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9章 ~ひさめんとこと京都からの使者、スパイ(ry~
その5
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話を続ける。(人形は返した)
「で、姉さんは結局帰るつもりはないと、そういうこと?」
「その通りっす」
「…そう、か…」
「早く帰ったらどうっすか?もう用事はないっすよね」
「…絶対に連れて帰れと父さんからの御用達だから。諦められない」
「…ちょいと失礼」
人形を奪う。
「…お姉ちゃんの側に居たいの…ダメ?」
「ダメっす。あの家に居たということをすべて消し去りたかったのに、土筆が居るだけであの家のことを思い出してしまうっす」
人形を返す。
「…そうか…仕方がないね」
「…え?諦らめるんすか?」
「…父さんからの命令は絶対に連れて帰れだった」
「はぁ…それはさっき聞いたっす」
「だから姉さんを連れて帰るまで帰れないんだよなー!こりゃ北海道に滞在するしかないなー!」
「はぁ!?」
「ぶっちゃけた話あの家嫌だったし丁度良いや。こっちでのんびり暮らそっと」
「いや、さっきの話聞いてたっすか!?」
「あの家の痕跡をなくしたいでしょ?いいじゃんこれぐらい見逃してよ」
「でも…」
「あ、生八つ橋あるけど姉さん欲しい?」
「見逃すっす」
「やったぜ」
「で、姉さんは結局帰るつもりはないと、そういうこと?」
「その通りっす」
「…そう、か…」
「早く帰ったらどうっすか?もう用事はないっすよね」
「…絶対に連れて帰れと父さんからの御用達だから。諦められない」
「…ちょいと失礼」
人形を奪う。
「…お姉ちゃんの側に居たいの…ダメ?」
「ダメっす。あの家に居たということをすべて消し去りたかったのに、土筆が居るだけであの家のことを思い出してしまうっす」
人形を返す。
「…そうか…仕方がないね」
「…え?諦らめるんすか?」
「…父さんからの命令は絶対に連れて帰れだった」
「はぁ…それはさっき聞いたっす」
「だから姉さんを連れて帰るまで帰れないんだよなー!こりゃ北海道に滞在するしかないなー!」
「はぁ!?」
「ぶっちゃけた話あの家嫌だったし丁度良いや。こっちでのんびり暮らそっと」
「いや、さっきの話聞いてたっすか!?」
「あの家の痕跡をなくしたいでしょ?いいじゃんこれぐらい見逃してよ」
「でも…」
「あ、生八つ橋あるけど姉さん欲しい?」
「見逃すっす」
「やったぜ」
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