25 / 37
Aldonaj noto:アルテファリータ
Postparolo:Bonan nokton
しおりを挟む
「じゃあ、あとはお二人で。今日は色々あって疲れただろう。機能も増えたみたいだし」
トレィスはそう言って、塔を出て行く。
「トレィス、トレサたちには自分達で伝えて下さいね」
と声をかけると、
「どうせ、向こうにはもう伝わっているんだろ?まあ、するけど…はぁ…」
大きなため息を吐きながら、トレィスとシィカは寄り添って出て行った。
「おやすみなさい」
そう言って。
「……どのくらい、思い出したんです?」
「思い出す?思い…」
ポステアの混乱が見える。
『思い出す』も何も、ポステアは彼らを知らない。
ポステアが稼働したとき、彼らは既に活動を停止していた。
「プレマルジナの素体を見たら、なんか、こう…うまく演算出来ない」
「そういう人ですよ」
「演算が、出来ないのに、こうしていると安定する」
俺に抱きついたままのポステアを抱き返す。
「そうだね…落ち着くね…」
「落ち着く?安定?…だから、ずっと隣にいたのね」
「そうだね」
大脳とアクセスすることが、俺たちに何をもたらすのか分からない。
人に近づくのは、公平を保てるのか?
『だから、我がいるぞ』
T-Iの通信が届いた。
トレィスはそう言って、塔を出て行く。
「トレィス、トレサたちには自分達で伝えて下さいね」
と声をかけると、
「どうせ、向こうにはもう伝わっているんだろ?まあ、するけど…はぁ…」
大きなため息を吐きながら、トレィスとシィカは寄り添って出て行った。
「おやすみなさい」
そう言って。
「……どのくらい、思い出したんです?」
「思い出す?思い…」
ポステアの混乱が見える。
『思い出す』も何も、ポステアは彼らを知らない。
ポステアが稼働したとき、彼らは既に活動を停止していた。
「プレマルジナの素体を見たら、なんか、こう…うまく演算出来ない」
「そういう人ですよ」
「演算が、出来ないのに、こうしていると安定する」
俺に抱きついたままのポステアを抱き返す。
「そうだね…落ち着くね…」
「落ち着く?安定?…だから、ずっと隣にいたのね」
「そうだね」
大脳とアクセスすることが、俺たちに何をもたらすのか分からない。
人に近づくのは、公平を保てるのか?
『だから、我がいるぞ』
T-Iの通信が届いた。
0
あなたにおすすめの小説
「モブ子で結構。クラスでパシリにしていたあなたより、フォロワーが100万人多いので、趣味の合わない方とはお話ししない主義なので」
まさき
ライト文芸
静はイヤホンをつけ、眼鏡を外した。
「ごめんなさい——趣味の合わない方とはお話ししない主義なの」
——これは、モブ子と呼ばれた少女が、誰にも媚びなかった夏の話。
学校では地味で目立たない女子高生・葛城静。分厚い眼鏡、冴えない服装、クラスのリア充グループには「モブ子」と呼ばれ、パシリにされる日々。「ブスに夏休みは似合わないよね」——そんな言葉を笑顔で浴びせてくる同級生たちは、知らない。
彼女が、フォロワー100万人を誇る超人気ストリーマー「シズネ」だということを。
夏休み。秘密の別荘プールから配信した100万人記念ライブが大バズり。特定班の動きは早く、やがて「シズネ=あのモブ子」という事実がXのトレンドを席巻した。
翌朝の教室。昨日まで見下していた同級生たちが、一斉に満面の笑みを向けてくる——。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
恋愛リベンジャーズ
廣瀬純七
SF
拓也は、かつての恋人・純への後悔を抱えたまま生きてきた。ある日、過去へ戻れる不思議なアプリを手に入れるが戻った先で彼を待っていたのは、若き日の純ではなく――純そのものになってしまった自分自身だった。かつての恋人とやり直すはずが、過去の自分を相手に恋をするという奇妙で切ない関係が始まっていく。時間と心が交差する、不思議な男女入れ替わりストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる