20 / 41
20
しおりを挟む
「やっぱりね、北条先輩があっさり諦めるわけないと思っていたよ」
結局、なんやかんやあって北条先輩と付き合うことになった私は、はるかちゃんに報告しました。
…色々相談に乗ってもらっていたので恥ずかしいですが。
「はるかちゃんは、北条さんが私のこと前から好きだって知っていたの?」
…北条先輩のことは仕事中は北条さんと呼ぶってことで、何とか合意しました。その代わりに休日は拓海さん呼びを強要されましたが。
私の言葉に頷くと、はるかちゃんはニヤニヤしながら私を指さしました。
「だってさー、以前も言いかけたけれど、うちの課の佐々木があんたを『可愛いから一回食事に誘おうかな』っていった時に、北条先輩がわざわざ『人のモノに手を出すなら俺を敵に回す覚悟はある?』ってすっごい牽制したんだよ~‼それ以来佐々木はブルっちゃって、市役所中を“北条さんが東雲LOVE”だって噂が駆け巡ったからね‼」
…そ、そんな恐ろしいことが知らない間に行われていたとは…。
「だから、市役所の男は全員あんたのことを対象外と見てると思うよ。北条先輩に敵う訳ないもんね」
…じゃあ、彼氏を紹介してもらおうとしても無理だったわけか。成程、理解しました。
「でも、北条さんは今までそんな素振りを見せたことなかったのにいきなり好きだって言われても。…信じろっていう方が無理だよね?」
私の言葉にはるかちゃんも笑いました。
「先輩って元々何もしなくっても女が寄って来るから、いざ自分に興味ない女を好きになっちゃったらどうやってアプローチしたらいいのか判らなくなっちゃったんじゃないの?」ハハハと笑って「中学生の恋愛みたいで良いじゃん」と付け加えられました。
…中学生の恋愛か…。
「今時の中学生はあんなことまでするのか…」ポツリと零した独り言を聞き逃すはるかちゃんじゃありません。
「何々?先輩ってばそんなに凄いコトしたの?どんな告白したのか言ってみ?」と食いつかれました。
ぅう…恥ずかしくて言えない…。真っ赤になる私は更に彼女の好奇心を刺激した様で、
「ちょっと、北条先輩ってば職場でそんなにヤバい行為したの?きゃーっ‼歩く猥褻物だわー」なんて言い出されました。歩く猥褻物って…。
「別に、無理やり抱きしめられて…その耳元で告白されて…」
結局、彼女には抵抗むなしく全て吐かされてしまいました。…敏腕デカかよ…。
「いや~‼北条先輩って見かけによらず肉食系だね!グイグイ押さないとあんたには効果ないって気が付いて、そこを攻める辺り策士だわ~」と大喜びです。
「理来も嫌なことは嫌だってちゃんと伝えないと、このまま突き進まれて気がついたら婚姻届け出されかねないよ?まあ、先輩ぐらいのイケメンに愛されて、浮気も心配いらないならそれもアリかもね~」と言う彼女に冷や汗が吹き出ました。
絶対にない…とは言い切れない…。
頑張って、北条さんのペースに巻き込まれないようにしようと心に誓いました。
初期課に戻ると北条さんが嬉しそうに「理来、遅かったな」と声を掛けてきました。…いや、10分ぐらい休憩で抜けただけなんだけれど。
「すみません。税務の春原さんとばったり会って少し立ち話をしたもので」と言うと、嫌そうな顔で「あいつか…」と返されました。
あちゃー…前回の言い争いで苦手意識を持っちゃっているのかもしれません。
「でも、はるかちゃんてすっごく良い娘なんですよ?北条さんが私を困らせているって思ったから先輩には言い辛いことでもきちんと意見してくれたし…だから仲良くして欲しいな…なんて」
何とか北条さんとはるかちゃんが不仲にならないようにしたい私は一生懸命彼女の良い所アピールに躍起になる。
「顔も可愛くって優しいし、料理も上手なんですよ。この間一緒に遊びに行った時にも…」
私が夢中ではるかちゃんを褒めていると、いきなり先輩に抱きしめられました。
「お前がはるかちゃん大好きなのは判ったから、もう黙れよ」
そういうと激しく口づけられました。「ちょっ…」抗議する間もなく何度も何度も柔らかい唇を重ねているうちに自然と体の力が抜けて、気が付くと私は北条さんにされるがままになっていました。…うう、不覚…。
「…大人しくなったな?」北条さんが意地悪な声で笑うので、その大きな体を押し返し「…今度、職場でこういうことをしたら、1週間お触り禁止、口もききませんから‼」と睨んでやりました。
「大体、私が話している途中でこういうことをするのって良くないですよ⁈」と怒ると、「…だって、理来があんまり春原のことを褒めるから、あいつの兄貴の顔が浮かんできてなんか…妬けた」なんて可愛いことを言うけれど、ここは怒っておかないといけません!舐められたら婚姻届けまっしぐらかもしれないし‼
「北条さんはスキンシップ過剰ですよ‼あと、人の話は最後まで聞くこと‼」と保母さんのように言い聞かせます。
「は~い」と素直に言われればちょっと胸がキュンとしたのも事実ですが。
「とにかく、職場では今まで通り、先輩・後輩のパートナー関係のままでお願いします」
良し!北条さんに流されることなく言ってやったわ私‼はるかちゃん、褒めて⁈
そんな気持ちでいた私に北条さんは負けじとグイグイ来ます。
「…じゃあ、職場では過剰なスキンシップをしない。…代わりにご褒美は?」
…なに?
「理来がご褒美をくれるなら俺も我慢できるかもなー。ねえ、ご褒美頂戴?」
「…ご褒美って、私が出来ることで…エッチなやつとかは無しですよ?」そう念を押すと嬉しそうな顔で頷き、「俺と温泉に1泊旅行に行こう」と言い出しました。
「えっ⁈…だからエッチなお願いはダメって…?それに北条さん温泉アレルギーって言ってたじゃないですか⁇」
狼狽える私に「ああ、あれは嘘だから」とケロッとして笑う北条さん。…嘘つきは泥棒の始まりですよ?
「あのままだと、南原がしつこそうだし、理来が行かないのに俺だけ行って春原&南原の相手をするのは嫌だったから嘘も方便ってね」
…どおりで温泉アレルギーなんて聞いたことないと思ったよ。
「それに、一緒に遊びに行きたいだけ。お前の湯上り浴衣見たいし、せっかくだから温泉に行きたいんだよ。…行ってくれるんだったら職場では絶対に何もしないって誓うから‼」
…なーんか信用できないんですよね。キラキラした目で嘘吐くし。でもここで約束させないと今後、職場でもピンチだし…。
「分かりました。…そのかわり絶対にエッチなことは禁止ですからね⁈」
「了解‼じゃあ、早速良い温泉探しておくから‼」
北条さんは判りやすくご機嫌になると仕事に戻っていった。
…うーん、もしかして北条さんに嵌められたのかな私…?
結局、なんやかんやあって北条先輩と付き合うことになった私は、はるかちゃんに報告しました。
…色々相談に乗ってもらっていたので恥ずかしいですが。
「はるかちゃんは、北条さんが私のこと前から好きだって知っていたの?」
…北条先輩のことは仕事中は北条さんと呼ぶってことで、何とか合意しました。その代わりに休日は拓海さん呼びを強要されましたが。
私の言葉に頷くと、はるかちゃんはニヤニヤしながら私を指さしました。
「だってさー、以前も言いかけたけれど、うちの課の佐々木があんたを『可愛いから一回食事に誘おうかな』っていった時に、北条先輩がわざわざ『人のモノに手を出すなら俺を敵に回す覚悟はある?』ってすっごい牽制したんだよ~‼それ以来佐々木はブルっちゃって、市役所中を“北条さんが東雲LOVE”だって噂が駆け巡ったからね‼」
…そ、そんな恐ろしいことが知らない間に行われていたとは…。
「だから、市役所の男は全員あんたのことを対象外と見てると思うよ。北条先輩に敵う訳ないもんね」
…じゃあ、彼氏を紹介してもらおうとしても無理だったわけか。成程、理解しました。
「でも、北条さんは今までそんな素振りを見せたことなかったのにいきなり好きだって言われても。…信じろっていう方が無理だよね?」
