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第三章 敵性領域探索編
八
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生き残りの探索士は、ほとんど怪我をしていなかった。腰が抜けたらしい。
それに比べるとマルトロスは満身創痍だ。特に脚の怪我がひどい。矢が刺さっているところで、激しい運動をしたため、傷が大きくなっていた。応急処置で、他の探索士の後を追うことになったが、日が暮れる頃にはマルトロスは熱を出し、動けなくなった。
シリュウが水を調達し、マルトロスに飲ませた。
「位置的には」僕は地図を見てシリュウに話しかけた。「まだ目的地まで一日では足りない位置だ」
「連中の生き残りが戻ってくることは、なさそうだな」
生き残りの探索士が、シリュウの言葉に肩を縮める。
「いいさ。俺が背負う。夜も進むしかない」
僕にもそれしか案がなかった。僕が代わりに背負おうにも、体力が足りない。
夜の間の黒の領域は、ほとんど明かりがなくなる。その中を僕が先頭に立って、マルトロスを背負ったシリュウを先導した。生き残りの探索士の男は二人のすぐ後だ。
夜の間に方向を間違えるのが、最も怖いことだ。それでも進まないわけにはいかない。時間がないのだ。
夜明けになり、シリュウはマルトロスを地面に下ろし、食事の準備を始めた。マルトロスの熱には変化がない。悪化しないだけマシというもの。
僕は周囲を少し歩いて、地図に載っている目印を探した。
川のせせらぎが聞こえてきた。川は有力な目印になる。しかし見えていないので、意味がない。
休息の後、またシリュウがマルトロスを背負い、歩き出した。誰も一言も言葉を発さない。呼吸音がやけに大きく聞こえるほどの静寂。
そのうちに、川にたどり着いた。幅はそれほどではないが、深そうだ。僕は地図を確認した。
「推測だけど、この川を渡る必要はない。これに沿って、上流へ進めば、道に出る」
「急ぐぞ。時間がない」
さすがのシリュウも焦っているようだった。マルトロスの呼吸が荒くなっており、苦しそうだった。僕にも猶予がどんどんなくなっていくのはわかった。
河沿いに歩いているうちに日が暮れてきた。休憩の後、また夜の間、歩いた。今度は道に迷う心配はない。
朝になり、マルトロスが唸るように言った。
「兄さん、聞こえてるかい」
シリュウが地面にマルトロスを下ろし、その顔を覗き込んだ。
「ここにいる。予定ではそろそろ助けを得られる」
「どうも、助からない気がしてきた」
その一言にシリュウの顔が険しくなる。
「そんなことを言うな。そう思った瞬間に、死神が足を引っ張るぞ」
「あの悪魔の首を、金に変えられないのが、惜しいな」
「ここにある」
シリュウが身振りをする。僕は思わず、苦笑いした。
「マルトロスさん、あれは大金になりますよ」
僕がそう言うと、マルトロスも力なく笑った。
マルトロスを背負い、再び歩き出した。
やがて目の前に広い空間が現れた。慣らされた地面、広い幅の道路だった。
やっと、目的地なのだ。
ここまで後についてきた探索士が、しゃがみこむ。僕は道路を確認する。間違いない。
助かったのだ。
シリュウが無言で、マルトロスを下ろした。呼吸が細い。その頬をシリュウが軽く叩いた。
「起きろ、マルトロス。まだ安心するには早いが、どうにかなりそうだ」
うっすらとマルトロスが目を開けた。
「貸しだぜ、兄さん……」
「わかっている。返してやるから、頑張れ」
マルトロスの返事はなかった。
僕たちはしばらくそこで待ち続けた。
傭兵部隊に物資を届けた帰りの輸送部隊が通りかかるまで、ものすごく長い時間が過ぎたような気がした。シリュウはしきりにマルトロスを励ましていたが、マルトロスの反応はどんどん弱くなっていた。
輸送部隊の荷馬車が停止し、傭兵たちが降りてきた。
彼らの中にいた医療に詳しいものがマルトロスに処置をした。すでに彼は意識を失っていて、反応はない。
僕たち四人は荷馬車に乗せられて、黒の領域を離れ始めた。
