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神の修行。
また会う日まで。
翌日僕はリーリシアに抱きつかれて起きた。
「おはよ」
「おはよう」
「朝ごはんできてるわ」
「ありがとう」
「さ、起きてね」
「うん」
起きてダイニングに来たら朝食が並んでいた。出会った日と同じメニューだった。
「うわあ。懐かしい」
「覚えててくれたの?」
「忘れるもんか。あんな美味い飯食べたのは久しぶりだったんだから」
「さあ、どうぞ」
「いただきます」
「いただきます」
「あー。美味しい」
「良かった」
「ね、今日はどうする?どこかに出かける?」
「うちでゆっくりしたいわ」
「うん。そうしよう」
「ふふ。ありがとう」
ご飯を食べ終わり食器を二人で片付けて、コーヒーを飲みながらのんびりと過ごす。お互い身体をぴったり寄せ合い、時折キスを交えながら話をする。時折会話が途切れるがその沈黙も悪くない。
「ねえ、リョウ」
「戻ってきたら私を正妻にしてくれる?」
「はい。よろしくお願いします」
「うふふ。よろしく……あのね、リョウは地上に戻ったらモテると思うの」
「でもリーリシア一筋だよ」
「んー。それも良いけど恋も楽しんでもらいたいなあと思う」
「そうなの?」
「うん。ほらユーリシアは一夫多妻が全土で認められているの。もちろんここもそうだわ」
「そうみたいだね。でも一夫一妻の国から来たから抵抗感があるなあ」
「リョウはね、優しいのよ」
「そうかな?そんな事ないよ」
「自分のことを一途に思ってくれる人を跳ね除けたりするのができそうもないなあって思うの」
「んー。そうかなあ?」
「そうなったら相談して。話し合いましょう」
「うん。でもリーリシアはそれで良いの?」
「私、あなたの一番でいる自信あるわよ」
「うん。リーリシアは一番だ」
「うふふふ。うれしいわ」
リーリシアとキスをする。そのまま抱き合い、ベッドへ移動する。リーリシアとの濃密な時間はこんな感じで過ぎていった。
翌朝、二人で朝食をとっていると6神が現れた。お別れに付き合ってくれると言っていたっけ。みんなでダイニングに座りお茶をする。リーリシアから渡してもらおうと思っていたが、ちょうど良いので今渡そうとおもった。
「ナーディルさん、これ、ここで作ってない料理のレシピです。誰か作ってくれる人がいたら渡して下さい」
「スキールナが得意だからやってもらうか。ありがとう」
「ロスハーンさん、お約束した味噌と発酵菌である麹です。作り方を書いたノートと一緒にどうぞ」
「あ、ありがとう」
「イサリナさん、これ、冷蔵庫と掃除器具セットです。使い方は書いてあります。もしわからなかったら夢で聞いてください」
「ありがとうございます」
「マデリエネさん、これ僕が知ってるだけの化学反応を書き記したものと地球の歴史を抜粋したノートです」
「ありがとうございます、大事につかいますわ」
「アネーシャさん、お菓子詰め合わせです。五十種類思い出しながら創りました。これでこれからは色んなお菓子を創れるようになりますよ」
「うれしー。ありがとー」
「グンヴォルさんには僕のこれからの計画書と僕のアイデアノートを差し上げます。僕がやれそうもないものならどんどん地上に知らせてあげて下さい」
「たすかるわー。ありがとうー」
「俺達からは形じゃないものを送っておく。地上に戻ったらステータスオープンといってみろ」
「はい。ありがとうございます」
空いてる座席に誰か座ってきた。創造神様だ。
「「「「「「創造神様」」」」」」
6神はひざまずいた。創造神様は困ったように頭を掻く。
「まあ、楽にしてくれ。椅子に座ってくれるとありがたい」
「「「「「「はい」」」」」」
6神は椅子に座った。
「創造神様、お茶飲まれます?」
「いただこう」
僕はお茶とお茶菓子を用意して渡す。創造神様はお茶にゆっくりと口をつける。
「……うまいな」
「ありがとうございます」
「リョウエストよ、三年間も待たせてすまなかったな」
「いえいえ、楽しかったですよ」
「何をしていたのだ?」
「こちらにいる6神から色々な事を学びました」
「ほお。なるほど、楽しそうな毎日だったようだなぁ。6神もすっかり仲良くなったようだな」
「ええ。リーリシア様とリョウのおかげです」
「リーリシア、良かったなあ」
「はい」
「もうしばらくの辛抱だぞ。リョウエストの生涯が終わればリーリシアには真の幸せが訪れるだろう」
「はい。そう思っています」
「リョウ、リーリシアを幸せにしてやるのだぞ」
「はい」
「さて、そろそろ送ろうかの。リョウ、リーリシアに何か伝えたいことはあるか?」
「いえ。あったら神殿にいきます」
「そうだな。それが良いだろう」
「リーリシアはリョウに何かあるか?」
「リョウ、無理だけはしないでね」
リーリシアはハグしてきた。リーリシアの体温を確かめる。
「うん」
「リーリシア。待ってて欲しい」
「わかったわ」
「良きかな良きかな」
創造神様はそう言う。ボクとリーリシアはしばらくそのままでいたが名残惜しげに離れる。
「よし、リョウ、送るぞ」
「はい」
「忘れ物は無いか?」
「はい。大丈夫です」
「それでは行くぞ」
創造神様が手をかざすと僕の身体が薄くなっていく。しばらくそのままでいると体が消えた。眩しい光が僕から発せられる。その光に目を瞑ると…。
次の瞬間、5歳のリョウエスト・スサンの身体に入っていた。
(良い人生を送るんだぞ)
