EXTRA STAGE 溺愛ロマンス

国府知里

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EXTRA STAGE6 - Tobias

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 本作はシリーズ1の、「第18話 ただ告白しただけなのに……。」のIF分岐ラブストーリーです。

 そう思ったら、わたしの脳裏に笑顔が浮かんできた……。

 あ……。

 会いたい……。

 心が勝手に走り出したのがわかった。

 この世界で生きると覚悟ができたから、もう心も体も自然と動き出したんだ。

 自分でも不思議なくらいに意識がリンクする。

 わたしの足は来た道を戻り、駆け出していた。

 会いたい。

 そして、会ったら、きっと伝えよう……。



 ***



 その家に戻ってきたわたしは、真っ先に3階に向かった。
 戸が開くと、もう考えるより先に口が開いていて……。

「トビアスさん……! わたしと……結婚してください……!」

 その場にいた人たちの驚いた顔が一気に集まる。
 トビアスさんが口を開け、目をまん丸にしている。
 一気にかあっと赤く染まっていく。
 それを見ていたら、わたしも熱くなってきて……。

「サダメ様……、今、なんと……?」
「あ、あの……、急にごめんなさい……。
 わたし、どうしても、今伝えたくて……。
 じゅ、順番間違えました……!
 結婚じゃなくて、その前に、好きですっていうべきだったのに……。
 わたし、トビアスさんと家族になりたくて、つい先走っちゃって……」
「サダメ様……、俺は……今夢を見ているのでしょうか……?」

 その言葉と同時にトビアスさんの体がそっくり返ってバタンと倒れた。

「きゃ、きゃあーっ!? トビアスさん!?」






 ***



 あれから1カ月。
 結婚式を無事に終えて、今宵は初夜……。

 い、未だに、し、信じられない。
 サダメ様が、俺を選んでくださるとは……。
 この戸の向こうに、サダメ様が……。

 高鳴る胸を押さえきれずに、そっと戸を押し開いた……。



 ***



「す……、すみません、サダメ様……。
 ど、どうしても、た、立たない……です……」

 サダメ様が口元に軽く手を添えて、俺の下半身を見つめた。
 そこにはどんなにしごいてもへたれている俺のいちもつがある。
 まじで……、なんで……!?
 今までこんなこと一度だってなかったのに、サダメ様との初夜に限ってこんなことになるなんて。
 自分でも意味が解らなくてパニックになりそうだ。

「トビアスさん……」
「ほ、本当にすみません……! ちょ、ちょっと緊張してるかもで……」

 そう、正直未だに目の前に素肌をさらしたサダメ様がいるのが夢みたいで、現実味がないっていうか……。
 こんなきれいで神聖な女性を、ただの平民の俺が……。
 なんで俺が選ばれたのか、いまだに理解できない。
 だけど、選ばれた以上は、男としていいところを見せたい。
 そんな緊張感と重圧がのしかかって、人生で初めてのスランプに陥っている。
 おい、頼むから、立ってくれ……!
 まじで、頼むよ!

 なんとかしようともう一度竿を掴んでぐいぐいと摩擦する。
 けど、焦りが募るばっかりで、竿はへなへなとだらしなくしな垂れている。
 おい、頼むよ……!
 そのとき、サダメ様がそっとその白魚のような手を俺の手に重ねた。

「トビアスさん、無理しないで……?」
「サダメ様……」

 見つめあうその瞳は、揺らめく井戸の水面みたいで、嘘みたいに静かに輝いている。
 髪は天の川のようにキラキラとサダメ様の白い肩を流れた。
 その髪に片方の乳が隠れ、もう片方の乳にはピンク色の先っぽが果実のように艶めいている。
 ほっそりとした腰の合間は、黒い輝きを放っている。
 すらっとした脚。
 まるで、教会に飾られている女神の衣服を剥した姿そのもの。
 信じられないくらいな尊い。

 サダメ様のその手を取ると、小枝のように細い指。
 大事に包んで、そっとキスをする。

「本当に、すみません……」
「気にしないで……、ね?」

 サダメ様が猫のように頭を摺り寄せ、ちゅっと俺の頬にキスをした。
 う……。
 優しい……。
 こんなふがいない俺にこんなに優しくしてくださるなんて……。
 情けなさとサダメ様のお心の深さに泣けてくる……。
 思わず背中に手を回して抱き寄せた。
 素肌が少しひやっとする。
 サダメ様の温度……。
 でも、すぐになじみあって、ぴったりと同じ温度になった。
 うわあ……、なんてきれいな……。
 クリスティがパンを作っているとき、たまたま休ませていた生地をつついたことがある。
 プクッと膨れた白いパン生地。
 その滑らかな手触りが心地よかったのを覚えている。
 だけど、サダメ様の肌はそれ以上だ。
 うっとりするほどすべすべでしっとりと吸い付くようだ。
 ああ、いい匂い……。
 自分のみぞおちあたりに触れるのは、サダメ様のやわらかい乳。
 これもまたちょっと値の張る白パンみたいにふんわりしていて、俺の肌をくすぐる。
 やばいな……。
 この感触が、気持ちいい……。
 より密着を楽しみながら、匂いを嗅ぎながら、サダメ様の首に顔を沈めた。
 サダメ様が不思議そうに首をかしいだ。

「……匂い嗅いでる?」
「はい……、パンよりずっといい匂いがします……」

 突然サダメ様が揺れると同時にくすくす笑った。
 笑ったまま、俺の背中に手を回した。

「トビアスさんは……、石鹸の匂いがする……」
「さっき念入りに洗ったんで……」

 サダメ様が真似をして、俺の匂いを嗅いでいる。
 目を閉じて、首をそらせ、俺に体を預けながら……。
 う、わ……。
 何でか、急に、俺の下半身が元気になってきた。
 気付いたサダメ様が、ぱっと目を開けた。

「あ……」
「な、なんか、いけそうかもです」

 サダメ様がまたくすっと笑った。
 はあ、天使の微笑み。

「あの、サダメ様、俺の上に載ってもらってもいいですか……?」
「……こう?」

 俺の竿の上に、腰を浮かせたサダメ様が乗る。
 俺はそのまま少しずつ腰を動かす。

「サダメ様、もうちょっと、脚を閉じる感じで……」
「こう?」

 サダメ様の下の黒い髪と内ももの間を、俺の竿が行き来する。

「あんっ」

 素股の摩擦が、サダメ様のいいところをかすめたらしい。
 俺はその声のありかを探す。
 ここ、ここだ……。

「あ、あっん……」
「はあ、はあ」

 次第にサダメ様と俺の間に自然の潤滑液が満ちてくる。
 ちゅ、ちゅる、と水音もしてくる。
 サダメ様か目元を染めて、ため息をつきながら、俺を見た。
 ああ、なんて深い目、甘い顔……。
 いつの間にか、サダメ様自身も俺に合わせて腰を振っている。

「んんっ、あ、は……、ああ……」
「サダメ様……、かわいい……」

 少し照れたようにサダメ様が笑った。
 かわいい……。
 くちゅくちゅ言わせてるサダメ様……。
 やばいな……。
 天使なのに、こんなにやらしいなんて……。

「はあ……」

 サダメ様がこらえきれなくなったように、脚を広げてきた。
 序盤全くいうことを聞かず心配したいてけど、今はすっかり自信を取り戻した。
 腰を引き付けると、その中へぐいっと押し込んだ。

「はあんっ……!」
「うっ、あ、サダメ様……!」

 サダメ様がしなだれかかるようにして、俺に下と乳房を押し付けてくる。
 はあ、やばい……!
 この感触、やばすぎる。
 俺はいきそうになるのを堪えた。
 サダメ様の体、良すぎる。
 中が、気持ち良すぎる。
 今までの経験が嘘みたいに上書きされて行く。
 これが、天使とのセックスか……!

「はあっ、ああっ、あうっ、あんっ」
「ふうっ、んんっ、うん、んんっ」

 堪えながら、サダメ様を下から突く。
 油断したらすぐに出る。
 出来ることなら、サダメ様と一緒にいきたい。
 サダメ様の腰ほがっつりと抱き寄せ、口ではサダメ様の乳首を吸う。
 俺の体でこんなにサダメ様が感じてくれるなんて……。
 めちゃくちゃうれしい……。
 うれしいけど、もうそろそろ……限界が……!

「サダメ様、俺そろそろ……っ」

 その時サダメ様がため息をつきながら、俺の両手を取り乳房をあてがった。
 その手に広がる柔らかな感触。
 それだけで脳がしびれそう。
 サダメ様は自分からすきなところをおれにくいくいと押し付けてきた。
 その瞬間、ぱあっと俺の情熱がはじかれた。
 びくんびくんと、サダメ様の中に、俺の情熱が注ぎ込まれて行く。
 やばい、すごい。こんな気持ちいいセックス初めてだ……!
 サダメ様はなおも、くいっくいっと押し付けている。

「はあん……!」

 サダメ様もはじけたらしい。
 いった顔があまりにもみだらでかわいい。
 俺は見惚れながら、恍惚に酔った。
 サダメ様が俺をきゅうっと絞り上げる。
 ああ、サダメ様にならと俺のどんなものでもあげたい。
 本当に、サダメ様のためなら、何でもしてあげたい。
 この愛しい締め付け、俺だけ……!

「サダメ様……、好きです。俺本当に、サダメ様のこと……」

 誰の声かと思ったら、俺の声。
 ……えっ、俺か!?
 うわごとのように、知らぬ間につぶやいていた。
 サダメ様がまたくすっと笑った。
 天使が俺の唇に唇を寄せる。
 はあ……!
 これは夢じゃないよな……。
 だけど、夢みたいだ。
 この天使みたいなサダメ様と、俺はこれからずっと一緒にいられるんだな……。



 ***



 結婚して11か月が経つ。
 朝日の中で、お包みを抱いたサダメ様の姿。
 神にも等しい、敬虔な気持ちになる。

「サダメ様、お疲れでしょう、かわりましょうか?」
「いいの、クリフが今うとうとしているの。もう寝付くわ」

 窓辺に置いた揺り椅子の隣に立つと、愛息子の眠たそうな欠伸に笑ってしまう。
 俺と同じ緑色の髪に緑色の目をしたクリフに、母さんもクリスティも夢中だ。
 泣いていてもくずっていても、なにをしていても、みんなにこにこデレデレしてしまう。
 でも、当のクリフはやっぱりサダメ様に抱かれているときが1番ご機嫌がいい。
 やっぱり母親だってことが肌でわかるんだろうな。

 なんの幸運か、サダメ様と結婚することになって王家からもらった屋敷。
 サダメ様の希望で貴族屋敷のような仰々しいものではなく、町の中になじむこじんまりとした、でも中は使いやすく整えられた家。
 俺達は今5人でここに住んでいる。
 家の中に炊事場と風呂があり、各部屋すべてに暖炉まである。
 もはや設備だけなら貴族屋敷と変わらない。
 逆玉の輿っていうらしいけど、俺は今も駐屯所勤めを続けている。
 働かなくても食っていけるとだろと同僚にからかわれてしまうけど、そんなことしたら、自分を見失ってしまいそうで、逆に怖い。
 俺にとっては、駐屯所の仕事が俺の足を現実につなげておくための大事な重しだ。
 一生勤めあげてやるぜ。

 まあ、いままで苦労続きの母さんに楽をさせてあげられるのは正直嬉しい。
 ただ、サダメ様がお嫁に来てくれたことで、母さんの息子自慢に拍車がかかってしまった……。
 恥ずかしいからやめてほしいけど、母さんの性格上やめてなんかくれないだろうし。
 クリフが生まれてからは婆馬鹿になって孫自慢をしまくっている。
 サダメ様が、いいお母さんねといってほのぼのしてくれるからまだいいけど……。

 クリスティは屋敷に備え付けた菓子作り専用の部屋で、毎日お菓子の研究に精を出している。
 自分の作ったお菓子が国中の人に食べてもらえるようになって、本当にやりがいと喜びを感じているのだ。
 今まで家の中でひっそりと物静かだった妹が、あんなに快活に仕事をするようになるなんて、正直思いもしなかったし、すごいと思う。
 これも、サダメ様が見出してくれたおかげ。
 俺たち家族はサダメ様に一生頭が上がらない。
 そういったら、サダメ様はわたしだってもう家族なんだから、そんなこといわないでって口を尖らした。
 可愛すぎて、正気で見れなかった……!

「トビアス! 王兵団のみなさんがいらしたよ!」
「邪魔をする」
「こんにちは、クリフくんの顔を見にきましたよ!」
「アデル団長、ウィル副団長、お揃いで……! 
 ノーマンさん、グレンザさん、トマスさんまで……!」

 来るのはいいけど……、正直来すぎじゃないか……?
 王兵団って暇なのか……?
 もはや母さんの客人対応が近所の知り合いレベルになっているけど、王兵団のみなさんのほうは気にもしない。
 クリスティがいつものようにはりきってお茶とお菓子を用意しはじめた。

「はああ、かわいい。でもいつ見てもかわいいっすね、サダメ様」
「口元と耳の形がサダメ様に似ていますよねぇ」」
「きっとサダメ様に似て、よく聞き慎ましく話すような賢い子になるでしょう」
「だが手足が大きいところを見ると武芸にも向くかもしれませんね」
「トビアス、これは母乳の出をよくするハーブだそうだ。カリナから預かってきた」
「団長がわざわざ……、ありがとうございます」
「アデル様、みなさん、ありがとうございます」

 聖母のように微笑むサダメ様を見て、アデル団長たちがにこにこと微笑んでいる。
 この人たち……。
 クリフに会いに来たと言いながら、本当はサダメ様に会いに来てるんだろうな……。
 外交も落ち着いたおかげで、結婚してからサダメ様は住まいを町に移したけど、王兵団はこれからも一応サダメ様の警護の仕事を継続することになっている。
 だから、王兵団が家に押しかけてくるのは間違っちゃいないんだけどさ……。
 サダメ様が思い出したように顔を上げた。

「そういえば、備え付けのお風呂、助かっています。
 クリフの沐浴にもやっぱり便利でした。
 トマスさんのアドバイス通りにしてよかったです」
「そうでしょう? やはり僕の目に狂いはありませんでしたね」

 そう、なにを隠そうこの風呂問題にはひと悶着があったのだ……。
 はじめサダメ様は町に暮らすのだから町の人と同じように共同浴場に通うつもりでいた。
 俺もそれでいいかとはじめは思っていたのだが、結婚することを職場に報告したある日、下世話な同僚が軽口を叩いた。
 星渡りのお方は美しい黒髪をしているのだから、下の毛も当然黒いのだろうか、と。
 それに応えてもうひとりの同僚が、共同浴場でうちの嫁に確認させてみようか、などと言いだしたものだから、俺は頭に来てしまった。
 折しもサダメ様と暮らす新しい家を設計してもらっていたので、俺は提案されていた風呂場の建築を手のひらを返して大賛成したのだった。
 家の設計や土地の融通など実務的なことに協力してくれていたトマスさんは、だから言っただろうというしたり顔をしたが、もはやその通りだった。
 サダメ様の肌を誰であろうと他の者の目にさらすなんて、今では1ミリも考えられない。
 それに……。
 風呂が家の中にあると夫婦で一緒に入ることもできるわけで……。
 実際なんども風呂場でムフフなことを楽しんだ。
 思いもよらず、風呂場が大活躍だ。

「トビアス? なにをひとりでニヤニヤしている?」
「へえっ!? い、いや、別に……」

 アデル団長の鋭いまなざしに、ぎくりと身を震わす。
 いつの間にか王兵団5つの双眸ににらまれていた。

「あの、みなさん、お茶が用意できましたよ」

 おお、クリスティ、ナイスなタイミング!

「さあ、みなさん、あちらへどうぞ」

 俺はぎこちなく笑顔をつくった。
 サダメ様のこととなると怖いんだよなぁ、この人たち……。

「サダメ様、俺がかわりますから、先にお茶をどうぞ」
「トビアスさん、お乳を出すから、トビアスさんが飲んで」
「えっ」

 ぎくっとして思わず後ろを肩越しに見た。
 アデル団長とウィル副団長は鋼鉄の精神力で持ちこたえていたが、グレンザさんは耳まで真っ赤にし、トマスさんは姿勢はそのままに耳だけこちらをしっかり向いている。
 ノーマンさんにいたっては、勢いよくお茶を噴出した。

「サダメ様、う、上に行きましょうか、上に」
「そうね。みなさんはどうぞゆっくりしていって下さいね」

 ……まったく、油断できない。
 サダメ様も無自覚が過ぎる……!
 言葉が足りないし、せめて、語順!
 語順に気を付けて……!
 あとで5人にまた敵がい心たっぷりの目で睨まれると思うと……。
 だが、サダメ様の天使すぎる微笑みを見ていると、心がとろけてどうでもよくなってしまった。

 2人して2階の寝室に入る。
 衿を広げてサダメ様が白い肌をさらした。
 あてがわれた乳首を、クリフが一生懸命に吸っている。
 ……なんて美しい光景だろう。
 何度見ても、心が震える。
 サダメ様の隣に座って、その額にそっとキスをした。
 この幸せが永遠に続くように。
 祈りを込めてキスをした。
 サダメ様とずっと一緒にいられるように。






 溺愛ロマンス EXTRA STAGE6 - Tobias ~これサダシリーズ1 EXTRA STAGE~
を、ご愛読ありがとうございました。
 本編をお楽しみいただいた読者様にも、本作からお楽しみ板だた皆様にも、心より感謝申し上げます。トビアスとの溺愛ストーリーはいかがでしたでしょうか? これサダシリーズのEXTRA STAGEはこのあとも随時公開して参りますので、ぜひお楽しみいただければ幸いです!  引き続きアデル以外のキャラクターとサダメが結ばれていたら? という、もしものストーリーが展開します。読者様のお気に入りキャラ、もしくは意外なカップリングをお楽しみいただければと思います。また、本編をまだ読んでないよと言う読者様は、本編もぜひお楽しみくださいませ! 作者マイページから「お気に入り登録」して頂くと、最新更新のお知らせが届きますので、こちらもご活用ください。

▶本編はこちら。マイページからご覧いただけます。
 異世界に転生したら溺愛ロマンスが待っていました! 黒髪&黒目というだけで? 皇太子も騎士もみんなこの世界"好き"のハードル低すぎませんか? ~これサダシリーズ1【これぞ我がサダメ】~
https://www.alphapolis.co.jp/novel/68456106/933868208/episode/8932362

 本編・本作を気に入ってくださった読者様、もっと読みたいという読者様は、国府知里へのエール(なんと動画再生1日に3回もできます)、感想、10いいね(なんと各話10いいね押せます)、お気に入り登録、シェアをぜひお願いいたします! 読者様の応援のおかげで、読者様の存在を感じられるとともに、執筆の意欲を頂いております。ぜひ「お気に入り登録」「エール」で応援していただければ嬉しいです!

 最後になりましたが、改めまして本作を楽しんでいただき、またあとがきにも目を通してくださった皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう!

 次回の恋のお相手はヘンデル皇太子です。作者マイページから「お気に入り登録」して頂くと、最新更新のお知らせが届いて便利ですので、よろしかったらこちらもご活用ください。

 こちらもお楽しみください!

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