私の言葉にはるかちゃんも笑いました。
「先輩って元々何もしなくっても女が寄って来るから、いざ自分に興味ない女を好きになっちゃったらどうやってアプローチしたらいいのか判らなくなっちゃったんじゃないの?」ハハハと笑って「中学生の恋愛みたいで良いじゃん」と付け加えられました。
…中学生の恋愛か…。
「今時の中学生はあんなことまでするのか…」ポツリと零した独り言を聞き逃すはるかちゃんじゃありません。
「何々?先輩ってばそんなに凄いコトしたの?どんな告白したのか言ってみ?」と食いつかれました。
ぅう…恥ずかしくて言えない…。真っ赤になる私は更に彼女の好奇心を刺激した様で、
「ちょっと、北条先輩ってば職場でそんなにヤバい行為したの?きゃーっ‼歩く猥褻物だわー」なんて言い出されました。歩く猥褻物って…。
「別に、無理やり抱きしめられて…その耳元で告白されて…」
結局、彼女には抵抗むなしく全て吐かされてしまいました。…敏腕デカかよ…。
「いや~‼北条先輩って見かけによらず肉食系だね!グイグイ押さないとあんたには効果ないって気が付いて、そこを攻める辺り策士だわ~」と大喜びです。
「理来も嫌なことは嫌だってちゃんと伝えないと、このまま突き進まれて気がついたら婚姻届け出されかねないよ?まあ、先輩ぐらいのイケメンに愛されて、浮気も心配いらないならそれもアリかもね~」と言う彼女に冷や汗が吹き出ました。
絶対にない…とは言い切れない…。
頑張って、北条さんのペースに巻き込まれないようにしようと心に誓いました。
初期課に戻ると北条さんが嬉しそうに「理来、遅かったな」と声を掛けてきました。…いや、10分ぐらい休憩で抜けただけなんだけれど。
「すみません。税務の春原さんとばったり会って少し立ち話をしたもので」と言うと、嫌そうな顔で「あいつか…」と返されました。
あちゃー…前回の言い争いで苦手意識を持っちゃっているのかもしれません。
「でも、はるかちゃんてすっごく良い娘なんですよ?北条さんが私を困らせているって思ったから先輩には言い辛いことでもきちんと意見してくれたし…だから仲良くして欲しいな…なんて」
何とか北条さんとはるかちゃんが不仲にならないようにしたい私は一生懸命彼女の良い所アピールに躍起になる。
「顔も可愛くって優しいし、料理も上手なんですよ。この間一緒に遊びに行った時にも…」
私が夢中ではるかちゃんを褒めていると、いきなり先輩に抱きしめられました。
「お前がはるかちゃん大好きなのは判ったから、もう黙れよ」
そういうと激しく口づけられました。「ちょっ…」抗議する間もなく何度も何度も柔らかい唇を重ねているうちに自然と体の力が抜けて、気が付くと私は北条さんにされるがままになっていました。…うう、不覚…。
「…大人しくなったな?」北条さんが意地悪な声で笑うので、その大きな体を押し返し「…今度、職場でこういうことをしたら、1週間お触り禁止、口もききませんから‼」と睨んでやりました。
「大体、私が話している途中でこういうことをするのって良くないですよ⁈」と怒ると、「…だって、理来があんまり春原のことを褒めるから、あいつの兄貴の顔が浮かんできてなんか…妬けた」なんて可愛いことを言うけれど、ここは怒っておかないといけません!舐められたら婚姻届けまっしぐらかもしれないし‼
「北条さんはスキンシップ過剰ですよ‼あと、人の話は最後まで聞くこと‼」と保母さんのように言い聞かせます。
「は~い」と素直に言われればちょっと胸がキュンとしたのも事実ですが。
「とにかく、職場では今まで通り、先輩・後輩のパートナー関係のままでお願いします」
良し!北条さんに流されることなく言ってやったわ私‼はるかちゃん、褒めて⁈
そんな気持ちでいた私に北条さんは負けじとグイグイ来ます。
「…じゃあ、職場では過剰なスキンシップをしない。…代わりにご褒美は?」
…なに?
