25 / 48
side ジーク
しおりを挟む
「隊長、いつのまに逢い引きされているのですか」
「・・・っな!」
覚醒したら、あの日皇太子を逃がすため残った数名の隊員に見下ろされニヤニヤされていた。
腕の中にはすっぽりおさまる彼女
どうなっている?
「彼女の寝顔は見るな💢」
「うわ、あれからコチラヘ向かう足取りに迷いが無かったのは、その彼女へ逢いにくる為だったのですね」
呆れた顔をする奴等に何も言い訳するきにはならない
何故なら彼女からの言付けついでに頂いた情報で今こちらで身を隠している事を知っていた。
俺逹も匿ってもらう算段だったが、これは思いもしなかった。
スヤスヤ眠る彼女を優しく抱き締めた
「・・・隊長~。俺達まだ居ますからね」
皆、背を向け早く起こして動こうと促してくる
「サライエナ穣・・・サナ、起きて」
どさくさに紛れて愛称で呼んでみる
「んっ、ジークフリート様ぁ」
ニッコリ微笑まれ心臓が破裂するかと思った。
可愛すぎるだろ、こんな顔を見せられたら襲いたくなる!
「サナ、起きて」
「・・・え!」
ガバリと上半身ー起こして廻りをキョロキョロしたあと、真っ赤になりプルプル震える彼女は愛しい人でしかなかった。
「詳しい話しは後で、どうか別荘へと私含め数名匿って頂きたい。」
首を縦に何度も思い切り振り取れるのではと心配になった
無事に彼女と合流できた、次は賊を作り上げた奴等へ反撃だな
王都では副隊長率いる第1騎士団ご動き出しているだろう
ハッキリ言って副隊長を敵には廻したくない程ネチッコイ
さりげなく彼女の手を引き動き出す
綺麗に光る湖を背に彼女がキラキラして見える
その後ろからはイカツイ野次が飛ぶが無視を決め込んだ!
『邪魔するな野郎共!』
「・・・っな!」
覚醒したら、あの日皇太子を逃がすため残った数名の隊員に見下ろされニヤニヤされていた。
腕の中にはすっぽりおさまる彼女
どうなっている?
「彼女の寝顔は見るな💢」
「うわ、あれからコチラヘ向かう足取りに迷いが無かったのは、その彼女へ逢いにくる為だったのですね」
呆れた顔をする奴等に何も言い訳するきにはならない
何故なら彼女からの言付けついでに頂いた情報で今こちらで身を隠している事を知っていた。
俺逹も匿ってもらう算段だったが、これは思いもしなかった。
スヤスヤ眠る彼女を優しく抱き締めた
「・・・隊長~。俺達まだ居ますからね」
皆、背を向け早く起こして動こうと促してくる
「サライエナ穣・・・サナ、起きて」
どさくさに紛れて愛称で呼んでみる
「んっ、ジークフリート様ぁ」
ニッコリ微笑まれ心臓が破裂するかと思った。
可愛すぎるだろ、こんな顔を見せられたら襲いたくなる!
「サナ、起きて」
「・・・え!」
ガバリと上半身ー起こして廻りをキョロキョロしたあと、真っ赤になりプルプル震える彼女は愛しい人でしかなかった。
「詳しい話しは後で、どうか別荘へと私含め数名匿って頂きたい。」
首を縦に何度も思い切り振り取れるのではと心配になった
無事に彼女と合流できた、次は賊を作り上げた奴等へ反撃だな
王都では副隊長率いる第1騎士団ご動き出しているだろう
ハッキリ言って副隊長を敵には廻したくない程ネチッコイ
さりげなく彼女の手を引き動き出す
綺麗に光る湖を背に彼女がキラキラして見える
その後ろからはイカツイ野次が飛ぶが無視を決め込んだ!
『邪魔するな野郎共!』
0
あなたにおすすめの小説
寵愛の花嫁は毒を愛でる~いじわる義母の陰謀を華麗にスルーして、最愛の公爵様と幸せになります~
紅葉山参
恋愛
アエナは貧しい子爵家から、国の英雄と名高いルーカス公爵の元へと嫁いだ。彼との政略結婚は、彼の底なしの優しさと、情熱的な寵愛によって、アエナにとってかけがえのない幸福となった。しかし、その幸福を妬み、毎日のように粘着質ないじめを繰り返す者が一人、それは夫の継母であるユーカ夫人である。
「たかが子爵の娘が、公爵家の奥様面など」 ユーカ様はそう言って、私に次から次へと理不尽な嫌がらせを仕掛けてくる。大切な食器を隠したり、ルーカス様に嘘の告げ口をしたり、社交界で恥をかかせようとしたり。
だが、私は決して挫けない。愛する公爵様との穏やかな日々を守るため、そして何より、彼が大切な家族と信じているユーカ様を悲しませないためにも、私はこの毒を静かに受け流すことに決めたのだ。
誰も気づかないほど巧妙に、いじめを優雅にスルーするアエナ。公爵であるあなたに心配をかけまいと、彼女は今日も微笑みを絶やさない。しかし、毒は徐々に、確実に、その濃度を増していく。ついに義母は、アエナの命に関わるような、取り返しのつかない大罪に手を染めてしまう。
愛と策略、そして運命の結末。この溺愛系ヒロインが、華麗なるスルー術で、最愛の公爵様との未来を掴み取る、痛快でロマンティックな物語の幕開けです。
王宮に薬を届けに行ったなら
佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。
カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。
この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。
慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。
弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。
「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」
驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。
「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」
前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。
【完結】婚約破棄寸前の令嬢は、死んだ後に呼び戻される
四葉美名
恋愛
「サラ! ようやく僕のもとに戻ってきてくれたんだね!」
「ど、どなたでしょう?」
「僕だ! エドワードだよ!」
「エドワード様?」
婚約者でこの国の第1王子であるエドワードにダメなところをさんざん注意され、婚約破棄寸前の伯爵令嬢のサラ。
どうせ明日には婚約破棄されるのだからエドワードに魔術トラップを仕掛けて驚かそうとしたところ、大失敗して死んでしまった。
「本当に私って馬鹿! 本当に大馬鹿!」
そんな自分の愚かさを反省しエドワードの幸せを願って死んだはずなのに、目覚めると目の前にはエドワードだと名乗る別人がいた。
なんとサラは死んでから30年後に、エドワードによって魂を呼び戻されてしまったのだ。
これは不器用な2人がすれ違いながらいろんな意味で生まれ変わって幸せになる、成長恋愛ストーリーです。
設定ゆるめです。他サイトにも掲載しております。 本編&番外編すべて完結しました。ありがとうございました!
真実の愛のお相手様と仲睦まじくお過ごしください
LIN
恋愛
「私には真実に愛する人がいる。私から愛されるなんて事は期待しないでほしい」冷たい声で男は言った。
伯爵家の嫡男ジェラルドと同格の伯爵家の長女マーガレットが、互いの家の共同事業のために結ばれた婚約期間を経て、晴れて行われた結婚式の夜の出来事だった。
真実の愛が尊ばれる国で、マーガレットが周囲の人を巻き込んで起こす色んな出来事。
(他サイトで載せていたものです。今はここでしか載せていません。今まで読んでくれた方で、見つけてくれた方がいましたら…ありがとうございます…)
(1月14日完結です。設定変えてなかったらすみません…)
【完結】2人の幼馴染が私を離しません
ユユ
恋愛
優しい幼馴染とは婚約出来なかった。
私に残されたのは幼馴染という立場だけ。
代わりにもう一人の幼馴染は
相変わらず私のことが大嫌いなくせに
付き纏う。
八つ当たりからの大人の関係に
困惑する令嬢の話。
* 作り話です
* 大人の表現は最小限
* 執筆中のため、文字数は定まらず
念のため長編設定にします
* 暇つぶしにどうぞ
婚約者の幼馴染って、つまりは赤の他人でしょう?そんなにその人が大切なら、自分のお金で養えよ。貴方との婚約、破棄してあげるから、他
猿喰 森繁
恋愛
完結した短編まとめました。
大体1万文字以内なので、空いた時間に気楽に読んでもらえると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる