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第三章
淫靡な火照り
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テーブルの上には透明な水が注がれた直径5センチほどの4つのショットグラスが並んでいる。
このうち、1つにだけ媚薬が入っている。
媚薬を仕込んだのは智也だ。
手順はこうだ。
キッチンで智也が1つのショットグラスに媚薬を入れる。
媚薬を入れた後、同じ水かさになるようにミネラルウォーターを4つのグラスに注ぐ。
残りの3人が一人ずつキッチンにあるグラスをシャッフルしに行く。
この作業が行われているとき、残った3人はテレビの前のソファーに座っていたため、不正は出来ない。
媚薬自体は仄かに色が付いていただけだから、ミネラルウォーターを注ぐと他の3つと全く変わり映えはしない。
俺達はごくりと唾を飲み込んだ。
「これ、どれくらいの効き目があるんだ?」
諒太が雄大に聞く。
「俺もよくわからん。そのまま飲むならまだしも水で薄まってるし、ある程度効果は薄れるはずだと思う」
雄大が言い出したことなのに、少し緊張しているようだ。
「・・・じゃんけんで誰が先にグラス選ぶか決めるか?」
智也だ。
───じゃんけんをして選ぶ順番を決める。
俺、智也、諒太、雄大の順だ。
各々選んだグラスを片手に持ち、息を吐く。
「いくぞ・・・。いっせーのーで!」
俺達は同時にそれを一口で飲み干した。
「・・・どうだ?」
俺は3人を順番に見る。
俺は平気だ。
他の3人も首を横に振る。
どうやら平気なようだ。
それから10分ほど待っても俺達に変化は現れなかった。
「・・・なんだよハッタリじゃねえか」
雄大はそう言いながらも少し安心したようだ。
時計を見ると22時を回っていた。
俺達は風呂に入ることにした。
2階の俺の部屋に全員で移動する。
諒太は部屋に入るなり、俺のベッドにドサッと飛び込んだ。
「ユニフォーム洗うから脱いで。寒くないから風呂入るまでパンイチでも大丈夫だろ」
「ああ、ありがとう」
雄大と智也は汚れたユニフォームを上下脱ぎ、パンツ姿になる。
智也は筋骨隆々で無駄な脂肪などどこにも見当たらない。
雄大は智也に比べたらまだ細身だが、宿泊訓練での温泉で見た通り、腹筋はバキバキに割れている。
───なんか、体が、あつい・・・?
息が上がる。
「じゃあ龍、これ頼むぜ!」
雄大は俺にユニフォームを手渡す。
「・・・ん。すぐ・・・に、洗濯するか、ら───」
意図せず吐息が漏れる。
「おい、大丈夫か?・・・顔赤いぞ」
智也が心配したように俺の顔を覗き込む。
───やめてくれ!
それ以上俺に近付かないでくれ!
「だいじょぶ……だから……んん…ッ……」
俺は熱い体を両足で支えきれなくなり、崩れ落ちた。
「龍!!!」
智也の大きな手は蹲った俺の肩の上に。
「!!!」
ビクンと体が跳ねた瞬間、一気に体温が上がったのがわかった。
「さ、さわるな……ッ……!」
ベッドの上に寝っ転がっていた諒太も俺の異変に気付き、慌てた様子で俺に近寄る。
「なあ、もしかして・・・」
この声は雄大だろうか。
「龍が、ハズレくじを・・・?」
諒太の声?
