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ブラッシュアップ開始。
バンボの実。
「しかし、驚いたぞ。王様の客人の名前にお前達の名前を見た時には」
「手紙を出した時にはもう知ってたのかな?」
「そうだ。まあ、前から王様や王子様、奥様方はお前達の話が好きでな。俺も王様と王子様に色々聞かれてたから、いつかは呼ばれるなと思っていた」
「そんなに聞かれてたのかい?」
「ああ。侍女連中にもよく聞かれたよ」
侍女ってそういうの好きそう。
「近衛騎士団って忙しいのですか?」
ストラ兄さん、僕も知りたい。
「色々な行事に駆り出されるからな。王様だけでなく、その周囲の人間も守る仕事なんだ。おまけに訓練がきつい。一代前は規律が緩んでいたんだが今の王様に代替わりしてから、それに胡座をかいてた人間は一掃され実際に戦えるものばかりになった」
「その中に選ばれるなんてすごいなあ」
「俺は剣の腕は親父譲りでな、近衛騎士団の立て直しの時の試合で王様に見込まれて騎士団に出向になった。一応指南なんかもさせてもらっている」
「すごいや」
「ストラスト、近衛に興味あるのか?聞いた所によるとお前魔術も魔法も使えるし、親父が筋がいいと言っていたからそっちもいけるぞ」
「いやあ。興味はありますけどとりあえず王都支店作るのを頑張りたいです」
「リョウエストもその年で剣を振ってるなら考えたらどうだ?」
「お料理、魔術やるの」
「そうか。お前はエメイラヒルデ師に魔術をならうんだったな。うちの子と同級生だから一緒に騎士にさせたかったわ」
「すまんな、兄さん」
「何、いいってことよ。それでな…」
叔父さんとの話は盛り上がる。非常に楽しい時間だった。叔父さんが帰ってからお開きにしようとした時、ナイスミドルが僕のところに来た。
「シェフがお会いしたいと申しておりますがお時間大丈夫でしょうか?」
「行きます」
「よろしくお願いします」
マチルダさんに連れられて厨房に向かう。厨房ではシェフ一同が待っていた。
「こんにちは。リョウエスト・スサン。よろしく」
「よろしくお願いします」
「今日の、ソース、美味しかった、です。シェフは、いい腕」
「ありがとうございます。実はお願いがありましてお越しいただいたのですがお時間大丈夫でしょうか?」
「うん!」
「実は今度伯爵様主催の催しで出すエストバーグのソースを考えているのですが良い意見があったらお教えください」
ええ。いきなり難問だよ。
「あの、僕で、いいの?」
「もちろん。エストバーグを作り上げた方にご指導いただけるのなら、私は年齢など関係なく師事させていただきます」
「うん。今日の、ソース、材料なんですか?」
「バンボの実に香辛料を混ぜたものです」
「バンボの実、味みたい」
「わかりました。ソースの材料として用意したものがありますのでそれをご用意させていただきます」
バンボの実が用意されてきた。味を見る。なるほど甘くてコクがある感じだな。これベースなら色々作れそう。香辛料も用意してもらう。匂いを嗅ぐと嗅いだことのあるものがある。これ使えるな。
「香草はありますか?」
用意してもらうとそこにも嗅いだことのあるものがあった。
「この香草と、このスパイス、それから黒胡椒、粉に、お願いします」
シェフたちが一丸となって動く。
「バンボの実の、液、鍋、沸騰ダメ、温め、お願いします」
「はい!」
「味、調節する、分量、覚える、お願いします」
「はい」
まずは塩で味付けし、そこに胡椒、スパイスと香草を少しずつ入れて、調節する。大分近くなった。
「これ、煮込む、水、少なくなる、完成」
「味見して良いですか?」
「どうぞ」
料理長が味を見る。
「これ、良いですね。コクがあるバンボの特徴をうまく活かしてると思います」
「煮こむ、水、少なくする、基本の、ソース」
しばらくすると煮詰まってきた。火を止めてもらい味を見る。うん。いいね!なんちゃってウスターソース完成。バンボの実、使えるね!
「野菜、見せてください」
見せてもらうとトマトがあった。これなんて言うんだろ?
「これ、名前、何?」
「ドウゾーです」
「お湯欲しい、あと台も」
「はい。すぐに用意します」
トマトならぬドウゾーに十字に切り込みをいれて茹でる。茹でたら湯むきする。
「ざるください。あと、吹風使える人、水分、飛ばす」
「はい」
「ざるです」
「水分飛びました」
ざるをひっくり返しトマトを裏ごしする。そのトマトに塩胡椒して鍋に投入。ペースト状になるまで煮込む。
「よし、さっきの、ソース下さい」
「はい」
「このソースと、ドウゾーを、混ぜます」
よしできた!なんちゃってハンバーグソース。
「エスト、バーグ、ありますか?」
「用意できてます」
「試食」
「はい。試食しましょう」
ハンバーグ、ならぬエストバーグになんちゃってハンバーグソースをかけて一口食べる…ふっふっふ。これ良いんじゃないか?
