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6歳の力走。
大舞踏会という祭り。
大舞踏会の日がやってきた。前日からずっと仕込みをしている。応援の料理ギルドの人たちが到着していよいよ祭りが始まる。
まずは侍従、給仕、料理人、工廠部が動かせるだけのキッチン設備をダンスホールの一角に移動させる。キッチンの残りに足りない什器や器具を足して仕込み場所となった。
ダンスホールの一角では工廠部の皆さんが会場設営をしている。テーマに沿って設営している。これは王様も面白いと言って許可してくれたものだ。
出来たばかりのキッチンで仕込み部隊は仕込みをし、仕上げ部隊は仕上げを始めた。
定刻が近づく。僕は全員を集めて段取りを再確認する。侍従も、給仕も、侍女も、メイドも、騎士団長とその部下も、楽団も、料理人達も真剣だ。最後にみんなで輪になって手を繋ぎ合わす。
「いくぞーって言ったらおーって言ってね」
「「「はい」」」
「いくぞー!」
「「「「おーーー!!」」」」
祭りが始まった。
会場には続々とゲストが入ってくる。まだ全員入ってないから指示は出さない。王族達も全員入ったと連絡がくる。さあ、スタートだ!
僕が右手を上げると光の便利呪文を何人か合図で光らせる。魔法道具のスピーカーから声が聞こえ始める。今回司会はサイスさんではなく若い侍従にやってもらう事にした。
「レディスアンドジェントルマン。もうそろそろ大舞踏会が始まります!準備は良いですか!?」
「おーー!」
スタッフ全体が叫ぶ。
「みなさーん。お元気ですかー!?」
「おーー!」
客の皆さんもノッてきた。
「今日は楽しみですかー!?」
「おーー!」
「お料理、美味しいですよー!」
「おーー!」
「ダンス、楽しんでくださいねー!」
「おーー!」
という感じの掛け合いで会場のボルテージを上げていく。
「じゃあ、そろそろ始まりますがまずはスタッフ紹介しますぜーー!」
司会者、ノリノリである。
「まずはー!ダンスといえばこの人達がいなければは・じ・ま・ら・ない。そう!王立交響楽団のみなさんだ!」
音楽が始まる。ノリが良いビートを刻むやつって感じで注文したけど、バッチリじゃん。
「続きまして、気は優しくて、力持ち。この人たちが国を守っている。そう!き・し・だ・ん・だーー!」
騎士団長と部下数人が出てきてポーズする。拍手がすごい。
「続きまして、城の中のことなら、任せとけ、俺たちは王城マスターだ。そう!俺たちは、チーム侍従アンド侍女だ!!」
侍従、侍女が50人以上集まってきて一斉に綺麗な会釈をする。手拍子して周りも楽しそう。ゲラゲラ笑っている人達が多い。
「続きまして、飲み物と食事のことなら、な・ん・で・も聞いて下さい!バッチリ教えます!チーム給仕アンドメイド!!!」
100人くらいの人が集まって男性はポーズを取り、女性はカーテシーっぽい何かをする。
「おっけ!みんな仕事に戻って下さい!そしてそして、今回こいつらが一番燃えている。チーム料理人!!!」
全員が会場中央に集まってポーズを決める。料理長、なんか変だけど面白い。
「チーム料理人、ありがとう!よし、ここで縁の下の力持ちを紹介するぜ!普段は兵器を作っている手であっという間に会場を設営しちまった。チーム、工廠部!!!」
何故かみんなタンクトップで現れたんですけど。で、筋肉アピールしている。めっちゃウケてる。最高だな。
「はい。ありがとう!そしてそして、今夜はこの二人を紹介したいと思う。
演出・料理監修の『王国の料理番』リョウエスト・スサンと王国特別料理人フィグだ!!!」
ステージ中央に僕とフィグさんが走って行ってポーズをとる。決まったな。終わって走って戻る。
「最後に。皆様お待たせをいたしました。総合演出、プロデュースそしてこの国の偉大なる国王ドナハルトーー・ロ・コリントさまーーーー!」
王様がその場で立ち上がる。会場の拍手がすごい。サービスで腕を振ってくれてる。右手を上に挙げると音楽がピタッと止まる。完璧だな。
「皆の者、大義である。今年もつつがなく大舞踏会を開催する事ができた。みなのおかげだと思う。いつもと同じように始まると思っただろう。今年は趣向を変えてみた。すなわち進化させたのだ。我々の国はこの一年で進化を始めている。我はそれを喜ばしく思っている。みなも我とともにこの変化、進化を楽しんでくれ。それではただいまより大舞踏会を開催する。みな楽しんでくれ」
万雷の拍手が巻き起こる。今日は何人いるんだ?みな楽しそうに見えるな。
右手を上げる。
幕で隠していた巨大なキッチンセットとブュッフェ台が現れる。
人々がおおーーっと言う。ダンスホールの一角にオープンキッチンを作ったのだよ。ここで料理の仕上げをする。ブュッフェを給仕の何人かが担当してキッチンと行き交うシステムだ。
料理人たちが笑顔で料理を始める。チームワークも良くてグータッチやハイタッチをしながら料理をしている。いかにも楽しそうにしているだろう。これも練習したんだよね…。
そう。僕がやりたかったのは劇場型ライブキッチンだ。料理人達のかっこいい姿を見てくれ!
まずは侍従、給仕、料理人、工廠部が動かせるだけのキッチン設備をダンスホールの一角に移動させる。キッチンの残りに足りない什器や器具を足して仕込み場所となった。
ダンスホールの一角では工廠部の皆さんが会場設営をしている。テーマに沿って設営している。これは王様も面白いと言って許可してくれたものだ。
出来たばかりのキッチンで仕込み部隊は仕込みをし、仕上げ部隊は仕上げを始めた。
定刻が近づく。僕は全員を集めて段取りを再確認する。侍従も、給仕も、侍女も、メイドも、騎士団長とその部下も、楽団も、料理人達も真剣だ。最後にみんなで輪になって手を繋ぎ合わす。
「いくぞーって言ったらおーって言ってね」
「「「はい」」」
「いくぞー!」
「「「「おーーー!!」」」」
祭りが始まった。
会場には続々とゲストが入ってくる。まだ全員入ってないから指示は出さない。王族達も全員入ったと連絡がくる。さあ、スタートだ!
僕が右手を上げると光の便利呪文を何人か合図で光らせる。魔法道具のスピーカーから声が聞こえ始める。今回司会はサイスさんではなく若い侍従にやってもらう事にした。
「レディスアンドジェントルマン。もうそろそろ大舞踏会が始まります!準備は良いですか!?」
「おーー!」
スタッフ全体が叫ぶ。
「みなさーん。お元気ですかー!?」
「おーー!」
客の皆さんもノッてきた。
「今日は楽しみですかー!?」
「おーー!」
「お料理、美味しいですよー!」
「おーー!」
「ダンス、楽しんでくださいねー!」
「おーー!」
という感じの掛け合いで会場のボルテージを上げていく。
「じゃあ、そろそろ始まりますがまずはスタッフ紹介しますぜーー!」
司会者、ノリノリである。
「まずはー!ダンスといえばこの人達がいなければは・じ・ま・ら・ない。そう!王立交響楽団のみなさんだ!」
音楽が始まる。ノリが良いビートを刻むやつって感じで注文したけど、バッチリじゃん。
「続きまして、気は優しくて、力持ち。この人たちが国を守っている。そう!き・し・だ・ん・だーー!」
騎士団長と部下数人が出てきてポーズする。拍手がすごい。
「続きまして、城の中のことなら、任せとけ、俺たちは王城マスターだ。そう!俺たちは、チーム侍従アンド侍女だ!!」
侍従、侍女が50人以上集まってきて一斉に綺麗な会釈をする。手拍子して周りも楽しそう。ゲラゲラ笑っている人達が多い。
「続きまして、飲み物と食事のことなら、な・ん・で・も聞いて下さい!バッチリ教えます!チーム給仕アンドメイド!!!」
100人くらいの人が集まって男性はポーズを取り、女性はカーテシーっぽい何かをする。
「おっけ!みんな仕事に戻って下さい!そしてそして、今回こいつらが一番燃えている。チーム料理人!!!」
全員が会場中央に集まってポーズを決める。料理長、なんか変だけど面白い。
「チーム料理人、ありがとう!よし、ここで縁の下の力持ちを紹介するぜ!普段は兵器を作っている手であっという間に会場を設営しちまった。チーム、工廠部!!!」
何故かみんなタンクトップで現れたんですけど。で、筋肉アピールしている。めっちゃウケてる。最高だな。
「はい。ありがとう!そしてそして、今夜はこの二人を紹介したいと思う。
演出・料理監修の『王国の料理番』リョウエスト・スサンと王国特別料理人フィグだ!!!」
ステージ中央に僕とフィグさんが走って行ってポーズをとる。決まったな。終わって走って戻る。
「最後に。皆様お待たせをいたしました。総合演出、プロデュースそしてこの国の偉大なる国王ドナハルトーー・ロ・コリントさまーーーー!」
王様がその場で立ち上がる。会場の拍手がすごい。サービスで腕を振ってくれてる。右手を上に挙げると音楽がピタッと止まる。完璧だな。
「皆の者、大義である。今年もつつがなく大舞踏会を開催する事ができた。みなのおかげだと思う。いつもと同じように始まると思っただろう。今年は趣向を変えてみた。すなわち進化させたのだ。我々の国はこの一年で進化を始めている。我はそれを喜ばしく思っている。みなも我とともにこの変化、進化を楽しんでくれ。それではただいまより大舞踏会を開催する。みな楽しんでくれ」
万雷の拍手が巻き起こる。今日は何人いるんだ?みな楽しそうに見えるな。
右手を上げる。
幕で隠していた巨大なキッチンセットとブュッフェ台が現れる。
人々がおおーーっと言う。ダンスホールの一角にオープンキッチンを作ったのだよ。ここで料理の仕上げをする。ブュッフェを給仕の何人かが担当してキッチンと行き交うシステムだ。
料理人たちが笑顔で料理を始める。チームワークも良くてグータッチやハイタッチをしながら料理をしている。いかにも楽しそうにしているだろう。これも練習したんだよね…。
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