124 / 595
ブラッシュアップ開始。
試食会の準備。
しおりを挟む
公爵様を引き連れて厨房に戻った僕はイタヌさんとアスハ隊長を待った。二人が来たので料理を始める。材料は全部そろってる。さすがフィグさん。
「お料理、始めます。胡椒、香辛料、香草、細かくして、お願いします」
「「はい」」
「バンボの液よろしくお願いします」
「はい」
「エストバーグ、焼く人、来て」
「「「はい」」」
「このパンの、大きさで、焼いて」
「「「はい」」」
「ドウゾー、加工する人、来てー」
「「はい」」
「こうやって十字に切って、お湯で茹でる。茹でたら、皮を剥く。大丈夫?」
「「はい」」
「できたら、持ってくる、いい?」
「「はい」」
「全部細かく砕けました」
「バンボの液です」
「鍋にバンボの液、沸騰だめ、温めて」
「「はい」」
「温まったら、呼んで」
「一人は、ドウゾー輪切り、とこの野菜、パンに挟む、大きさ。加工」
「はい」
「一人は溶ける、チーズ、細かく切って」
「フィグさん、オウトール、油多め、焼く、誰かに、お願いします。フィグさんは一緒に、味付け、みて」
「はい。わかりました!」
料理が始まった。フィグさんには指示と味を見てくれと言われてるので周りを見ながら進めていく。公爵様がニコニコしながら見ている。フィグさんに分量を教えながらソースを作る。フィグさんはメモをとりながら味を確認する。イタヌさんも一緒にメモをとりながら作業を見る。
「イタヌさん、これ、基本のソース。これ、登録、お願いします」
「まかせとき」
「ドウゾー茹でて剥き終わりました!」
「ざるを用意!」
「はい。こちらで良いですか?」
「うん!こうやって、擦るの。裏ごしって作業」
「はい」
「終わったら、鍋に入れて、火にかけて。僕、呼んで」
「はい」
ドウゾーに熱が入り、ペースト状にしていく。そこに基本ソースを混ぜてハンバーグソース完成。
「手の、空いてる人、パンを、こう切る」
「「「はい」」」
「10個残してね。10個は試食用に半分に切って」
「「「はい」」」
そろそろ盛り付けだな。
「盛り付け、する人、こっちきてー」
「「「はい」」」
エストバーガーの作り方を教える。これ、チーズエストバーガーか?
「大丈夫?」
「「「はい!」」」
「オウトール、できたら、吹風で、乾かしてー!」
「「はい!」」
「オウトールできました!」
「うん。ざるにあけて、塩胡椒で味付け。こうやるの」
均等に味を馴染ませる。
「できたら二十人分皿に載せて。そのままあと十人前ほど作ってー」
「「「はい」」」
「イタヌさん、これ、エストバーガーで登録お願いします!」
「了解や」
「イタヌさん、アスハさん、公爵様用に味見の、エストバーガー、用意してー」
「「「はい」」」
「フィグさん、何人分できた?」
「全部で35人前です」
「足りるかな?」
「余分に作った方が良いですかね?」
「あと10人前用意してくれる?」
「はい。追加でパン焼いたので大丈夫です。みんなー!あと10人前追加してー!」
「「「「「はいー」」」」」
「フィグさん、作り方は、オッケー?指示、大丈夫、だった?」
「バッチリです。経験がないとここまでできませんよ」
「良かった」
「盛り付け終わりました!」
「オウトールおわりました!」
「わかったー!フィグさん、最後の仕上げやる!」
「はい!」
ソースで花びらを描く。これ、遊びでよくやってたんだよね。
「きれい。素晴らしいです」
「よし。大丈夫!」
「はい!侍従さん、手配お願いします!」
「はい!すでにワインは瓶に移し替えております!」
「ありがと」
「では料理を運びます」
「お願いします」
侍従さんと侍女さんが料理を持っていく。横をみると公爵様とイタヌさんとアスハ隊長がエストバーガーを食べていた。
「大丈夫?」
「これはエクセレントだな。パンに物を挟む発想がなかったよ。新しい。実にエクセレントだ」
「素晴らしい出来やな。これ、『スサンの天使』で出すんか?」
「決まってない。持ち帰りメニュー、かな」
「是非出してくれ」
「わかった!」
「これは取締部隊が忙しくなりそうです」
「ごめんね」
「いえいえ。人員増加を言われてます。なんとか頑張ります!」
「はい」
あ。やば。衣装汚れた。
「ごめんね、誰か清浄、お願いします!」
調理人の一人に清浄をかけてもらう。
「ありがと」
さて。僕の仕事終わりっと。ちょうどさっきの偉い侍従さんが来た。
「リョウエスト様、そろそろ移動お願いします」
「はい!あと、お願いします」
「「「はい」」」
厨房に声をかけて侍従さんの後につく。公爵様がまた付いてくる。公爵様も試食会でるのかな?何回か角を曲がり、階段を登りまた角を曲がって扉の入り口に出る。
「エフェルト公爵様はこちらから中にどうぞ」
「ああ、わかった」
「リョウエスト様はしばらくお待ちを」
「はい」
侍従さんがノックして中に入っていく。すぐに出てきて僕を呼ぶ。
「リョウエスト様をお連れしました」
僕は一礼して中にはいる。王様御一家とさっき並んでいた大臣達と老夫婦が座っていた。お父さんとお兄さん達も座っている。
「リョウエスト・スサンです。よろしくお願いします」
「うむ。サイル、料理を並べてくれ」
侍女さんたちがテーブルに料理を並べていく。侍従さん達がワインを注ぐ。
「ワシはこんな小僧が作った料理食べないぞ」
とお爺ちゃんみたいな人が叫んだ。
「お料理、始めます。胡椒、香辛料、香草、細かくして、お願いします」
「「はい」」
「バンボの液よろしくお願いします」
「はい」
「エストバーグ、焼く人、来て」
「「「はい」」」
「このパンの、大きさで、焼いて」
「「「はい」」」
「ドウゾー、加工する人、来てー」
「「はい」」
「こうやって十字に切って、お湯で茹でる。茹でたら、皮を剥く。大丈夫?」
「「はい」」
「できたら、持ってくる、いい?」
「「はい」」
「全部細かく砕けました」
「バンボの液です」
「鍋にバンボの液、沸騰だめ、温めて」
「「はい」」
「温まったら、呼んで」
「一人は、ドウゾー輪切り、とこの野菜、パンに挟む、大きさ。加工」
「はい」
「一人は溶ける、チーズ、細かく切って」
「フィグさん、オウトール、油多め、焼く、誰かに、お願いします。フィグさんは一緒に、味付け、みて」
「はい。わかりました!」
料理が始まった。フィグさんには指示と味を見てくれと言われてるので周りを見ながら進めていく。公爵様がニコニコしながら見ている。フィグさんに分量を教えながらソースを作る。フィグさんはメモをとりながら味を確認する。イタヌさんも一緒にメモをとりながら作業を見る。
「イタヌさん、これ、基本のソース。これ、登録、お願いします」
「まかせとき」
「ドウゾー茹でて剥き終わりました!」
「ざるを用意!」
「はい。こちらで良いですか?」
「うん!こうやって、擦るの。裏ごしって作業」
「はい」
「終わったら、鍋に入れて、火にかけて。僕、呼んで」
「はい」
ドウゾーに熱が入り、ペースト状にしていく。そこに基本ソースを混ぜてハンバーグソース完成。
「手の、空いてる人、パンを、こう切る」
「「「はい」」」
「10個残してね。10個は試食用に半分に切って」
「「「はい」」」
そろそろ盛り付けだな。
「盛り付け、する人、こっちきてー」
「「「はい」」」
エストバーガーの作り方を教える。これ、チーズエストバーガーか?