ハマナス砦に着いたのはその日の夜で、僕たちは傭兵部隊の宿営地の一角を借りた。久しぶりに、何も考えずに眠った。
翌朝、傭兵部隊に謝礼を払った。
一人だけになった探索士は、僕たちに礼を言って、謝礼を払うと、新しい仲間を探すと言って去って行った。
薄情ではなく、それが常識なのだ。
僕たちはハマナス砦の一角にある医療施設へ向かった。
だが、マルトロスとは会えなかった。治療中だという。
「どれほどの達人でも」
治療室の前の通路に立って、シリュウが言う。
「怪我を負うし、死ぬこともある」
「まだ死んじゃいない」
僕に首を振ると、シリュウは離れていった。
結局、その日はマルトロスには会えなかった。夜になり、民間の小さな宿泊施設に部屋を取った。シリュウとは夕飯を一緒にしただけで、彼はなかなか部屋に戻ってこない。
外へ出ると、シリュウがそこにいた。
剣を振っている。今までに何度も見ている、型の繰り返しだ。
「どうして」シリュウが動きを止めたところで話しかけた。「シリュウは怪我をしない?」
「そういう運命だろう」
軽い調子で返事が来た。わずかに息が上がっている気がするが、微かなものだ。相当、体を動かしたらしい。
「運命、か。死ぬ時は死ぬ、と思ってる?」
「死にたくないがね。ただ、いつそういう時が来るかわからない分だけ、今を無駄にしたくない、と思っている」
なにやらややこしい話になりそうだ。
シリュウが再び訓練を再開したので、僕は医療施設に戻った。まだマルトロスとは会えない。治療室の隣の待合室に入ると、数人の兵士が暗い表情でそこにいた。
その部屋に入ると、どこか諦めてしまいそうな気がして、僕は入らずに、ドアを閉めた。
部屋の外で、壁に背中を預けて、座り込む。
マルトロスと僕には、それほど関係がない。一緒にいた時間も短い。知り合ったのはついこの前だ。
一瞬だけ、お互いに命を預け、戦った。
それだけのことが、とても大きい。無視できないほどに、大きい。そう思った。
気づくと眠っていて、反射的に立ち上がると、そこは医療施設の通路ではなく、宿泊施設の部屋だった。二人部屋で、片方の寝台には誰も寝ていない。ただ、荷物はある。僕が確保した部屋だった。
シリュウが僕をここに運んだことは、はっきりしていた。
身支度を整え、外に出た。
昨夜と同じように、そこにシリュウがいて、剣を振っていた。僕に気づき、動きを中断する。
「無理するなよ。休んだほうがいいぞ」
いつも通りの、冷静なシリュウだった。
僕は何も答えられずに、立ち尽くした。
シリュウもきっと、僕と同じだと思った。僕があの通路にいたように、シリュウもここにいる。僕がマルトロスを待つように、シリュウも待っている。
きっと、僕に休めと言いながら、シリュウは少しも休んでいない。
ずっと、剣の稽古を続けて、耐えているんだ。
僕はシリュウに歩み寄り、その腰のあたりを強く蹴りつけた。
「おい」意外そうに、シリュウが目を見開く。「なんだよ、いきなり」
「食事に行こう。久しぶりに、まともなものを食べるんだ」
呆れたような表情をしたシリュウが、すぐに笑みを浮かべ、「支度をする」と言って、建物の中に戻っていった。
少しして僕たちは砦の食堂で、一番、高額な値段設定の料理を注文した。しかも同じものをお代わりした。
腹一杯になって、二人で砦の中を歩き回り、結局、部屋に戻って、二人で眠れなくなるまで眠り続けた。
眼が覚めると、周囲はまだ薄暗い。時計を確認する。明け方だ。
横の寝台を確認すると、シリュウが眠っている。珍しいことだ。
僕は寝台を降りると、水を飲みに行った。
外の景色が見える。西の空に満月が見えた。
ぼんやりとそれを見ていると、急に、シェリーのことが頭に浮かぶ。
彼女も月を見ているだろうか。
生きていても、帰ってこない人もいる。考えたことのない対象だった。
そして、生きて帰ることに全てをかける人もいる。
朝になり、僕はシリュウと一緒に医療施設に顔を出した。治療室に向かうと、患者はすでに移動した、と言われた。シリュウは表情を変えなかったけど、僕は覚悟を決めた。
