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大魔法使いハスティ。永劫の賢者。大魔法使い。そして、『魔王戦役』の英雄。
一見少女に見えるが数千年生きているハーフ・ハイエルフだ。
数え切れない伝説と通り名通りの実力者で、今は大国の宮廷魔法使いに収まっている。
彼女との出会いは十歳の頃。家族を失い、冒険者として雑用をこなす中でのことだ。ちょっとした縁があって魔法の師匠になってくれた。
その後色々あって魔王討伐の仲間となり、最後まで一緒にいた。
俺にとってはこの世界で二番目の家族であり、大切な仲間である。
その人物が今、我が家のリビングで夕食を広げていた。
並んでいるのはハンバーグとサラダとスープとライス。関係の深い彼女は俺の前世についても何度か話していて、その中で話題になった料理をこうして再現してくれる。
料理を並べる彼女を見ると修業時代を思い出す。当時は懐かしい上に暖かい料理を見るだけで泣きそうになったものだ。
「あの、なんでいるんですか。忙しいんでしょ、師匠」
「師匠はやめろというておろうが。今や一緒に戦い苦楽を共にした戦友なのじゃからな」
なんだか嬉しそうに言いながら、彼女は手早く料理を並べ終えた。手伝う間もなかった俺は、とりあえず席に着く。
「わかりましたよ。ハスティさん。……もしかして、何度も来てました?」
「いや、これで二度目じゃよ。依頼で出かけたと聞いたんで、探知の魔法を準備しておいた。新作の魔法じゃ、さすがの加護持ちでも気づけなかったかのう?」
「なんか違和感は感じたんですけどね……。油断してました」
家の近くで感じたのは、ハスティさんの魔法が原因か。しかし、さすがは大魔法使い。大抵の魔法なら見抜けるつもりだったのに、見切れなかった。
「なんじゃ、気づいておったか。人間離れしてて可愛くないのう」
俺を騙しきれなかったことが不満だったのか、文句を言いつつも、ハスティさんは着席した。
一応、お忍びということか、着ている服は薄い緑のチュニックである。普段は明らかに高そうなローブを着て杖を手にしているのだが、俺からするとこの姿の方が見慣れている。
「見た目はちと変わってしまったが、壮健そうで何よりじゃ。久しぶりのワシの手料理を味わうがいい」
その発言を合図に食事が始まった。両手を合わせて「いただきます」と言ってからテーブル上の料理に手を出す。ハスティさんは料理上手なので、口に入る料理の数々は、とても美味しい。
「ハスティさんの料理は美味しいから嬉しいですけど。基本、仕事の話でここに来ますよね。今度はなんです?」
たった今仕事から帰ってきたばかりなんですけど、と言外に臭わせるとハスティさんは鼻で笑った。
「銀の森の調査帰りなんじゃろ? どうせキャンプとか言って楽しんできたんじゃろう? ベテラン冒険者でも躊躇する場所にレジャー感覚で行き来しおって」
レジャー感覚だったのを否定できないのが辛いところだが、ここは否定しておきたい。
「意外と大変だったんですよ。魔王のキメラとか出てきたし」
その一言でハスティさんの表情が変わった。それまで放っていた穏やかな気配が消え去り、真剣な目つきで問いかけてくる。
「詳しく話すのじゃ。ワシにも聞く必要がある情報じゃと判断する」
「そんなに長くも難しくもない話なんですけどね……」
仕事モードになってしまったハスティさんに、銀の森であった出来事を話す。
内容自体はそれほど長くない。銀狼とキメラ、討伐後のこと含めて三十分くらいだろうか。
「……魔王との戦いは終わったが、その影響は世界各地に残っておるのう。それでも、この辺りは平穏じゃと思っておったのじゃが」
話を聞き終えたハスティさんは、ため息と共にそう感想を漏らした。
「あいつ、世界中の魔物を位置を変えたりいじったりしてましたからね……」
魔王の行いで特に厄介だったのは、世界中の魔物を大移動させたことだ。おかげで、ゲーム序盤の地域に、ラストダンジョンの魔物がいるみたいなことが世界各地で起きてしまった。
