マリアとイヌ

和泉茉樹

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     三

 俺は契約の翌日からさっそく、綺会学園の高等部に通う事になったわけだが、隼丸のおかげで、ほとんど全て、何事もなく進んだ。そう、一点を除いては。
 それは転校初日、昼食前の最後の授業で、マスター科とマリオネット科の合同の授業だった。特別な時間割のやりくりにより、その場には高等部一年の、契約しているマスターとマリオネットのペアしかいなかった。
 場所は体育館で、そこにはざっと五十組のマスターとマリオネットがいた。
「優奈さん、ですか?」
 隼丸の隣に立った、顔に見覚えのある女子生徒に俺は訊いてみた。すると彼女はにっこり笑って、
「そうよ、狗彦くん。それと、私のことは優奈で良いわ。隼丸から聞いているでしょ?」
 俺は隼丸と優奈をじっくりと見比べて、それから俺の隣に立つ真利阿を見た。
「なによ?」
 真利阿が不機嫌そうに聞いてくる。それは周囲の視線が俺と真利阿に集中しているから、という理由もあっただろうが、まぁ、俺がこれから言う事を、予想してもいたのだろう。
「なんか、隼丸と優奈は、釣り合いが取れているな」
 俺の言葉に優奈が苦笑いし、隼丸は一瞬こらえたが「プッ」と吹き出してから、声を出して笑い始めた。真利阿が不機嫌そうにそっぽを向き、それから踵で俺のつま先を思い切り踏みつけてきた。俺はそれを避けた。
「避けるな! 馬鹿!」
「避けるだろ」
 俺が言い返すと、真利阿がこちらを振り返り、百年の怨敵を見るかのごとく睨みつけてきたので、俺も睨み返した。バチバチという音がする、というよりは、ギシギシといった感じの音がしそうなほど、俺たちはにらみ合ったが、お互いに飽きて、視線をそらした。
「お前たち、結構、お似合いだよ」
 隼丸の言葉に俺と真利阿はちらりと視線をかわしてから、そっぽを向いた。
「結構、釣り合いが取れているって。なぁ、優奈」
「そうね。子どもっぽいところとか、ね」
 俺は小さな声で言った。
「そういうんじゃなくて、隼丸と優奈は、なんていうか、大人な二人、って感じってことだよ」
「あぁ?」真利阿がくるりと俺に向き直った。「私が子供っぽいってこと? どこが?」
 俺は真利阿の全身をゆっくりと、下から上へと見た。真利阿がすごい気迫を発しながら答えを待っているので、俺は正直に答えてみた。
「ぜ、全部?」
「バカ! ふざけんな!」
 真利阿の肘鉄が俺の鳩尾を強打した。一瞬、マナを増幅させて、身体能力を強化して受け止めようと思ったが、そうさせるだけのマナが俺の中に流れていなかったので、肘鉄はずしりと俺の体に響いた。
 体をくの字に折って咳き込むと、「大丈夫?」とすかさず優奈が俺の身を案じたので、真利阿が嫌そうな雰囲気を発散するのを俺は感じた。俺はちらりと優奈を見ると、そこには共犯者の笑みがあった。そして真利阿に見えないところで、隼丸もニヤついてこちらを見ていた。
 こいつら、俺たちをからかってやがる。
 俺が体を起こすのと同時に、体育館に教師が三人、入ってきた。
「よーし、全員、揃ってるなぁ」
 男性教師の桑谷がそう言いながら、俺たちを見まわした。その視線が俺と真利阿で止まる。
「虚木と狗彦、お前たちは堀部先生のところに行けー。他の奴はこっちに注目して話を聞けー」
 桑谷が言った堀部というのは眼鏡をかけた女性教師で、今、俺と真利阿を手招いていた。俺と真利阿はそこに歩み寄る。堀部が俺と真利阿にゆっくりと喋りはじめる。
「真利阿ちゃんと狗彦くんは、リンクしたことある?」
