ひさめんとこ

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7章 ~ひさめんとこと外国人さん~

その4

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「ふぅ…満足デス…」
登◯◯達時代村を一通り回ったメグは異常に満足そうだ。
「そこまで喜んでもらえたなら嬉しいよ」
「ところでメグっち!他に何か見たいものとかないんすか?」
「あ!はい!やりたいことありマス!」
メグがピンッと上に腕を伸ばす。
「なんですか?」
「スキーしたいデス!」
「無理」
間髪をいれない。
「oh…」
「うーん…さすがにそれは無理かなぁ…ちょっと前なら出来るところもあったけど…屋内スキー場ザウスとか」
「北極でも行くっすか?」
「えー?もっと近場にしようよ」
「アリスさん…それ以前に色々突っ込んでください…」
「えっと…何か他にあるかな?」
wellえっと…ないデスネ!」
「少なくない?」
「ニンジャを見れただけで満足デスヨ!」
「メグっちにとって日本=忍者なんすねぇ…」
「Yes!ニンジャとサムライ!あとコウモン様と東方ひがしかたさん好きデス!」
「東方…?」
「あ、メグちゃん4部派?私3部派」
「4部のあの日常的なところに潜む悪っていう感じがいいんデスヨ!」
「3部のあのちょっぴりファンタジーチックなところがいいんだよねぇ…」
「デモ…」
「結論は…」
「全部最高だよね!」「全部最高デスヨ!」
「仲いいねーあそこ」
「そういえばアリスはアニメとかゲーム好きって設定があったね」
「初期の頃とかめちゃくちゃ英語混じってなかったっすか?」
「未だにアリスはキャラ定まってないんだよ。後付けで生まれたキャラだから」
「はーい、そこ。変な話しない」
「えっと…」(いまいち話にはいれない那由多さん)

「ありゃ、時間がこんなだ。お昼でもいこうか?」
「ヘッヘッヘ…和真の旦那ぁ…財布持ってるんすよねぇ…」
「別に昼ぐらいおごるって…」
「マジすか!?信頼してます和真お兄様!」
「露骨だなぁ…」
「あ、あの、大丈夫なんですか?」
「大丈夫だよ、十兆単位で貯金あるから」
「じ…え?十?」
「あれ?和真お兄ちゃん、また貯金増えた?」
「そりゃあ増えるよ。株式に休みはないからね」
「メグちゃんなにか食べたいものある?」
「あ!オスシ!食べてみたいデス!」
「オッケー、回るとこ?回らないとこ?」
「どっちでも良いデスヨ!」
「回らないところがいいっす!」
「そっか、じゃあ決まりだね。…でもそうだなぁ…どうせ行くなら…」
で、
「家族全員集合と」
「だって俺たちだけ食べたらなんか可哀想だろ?」
「まぁ確かにね」
「シオンさん、家族多いデスネ!」
「まぁ普通よりは多いかな」
「もしかしてシオンさん…」
「何?」
「あの有名なビックダデ「違う」ィ…」
間髪をいれない。
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