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第三部
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せいらは、パステルピンクのハイブランドのバッグからスマホを取り出し、ママ友たちのグループLINEらしき画面を開き、長く細い指で文字を入力し始めた。まるで、ピアノを弾いているように滑らかに彼女の指がスマホの上を舞った。十分ほど、他愛のない話をしながら皆でお酒を飲んでいると、せいらのスマホがテーブルの上でぶるぶると震えた。
「あっ! 来週末でしたら、片山さん予定空いてるそうです。湯島さんは、お忙しくて難しいそうです」
と、せいらが言った。
「本当ですか? ありがとうございます。お手数お掛けしちゃって本当に申し訳ないです」
栞のスーパーファインプレイに、にやけそうになるのを必死で堪えながら唯香は、せいらに丁寧にお礼を言った。
「ねえ、タケルさん」
せいらが、タケルの左腕を軽く突いた。
「ん? どしたの?」
「せっかくだから、タケルさんも一緒に行ってあげて。唯香さんたちと理花さん、全員のことを知っている人が居た方がいいと思うの」
「うん……いいよ。愛奏と凜々奏はお義母さんに見ててもらってもいい?」
「うん……私からお願いしておくから大丈夫」
その数分後、海外の仲間たちからパーティー会場に呼び戻された、せいらを見送った後、唯香が栞に、
「栞が遥と連絡取り合うなんて珍しいわね」
と言うと、栞は、
「えっ? あんな話、嘘に決まってるじゃんっ! “R.K”こと、かたやま容疑者を呼び出すための口実よ」
と、ケロッとした顔で言った。栞だけは敵にまわすまいと、唯香は思った。
「あっ! 来週末でしたら、片山さん予定空いてるそうです。湯島さんは、お忙しくて難しいそうです」
と、せいらが言った。
「本当ですか? ありがとうございます。お手数お掛けしちゃって本当に申し訳ないです」
栞のスーパーファインプレイに、にやけそうになるのを必死で堪えながら唯香は、せいらに丁寧にお礼を言った。
「ねえ、タケルさん」
せいらが、タケルの左腕を軽く突いた。
「ん? どしたの?」
「せっかくだから、タケルさんも一緒に行ってあげて。唯香さんたちと理花さん、全員のことを知っている人が居た方がいいと思うの」
「うん……いいよ。愛奏と凜々奏はお義母さんに見ててもらってもいい?」
「うん……私からお願いしておくから大丈夫」
その数分後、海外の仲間たちからパーティー会場に呼び戻された、せいらを見送った後、唯香が栞に、
「栞が遥と連絡取り合うなんて珍しいわね」
と言うと、栞は、
「えっ? あんな話、嘘に決まってるじゃんっ! “R.K”こと、かたやま容疑者を呼び出すための口実よ」
と、ケロッとした顔で言った。栞だけは敵にまわすまいと、唯香は思った。
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