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2024年5月18日 渋谷SONICA
辞書にはないハッピーエンド
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「よくそんな人生生きてられるね」
嘘と誇張と見栄が混じった
不純物入りの宝石だとでも言いたげな
興味を失った君の作り笑いに
それでも縋って生きていた
「よくそんな人生生きてられるね」
それが僕の人生を総評する
代名詞とも言える言葉だった
「私だったら死んでると思う」
そんな程度の僕の人生に
光を当てて何になるのだろう
誰もいない深夜のコンビニで
誰に届くでもない歌を
ただ延々と歌っていた
無味乾燥な毎日に音楽だけが鳴り響いた
記号になった世界で、ただ一つ色付いていた
大袈裟だって言うんだろうな
拠り所はいくらでもある
運が良ければ、そう、運が良ければね
目に見えない但し書きだらけで
行き先が見えなくなるほど
増え続ける立て看板に
僕は前が見えなくなる
立ち止まってうずくまる
そうすると、足元にも看板があることに気付いて
読み続けることで日々が終わった
背筋を伸ばして歩く人たちに
この文字は見えないのだろう
スラッとした足で、飛び越えて、乗り越えて
僕の背中に折り重なった看板の上を
華麗に飛んで、どこかに消えていく
怖かったんだ
あまりにも世界が平気そうな顔をするから
ボリュームを上げて僕の世界を消したかった
世界はハッピーエンドを望んでる
校長先生より長く長い退屈な話を
望んで聴いてもらえる、そんな人生を
手に入れる術はあるのでしょうか
ハッピーでなければ退屈で
ハッピーでなければ嘘くさくて
ハッピーでない僕は必要とされない
それでも歌が聞こえてくる
僕の中で歌が聞こえるから
誰もいない深夜のコンビニで
僕は僕の唄を歌うんだ
いつかきっと届くはず
朝が来るまで、夢を見る
それでも歌が聞こえるから
辞書にはない幸せを知る
だからきっと、唄を歌うんだ
嘘と誇張と見栄が混じった
不純物入りの宝石だとでも言いたげな
興味を失った君の作り笑いに
それでも縋って生きていた
「よくそんな人生生きてられるね」
それが僕の人生を総評する
代名詞とも言える言葉だった
「私だったら死んでると思う」
そんな程度の僕の人生に
光を当てて何になるのだろう
誰もいない深夜のコンビニで
誰に届くでもない歌を
ただ延々と歌っていた
無味乾燥な毎日に音楽だけが鳴り響いた
記号になった世界で、ただ一つ色付いていた
大袈裟だって言うんだろうな
拠り所はいくらでもある
運が良ければ、そう、運が良ければね
目に見えない但し書きだらけで
行き先が見えなくなるほど
増え続ける立て看板に
僕は前が見えなくなる
立ち止まってうずくまる
そうすると、足元にも看板があることに気付いて
読み続けることで日々が終わった
背筋を伸ばして歩く人たちに
この文字は見えないのだろう
スラッとした足で、飛び越えて、乗り越えて
僕の背中に折り重なった看板の上を
華麗に飛んで、どこかに消えていく
怖かったんだ
あまりにも世界が平気そうな顔をするから
ボリュームを上げて僕の世界を消したかった
世界はハッピーエンドを望んでる
校長先生より長く長い退屈な話を
望んで聴いてもらえる、そんな人生を
手に入れる術はあるのでしょうか
ハッピーでなければ退屈で
ハッピーでなければ嘘くさくて
ハッピーでない僕は必要とされない
それでも歌が聞こえてくる
僕の中で歌が聞こえるから
誰もいない深夜のコンビニで
僕は僕の唄を歌うんだ
いつかきっと届くはず
朝が来るまで、夢を見る
それでも歌が聞こえるから
辞書にはない幸せを知る
だからきっと、唄を歌うんだ
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