「どう?」
「合ってます。これ以上のソースは考えられません」
「これめちゃくちゃ美味いですね」
「バンボの実、すごく、良い」
「リョウエスト様、こちらは登録はされないんですか?」
ああ、そう言う問題があったな。
「伯爵、催し、いつ?」
「一か月後になります」
「なるほど。ルステイン、戻る、登録する」
「それがよろしいかと思います。こちらはこのソースをその日まで秘伝のものとして使っていきます」
「うん。ごめんね」
「いえいえ」
「天使様、こちらが今日のレシピメモです」
「ありがと」
また何も考えずに料理しちゃった。絶対グンヴォルさんに怒られるわ。気をつけなきゃ。
「手紙を出した時にはもう知ってたのかな?」
「そうだ。まあ、前から王様や王子様、奥様方はお前達の話が好きでな。俺も王様と王子様に色々聞かれてたから、いつかは呼ばれるなと思っていた」
「そんなに聞かれてたのかい?」
「ああ。侍女連中にもよく聞かれたよ」
侍女ってそういうの好きそう。
「近衛騎士団って忙しいのですか?」
ストラ兄さん、僕も知りたい。
「色々な行事に駆り出されるからな。王様だけでなく、その周囲の人間も守る仕事なんだ。おまけに訓練がきつい。一代前は規律が緩んでいたんだが今の王様に代替わりしてから、それに胡座をかいてた人間は一掃され実際に戦えるものばかりになった」
「その中に選ばれるなんてすごいなあ」
「俺は剣の腕は親父譲りでな、近衛騎士団の立て直しの時の試合で王様に見込まれて騎士団に出向になった。一応指南なんかもさせてもらっている」
「すごいや」
「ストラスト、近衛に興味あるのか?聞いた所によるとお前魔術も魔法も使えるし、親父が筋がいいと言っていたからそっちもいけるぞ」
「いやあ。興味はありますけどとりあえず王都支店作るのを頑張りたいです」
「リョウエストもその年で剣を振ってるなら考えたらどうだ?」
「お料理、魔術やるの」
「そうか。お前はエメイラヒルデ師に魔術をならうんだったな。うちの子と同級生だから一緒に騎士にさせたかったわ」
「すまんな、兄さん」
「何、いいってことよ。それでな…」
叔父さんとの話は盛り上がる。非常に楽しい時間だった。叔父さんが帰ってからお開きにしようとした時、ナイスミドルが僕のところに来た。
「シェフがお会いしたいと申しておりますがお時間大丈夫でしょうか?」
「行きます」
「よろしくお願いします」
マチルダさんに連れられて厨房に向かう。厨房ではシェフ一同が待っていた。
「こんにちは。リョウエスト・スサン。よろしく」
「よろしくお願いします」
「今日の、ソース、美味しかった、です。シェフは、いい腕」
「ありがとうございます。実はお願いがありましてお越しいただいたのですがお時間大丈夫でしょうか?」
「うん!」
「実は今度伯爵様主催の催しで出すエストバーグのソースを考えているのですが良い意見があったらお教えください」
ええ。いきなり難問だよ。
「あの、僕で、いいの?」
「もちろん。エストバーグを作り上げた方にご指導いただけるのなら、私は年齢など関係なく師事させていただきます」
「うん。今日の、ソース、材料なんですか?」
「バンボの実に香辛料を混ぜたものです」
「バンボの実、味みたい」
「わかりました。ソースの材料として用意したものがありますのでそれをご用意させていただきます」
バンボの実が用意されてきた。味を見る。なるほど甘くてコクがある感じだな。これベースなら色々作れそう。香辛料も用意してもらう。匂いを嗅ぐと嗅いだことのあるものがある。これ使えるな。
「香草はありますか?」
用意してもらうとそこにも嗅いだことのあるものがあった。
「この香草と、このスパイス、それから黒胡椒、粉に、お願いします」
シェフたちが一丸となって動く。
「バンボの実の、液、鍋、沸騰ダメ、温め、お願いします」
「はい!」
「味、調節する、分量、覚える、お願いします」
「はい」
まずは塩で味付けし、そこに胡椒、スパイスと香草を少しずつ入れて、調節する。大分近くなった。
「これ、煮込む、水、少なくなる、完成」
「味見して良いですか?」
「どうぞ」
料理長が味を見る。
「これ、良いですね。コクがあるバンボの特徴をうまく活かしてると思います」
「煮こむ、水、少なくする、基本の、ソース」
しばらくすると煮詰まってきた。火を止めてもらい味を見る。うん。いいね!なんちゃってウスターソース完成。バンボの実、使えるね!
「野菜、見せてください」
見せてもらうとトマトがあった。これなんて言うんだろ?
「これ、名前、何?」
「ドウゾーです」
「お湯欲しい、あと台も」
「はい。すぐに用意します」
トマトならぬドウゾーに十字に切り込みをいれて茹でる。茹でたら湯むきする。
「ざるください。あと、吹風使える人、水分、飛ばす」
「はい」
「ざるです」
「水分飛びました」
ざるをひっくり返しトマトを裏ごしする。そのトマトに塩胡椒して鍋に投入。ペースト状になるまで煮込む。
「よし、さっきの、ソース下さい」
「はい」
「このソースと、ドウゾーを、混ぜます」
よしできた!なんちゃってハンバーグソース。
「エスト、バーグ、ありますか?」
「用意できてます」
「試食」
「はい。試食しましょう」
ハンバーグ、ならぬエストバーグになんちゃってハンバーグソースをかけて一口食べる…ふっふっふ。これ良いんじゃないか?
「どう?」
「合ってます。これ以上のソースは考えられません」
「これめちゃくちゃ美味いですね」
「バンボの実、すごく、良い」
「リョウエスト様、こちらは登録はされないんですか?」
ああ、そう言う問題があったな。
「伯爵、催し、いつ?」
「一か月後になります」
「なるほど。ルステイン、戻る、登録する」
「それがよろしいかと思います。こちらはこのソースをその日まで秘伝のものとして使っていきます」
「うん。ごめんね」
「いえいえ」
「天使様、こちらが今日のレシピメモです」
「ありがと」
また何も考えずに料理しちゃった。絶対グンヴォルさんに怒られるわ。気をつけなきゃ。
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