今の俺には声の判別もままならないくらいに思考回路が混線していた。
視界が生理的な涙で滲む。
「───はぁ………はぁ……んっ……はぁ……」
静かな部屋には俺のだらしない乱れた吐息だけが響く。
「と、とりあえず、龍をベッドに!」
雄大がそう言いながら俺をひょいっとお姫様抱っこをし、ベッドに優しく横たえる。
瞬間、俺を横たえた雄大と近い距離で目が合った。
「………ゆう、だい……お、俺……ッッ………体、が……あつく、て…」
雄大が喉仏を動かしてゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
ふと視線を移すと、雄大の”そこ”は激しく怒号していた。
「………俺…このまま、じゃ……んんッ───ひとり、に……して、く、れ………」
このままではとんでもないことを懇願してしまいそうになった俺は、息も絶え絶えに雄大に言った。
「・・・今、俺が楽にしてやる」
しかし、雄大がした行動は俺が望んでいたものとは違った。
いや───、俺は本当のところは”それ”を望んでいた。
「お、おい!・・・雄大!」
これは智也の声、だろうか。
───俺は諒太と智也が見ている前で、雄大と唇を重ねた。
このうち、1つにだけ媚薬が入っている。
媚薬を仕込んだのは智也だ。
手順はこうだ。
キッチンで智也が1つのショットグラスに媚薬を入れる。
媚薬を入れた後、同じ水かさになるようにミネラルウォーターを4つのグラスに注ぐ。
残りの3人が一人ずつキッチンにあるグラスをシャッフルしに行く。
この作業が行われているとき、残った3人はテレビの前のソファーに座っていたため、不正は出来ない。
媚薬自体は仄かに色が付いていただけだから、ミネラルウォーターを注ぐと他の3つと全く変わり映えはしない。
俺達はごくりと唾を飲み込んだ。
「これ、どれくらいの効き目があるんだ?」
諒太が雄大に聞く。
「俺もよくわからん。そのまま飲むならまだしも水で薄まってるし、ある程度効果は薄れるはずだと思う」
雄大が言い出したことなのに、少し緊張しているようだ。
「・・・じゃんけんで誰が先にグラス選ぶか決めるか?」
智也だ。
───じゃんけんをして選ぶ順番を決める。
俺、智也、諒太、雄大の順だ。
各々選んだグラスを片手に持ち、息を吐く。
「いくぞ・・・。いっせーのーで!」
俺達は同時にそれを一口で飲み干した。
「・・・どうだ?」
俺は3人を順番に見る。
俺は平気だ。
他の3人も首を横に振る。
どうやら平気なようだ。
それから10分ほど待っても俺達に変化は現れなかった。
「・・・なんだよハッタリじゃねえか」
雄大はそう言いながらも少し安心したようだ。
時計を見ると22時を回っていた。
俺達は風呂に入ることにした。
2階の俺の部屋に全員で移動する。
諒太は部屋に入るなり、俺のベッドにドサッと飛び込んだ。
「ユニフォーム洗うから脱いで。寒くないから風呂入るまでパンイチでも大丈夫だろ」
「ああ、ありがとう」
雄大と智也は汚れたユニフォームを上下脱ぎ、パンツ姿になる。
智也は筋骨隆々で無駄な脂肪などどこにも見当たらない。
雄大は智也に比べたらまだ細身だが、宿泊訓練での温泉で見た通り、腹筋はバキバキに割れている。
───なんか、体が、あつい・・・?
息が上がる。
「じゃあ龍、これ頼むぜ!」
雄大は俺にユニフォームを手渡す。
「・・・ん。すぐ・・・に、洗濯するか、ら───」
意図せず吐息が漏れる。
「おい、大丈夫か?・・・顔赤いぞ」
智也が心配したように俺の顔を覗き込む。
───やめてくれ!
それ以上俺に近付かないでくれ!
「だいじょぶ……だから……んん…ッ……」
俺は熱い体を両足で支えきれなくなり、崩れ落ちた。
「龍!!!」
智也の大きな手は蹲った俺の肩の上に。
「!!!」
ビクンと体が跳ねた瞬間、一気に体温が上がったのがわかった。
「さ、さわるな……ッ……!」
ベッドの上に寝っ転がっていた諒太も俺の異変に気付き、慌てた様子で俺に近寄る。
「なあ、もしかして・・・」
この声は雄大だろうか。
「龍が、ハズレくじを・・・?」
諒太の声?
今の俺には声の判別もままならないくらいに思考回路が混線していた。
視界が生理的な涙で滲む。
「───はぁ………はぁ……んっ……はぁ……」
静かな部屋には俺のだらしない乱れた吐息だけが響く。
「と、とりあえず、龍をベッドに!」
雄大がそう言いながら俺をひょいっとお姫様抱っこをし、ベッドに優しく横たえる。
瞬間、俺を横たえた雄大と近い距離で目が合った。
「………ゆう、だい……お、俺……ッッ………体、が……あつく、て…」
雄大が喉仏を動かしてゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
ふと視線を移すと、雄大の”そこ”は激しく怒号していた。
「………俺…このまま、じゃ……んんッ───ひとり、に……して、く、れ………」
このままではとんでもないことを懇願してしまいそうになった俺は、息も絶え絶えに雄大に言った。
「・・・今、俺が楽にしてやる」
しかし、雄大がした行動は俺が望んでいたものとは違った。
いや───、俺は本当のところは”それ”を望んでいた。
「お、おい!・・・雄大!」
これは智也の声、だろうか。
───俺は諒太と智也が見ている前で、雄大と唇を重ねた。
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