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第2章 私はただ普通に学びたいだけなのに!
9 後悔
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青年と別れた後、言われた通りに歩いて行くと大通りに戻ることができた。大通りに出た私はそのまま走って宿へと戻り、自室に籠った。
自室に入り扉を閉めた瞬間、無事に戻ることができた安堵で完全に緊張が解けてその場に崩れ落ちた。
徐々に呼吸と気持ちに落ち着きを取り戻していくと、自分の行動が走馬灯のように頭を駆け巡り、そのまま行儀悪く床に座り込んだまま頭を抱えて一人後悔に苛まれ始めてしまった。
私は2種類の後悔に苛まれている。
1つは「自分の愚かな行動と考え」。
私はなんて馬鹿なことをしていたんだろう。
危機意識が完全に欠如していた。
完全に消え失せていると言っても過言ではないくらいに、警戒心が無くなっていた。
まだ村にいた頃の方が緊張感と危機感を持って、周囲を警戒して行動していた。
私は完全に町に出て浮かれてはしゃいでしまっていたようだ。
守るべきものが無くなり、自分ひとりになり身軽になって、責任とか義務とか閉塞感からの解放から無謀な行動をとってしまった。
田舎者が都会に出てきてはしゃいで失敗するという典型的な行動をとっていた。
恥ずかしい。
自分のはしゃぎっぷりに気付かなかった自分が恥ずかしい。
村では常に緊張感を持って行動していた。
自分の一挙手一投足が孤児院の評判に関わってくるから。
子ども達を守るために、シスター見習いとして下手なことはできなかった。
子ども達の見本となるような常に正しい行動を心がけていた。
危険なこと、無謀なことは避けて、冒険するなんてことは出来なかった。
村人たちから批判を受けることは避けなければならず、常に危険から離れて安全な道を選んでいた。
独りになって気が抜けて、解放感と都会に来た興奮で思慮がかなり欠けてしまっていた。
今後は気を引き締めて危険なことはしない、危険な場所には近づかない、常に思慮深く行動するように気を付けよう。
自分の目的を忘れないように常に自分自身に問い続けて、言い聞かせなくては。
私の目的は夢を叶えて誓いを果たすこと。
『学園で理術を学び、空を自由に飛べるようになって、故郷に帰って育ての親のシスターマリナに笑顔で報告に行く』ことだ。
ここにはもう注意してくれる人も心配してくれる人もいない。全部自己責任でやっていかなくてはならない。今までのような被保護者のようなふわふわした心持でいてはいけない。
もっと自分で自分を律して自分の身を守れるのは自分だけと強く自覚して思慮深く行動していこう。
こちらの後悔の反省は終わり。
問題はもう1つの後悔だ。
「自分の失礼な態度」に関しての後悔。
私は危ないところを助けてもらった相手にお礼をきちんと言えなかった。いや、言わなかった。
なんて恩知らずで失礼なことをしてしまったんだろうともう1つの後悔以上の激しい後悔に襲われている。
あの青年は助けてくれたのに、恩を売ることも押し付けることも見返りを求めることも何もしなかった。
完全なる善意による人助けかは分からない。何か思惑があったのかもしれない。けれど、助けてもらったことは確かで、私が助かったことは事実だ。
それなのに、私は怖がって怯えて疑ってお礼の一つもきちんと言えなかった。
ひどい自己嫌悪に陥っている。
危ないところを助けてもらったのに、あの態度はない。
なんて恩知らずで失礼なことをしてしまったんだろう。
あの時は本当に怖かった。
何もかもが怖くてすべてに怯えて警戒心が丸だしだった。
警戒心が最大まで高まっていて、強い緊張状態で混乱していた。
助けてもらって落ち着くどころか、状況が把握できずに混乱状態に拍車がかかり、警戒心が空回りしてしまった。
高いところに登って降りられなくなった子猫が人間に助けられても、興奮状態で引っ掻いて逃げてしまうような、一種の恐慌状態だった。
これが知っている人や警備隊の人間ならば、助けてくれた理由を想像することができて、相手に不信感も疑念も抱かず、純粋に感謝することができたかもしれない。
知り合いならば、知り合いが危害を加えられそうだから見過ごせなくて助けるということは理解できる。
警備隊の人間ならば、赤の他人でも職務として犯罪行為から被害者を助けるということは理解できる。
でも、見た目からして正義感が強そうではない、軽薄で危険な雰囲気を滲ませている美青年が私のような見知らぬ田舎者を助ける理由は見当がつかない。
全く知らない赤の他人が突然助けてくれる。今まで私に危害を加えようとしていた人も赤の他人。
同じではないけど、赤の他人という点では同じ。
一方は危害を加えようとし、一方は助けてくれた。
理由は全く見当もつかない。
私の容姿が優れていたならば、自惚れて、助けてもらえて当然と受け入れることができたかもしれない。
