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「サリー嬢、領地改革へ向ける探求心、それを実行し、売り込みをかけ、一つの産業とする手腕。全てにおいて尊敬しております。どうかこれからの人生、その手腕を私と共に存分に発揮してほしい。そしてナシェルカ伯爵領をこれからも発展させていってほしい。どうか私と婚約し、そして結婚してください。」
手の上に小さな箱を乗せて、その中に輝く石がついたリングを見せながら、そうおっしゃって下さいます。
これは何度夢で見ても、そのたびににやけてしまえる程の威力……
かっこいい人って素晴らしい……
「フレッド様、私だけでは伯爵領を背負っていくには力不足です。どうかそのお力を貸してください。
どうぞ、これからよろしくお願いいたします……」
こうして年に一度の一番大きな催しから始まった怒涛の展開は、私の2度目の婚約ということで幕を閉じました…
その後、王家と当家で話し合いが行われました。
話し合う内容は3つ。
まず一つ目は私とフレッド様の婚約の件です。ですが、これについてはフレッド様がすでに国王陛下と王妃様にはお話をされていて、了承を取って来いと念押しされていたようで、その場ですんなりと婚約が決まり、私が学校を卒業次第、結婚することが決まりました。
第二王子殿下の結婚がこんなに簡単に決まっていいのかしらと思っていると、王妃様から「フレッドは『どの女もしなだれかかり、隙さえあれば迫ってこようとする妖怪にしか見えない。そんな女とは婚約も結婚もしない』と言ってて、もう諦めていたの。そしたら急にあなたと結婚したいと言い出してね。本当に感謝してるわ。ありがとう。」と謎の感謝のお言葉を頂いてしまいました。やはり女性関係でなにかあったのかもしれませんね。
2つ目はナシェルカ伯爵家の陞爵の件です。
これについてはかなり前から陛下から打診をされていたようで、今回は必ず受け入れてもらうと言われてしまっています。そして驚いたことに1階級陞爵の侯爵ではなく、2階級陞爵の公爵になるとのこと。フレッド様を受け入れるのにはいいですが、ほかの公爵からの異論は出ないかと心配になってしまいます。しかし、根回しはすでにある程度すんでおり、反対しているのは妬み嫉みを持つものだけと、議会では相手にされていないようです。
手の上に小さな箱を乗せて、その中に輝く石がついたリングを見せながら、そうおっしゃって下さいます。
これは何度夢で見ても、そのたびににやけてしまえる程の威力……
かっこいい人って素晴らしい……
「フレッド様、私だけでは伯爵領を背負っていくには力不足です。どうかそのお力を貸してください。
どうぞ、これからよろしくお願いいたします……」
こうして年に一度の一番大きな催しから始まった怒涛の展開は、私の2度目の婚約ということで幕を閉じました…
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まず一つ目は私とフレッド様の婚約の件です。ですが、これについてはフレッド様がすでに国王陛下と王妃様にはお話をされていて、了承を取って来いと念押しされていたようで、その場ですんなりと婚約が決まり、私が学校を卒業次第、結婚することが決まりました。
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2つ目はナシェルカ伯爵家の陞爵の件です。
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