貴方と何故こうなった

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エルトン家では

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書斎でうろうろと何かを呟きながら動き続けている

「過ぎてしまった事ですわ」

「・・・だが」

「まぁ、最悪な結果ですけど」

「・・・ッ!」

コンコン 扉をノックしたのは

「父上、ローランドです」

「入れ」

衰弱しきった顔で入ってきた時、1人しか部屋にいないと思っていたのか目を見張った。

「・・・母上もいらしてたのですね」

「えぇ、愚息の顔が見れてよかったわ」

辛辣な発言を笑顔でくりだす

「申し訳ございません」

「何に謝っているのかしら?」

笑顔が消え冷たい眼差しで最愛なる息子を見る

「・・・全て」

「全てね、謝っても終わった後よ。楽になりたい一心で謝って欲しくないわ」

謝ることさえ間違いだと痛感する

「父上、皇太子一向が襲撃にあったが無事帰還と聞きました。」

「あぁ、皇太子と第1騎士団は無事帰還した。一部の数名を残してな」

「隊長のジークは?!」

「敵の足留めに残られたそうだ」

「・・・無事なのでしょうか?」

「うむ、消えた」

「消えた?」

「文字通り、隊長率いる数人と賊風な奴等共々参戦した場所には誰1人居なかった・・・らしい」

苦痛の面持ちで話す家長と涼しい顔でたたずむ妻、何を発したらいいのか頭を巡らすが、何を発言しても愚行でしかないと切られるだろう

「・・・サナはまだ見つかりません。その上、ジークまでも」

「妹の話しも聞かず、友を危険な任務に追いやって思い通りになったのかしら?何か得られたのかしら?」

「いえ、悔いるばかりです。」

「そう、次は周りの意見も聞きなさい。悔いても時間は戻りません。」

「はい、二人に逢えたなら心から謝罪いたします。」

「そうね、逢えたら私は娘を抱き締めたいわ」

ハンカチで目元をおおい肩が振るえる、そんな母を見た息子と夫は苦痛な表情をするが、ハンカチの下では笑いを我慢するあまり肩が振るえているのであった。

『いつタネ明かししましょうかしら?』
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