しかし、私の容姿は地味で田舎者丸出しで、好意で助けてもらえるような対象ではない。
どこをどう考えてもあの青年が私を助けてくれる理由がどこにも見当たらない。
分からないものは怖い。
怖いと何か悪いことが起こるのではないかと、これ以上に状況が悪化するかもしれないと不安になる。
助けてもらったのに、なぜ助けてくれたのかが見当もつかなくて、正体不明の恐ろしい人物に見えてしまう。
危害を加えようとしていた人たち以上に不気味な人間に思えてしまう。
何か目的があるのではないかと疑心暗鬼になって、相手の真意を疑ってしまう。
自分が弱者であることを痛いほどに実感した直後であるために、より一層自己防衛本能が働いて、自分の身を守ろうと過剰に反応してしまった。
あの時の無礼な態度を謝りたい。
そして、きちんと助けてもらったお礼を伝えたい。
お礼もしたいと思うけど、相手のことを何も知らないから何をしたらいいのか分からない。
何か贈り物をしたり、何かしてあげるといいのだろうけど、何も思いつかない。
恩返しって何をしたらいいんだろう。
下手なことをすると、逆にこちらが恩着せがましくなってしまう。
変な下心があると誤解されそうだ。私はただ恩返しがしたいだけなのに。
お礼を押しつけ、逆にこちらが恩をきせるみたいになったら嫌だな。
あの人は何も求めなかったのに、こちらが彼に何かを期待して求めるみたいになったら本末転倒だ。
そんなものはお礼になっていない。
お礼については後日考えることにして、まずは謝罪と感謝を伝えよう。
目立つ外見をしていたから、探せば見つけ出せるだろう。
一通りの後悔と反省を終えて私は座り込んでいた床から立ち上がれた。
本当にあの村は平和で平穏な安全な守られた場所だったと実感する。
今回のように直接的に害そうとされたことは1度もない。あのような身の危険を感じたことはあの村では1度もなかった。
本当に平和だった。
小さな村で暮らしていて、あのような欲望剥き出しの悪意とは無縁の世界にいた。
今までは他人に悪意を向けられても、悲しくなったり、腹が立ったり、傷付いたりするくらいだった。
今回初めて悪意を向けられて「怖い」と恐怖を感じた。
自分は危機意識の無い平和ボケした田舎者だと実感する。
今までは身を守る必要を感じたことは1度もなかった。
村の外の世界は危険に満ちている。これからは気を付けてもこういう危険な目に合う可能性がある。
身を守る術を持たなければ自分を守れない。自分の身も心も。
身を守る手段として何か良い方法はないか。
自分の身を守れる力が欲しい。
私は初めて理術を空を飛ぶ以外の使い道を考えた。
それから部屋に籠って思索すること3日。
昼食を食べ終わった直後に部屋の扉がノックされた。
自室に入り扉を閉めた瞬間、無事に戻ることができた安堵で完全に緊張が解けてその場に崩れ落ちた。
徐々に呼吸と気持ちに落ち着きを取り戻していくと、自分の行動が走馬灯のように頭を駆け巡り、そのまま行儀悪く床に座り込んだまま頭を抱えて一人後悔に苛まれ始めてしまった。
私は2種類の後悔に苛まれている。
1つは「自分の愚かな行動と考え」。
私はなんて馬鹿なことをしていたんだろう。
危機意識が完全に欠如していた。
完全に消え失せていると言っても過言ではないくらいに、警戒心が無くなっていた。
まだ村にいた頃の方が緊張感と危機感を持って、周囲を警戒して行動していた。
私は完全に町に出て浮かれてはしゃいでしまっていたようだ。
守るべきものが無くなり、自分ひとりになり身軽になって、責任とか義務とか閉塞感からの解放から無謀な行動をとってしまった。
田舎者が都会に出てきてはしゃいで失敗するという典型的な行動をとっていた。
恥ずかしい。
自分のはしゃぎっぷりに気付かなかった自分が恥ずかしい。
村では常に緊張感を持って行動していた。
自分の一挙手一投足が孤児院の評判に関わってくるから。
子ども達を守るために、シスター見習いとして下手なことはできなかった。
子ども達の見本となるような常に正しい行動を心がけていた。
危険なこと、無謀なことは避けて、冒険するなんてことは出来なかった。
村人たちから批判を受けることは避けなければならず、常に危険から離れて安全な道を選んでいた。
独りになって気が抜けて、解放感と都会に来た興奮で思慮がかなり欠けてしまっていた。
今後は気を引き締めて危険なことはしない、危険な場所には近づかない、常に思慮深く行動するように気を付けよう。
自分の目的を忘れないように常に自分自身に問い続けて、言い聞かせなくては。
私の目的は夢を叶えて誓いを果たすこと。
『学園で理術を学び、空を自由に飛べるようになって、故郷に帰って育ての親のシスターマリナに笑顔で報告に行く』ことだ。
ここにはもう注意してくれる人も心配してくれる人もいない。全部自己責任でやっていかなくてはならない。今までのような被保護者のようなふわふわした心持でいてはいけない。
もっと自分で自分を律して自分の身を守れるのは自分だけと強く自覚して思慮深く行動していこう。
こちらの後悔の反省は終わり。
問題はもう1つの後悔だ。
「自分の失礼な態度」に関しての後悔。
私は危ないところを助けてもらった相手にお礼をきちんと言えなかった。いや、言わなかった。
なんて恩知らずで失礼なことをしてしまったんだろうともう1つの後悔以上の激しい後悔に襲われている。
あの青年は助けてくれたのに、恩を売ることも押し付けることも見返りを求めることも何もしなかった。
完全なる善意による人助けかは分からない。何か思惑があったのかもしれない。けれど、助けてもらったことは確かで、私が助かったことは事実だ。
それなのに、私は怖がって怯えて疑ってお礼の一つもきちんと言えなかった。
ひどい自己嫌悪に陥っている。
危ないところを助けてもらったのに、あの態度はない。
なんて恩知らずで失礼なことをしてしまったんだろう。
あの時は本当に怖かった。
何もかもが怖くてすべてに怯えて警戒心が丸だしだった。
警戒心が最大まで高まっていて、強い緊張状態で混乱していた。
助けてもらって落ち着くどころか、状況が把握できずに混乱状態に拍車がかかり、警戒心が空回りしてしまった。
高いところに登って降りられなくなった子猫が人間に助けられても、興奮状態で引っ掻いて逃げてしまうような、一種の恐慌状態だった。
これが知っている人や警備隊の人間ならば、助けてくれた理由を想像することができて、相手に不信感も疑念も抱かず、純粋に感謝することができたかもしれない。
知り合いならば、知り合いが危害を加えられそうだから見過ごせなくて助けるということは理解できる。
警備隊の人間ならば、赤の他人でも職務として犯罪行為から被害者を助けるということは理解できる。
でも、見た目からして正義感が強そうではない、軽薄で危険な雰囲気を滲ませている美青年が私のような見知らぬ田舎者を助ける理由は見当がつかない。
全く知らない赤の他人が突然助けてくれる。今まで私に危害を加えようとしていた人も赤の他人。
同じではないけど、赤の他人という点では同じ。
一方は危害を加えようとし、一方は助けてくれた。
理由は全く見当もつかない。
私の容姿が優れていたならば、自惚れて、助けてもらえて当然と受け入れることができたかもしれない。
しかし、私の容姿は地味で田舎者丸出しで、好意で助けてもらえるような対象ではない。
どこをどう考えてもあの青年が私を助けてくれる理由がどこにも見当たらない。
分からないものは怖い。
怖いと何か悪いことが起こるのではないかと、これ以上に状況が悪化するかもしれないと不安になる。
助けてもらったのに、なぜ助けてくれたのかが見当もつかなくて、正体不明の恐ろしい人物に見えてしまう。
危害を加えようとしていた人たち以上に不気味な人間に思えてしまう。
何か目的があるのではないかと疑心暗鬼になって、相手の真意を疑ってしまう。
自分が弱者であることを痛いほどに実感した直後であるために、より一層自己防衛本能が働いて、自分の身を守ろうと過剰に反応してしまった。
あの時の無礼な態度を謝りたい。
そして、きちんと助けてもらったお礼を伝えたい。
お礼もしたいと思うけど、相手のことを何も知らないから何をしたらいいのか分からない。
何か贈り物をしたり、何かしてあげるといいのだろうけど、何も思いつかない。
恩返しって何をしたらいいんだろう。
下手なことをすると、逆にこちらが恩着せがましくなってしまう。
変な下心があると誤解されそうだ。私はただ恩返しがしたいだけなのに。
お礼を押しつけ、逆にこちらが恩をきせるみたいになったら嫌だな。
あの人は何も求めなかったのに、こちらが彼に何かを期待して求めるみたいになったら本末転倒だ。
そんなものはお礼になっていない。
お礼については後日考えることにして、まずは謝罪と感謝を伝えよう。
目立つ外見をしていたから、探せば見つけ出せるだろう。
一通りの後悔と反省を終えて私は座り込んでいた床から立ち上がれた。
本当にあの村は平和で平穏な安全な守られた場所だったと実感する。
今回のように直接的に害そうとされたことは1度もない。あのような身の危険を感じたことはあの村では1度もなかった。
本当に平和だった。
小さな村で暮らしていて、あのような欲望剥き出しの悪意とは無縁の世界にいた。
今までは他人に悪意を向けられても、悲しくなったり、腹が立ったり、傷付いたりするくらいだった。
今回初めて悪意を向けられて「怖い」と恐怖を感じた。
自分は危機意識の無い平和ボケした田舎者だと実感する。
今までは身を守る必要を感じたことは1度もなかった。
村の外の世界は危険に満ちている。これからは気を付けてもこういう危険な目に合う可能性がある。
身を守る術を持たなければ自分を守れない。自分の身も心も。
身を守る手段として何か良い方法はないか。
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