マルトロスの居場所を尋ねると、看護師は穏やかな態度で、マルトロスについて教えてくれた。
それに比べるとマルトロスは満身創痍だ。特に脚の怪我がひどい。矢が刺さっているところで、激しい運動をしたため、傷が大きくなっていた。応急処置で、他の探索士の後を追うことになったが、日が暮れる頃にはマルトロスは熱を出し、動けなくなった。
シリュウが水を調達し、マルトロスに飲ませた。
「位置的には」僕は地図を見てシリュウに話しかけた。「まだ目的地まで一日では足りない位置だ」
「連中の生き残りが戻ってくることは、なさそうだな」
生き残りの探索士が、シリュウの言葉に肩を縮める。
「いいさ。俺が背負う。夜も進むしかない」
僕にもそれしか案がなかった。僕が代わりに背負おうにも、体力が足りない。
夜の間の黒の領域は、ほとんど明かりがなくなる。その中を僕が先頭に立って、マルトロスを背負ったシリュウを先導した。生き残りの探索士の男は二人のすぐ後だ。
夜の間に方向を間違えるのが、最も怖いことだ。それでも進まないわけにはいかない。時間がないのだ。
夜明けになり、シリュウはマルトロスを地面に下ろし、食事の準備を始めた。マルトロスの熱には変化がない。悪化しないだけマシというもの。
僕は周囲を少し歩いて、地図に載っている目印を探した。
川のせせらぎが聞こえてきた。川は有力な目印になる。しかし見えていないので、意味がない。
休息の後、またシリュウがマルトロスを背負い、歩き出した。誰も一言も言葉を発さない。呼吸音がやけに大きく聞こえるほどの静寂。
そのうちに、川にたどり着いた。幅はそれほどではないが、深そうだ。僕は地図を確認した。
「推測だけど、この川を渡る必要はない。これに沿って、上流へ進めば、道に出る」
「急ぐぞ。時間がない」
さすがのシリュウも焦っているようだった。マルトロスの呼吸が荒くなっており、苦しそうだった。僕にも猶予がどんどんなくなっていくのはわかった。
河沿いに歩いているうちに日が暮れてきた。休憩の後、また夜の間、歩いた。今度は道に迷う心配はない。
朝になり、マルトロスが唸るように言った。
「兄さん、聞こえてるかい」
シリュウが地面にマルトロスを下ろし、その顔を覗き込んだ。
「ここにいる。予定ではそろそろ助けを得られる」
「どうも、助からない気がしてきた」
その一言にシリュウの顔が険しくなる。
「そんなことを言うな。そう思った瞬間に、死神が足を引っ張るぞ」
「あの悪魔の首を、金に変えられないのが、惜しいな」
「ここにある」
シリュウが身振りをする。僕は思わず、苦笑いした。
「マルトロスさん、あれは大金になりますよ」
僕がそう言うと、マルトロスも力なく笑った。
マルトロスを背負い、再び歩き出した。
やがて目の前に広い空間が現れた。慣らされた地面、広い幅の道路だった。
やっと、目的地なのだ。
ここまで後についてきた探索士が、しゃがみこむ。僕は道路を確認する。間違いない。
助かったのだ。
シリュウが無言で、マルトロスを下ろした。呼吸が細い。その頬をシリュウが軽く叩いた。
「起きろ、マルトロス。まだ安心するには早いが、どうにかなりそうだ」
うっすらとマルトロスが目を開けた。
「貸しだぜ、兄さん……」
「わかっている。返してやるから、頑張れ」
マルトロスの返事はなかった。
僕たちはしばらくそこで待ち続けた。
傭兵部隊に物資を届けた帰りの輸送部隊が通りかかるまで、ものすごく長い時間が過ぎたような気がした。シリュウはしきりにマルトロスを励ましていたが、マルトロスの反応はどんどん弱くなっていた。
輸送部隊の荷馬車が停止し、傭兵たちが降りてきた。
彼らの中にいた医療に詳しいものがマルトロスに処置をした。すでに彼は意識を失っていて、反応はない。
僕たち四人は荷馬車に乗せられて、黒の領域を離れ始めた。
ハマナス砦に着いたのはその日の夜で、僕たちは傭兵部隊の宿営地の一角を借りた。久しぶりに、何も考えずに眠った。
翌朝、傭兵部隊に謝礼を払った。
一人だけになった探索士は、僕たちに礼を言って、謝礼を払うと、新しい仲間を探すと言って去って行った。
薄情ではなく、それが常識なのだ。
僕たちはハマナス砦の一角にある医療施設へ向かった。
だが、マルトロスとは会えなかった。治療中だという。
「どれほどの達人でも」
治療室の前の通路に立って、シリュウが言う。
「怪我を負うし、死ぬこともある」
「まだ死んじゃいない」
僕に首を振ると、シリュウは離れていった。
結局、その日はマルトロスには会えなかった。夜になり、民間の小さな宿泊施設に部屋を取った。シリュウとは夕飯を一緒にしただけで、彼はなかなか部屋に戻ってこない。
外へ出ると、シリュウがそこにいた。
剣を振っている。今までに何度も見ている、型の繰り返しだ。
「どうして」シリュウが動きを止めたところで話しかけた。「シリュウは怪我をしない?」
「そういう運命だろう」
軽い調子で返事が来た。わずかに息が上がっている気がするが、微かなものだ。相当、体を動かしたらしい。
「運命、か。死ぬ時は死ぬ、と思ってる?」
「死にたくないがね。ただ、いつそういう時が来るかわからない分だけ、今を無駄にしたくない、と思っている」
なにやらややこしい話になりそうだ。
シリュウが再び訓練を再開したので、僕は医療施設に戻った。まだマルトロスとは会えない。治療室の隣の待合室に入ると、数人の兵士が暗い表情でそこにいた。
その部屋に入ると、どこか諦めてしまいそうな気がして、僕は入らずに、ドアを閉めた。
部屋の外で、壁に背中を預けて、座り込む。
マルトロスと僕には、それほど関係がない。一緒にいた時間も短い。知り合ったのはついこの前だ。
一瞬だけ、お互いに命を預け、戦った。
それだけのことが、とても大きい。無視できないほどに、大きい。そう思った。
気づくと眠っていて、反射的に立ち上がると、そこは医療施設の通路ではなく、宿泊施設の部屋だった。二人部屋で、片方の寝台には誰も寝ていない。ただ、荷物はある。僕が確保した部屋だった。
シリュウが僕をここに運んだことは、はっきりしていた。
身支度を整え、外に出た。
昨夜と同じように、そこにシリュウがいて、剣を振っていた。僕に気づき、動きを中断する。
「無理するなよ。休んだほうがいいぞ」
いつも通りの、冷静なシリュウだった。
僕は何も答えられずに、立ち尽くした。
シリュウもきっと、僕と同じだと思った。僕があの通路にいたように、シリュウもここにいる。僕がマルトロスを待つように、シリュウも待っている。
きっと、僕に休めと言いながら、シリュウは少しも休んでいない。
ずっと、剣の稽古を続けて、耐えているんだ。
僕はシリュウに歩み寄り、その腰のあたりを強く蹴りつけた。
「おい」意外そうに、シリュウが目を見開く。「なんだよ、いきなり」
「食事に行こう。久しぶりに、まともなものを食べるんだ」
呆れたような表情をしたシリュウが、すぐに笑みを浮かべ、「支度をする」と言って、建物の中に戻っていった。
少しして僕たちは砦の食堂で、一番、高額な値段設定の料理を注文した。しかも同じものをお代わりした。
腹一杯になって、二人で砦の中を歩き回り、結局、部屋に戻って、二人で眠れなくなるまで眠り続けた。
眼が覚めると、周囲はまだ薄暗い。時計を確認する。明け方だ。
横の寝台を確認すると、シリュウが眠っている。珍しいことだ。
僕は寝台を降りると、水を飲みに行った。
外の景色が見える。西の空に満月が見えた。
ぼんやりとそれを見ていると、急に、シェリーのことが頭に浮かぶ。
彼女も月を見ているだろうか。
生きていても、帰ってこない人もいる。考えたことのない対象だった。
そして、生きて帰ることに全てをかける人もいる。
朝になり、僕はシリュウと一緒に医療施設に顔を出した。治療室に向かうと、患者はすでに移動した、と言われた。シリュウは表情を変えなかったけど、僕は覚悟を決めた。
マルトロスの居場所を尋ねると、看護師は穏やかな態度で、マルトロスについて教えてくれた。
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