあれがあったりしないかなって」
「はぁ…で?」
「ほら、転校初日とかってそうなることが多いじゃないっすか。漫画とかで。で、交差点で待ち伏せしてたんすよ」
「待ち伏せの時点で運命とかじゃないじゃないカ。そしてそんな理由カ」
「いやいや、話しは最期まで聞くべきっすよ。で、なにかが来る気配がしたから思いっきり交差点から飛び出したっす。そしたら物凄いイケメンの男の人が…」
「最期までって言うのが気になるんだが、まぁいいや。で?」
「運転していたトラックが突っ込んで来たっす」
「大事故じゃねーカ!ていうかさっきの事故紹介マジだったのかヨ!」
「え?嘘だと思ってたんすか?」
「当たり前だろ!」
「で、そのあと運命の出会いは諦めて学校に向かったんすけど…」
「いや!病院行けヨ!」
「いや、さすがにそこまで非常識じゃないっすよ。さすがに辛くなってきたんで病院に行ったっす」
「そうだよネ!病院行くよネ!」
「で、お医者さんに診断してもらって…」
「どうだった!?松葉杖とかもらえたカ!?」
「風邪薬、貰ってきたっす」
「そ っ ち か ヨ !」
ズッコケる人を生まれて始めてみた。
「え?センセは風邪引いても病院行かない派の人っすか?いくらアク○リアスが風邪に効くって言っても病院はいかなきゃダメっすよ?」
「いやそうじゃなくてさ優先順位!ていかアクエ○アス風邪に効くんだ!今度やってみヨ!」
「いや、ア○エリアスの事よく知らないんでわからないっすけど親がアクエリ○スは万能だって言ってたっす」
「知らないのかヨ!一瞬信じた俺に謝れ!○クエリアスを作っている人に謝れ!アクエリア○に謝れ!」
「…すまなかったっす。アクエリアス○」
「文字伏せろ!」
(これはまた…すごいのが来たな…) (見ろよ…) (何を?) (あそこ) (えっと、えっと、あの、わ、私はどうすれば…あうぅ…) (ついていけない守手熊さんが隅っこであたふたしてるぞ) (あらかわいい)
クラスはめちゃくちゃざわついていた。そして、一時間目の終了のチャイムがなった。
「それはそれとして、もうすぐHL終わっちゃうんじゃないっすか?こんなにのんびりしてたらいけないんじゃないすかね?」
「お前のせいだヨ…」
「じゃー、バビッ!と自己紹介を済ませるっす!此方は今日、からこの学校に通うことになった堂出萌っす。大阪から来たっす。よろしくっす。こんなもんで良いすか?」
「あぁ、もうそれで良いヨ…。あと一応遅刻の理由も教えてくれ」
「あぁ、遅刻の理由っすか?話すと長くなるっすよ」
「手短に頼む」
「じゃあ手短に行くっす。遅れたっす」
「短すぎんだろ…。もっと具体的に」
「んー、そうっすね…。今日は朝からちょっと風邪気味だったんす」
「それで遅れたと?」
「いや、もう少し話を聞いてくださいっす。で、とりあえずそこまで風邪はひどくなかったんで、学校に向かったっす。んで、学校に来る途中でふと思ったんすよ。交差点で誰かとぶつかって運命の出会い的なあれがあったりしないかなって」
「はぁ…で?」
「ほら、転校初日とかってそうなることが多いじゃないっすか。漫画とかで。で、交差点で待ち伏せしてたんすよ」
「待ち伏せの時点で運命とかじゃないじゃないカ。そしてそんな理由カ」
「いやいや、話しは最期まで聞くべきっすよ。で、なにかが来る気配がしたから思いっきり交差点から飛び出したっす。そしたら物凄いイケメンの男の人が…」
「最期までって言うのが気になるんだが、まぁいいや。で?」
「運転していたトラックが突っ込んで来たっす」
「大事故じゃねーカ!ていうかさっきの事故紹介マジだったのかヨ!」
「え?嘘だと思ってたんすか?」
「当たり前だろ!」
「で、そのあと運命の出会いは諦めて学校に向かったんすけど…」
「いや!病院行けヨ!」
「いや、さすがにそこまで非常識じゃないっすよ。さすがに辛くなってきたんで病院に行ったっす」
「そうだよネ!病院行くよネ!」
「で、お医者さんに診断してもらって…」
「どうだった!?松葉杖とかもらえたカ!?」
「風邪薬、貰ってきたっす」
「そ っ ち か ヨ !」
ズッコケる人を生まれて始めてみた。
「え?センセは風邪引いても病院行かない派の人っすか?いくらアク○リアスが風邪に効くって言っても病院はいかなきゃダメっすよ?」
「いやそうじゃなくてさ優先順位!ていかアクエ○アス風邪に効くんだ!今度やってみヨ!」
「いや、ア○エリアスの事よく知らないんでわからないっすけど親がアクエリ○スは万能だって言ってたっす」
「知らないのかヨ!一瞬信じた俺に謝れ!○クエリアスを作っている人に謝れ!アクエリア○に謝れ!」
「…すまなかったっす。アクエリアス○」
「文字伏せろ!」
(これはまた…すごいのが来たな…) (見ろよ…) (何を?) (あそこ) (えっと、えっと、あの、わ、私はどうすれば…あうぅ…) (ついていけない守手熊さんが隅っこであたふたしてるぞ) (あらかわいい)
クラスはめちゃくちゃざわついていた。そして、一時間目の終了のチャイムがなった。
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