海賊鮫船長と公爵令嬢

漆黒虎師

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Episode2

拐われた公爵令嬢

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「んぅ..あれ、私は一体」
ナターシャが目覚めると、袋の中にいるのを気づく「確かあの時..」ゆっくりと思い出す。


彼女はどうしているのかを落ち着いて思い出すと、洞口の中に行った後に何物かに口を塞がれてその後に気を失なっていつの間に袋に閉じ込められていた。



早く出ないと..


ナターシャはある事を気づく、包まれた袋の紐が緩かったのか、偶々運が良かったのか何とか袋の中から出られた。



「はぁ!何とか出れたけど、ここは一体どこだろう..」ナターシャが今いるのが、倉庫の下のようだ。
「とりあえずここから出ないと」ナターシャは慎重にドアを開ける。




辺りを見回ると静かで誰もいない見たいだ。
「今なら、出れるわね」
こっそりとドアを開けて、部屋から出ることが出来た。




歩いて見るとどうやら船の中にいるようだ。
「初めてだわ、ここに船があるなんて一体誰なのかしら?」興味を抱くナターシャはそのまま進んだ。
すると、隣の部屋から笑い声が聞こえる。



「隣の方だわ」ナターシャはゆっくり近づく、覗くとそこにいたのは魚のような姿をしている二人がいた。
彼らは、トランプゲームを遊んでいるみたいだ。
「この人達、どこかで声と同じような気がするけど..」
ナターシャはもう少しだけ、彼らの遊んでいる様子を観察する。




その時、ドンドンと歩く音が聞こえるしかも階段から下りて来る歩き方だ。



まずい!誰か来る、隠れないと..



ナターシャは急いで、隣の部屋の方に隠れた。
下りてきたのは、サメの姿した人が隣の部屋で遊んでいた部屋に入る。



「オイ、お前ら何遊んでいるんだ?」
トランプゲームで遊んでいた、二人のがビクッと反応した。
「ア.アニキ、戻って来たんスね」どうやら二人は手下のようだ「あぁ、でさっき攫った人間の女はどうしているんだ?」



二人の手下は、ギクッと目を逸らす。
「それは、その~宝の倉庫に閉じこめました」もう一人の手下は誤魔化して話す。



すると「そうか、俺は倉庫を盗んでいないか確認して来るお前らも来い」手下は「はい!」すぐに返事して座っていた、椅子を立ち上がって部屋に出る。
隣の部屋が静かになり、ナターシャはこっそり出る。




「倉庫って、あの大きな袋が宝だったのね」彼女は少し納得した。
その時「おい、拐った女が居ないぞどこに行った!」ナターシャが居ないことを奴らが気付かれた。




ヤバい、早く逃げないと!



ナターシャは船の中から出口を探し回る、そこへ他の手下歩いている所を遭遇してしまった。
「おい、拐った女がいるぞ」ナターシャは慌てて、さっきいた部屋に戻る。


見つかった、さっきいた部屋に戻らないと!



居たぞ!とさっきの手下の声が響く、ナターシャは後ろ振り向かないで真っ直ぐ走る。
今いた部屋に着き急いで入り、ある物をドアを防ぐ。
「ハァ、ハァ、確か窓とかあったような...」辺りを見回ると、運が良く窓があった。




窓を開けると、流れる波が船に揺れる。
「きゃあ、すごい波が揺れるわねここを飛び込めば」ナターシャは勇気を振り絞って飛び込もうとしたが、「確かここに部屋に入ったようだ」さっきの手下達が目の前に来ていた。




ナターシャは窓の外に飛び込む。
「ぷはぁ、出れたわ早くここから離れないと..」船を離れて泳いで進む、その時ドアを壊す音が聞こえ振り向くと手下に見つかってしまった。



「居たぞ、女が海を飛び込んで逃げたぞ!」
ナターシャは急いで泳ぎ進む「あいつらが、来る前に逃げなきゃ!」泳いだけど、街が西の方に見えるそんなに遠くない。



あそこまで行ける!



ナターシャの服が制服の為身軽く、泳げやすかった。
「海賊がいる事をみんなに伝えなきゃ」進もうとした次の瞬間、突然大きな波がナターシャの方に飲み込む。




「きゃあ!」ザブーンと波に飲み込まれ、ナターシャはあともう少しで街に着けれたのに心の中から悔やんでいた。




もう..駄目..でもこれで良いんだ、私がいない方がお父様もケイトも心配なんてしないもんこれでお母様の所に行ける、お母様今行くからね..
 


ナターシャの意識が薄れて行くが、だがナターシャの方に向かっている大きな影がこっちに向かっているがそれどこか、ナターシャは海の中で意識を失う。

















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