「理来がご褒美をくれるなら俺も我慢できるかもなー。ねえ、ご褒美頂戴?」
「…ご褒美って、私が出来ることで…エッチなやつとかは無しですよ?」そう念を押すと嬉しそうな顔で頷き、「俺と温泉に1泊旅行に行こう」と言い出しました。
「えっ⁈…だからエッチなお願いはダメって…?それに北条さん温泉アレルギーって言ってたじゃないですか⁇」
狼狽える私に「ああ、あれは嘘だから」とケロッとして笑う北条さん。…嘘つきは泥棒の始まりですよ?
「あのままだと、南原がしつこそうだし、理来が行かないのに俺だけ行って春原&南原の相手をするのは嫌だったから嘘も方便ってね」
…どおりで温泉アレルギーなんて聞いたことないと思ったよ。
「それに、一緒に遊びに行きたいだけ。お前の湯上り浴衣見たいし、せっかくだから温泉に行きたいんだよ。…行ってくれるんだったら職場では絶対に何もしないって誓うから‼」
…なーんか信用できないんですよね。キラキラした目で嘘吐くし。でもここで約束させないと今後、職場でもピンチだし…。
「分かりました。…そのかわり絶対にエッチなことは禁止ですからね⁈」
「了解‼じゃあ、早速良い温泉探しておくから‼」
北条さんは判りやすくご機嫌になると仕事に戻っていった。
…うーん、もしかして北条さんに嵌められたのかな私…?
0
あなたにおすすめの小説
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
それは、ホントに不可抗力で。
樹沙都
恋愛
これ以上他人に振り回されるのはまっぴらごめんと一大決意。人生における全ての無駄を排除し、おひとりさまを謳歌する歩夢の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
「まさか、夫の顔……を、忘れたとは言わないだろうな? 奥さん」
その婚姻は、天の啓示か、はたまた……ついうっかり、か。
恋に仕事に人間関係にと翻弄されるお人好しオンナ関口歩夢と腹黒大魔王小林尊の攻防戦。
まさにいま、開始のゴングが鳴った。
まあね、所詮、人生は不可抗力でできている。わけよ。とほほっ。
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
フリーランスエンジニアの優しすぎる無償の愛
春咲さゆ
恋愛
26歳OLの木崎茉莉は人生のどん底にいた。上手くいかないことに慣れ、心を凍らせることで自分を守る毎日に絶望した茉莉は、雨の夜に思わず人生の終わりを願ってしまう。そんな茉莉に手を差し伸べたかっこいい彼。茉莉は、なぜか無償の愛のような優しさをくれる不思議な男性に少しずつ救われ、前を向いていく。けれど、疑ってしまうほど親切な彼には、親切であり続ける理由があって……。雨の夜の出会いがもたらした、優しくも切ない物語。
旅は道連れ、世は情け?と言われて訳あり伯爵家の子息のパートナーになりました
さこの
恋愛
両親を亡くし、遺品整理のため王都を訪れたブランシュ。
手放すはずだったアンティークをきっかけに、ひょんなことから伯爵家の跡取り・ユーゴと出会う。
無愛想で口が悪く、女性に冷たいその男は、なぜかブランシュの世話を焼き、面倒事にも付き合ってくれる。
王都ではかつて「親友に婚約者を奪われ、失恋して姿を消した男」と噂されていたユーゴ。
だがその噂は、誰かの悪意によって作られた嘘だった。
過去の誤解。すれ違い。
そして少しずつ見えてくる、本当の彼の姿。
気づけばブランシュは思ってしまう。
――この人は、優しすぎて損をしている。
面倒くさがりな伯爵子息と、無自覚な令嬢の、
すれ違いだらけの甘め異世界ラブコメディ
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
【完結】公爵令嬢に転生したので両親の決めた相手と結婚して幸せになります!
永倉伊織
恋愛
ヘンリー・フォルティエス公爵の二女として生まれたフィオナ(14歳)は、両親が決めた相手
ルーファウス・ブルーム公爵と結婚する事になった。
だがしかし
フィオナには『昭和・平成・令和』の3つの時代を生きた日本人だった前世の記憶があった。
貴族の両親に逆らっても良い事が無いと悟ったフィオナは、前世の記憶を駆使してルーファウスとの幸せな結婚生活を模索する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる