いたいけなほしくず─とおいみらいのおとぎばなし─

有城 沙生

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Aldonaj noto:アルテファリータ

Postparolo:Bonan nokton

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「じゃあ、あとはお二人で。今日は色々あって疲れただろう。機能も増えたみたいだし」

 トレィスはそう言って、塔を出て行く。
「トレィス、トレサたちには自分達で伝えて下さいね」
 と声をかけると、
「どうせ、向こうにはもう伝わっているんだろ?まあ、するけど…はぁ…」
 大きなため息を吐きながら、トレィスとシィカは寄り添って出て行った。
「おやすみなさい」
 そう言って。

「……どのくらい、思い出したんです?」
「思い出す?思い…」
 ポステアの混乱が見える。
『思い出す』も何も、ポステアは彼らを知らない。
 ポステアが稼働したとき、彼らは既に活動を停止していた。

プレマルジナマリューナの素体を見たら、なんか、こう…うまく演算出来ない」
「そういう人ですよ」

「演算が、出来ないのに、こうしていると安定する」
 俺に抱きついたままのポステアを抱き返す。
「そうだね…落ち着くね…」
「落ち着く?安定?…だから、ずっと隣にいたのね」

「そうだね」

 大脳とアクセスすることが、俺たちに何をもたらすのか分からない。
 人に近づくのは、公平を保てるのか?

『だから、我がいるぞ』
 T-Iの通信が届いた。 
 
 
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