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15歳の飛翔。
エメイラのお土産。
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エルフの夕餉を楽しみ、皆で湯気の立つ木杯を片手に他愛ない話をしていた時だ。戸口の方で控えていた召使が一歩進み出て、わずかに肩で息をしながら言った。
「お客様……来客がありました。お通ししても構わないでしょうか?」
言葉は丁寧だが、声の芯に妙な張りがある。額には細い汗。……ただ事ではないな、と僕は思う。
「お通ししてください」
短く答えると、葉陰の廊下を滑るようにして一人の女性が入ってきた。後ろには二人の供。衣は深緑、縁には若葉の刺繍。香の筋がふわりと揺れる。膝の高さほどの距離まで近づいたところで、彼女は唇の端をわずかに上げた。
「私はローラという。おぬしがエメイラヒルデの夫になるものか。……なるほど、なるほど。素晴らしい魔力と、澄んだ魔力視覚をしておるの」
肌でわかる。只者ではない。木立の奥から風圧だけが先に届く時のような、静かな威の気配。
「ありがとうございます。確かにエメイラは僕の婚約者です」
「息災か?」
「元気です。今も精力的に、僕の手伝いをしてくれています」
「虐げているわけでは……なさそうだな」
ローラは一歩、さらに近づく。部屋の空気の層が薄く震え、額の奥で一条の光がはじけた。真実をうかがう術……だが触れ方は浅い。疑いというより、見届けるためのまなざしだ。
「エメイラヒルデがなぜそなたの妻になろうとしたのか。どう生きてきたのか。そして今どう過ごしているか……詳しく聞かせてくれ」
僕は頷き、言葉を選ばず素直に語った。あの人がしばらく各地を放浪していたこと。やがてルステインに腰を落ち着け、人も街も飽くことなく助け続けたこと。僕の魔術の師となり、叱られ、笑われ、救われ……一緒に季節を重ねるうち、互いの中に居場所が生まれたこと。師弟であり、同士であり、そして今は婚約者であること。
薄く張られた魔術の膜の向こうで、ローラの表情が少しずつ変わっていく。目を細めて笑い、鼻の奥で泣き、最後は深く息を吐いて頷いた。
「……よい。よい話を聞いた。よろしく頼む」
差し出された指先はしなやかで、握ると樹皮の温もりのように温かかった。彼女はふとナビに目をやる。肩の上でナビは丸くなり、片目だけを開ける。
「そなたは森に選ばれた存在かもしれぬな。気を許しておる……森の息が見える」
「にゃ」
「それから、スサン伯。そなたがやっている異種族協働、我も興味がある。また大臣を遣わすゆえ、話をしてほしい」
「喜んで」
ローラは軽く頷き、踵を返した。供の二人が影のように続く。扉が閉まる直前、招かれた風が一筋、室内を撫でていった。召使は安堵の色を浮かべ、深々と礼をして下がる。
その夜は早めに床についた。葉擦れの音が子守歌になり、眠りは驚くほど深かった。
翌朝。迎賓館を出た僕らはナビを肩に乗せ、クチッフの案内で「大樹の城」へ向かった。森の道を進むほどに、建物というより生き物の気配が濃くなる。やがて視界が開け、息を呑む。丘を抱いた根、塔のように空へ伸びる幹、天蓋のように広がる枝……大樹と都が一つの存在になっている。
「まずは公式のご挨拶を。各大臣がお待ちです」
香る回廊を抜け、樹の胸郭のような広間に入る。内務、商務、術理、文化、警備……次々と名乗る大臣たちは一様に好意的で、ナビを見ると目尻を下げた。触っても?と聞かれ、ナビが気分よく「にゃ」と言えば肩から渡す。外交で猫が役に立つとは思わなかったが、ここでは実に有効らしい。
「拝謁の間へご案内します。ここで跪いてください。猫様はそのまま肩で結構です」
クチッフが手順を丁寧に教えてくれる。僕らは所定の位置に進み、合図で片膝をつく。葉の影が床をゆっくり流れていく。
「ローラ・ルード・シトルウェル女大公様、ご入来」
澄んだ声が響いた。足音はほとんどしないのに、確かな存在感が近づいてくる。
「面を上げ」
顔を上げると、昨日の女性が玉座の前に立っていた。唇にいたずらの色。やはり、そういう人だ。
「よく参られた、リョウエスト・バァン・スサン伯爵。我らの国はそなたを歓迎する」
リブがすばやく訳す。けれどその気配は言葉を待たずに胸へ落ちていた。
「恐悦至極でございます。ご歓迎、心からお礼申し上げます」
ローラはうむ、と頷き、手をひと振りする。周囲の侍官が身を引く。そして、わざと声を半歩だけ弾ませた。
「エメイラヒルデの土産を……これに」
空気が一瞬、ぴん、と張る。名の響きが、古い弦を鳴らしたのだ。左右に列なる者たちの間に、どよめきが走る。誰かが息を呑み、誰かは目を見開く。
「収納を開けてよろしいですか」
「許す」
許しの言葉に合わせ、僕は収納を開く。木箱が淡い光を帯びて現れ、侍官が両手で受け取る。深い緑の紐。ローラがそれを見て、口角をきゅっと上げた。
「皆の者、よく聞け。先の英雄エメイラヒルデは生きている。そして、そちらにいるスサン伯爵が彼女の婚約者だ」
どっ、と空気が揺れた。歓声でも悲鳴でもない、森全体が枝を震わせたみたいな大きな波。前列の老臣は瞼を押さえ、若い侍女は胸に手を当てて目を輝かせる。壁際で控えていた弦の楽師が、思わず一音だけ爪弾き、隣の楽師に肘で小突かれている。
「……あれほどの御方が……」「帰られたのか」「いや、嫁がれるのだ」
ざわめきはやがて、葉擦れと同じ音階に溶けていく。ローラはイタズラが見事に決まった子どものような顔をして、こちらを見た。
「エメイラヒルデの選びは、我らにとっても喜びだ。彼女はよく国を助け、よく人を救った。そちが彼女を尊び、彼女がそちを尊ぶのなら、我はそれを祝福する」
「ありがたき幸せ。身に余る光栄です」
ナビが肩で「にゃ」と鳴いた。笑いが柔らかく広がり、緊張の糸が一本、無事にほどけたのがわかる。
「さて、スサン伯。そなたの領での取り組み……種族を隔てぬ協働を詳しく聞かせよ。森に風が通うように、人の間にも風が通うのか、確かめたい」
「はい。耳を持ち、短く約し、必ず返す……僕がやってきたのはそれだけです。ですが、それだけで風は通い始めます」
「よい言葉だ。ならば、まずは昼餉の後にでも。大臣たちと労わりなく交わそう。猫様にも席はある」
「にゃー」
再び笑いが起きる。ローラは僕らをまっすぐ見て、ゆるやかに頷いた。森の都のまなざしは、厳しく、温かい。僕は胸の奥を静かに正し、遠くルステインで微笑むエメイラを思った。あなたの故郷で、あなたの名が喜びとして響いたよ……そう告げる時を、きっと近いうちに作ろう。
「お客様……来客がありました。お通ししても構わないでしょうか?」
言葉は丁寧だが、声の芯に妙な張りがある。額には細い汗。……ただ事ではないな、と僕は思う。
「お通ししてください」
短く答えると、葉陰の廊下を滑るようにして一人の女性が入ってきた。後ろには二人の供。衣は深緑、縁には若葉の刺繍。香の筋がふわりと揺れる。膝の高さほどの距離まで近づいたところで、彼女は唇の端をわずかに上げた。
「私はローラという。おぬしがエメイラヒルデの夫になるものか。……なるほど、なるほど。素晴らしい魔力と、澄んだ魔力視覚をしておるの」
肌でわかる。只者ではない。木立の奥から風圧だけが先に届く時のような、静かな威の気配。
「ありがとうございます。確かにエメイラは僕の婚約者です」
「息災か?」
「元気です。今も精力的に、僕の手伝いをしてくれています」
「虐げているわけでは……なさそうだな」
ローラは一歩、さらに近づく。部屋の空気の層が薄く震え、額の奥で一条の光がはじけた。真実をうかがう術……だが触れ方は浅い。疑いというより、見届けるためのまなざしだ。
「エメイラヒルデがなぜそなたの妻になろうとしたのか。どう生きてきたのか。そして今どう過ごしているか……詳しく聞かせてくれ」
僕は頷き、言葉を選ばず素直に語った。あの人がしばらく各地を放浪していたこと。やがてルステインに腰を落ち着け、人も街も飽くことなく助け続けたこと。僕の魔術の師となり、叱られ、笑われ、救われ……一緒に季節を重ねるうち、互いの中に居場所が生まれたこと。師弟であり、同士であり、そして今は婚約者であること。
薄く張られた魔術の膜の向こうで、ローラの表情が少しずつ変わっていく。目を細めて笑い、鼻の奥で泣き、最後は深く息を吐いて頷いた。
「……よい。よい話を聞いた。よろしく頼む」
差し出された指先はしなやかで、握ると樹皮の温もりのように温かかった。彼女はふとナビに目をやる。肩の上でナビは丸くなり、片目だけを開ける。
「そなたは森に選ばれた存在かもしれぬな。気を許しておる……森の息が見える」
「にゃ」
「それから、スサン伯。そなたがやっている異種族協働、我も興味がある。また大臣を遣わすゆえ、話をしてほしい」
「喜んで」
ローラは軽く頷き、踵を返した。供の二人が影のように続く。扉が閉まる直前、招かれた風が一筋、室内を撫でていった。召使は安堵の色を浮かべ、深々と礼をして下がる。
その夜は早めに床についた。葉擦れの音が子守歌になり、眠りは驚くほど深かった。
翌朝。迎賓館を出た僕らはナビを肩に乗せ、クチッフの案内で「大樹の城」へ向かった。森の道を進むほどに、建物というより生き物の気配が濃くなる。やがて視界が開け、息を呑む。丘を抱いた根、塔のように空へ伸びる幹、天蓋のように広がる枝……大樹と都が一つの存在になっている。
「まずは公式のご挨拶を。各大臣がお待ちです」
香る回廊を抜け、樹の胸郭のような広間に入る。内務、商務、術理、文化、警備……次々と名乗る大臣たちは一様に好意的で、ナビを見ると目尻を下げた。触っても?と聞かれ、ナビが気分よく「にゃ」と言えば肩から渡す。外交で猫が役に立つとは思わなかったが、ここでは実に有効らしい。
「拝謁の間へご案内します。ここで跪いてください。猫様はそのまま肩で結構です」
クチッフが手順を丁寧に教えてくれる。僕らは所定の位置に進み、合図で片膝をつく。葉の影が床をゆっくり流れていく。
「ローラ・ルード・シトルウェル女大公様、ご入来」
澄んだ声が響いた。足音はほとんどしないのに、確かな存在感が近づいてくる。
「面を上げ」
顔を上げると、昨日の女性が玉座の前に立っていた。唇にいたずらの色。やはり、そういう人だ。
「よく参られた、リョウエスト・バァン・スサン伯爵。我らの国はそなたを歓迎する」
リブがすばやく訳す。けれどその気配は言葉を待たずに胸へ落ちていた。
「恐悦至極でございます。ご歓迎、心からお礼申し上げます」
ローラはうむ、と頷き、手をひと振りする。周囲の侍官が身を引く。そして、わざと声を半歩だけ弾ませた。
「エメイラヒルデの土産を……これに」
空気が一瞬、ぴん、と張る。名の響きが、古い弦を鳴らしたのだ。左右に列なる者たちの間に、どよめきが走る。誰かが息を呑み、誰かは目を見開く。
「収納を開けてよろしいですか」
「許す」
許しの言葉に合わせ、僕は収納を開く。木箱が淡い光を帯びて現れ、侍官が両手で受け取る。深い緑の紐。ローラがそれを見て、口角をきゅっと上げた。
「皆の者、よく聞け。先の英雄エメイラヒルデは生きている。そして、そちらにいるスサン伯爵が彼女の婚約者だ」
どっ、と空気が揺れた。歓声でも悲鳴でもない、森全体が枝を震わせたみたいな大きな波。前列の老臣は瞼を押さえ、若い侍女は胸に手を当てて目を輝かせる。壁際で控えていた弦の楽師が、思わず一音だけ爪弾き、隣の楽師に肘で小突かれている。
「……あれほどの御方が……」「帰られたのか」「いや、嫁がれるのだ」
ざわめきはやがて、葉擦れと同じ音階に溶けていく。ローラはイタズラが見事に決まった子どものような顔をして、こちらを見た。
「エメイラヒルデの選びは、我らにとっても喜びだ。彼女はよく国を助け、よく人を救った。そちが彼女を尊び、彼女がそちを尊ぶのなら、我はそれを祝福する」
「ありがたき幸せ。身に余る光栄です」
ナビが肩で「にゃ」と鳴いた。笑いが柔らかく広がり、緊張の糸が一本、無事にほどけたのがわかる。
「さて、スサン伯。そなたの領での取り組み……種族を隔てぬ協働を詳しく聞かせよ。森に風が通うように、人の間にも風が通うのか、確かめたい」
「はい。耳を持ち、短く約し、必ず返す……僕がやってきたのはそれだけです。ですが、それだけで風は通い始めます」
「よい言葉だ。ならば、まずは昼餉の後にでも。大臣たちと労わりなく交わそう。猫様にも席はある」
「にゃー」
再び笑いが起きる。ローラは僕らをまっすぐ見て、ゆるやかに頷いた。森の都のまなざしは、厳しく、温かい。僕は胸の奥を静かに正し、遠くルステインで微笑むエメイラを思った。あなたの故郷で、あなたの名が喜びとして響いたよ……そう告げる時を、きっと近いうちに作ろう。
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