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番外~ひさめんとこのちょっとした小話~
閑柯お姉ちゃんの女子力
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「閑柯お姉ちゃん」
「なに?紫園」
「閑柯お姉ちゃんってさ。自分が女だって自覚ある?」
「はぁ?」
その質問はあるとき唐突に。
「なに言ってるのいきなり」
「ふと気になっただけ」
「そりゃあまぁ…あると言えば嘘になるかも…?」
「無いのか」
「うっ…」
「髪の毛とかさ、いつも自分で切ってるみたいだけど、どうやってるの?」
「え…?それは普通に…片手で押さえて…もう片方の手でこう…」ブチブチ…
引きちぎる。
「ハサミ使えば?」
「だって失敗したら怖いし…」
「そっちの方が絶対失敗する確率高いと思うんだけど」
ガラッ
ドアが開いた。
「こっちの方で可愛さを無駄にしている音が聞こえたのだけれど…気のせいかしら?」
綾香が来た。
「綾香お姉ちゃんの耳はどんな音拾ってんの?」
「…あら?」
引きちぎられた髪を目撃。
「閑柯ちゃん!これはどういうことなの?」
「え?散髪」
「こんなの散髪じゃないわ!ただの脱毛よ!」
「だって…」
「いつもこんな感じでやってるの?」
「う、うん。そうだけど…」
「もう、早く言ってるくれればいいのに…こっちにいらっしゃい」
「え?」
「髪を切るんでしょう?やってあげるわ」
「あ、ありがとう…」
数分後…
「はい、完成!」
「うわ…凄い…!ここまで毛先が揃ってるの初めて!」
「当たり前よ、私を誰だと思っているの?」
「…アヤ姉」
「その通り!…さてと…じゃあ次は…」
「え?まだあるの?」
「このメイド服を…」
「ちょっと待って!それは無理!て言うか何で家にそんなのあるの!?」
「冗談よ」
「…へぇ…あたしの髪ってこんなにキレイになるんだ…」
閑柯はしばらくの間髪の毛をまじまじと見ていたが、突然立ち上がった。
「ちょっと行ってくる!」
「あら、どこに?」
「どこでもいいでしょ!」
「はい。行ってらっしゃい」
コン、コン
ノックの音。
「カズ兄…いる?」
「おぉー、いるよー」
「入っていいかな?」
「別にいいよ」
ガチャ…
「…あ、あのさ…」
「アレ?髪の毛切った?」
「え?分かる?」
「そりゃ分かるよ…でも今日はずいぶんと上手だね…」
「あ、あのさ。どうかな?」
「あ、もしかして綾香に切ってもらったのかな?だったらここまでうまいのも納得だけど」
「え…そ、そうだけど…」
「やっぱりそうかい。流石は綾香だ」
「で…どうかな…?」
「綾香は女子力高いからな…こういう仕事はホントキレイにやるよ」
「あのさ…」
「これからも綾香にやってもらえるようにしたらどうかな?」
ブチッ(髪が千切れた音ではない)
「っ!」
「おぶぅ!」
突然のビンタ。
「い、いきなり何を…」
「うるさい!バーカ!バーカ!」
閑柯は走り去った。
「なんなんだ…」
「和真お兄ちゃん」
「あ、紫園か。いつからそこにいたの?」
「さっきから。でね、和真お兄ちゃん。乙女心は凄く複雑なんだよ」
「はぁ?」
「なに?紫園」
「閑柯お姉ちゃんってさ。自分が女だって自覚ある?」
「はぁ?」
その質問はあるとき唐突に。
「なに言ってるのいきなり」
「ふと気になっただけ」
「そりゃあまぁ…あると言えば嘘になるかも…?」
「無いのか」
「うっ…」
「髪の毛とかさ、いつも自分で切ってるみたいだけど、どうやってるの?」
「え…?それは普通に…片手で押さえて…もう片方の手でこう…」ブチブチ…
引きちぎる。
「ハサミ使えば?」
「だって失敗したら怖いし…」
「そっちの方が絶対失敗する確率高いと思うんだけど」
ガラッ
ドアが開いた。
「こっちの方で可愛さを無駄にしている音が聞こえたのだけれど…気のせいかしら?」
綾香が来た。
「綾香お姉ちゃんの耳はどんな音拾ってんの?」
「…あら?」
引きちぎられた髪を目撃。
「閑柯ちゃん!これはどういうことなの?」
「え?散髪」
「こんなの散髪じゃないわ!ただの脱毛よ!」
「だって…」
「いつもこんな感じでやってるの?」
「う、うん。そうだけど…」
「もう、早く言ってるくれればいいのに…こっちにいらっしゃい」
「え?」
「髪を切るんでしょう?やってあげるわ」
「あ、ありがとう…」
数分後…
「はい、完成!」
「うわ…凄い…!ここまで毛先が揃ってるの初めて!」
「当たり前よ、私を誰だと思っているの?」
「…アヤ姉」
「その通り!…さてと…じゃあ次は…」
「え?まだあるの?」
「このメイド服を…」
「ちょっと待って!それは無理!て言うか何で家にそんなのあるの!?」
「冗談よ」
「…へぇ…あたしの髪ってこんなにキレイになるんだ…」
閑柯はしばらくの間髪の毛をまじまじと見ていたが、突然立ち上がった。
「ちょっと行ってくる!」
「あら、どこに?」
「どこでもいいでしょ!」
「はい。行ってらっしゃい」
コン、コン
ノックの音。
「カズ兄…いる?」
「おぉー、いるよー」
「入っていいかな?」
「別にいいよ」
ガチャ…
「…あ、あのさ…」
「アレ?髪の毛切った?」
「え?分かる?」
「そりゃ分かるよ…でも今日はずいぶんと上手だね…」
「あ、あのさ。どうかな?」
「あ、もしかして綾香に切ってもらったのかな?だったらここまでうまいのも納得だけど」
「え…そ、そうだけど…」
「やっぱりそうかい。流石は綾香だ」
「で…どうかな…?」
「綾香は女子力高いからな…こういう仕事はホントキレイにやるよ」
「あのさ…」
「これからも綾香にやってもらえるようにしたらどうかな?」
ブチッ(髪が千切れた音ではない)
「っ!」
「おぶぅ!」
突然のビンタ。
「い、いきなり何を…」
「うるさい!バーカ!バーカ!」
閑柯は走り去った。
「なんなんだ…」
「和真お兄ちゃん」
「あ、紫園か。いつからそこにいたの?」
「さっきから。でね、和真お兄ちゃん。乙女心は凄く複雑なんだよ」
「はぁ?」
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