それも世界各地の国や冒険者の活躍で少しは改善しているが、爪痕はまだまだ大きい。今回の銀の森での出来事もそんな事例の一つだと思われる。
「今回は、ここにお前さんがいてくれて助かったと言えよう。そのキメラが森から出たら、大変なことになっておった。この国、食糧の輸出とかで各国を支えておるからな」
魔王戦役中は天候不順や戦争などもあり、世界的に不作だった。それもあり、世界の食料庫とも呼ばれるビフロ王国の役割は今も大きい。
王宮に食糧を無限に保管できる神具の宝物庫があり、何百年も前から食糧が無事なまま蓄えられているという頼もしさで、ここ数年、ずっとそれを開放中だ。
「正直、勲章ものなのじゃ」
「いりませんよ。目立ちすぎちゃいますから。協会への報告も銀狼達が倒したってことにしてあります」
「じゃろうな。わかっておる。でもまあ、何もせんわけにはいかん。ワシの方でも何かしら気を回すようにしておくのじゃ」
こういう時、義理堅いというか律儀な人だ。
ここで暮らせるように手配したのも、見た目を変える魔法も手伝ってくれたのはこの人だ。それでもう十分なのに、仕事に対してしっかり見返りを用意してくれる。
「さて、久しぶりの弟子との食事も楽しんだことじゃし、そろそろお暇するかの」
話をしながらハンバーグを食べ終え、食後のお茶まで楽しんだあと、ハスティさんは穏やかにそう言いつつ立ち上がろうとした。
「待ってください。ここに来た用件があるんでしょう」
「……む。この程度では誤魔化せぬか」
この人がここに来るときは相応の理由があるものだ。
魔王のキメラと戦った話を聞いたんで、気を使ってそのまま帰ることにしたんだろう。だけど、そこで止めるわけには行かない。
大国の宮廷魔法使いがわざわざやってくるのは理由があるものだ。
「独立都市ウジャス。知っておるな?」
「ここから北に行った国境にある。緩衝地帯の商業都市ですね」
俺の言葉に頷きつつ、ハスティは言葉を続けた。
「その都市を中心に戦争が起きつつある」
一見少女に見えるが数千年生きているハーフ・ハイエルフだ。
数え切れない伝説と通り名通りの実力者で、今は大国の宮廷魔法使いに収まっている。
彼女との出会いは十歳の頃。家族を失い、冒険者として雑用をこなす中でのことだ。ちょっとした縁があって魔法の師匠になってくれた。
その後色々あって魔王討伐の仲間となり、最後まで一緒にいた。
俺にとってはこの世界で二番目の家族であり、大切な仲間である。
その人物が今、我が家のリビングで夕食を広げていた。
並んでいるのはハンバーグとサラダとスープとライス。関係の深い彼女は俺の前世についても何度か話していて、その中で話題になった料理をこうして再現してくれる。
料理を並べる彼女を見ると修業時代を思い出す。当時は懐かしい上に暖かい料理を見るだけで泣きそうになったものだ。
「あの、なんでいるんですか。忙しいんでしょ、師匠」
「師匠はやめろというておろうが。今や一緒に戦い苦楽を共にした戦友なのじゃからな」
なんだか嬉しそうに言いながら、彼女は手早く料理を並べ終えた。手伝う間もなかった俺は、とりあえず席に着く。
「わかりましたよ。ハスティさん。……もしかして、何度も来てました?」
「いや、これで二度目じゃよ。依頼で出かけたと聞いたんで、探知の魔法を準備しておいた。新作の魔法じゃ、さすがの加護持ちでも気づけなかったかのう?」
「なんか違和感は感じたんですけどね……。油断してました」
家の近くで感じたのは、ハスティさんの魔法が原因か。しかし、さすがは大魔法使い。大抵の魔法なら見抜けるつもりだったのに、見切れなかった。
「なんじゃ、気づいておったか。人間離れしてて可愛くないのう」
俺を騙しきれなかったことが不満だったのか、文句を言いつつも、ハスティさんは着席した。
一応、お忍びということか、着ている服は薄い緑のチュニックである。普段は明らかに高そうなローブを着て杖を手にしているのだが、俺からするとこの姿の方が見慣れている。