「ほとんどありません」
 真利阿が先に答えた。俺の方を堀部が見る。
「狗彦くんは、今まで、マスターはいなかったの? まぁ、いなかった、というのは、ちょっと表現が悪いけど」
「え? まぁ、いませんでした」
 俺がそう言うと、堀部は頷き、持っていた紐を真利阿に差し出した。真利阿が受け取る。俺はそれがなんなのか分からなかったが、それはどうやら極太の操糸のようだった。
「じゃあ、真利阿ちゃんと狗彦くん、リンクしてみて」
 俺は真利阿を見た。真利阿は紐の片端のついている腕輪を手首にはめると、何もついていないもう一方の端を、こちらに差し出した。どこにつければいいのだろう、と思いつつ、紐を自分の左手首に押しつけた。
 操糸の片端が溶けるようににじむと、ぴたりと腕に吸いついた。痛みはなかった。引っ張ると、取れそうだが取れない。
「これで良いですか?」
 俺の言葉に、堀部が頷く。そして真利阿の肩に手を置いた。
「じゃあ、真利阿ちゃん、落ち着いて、マナを流し込んで」
「はい」
 愛想もなく言った真利阿が、マナを操糸に流したのが分かる。お披露目の時よりも大量のマナが、俺の中に流れ込んでくる。急に体に力がみなぎり、感覚が鋭敏化される。俺が驚いていると、堀部が太い操糸に、手に持っているタブレットから伸びるコードをつないだ。
「大丈夫? 狗彦くん」
「え、ええ、まぁ」
 俺は体の内側をめぐるマナを感じながら、頷きつつ、手を動かした。この前は動かなかった体だが、今は動く。たぶん、真利阿が制御していないのだろう。
 俺が真利阿を見ると、彼女は眉間にしわを寄せて、目をこすっていた。
「どうした? 真利阿」
「ん、何でもない、大丈夫」
 真利阿が答えるが、どこかぼんやりした声だ。堀部がタブレットを操作しつつ、俺と真利阿を交互に見た。
「狗彦くん、少しマナの流れを制御して」
「制御って言われても……どうしたらいいか……」
「真利阿ちゃん、もっとマナを抑えて」
 真利阿が首を振りつつ、目を閉じて、険しい表情になる。俺はどうしたらいいのかと思いながら、流れ込むマナを拒絶しようとする。しかし、なかなかできない。とりあえず、自分の体の中のマナを制御しようと思い、マナの流れを意識し始める。
 体の真ん中に、マナが溜まっているのが分かる。体の中のマナはそこを中心に、巡り巡っている。
「じゃあ、真利阿ちゃん、狗彦くんの制御を狗彦くん本人に任せて。狗彦くんは、体の動きを試してみて」
「はい」
 俺はどうしたものかと思って、とりあえずラジオ体操を始めてみた。遠くで笑い声が聞こえる。む。他のマスターとマリオネットが笑っているのだろう。俺は動きを止めて、どうしたものかと思いながら、ファイティングポーズを取り、拳を前に突き出した。
 とりあえず、普通の動きで、拳を何度か繰り出す。そしてステップを踏んだ。堀部が頷く。
「悪くないようね。じゃあ、ちょっと真利阿ちゃん、狗彦くんを動かしてみて」
「は、い……」
 真利阿の様子がおかしい。
 と思った時には、俺の体が硬直し、そしてぎこちなくファイティングポーズを取る。まるで機械のような動きで、俺の体が、ガクガクと拳を突き出し、戻し、突き出す。また遠くで笑い声が起きている。
「お、おい、真利阿……」
 俺は思わず声を出すが、真利阿は、眉間に深い皺を刻んだまま、低い声で言った。
「ちょっと……、黙ってて……」
「む、無理するなよ、出来ないなら、それで良いんだからな」
「出来ないわけ、ないでしょ……」
 俺は首を回そうとするが、首が動かない。声を出そうとするが、それも出来なかった。体がどんどん、固まっていく。それに対して、俺の内部のマナは膨れ上がり続けている。少し熱いほどだ。
 俺の状況に気付いているのか、堀部がタブレットをじっと眺めつつ、唸った。
「狗彦くん、真利阿ちゃんの動きに自分の力を乗せられる?」
 どういうことか、聞き返そうとするが、口が動かない。瞼が不規則に閉じたり開いたりし、俺は自分の体が自分の体じゃないように感じていた。
 それでも言われたことをやろうと、真利阿の意思をくみ取ろうとする。隼丸と優奈が出来ると言っていた、マナによる意志疎通を考える。少し、真利阿の意思が分かったのか、真利阿がこれから何をしようとするのか、ぼんやりと理解できた。
 真利阿は俺の左腕を前に突き出そうとしている。俺も、左腕を突き出すことを考える。真利阿の考える俺の体の動きを、俺自身も考える。
 ビッと、俺の左腕が空を切る。自分でも驚くほど、速い動きだった。真利阿は頭が揺れている。それでも彼女は俺を動かそうとし、俺は小刻みにステップを踏んだ。
「じゃあ、狗彦くん、真利阿ちゃんの動きを強化するイメージで、やってみて。真利阿ちゃん、もうちょっと頑張ってね。マナの量が減っているわよ」
 真利阿は答えず、苦しそうにも見える表情だ。俺がどうにか答えようとする。
「ぁ……ぃ……」
 声が出ない。やめた方が良いと思ったが、真利阿は頭を抑えながら、まだマナを流し込んでくる。
 俺はどうしたものかと思いながら、仕方なく、体の中のマナを活性化させる。
 グッと体内のマナの密度が増し、体の隅々が鮮明になる。そして俺は身体能力を意識的に引き上げた。
 光のような速度で、右の拳がつきだされる。そのあまりの速さで巻き起こった風に、堀部が目を細めた。そして俺は驚きのあまり、口を開いていた。
 体の自由が戻った、と思った時には、真利阿が床に片膝をついており、それでもマナが出した最後の命令により、俺は右腕を引きもどしながら、左腕を突き出した。
 また高速で繰り出された拳が、風を起こす。
 俺の体内でマナが暴走気味に突き抜けると、俺の左手首から伸びる操糸が、途中で弾けるように切れた。
 と、同時に、真利阿が受け身も取らずに倒れ、床に額を打ち付けて、鈍い音を響かせた。一瞬、誰もが黙り、まず堀部が、そして俺が、真利阿に駆け寄った。
「真利阿ちゃん!」
「真利阿? おい、真利阿!」
 俺は手首にくっついている操糸の切れはしを引き抜くと、真利阿の体を起こした。真利阿は青い顔をして、意識を失っていた。堀部が慌てた声で言う。
「保健室に運びましょう!」
「え、え――え?」
 俺は真利阿の体を抱き上げて、立ち上がろうとするが、くらりと眩暈を感じ、膝をついた。
 なんだ? と思った時には、気付いていた。俺の体の中から急速にマナの気配が遠のいていく。そうか、真利阿が気を失ったから、俺へのマナの供給が止まったのだ。
 いや、違う。最低限のマナの供給は、チョーカーで常時行われる。
 つまり、俺の中のマナが切れつつあるという事は、それは真利阿の中のマナが切れつつある、ということだ。
 俺は真利阿の体をそっと床に寝かせると、体内のマナを真利阿へ送り返そうとする。首のチョーカーを通してそれは可能なはずだったが、俺の技術が未熟でそんな芸当は出来なかった。
 俺は視界が暗くなっていくのを感じながら、とりあえず、倒れても良い姿勢を取ろうとし、それを果たすよりも先に、視界がブラックアウトした。
「狗彦くん? 狗彦くん?」
 堀部の声が遠くで聞こえたが、それも聞こえなくなった。

(続く)
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