創造神様の声が聞こえる。僕は地上に戻ってきたのだ。
「おはよ」
「おはよう」
「朝ごはんできてるわ」
「ありがとう」
「さ、起きてね」
「うん」
起きてダイニングに来たら朝食が並んでいた。出会った日と同じメニューだった。
「うわあ。懐かしい」
「覚えててくれたの?」
「忘れるもんか。あんな美味い飯食べたのは久しぶりだったんだから」
「さあ、どうぞ」
「いただきます」
「いただきます」
「あー。美味しい」
「良かった」
「ね、今日はどうする?どこかに出かける?」
「うちでゆっくりしたいわ」
「うん。そうしよう」
「ふふ。ありがとう」
ご飯を食べ終わり食器を二人で片付けて、コーヒーを飲みながらのんびりと過ごす。お互い身体をぴったり寄せ合い、時折キスを交えながら話をする。時折会話が途切れるがその沈黙も悪くない。
「ねえ、リョウ」
「戻ってきたら私を正妻にしてくれる?」
「はい。よろしくお願いします」
「うふふ。よろしく……あのね、リョウは地上に戻ったらモテると思うの」
「でもリーリシア一筋だよ」
「んー。それも良いけど恋も楽しんでもらいたいなあと思う」
「そうなの?」
「うん。ほらユーリシアは一夫多妻が全土で認められているの。もちろんここもそうだわ」
「そうみたいだね。でも一夫一妻の国から来たから抵抗感があるなあ」
「リョウはね、優しいのよ」
「そうかな?そんな事ないよ」
「自分のことを一途に思ってくれる人を跳ね除けたりするのができそうもないなあって思うの」
「んー。そうかなあ?」
「そうなったら相談して。話し合いましょう」
「うん。でもリーリシアはそれで良いの?」
「私、あなたの一番でいる自信あるわよ」
「うん。リーリシアは一番だ」
「うふふふ。うれしいわ」
リーリシアとキスをする。そのまま抱き合い、ベッドへ移動する。リーリシアとの濃密な時間はこんな感じで過ぎていった。
翌朝、二人で朝食をとっていると6神が現れた。お別れに付き合ってくれると言っていたっけ。みんなでダイニングに座りお茶をする。リーリシアから渡してもらおうと思っていたが、ちょうど良いので今渡そうとおもった。
「ナーディルさん、これ、ここで作ってない料理のレシピです。誰か作ってくれる人がいたら渡して下さい」
「スキールナが得意だからやってもらうか。ありがとう」
「ロスハーンさん、お約束した味噌と発酵菌である麹です。作り方を書いたノートと一緒にどうぞ」
「あ、ありがとう」
「イサリナさん、これ、冷蔵庫と掃除器具セットです。使い方は書いてあります。もしわからなかったら夢で聞いてください」
「ありがとうございます」
「マデリエネさん、これ僕が知ってるだけの化学反応を書き記したものと地球の歴史を抜粋したノートです」
「ありがとうございます、大事につかいますわ」
「アネーシャさん、お菓子詰め合わせです。五十種類思い出しながら創りました。これでこれからは色んなお菓子を創れるようになりますよ」
「うれしー。ありがとー」
「グンヴォルさんには僕のこれからの計画書と僕のアイデアノートを差し上げます。僕がやれそうもないものならどんどん地上に知らせてあげて下さい」
「たすかるわー。ありがとうー」
「俺達からは形じゃないものを送っておく。地上に戻ったらステータスオープンといってみろ」
「はい。ありがとうございます」
空いてる座席に誰か座ってきた。創造神様だ。
「「「「「「創造神様」」」」」」
6神はひざまずいた。創造神様は困ったように頭を掻く。
「まあ、楽にしてくれ。椅子に座ってくれるとありがたい」
「「「「「「はい」」」」」」
6神は椅子に座った。
「創造神様、お茶飲まれます?」
「いただこう」
僕はお茶とお茶菓子を用意して渡す。創造神様はお茶にゆっくりと口をつける。
「……うまいな」
「ありがとうございます」
「リョウエストよ、三年間も待たせてすまなかったな」
「いえいえ、楽しかったですよ」
「何をしていたのだ?」
「こちらにいる6神から色々な事を学びました」
「ほお。なるほど、楽しそうな毎日だったようだなぁ。6神もすっかり仲良くなったようだな」
「ええ。リーリシア様とリョウのおかげです」
「リーリシア、良かったなあ」
「はい」
「もうしばらくの辛抱だぞ。リョウエストの生涯が終わればリーリシアには真の幸せが訪れるだろう」
「はい。そう思っています」
「リョウ、リーリシアを幸せにしてやるのだぞ」
「はい」
「さて、そろそろ送ろうかの。リョウ、リーリシアに何か伝えたいことはあるか?」
「いえ。あったら神殿にいきます」
「そうだな。それが良いだろう」
「リーリシアはリョウに何かあるか?」
「リョウ、無理だけはしないでね」
リーリシアはハグしてきた。リーリシアの体温を確かめる。
「うん」
「リーリシア。待ってて欲しい」
「わかったわ」
「良きかな良きかな」
創造神様はそう言う。ボクとリーリシアはしばらくそのままでいたが名残惜しげに離れる。
「よし、リョウ、送るぞ」
「はい」
「忘れ物は無いか?」
「はい。大丈夫です」
「それでは行くぞ」
創造神様が手をかざすと僕の身体が薄くなっていく。しばらくそのままでいると体が消えた。眩しい光が僕から発せられる。その光に目を瞑ると…。
次の瞬間、5歳のリョウエスト・スサンの身体に入っていた。
(良い人生を送るんだぞ)
創造神様の声が聞こえる。僕は地上に戻ってきたのだ。
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