「見た目はちと変わってしまったが、壮健そうで何よりじゃ。久しぶりのワシの手料理を味わうがいい」
その発言を合図に食事が始まった。両手を合わせて「いただきます」と言ってからテーブル上の料理に手を出す。ハスティさんは料理上手なので、口に入る料理の数々は、とても美味しい。
「ハスティさんの料理は美味しいから嬉しいですけど。基本、仕事の話でここに来ますよね。今度はなんです?」
たった今仕事から帰ってきたばかりなんですけど、と言外に臭わせるとハスティさんは鼻で笑った。
「銀の森の調査帰りなんじゃろ? どうせキャンプとか言って楽しんできたんじゃろう? ベテラン冒険者でも躊躇する場所にレジャー感覚で行き来しおって」
レジャー感覚だったのを否定できないのが辛いところだが、ここは否定しておきたい。
「意外と大変だったんですよ。魔王のキメラとか出てきたし」
その一言でハスティさんの表情が変わった。それまで放っていた穏やかな気配が消え去り、真剣な目つきで問いかけてくる。
「詳しく話すのじゃ。ワシにも聞く必要がある情報じゃと判断する」
「そんなに長くも難しくもない話なんですけどね……」
仕事モードになってしまったハスティさんに、銀の森であった出来事を話す。
内容自体はそれほど長くない。銀狼とキメラ、討伐後のこと含めて三十分くらいだろうか。
「……魔王との戦いは終わったが、その影響は世界各地に残っておるのう。それでも、この辺りは平穏じゃと思っておったのじゃが」
話を聞き終えたハスティさんは、ため息と共にそう感想を漏らした。
「あいつ、世界中の魔物を位置を変えたりいじったりしてましたからね……」
魔王の行いで特に厄介だったのは、世界中の魔物を大移動させたことだ。おかげで、ゲーム序盤の地域に、ラストダンジョンの魔物がいるみたいなことが世界各地で起きてしまった。
それも世界各地の国や冒険者の活躍で少しは改善しているが、爪痕はまだまだ大きい。今回の銀の森での出来事もそんな事例の一つだと思われる。
「今回は、ここにお前さんがいてくれて助かったと言えよう。そのキメラが森から出たら、大変なことになっておった。この国、食糧の輸出とかで各国を支えておるからな」
魔王戦役中は天候不順や戦争などもあり、世界的に不作だった。それもあり、世界の食料庫とも呼ばれるビフロ王国の役割は今も大きい。
王宮に食糧を無限に保管できる神具の宝物庫があり、何百年も前から食糧が無事なまま蓄えられているという頼もしさで、ここ数年、ずっとそれを開放中だ。
「正直、勲章ものなのじゃ」
「いりませんよ。目立ちすぎちゃいますから。協会への報告も銀狼達が倒したってことにしてあります」
「じゃろうな。わかっておる。でもまあ、何もせんわけにはいかん。ワシの方でも何かしら気を回すようにしておくのじゃ」
こういう時、義理堅いというか律儀な人だ。
ここで暮らせるように手配したのも、見た目を変える魔法も手伝ってくれたのはこの人だ。それでもう十分なのに、仕事に対してしっかり見返りを用意してくれる。
「さて、久しぶりの弟子との食事も楽しんだことじゃし、そろそろお暇するかの」
話をしながらハンバーグを食べ終え、食後のお茶まで楽しんだあと、ハスティさんは穏やかにそう言いつつ立ち上がろうとした。
「待ってください。ここに来た用件があるんでしょう」
「……む。この程度では誤魔化せぬか」
この人がここに来るときは相応の理由があるものだ。
魔王のキメラと戦った話を聞いたんで、気を使ってそのまま帰ることにしたんだろう。だけど、そこで止めるわけには行かない。
大国の宮廷魔法使いがわざわざやってくるのは理由があるものだ。
「独立都市ウジャス。知っておるな?」
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俺の言葉に頷きつつ、ハスティは言葉を続けた。
「その都市を中心に戦争が起きつつある」
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