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9章 ~ひさめんとこと京都からの使者、スパイ(ry~
その8
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翌日。
「…短い間だったけどお世話になりました」
「いいえ、いいのよ。またいらっしゃいな」
「え?いいんすか?」
「社交辞令って知ってる?」
「それは言ってはいけない」
駅。
「それじゃあこのあと来る電車に乗れば空港につくはずだから」
「わかった。ありがと」
「…久しぶりにあえて嬉しかったっすよ」
「…ハハハ、うん。僕も」
「…あ、来た」
「…それじゃあみんな。また何時か」
「はい。またお会いしましょう」
「またなー」
「うん」
「…さよならっす」
電車が走り去るのを見送った。
「…なんか突然来て突然帰って行っちゃいましたね…」
「うん」
「まぁ良いじゃないっすか。何だかんだで楽しかったっすよ」
「紫園と一晩お楽しみもできたしね…♪」
「そんなことをした覚えはない」
駅で適当に話し合っていた。
その時、
「すまんが、一つ聞いてよいか?」
「え?はい」
「この住所の場所にはどうすれば行けるかのぅ?」
住所が書かれた紙を差し出してきた。
「あー、そこは…」
適当に道案内をした。
「ふむ。了解した。感謝するぞ」
「どうも」
「…なんか変なしゃべり方の人っすね」
「あんた人の事あんま言える立場じゃないと思うよ」
「…紫園さん?どうかしましたか?ずっとあの人の背中を見てますけど…なにか気になることでもありましたか?」
「…別に、大したことじゃないけど」
「紙に書いてあった住所、うちの住所だった」
「…短い間だったけどお世話になりました」
「いいえ、いいのよ。またいらっしゃいな」
「え?いいんすか?」
「社交辞令って知ってる?」
「それは言ってはいけない」
駅。
「それじゃあこのあと来る電車に乗れば空港につくはずだから」
「わかった。ありがと」
「…久しぶりにあえて嬉しかったっすよ」
「…ハハハ、うん。僕も」
「…あ、来た」
「…それじゃあみんな。また何時か」
「はい。またお会いしましょう」
「またなー」
「うん」
「…さよならっす」
電車が走り去るのを見送った。
「…なんか突然来て突然帰って行っちゃいましたね…」
「うん」
「まぁ良いじゃないっすか。何だかんだで楽しかったっすよ」
「紫園と一晩お楽しみもできたしね…♪」
「そんなことをした覚えはない」
駅で適当に話し合っていた。
その時、
「すまんが、一つ聞いてよいか?」
「え?はい」
「この住所の場所にはどうすれば行けるかのぅ?」
住所が書かれた紙を差し出してきた。
「あー、そこは…」
適当に道案内をした。
「ふむ。了解した。感謝するぞ」
「どうも」
「…なんか変なしゃべり方の人っすね」
「あんた人の事あんま言える立場じゃないと思うよ」
「…紫園さん?どうかしましたか?ずっとあの人の背中を見てますけど…なにか気になることでもありましたか?」
「…別に、大したことじゃないけど」
「紙に書いてあった住所、うちの住所だった」
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