「大丈夫?」
「「「はい!」」」
「オウトール、できたら、吹風で、乾かしてー!」
「「はい!」」
「オウトールできました!」
「うん。ざるにあけて、塩胡椒で味付け。こうやるの」
均等に味を馴染ませる。
「できたら二十人分皿に載せて。そのままあと十人前ほど作ってー」
「「「はい」」」
「イタヌさん、これ、エストバーガーで登録お願いします!」
「了解や」
「イタヌさん、アスハさん、公爵様用に味見の、エストバーガー、用意してー」
「「「はい」」」
「フィグさん、何人分できた?」
「全部で35人前です」
「足りるかな?」
「余分に作った方が良いですかね?」
「あと10人前用意してくれる?」
「はい。追加でパン焼いたので大丈夫です。みんなー!あと10人前追加してー!」
「「「「「はいー」」」」」
「フィグさん、作り方は、オッケー?指示、大丈夫、だった?」
「バッチリです。経験がないとここまでできませんよ」
「良かった」
「盛り付け終わりました!」
「オウトールおわりました!」
「わかったー!フィグさん、最後の仕上げやる!」
「はい!」
ソースで花びらを描く。これ、遊びでよくやってたんだよね。
「きれい。素晴らしいです」
「よし。大丈夫!」
「はい!侍従さん、手配お願いします!」
「はい!すでにワインは瓶に移し替えております!」
「ありがと」
「では料理を運びます」
「お願いします」
侍従さんと侍女さんが料理を持っていく。横をみると公爵様とイタヌさんとアスハ隊長がエストバーガーを食べていた。
「大丈夫?」
「これはエクセレントだな。パンに物を挟む発想がなかったよ。新しい。実にエクセレントだ」
「素晴らしい出来やな。これ、『スサンの天使』で出すんか?」
「決まってない。持ち帰りメニュー、かな」
「是非出してくれ」
「わかった!」
「これは取締部隊が忙しくなりそうです」
「ごめんね」
「いえいえ。人員増加を言われてます。なんとか頑張ります!」
「はい」
あ。やば。衣装汚れた。
「ごめんね、誰か清浄、お願いします!」
調理人の一人に清浄をかけてもらう。
「ありがと」
さて。僕の仕事終わりっと。ちょうどさっきの偉い侍従さんが来た。
「リョウエスト様、そろそろ移動お願いします」
「はい!あと、お願いします」
「「「はい」」」
厨房に声をかけて侍従さんの後につく。公爵様がまた付いてくる。公爵様も試食会でるのかな?何回か角を曲がり、階段を登りまた角を曲がって扉の入り口に出る。
「エフェルト公爵様はこちらから中にどうぞ」
「ああ、わかった」
「リョウエスト様はしばらくお待ちを」
「はい」
侍従さんがノックして中に入っていく。すぐに出てきて僕を呼ぶ。
「リョウエスト様をお連れしました」
僕は一礼して中にはいる。王様御一家とさっき並んでいた大臣達と老夫婦が座っていた。お父さんとお兄さん達も座っている。
「リョウエスト・スサンです。よろしくお願いします」
「うむ。サイル、料理を並べてくれ」
侍女さんたちがテーブルに料理を並べていく。侍従さん達がワインを注ぐ。
「ワシはこんな小僧が作った料理食べないぞ」
とお爺ちゃんみたいな人が叫んだ。
189
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜
2nd kanta
ファンタジー
愛する可愛い奥様達の為、俺は理不尽と戦います。
人違いで刺された俺は死ぬ間際に、得体の知れない何者かに異世界に飛ばされた。
そこは、テンプレの勇者召喚の場だった。
しかし召喚された俺の腹にはドスが刺さったままだった。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!
ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。
ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。
そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。
問題は一つ。
兄様との関係が、どうしようもなく悪い。
僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。
このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない!
追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。
それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!!
それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります!
5/9から小説になろうでも掲載中
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる