貴方と何故こうなった

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気持ちの整理

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祈り続け、闇が開け白く日が入り始めた。

あれから休める気がせず同じ体制で祈っていたせいか身体が固まってしまっている。

落ち着かせる為に湖へ足を向けた。

朝陽に照らされ水面がキラキラしている
この光景を彼と一緒に歩けたら
自分の気持ちも伝えれず、更には二度と逢えないかも知れない今、輝く光が滲み涙が止まらなくなる。

・・・・・


・・・・・

・・・・・?

木陰に脚が見えた。

!?

流行る気持ちを抑え近付くと

「あぁぁ、ジークフリート様」

見慣れた隊服で横になられている

身体を眼配らしケガなど無いか確認して声をかけてみる。

『寝ている?倒れている?』

「ジークフリート様、ジークフリート様」

「・・・っん」

うっすら葵瞳が開く

「はっ」

嬉しそうに笑顔でジークフリート様の手が私の顔をなぞる

「夢か、良い夢だな」

「・・・っ」

「あはは、泣き顔の次は真っ赤だ、可愛い」

『あぁ、声が出ない、恥ずかしい!』

「逢いたかった。一目惚れなんだ、好きだよ」

不意に腕を引かれ抱き止められる。

『暖かい、心臓の音が聞こえる』

ギュッと抱き締められ心地よい心音に昨日から寝ていなかった睡魔が襲い、何かジークフリート様が話されている・・・が、深い眠りへと引き込まれて行ってしまった。

『あぁ、夢なのかしら』

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