30 / 33
第30話:限界勇者の乱入1
しおりを挟む
まるで、勇者物語に出てくるような魔物だ。
魔王との戦いの後半に現れる、異常な再生力をもった魔物。知性は低く、ただ暴れまわり、殺せない。ひたすら厄介な、魔王により生み出されたという存在。
デルタン王国北部で突如出現した大型魔物はそれにとてもよく似ていた。
数十年前、王国への反乱疑惑で所領を削られたという領主。
家が潰されなかったのは反乱に間接的に関わっていたからだというが、その後が良くなかった。
彼は密かに怪しげな魔法の研究を進め、数十年の歳月を費やして強力な魔物を生み出すことに成功してしまった。
ことを起こしたタイミングも完璧だ。ちょうど国王が交代して、権力を握り直している最中のことだった。
問題は、どうもこれが偶発的な出来事らしいということだった。
件の領主は行方不明。……というか魔物の一部と化した可能性が高い。突如、屋敷の地下から飛び出した魔物が、散歩をしていた領主を取り込み、無差別な攻撃を開始したという情報が入っている。
グースと名付けられた魔物はそのまま王都のある方向を目指した辺り、領主の恨みはしっかり年月として降り積もっていたようだが、これは不本意な形ではないだろうか。
勇者達は例の魔物をどう倒したんだったか……。たしか、魔法使いが弱点を見つけて、やってくれたんだな。
「優秀な魔法使いでもいれば良かったか……」
討伐隊向けに用意された天幕の中で、鎧を身につけながらゲイルが呟く。
「この国にいる魔法使いでは厳しいでしょうね。ルーンハイトから呼び寄せでもしなければ」
「難しいな」
隣で佇む女性の言葉に短く返す。
彼女はゲイルが家を出る際につけられた護衛兼お目付け役だ。自分と戦士としての能力に秀でている。それ以上に、世慣れしていることでゲイルは何度も助けられた。
あの日、ルーンハイトを出て以降、ゲイル達は各地で魔物退治に勤しんだ。場合によっては傭兵として人間同士の小競り合いにも加わった。
冒険者とも傭兵ともつかない生き方は、意外にもゲイルに馴染んだ。剣の腕なら初代に迫れると言われたこともあるくらいなので、本人としては納得のいく話でもある。
「政治ごっこより向いていると思ったけど、難しいもんだな」
「若様、今からでも間に合いますが……」
「わかってるだろ。それは無理だ。申し訳が立たない」
誰に対してとは言わない。家だったり、友人だったり、望んで冷たい態度をとった勇者クウトだったり、あまりにも謝る相手が多すぎる。
一番は、自分自身だろうか。ここで戦い、傷ついている人を見捨てるというのがどうしても思いつかなかった。
「ご立派です、若様。最後までお供致します」
「できれば逃げてほしいんだけどな。俺の勇者ごっこには付き合えないとか言って」
「ごっこではありません。ご先祖に恥じない行いかと」
堅物のお付きは、いつも通り真面目くさって言い切った。思わずゲイルは苦笑する。
「物好きだな。生き残る保証なんてないぞ」
「戦場ならば当然のことです」
その通りだな、と思いつつゲイルは大剣を引き抜く。
家から持ち出した宝剣。魔王戦の際、先祖が使ったと言われる武器の一本。ドワーフが鍛え、エルフが魔法を込めたという、あの時代にはよくある名剣の一つだ。
この剣は、使い手の魔力と刀身の崩壊とを引き換えにすることで強烈な一撃を放つことが出来る。
更に、刀身は十日間月光を浴びることで再び蘇るという再生能力を持っている。
「この剣の力を使う。勇者物語では、最初は強引に力技で倒すことが出来ていた」
「承知致しました」
もし、それでも駄目だったら。そんな言葉は二人の口からは出なかった。もう、他に手段はないのだから。
◯◯◯
再生の魔物グースはとある森の付近に追い詰められていた。緊急事態にかき集められたデルタン王国の兵士と冒険者と傭兵。全力で攻撃を加えることで少しずつ王都への経路から逸らすことに成功。
森の縁まで来た所でグースは停止した。
死んだわけでもなく、暴れるわけでもないグース。怪我人多数だった討伐隊は様子を見つつ、最後の攻撃のため戦力を整え直した。
ちょうどクウト達が町で人々を治療し終えた頃、最後の攻撃が始まった。
「全員攻撃! 魔法使いを守りながら戦うのだ!」
「おおっ!」
指揮官の声と共に、気合いの籠もった叫びと共に戦士たちが殺到する。
魔物グースは巨体だ。二階建ての建物くらいの大きさがある。
その見た目は、でっぷりと太った腹の上半身の上に淀んだ目つきの獣と人が合わさったような頭が乗るという悪趣味なものだ。全身には紫色の体毛がびっしりと生えており、これはまるで鉄のように硬い。
驚いたことに下半身は存在せず、上半身と地面に接する部分がまるでヘビのようにうねらせて移動するようだった。
「よし、行くぞ」
「お供します。若様」
ゲイル達も近接職としてグースに突撃する。眼前では魔法だけでなく、バリスタに代表される攻城兵器を打ち込まれる巨大な魔物。
並の魔物なら、十回は死ぬであろう攻撃。
「るおぉぉぉぉ!」
不気味な方向が辺りに響く。ゲイルの鼓膜だけでなく、肌まで揺らす凄まじいものだ。
怒涛の攻撃を、グースはまるで意に介していなかった。いや、効いてはいる。殆ど同時といっても良い勢いで再生しているのだ。
「できるだけ弱らせてから一撃叩き込みたいが……」
「承知……若様っ」
お付きの鋭い声と同時、グースが動いた。
魔物は走っていた。前進だ。咆哮を上げながら、人よりもゆっくりだが、確かに走っている。
問題は、その巨体だった。鋼鉄の外装を持つ家のような大きさの存在がそれなりの速度で動く。
それは、死を伴う突撃だった。
先に突撃していた人々の悲鳴が聞こえた。先陣は、槍を持った騎兵。その突撃力でグースに一撃入れる役割だった。
馬に乗ったその速度が仇となり、眼の前で騎兵たちが蹴散らされていく。
「っ! 宝剣よ! 輝く刃を!」
ゲイルの言葉に応え、剣の刀身が光り輝く。
「いけっ!」
そのまま、グースめがけて剣を振り抜く。刀身から光り輝く刃がいくつも飛び出し、魔物の体を切り裂いた。
魔法を使えない者でも魔力はある。武器を持って戦う者は肉体の強化に魔力を使う。この宝剣は、武器によって魔法に近い攻撃をすることを目的としたものだった。
ご先祖様は、間合いが合わなくて苦労したみたいだからな。
それにはゲイルも同感だ。長距離から魔法使いに発見されたらどうしようもない。今回のように近づきたくないような魔物もいるだろう。
「若様、こちらに来ます!」
言葉通り、グースの視線はゲイルに注がれていた。思えば、こうして森に追い詰められたのも、ゲイルの全力を尽くした攻撃が効いたからだ。執念深い性格だからか、しっかり覚えていたらしい。
「できる限り保たせる。弱らせるんだ。一度、伝令に行ってくれ」
「はっ」
宝剣に光をまとわせ、ゲイルはグース目掛けて突撃する。
魔王との戦いの後半に現れる、異常な再生力をもった魔物。知性は低く、ただ暴れまわり、殺せない。ひたすら厄介な、魔王により生み出されたという存在。
デルタン王国北部で突如出現した大型魔物はそれにとてもよく似ていた。
数十年前、王国への反乱疑惑で所領を削られたという領主。
家が潰されなかったのは反乱に間接的に関わっていたからだというが、その後が良くなかった。
彼は密かに怪しげな魔法の研究を進め、数十年の歳月を費やして強力な魔物を生み出すことに成功してしまった。
ことを起こしたタイミングも完璧だ。ちょうど国王が交代して、権力を握り直している最中のことだった。
問題は、どうもこれが偶発的な出来事らしいということだった。
件の領主は行方不明。……というか魔物の一部と化した可能性が高い。突如、屋敷の地下から飛び出した魔物が、散歩をしていた領主を取り込み、無差別な攻撃を開始したという情報が入っている。
グースと名付けられた魔物はそのまま王都のある方向を目指した辺り、領主の恨みはしっかり年月として降り積もっていたようだが、これは不本意な形ではないだろうか。
勇者達は例の魔物をどう倒したんだったか……。たしか、魔法使いが弱点を見つけて、やってくれたんだな。
「優秀な魔法使いでもいれば良かったか……」
討伐隊向けに用意された天幕の中で、鎧を身につけながらゲイルが呟く。
「この国にいる魔法使いでは厳しいでしょうね。ルーンハイトから呼び寄せでもしなければ」
「難しいな」
隣で佇む女性の言葉に短く返す。
彼女はゲイルが家を出る際につけられた護衛兼お目付け役だ。自分と戦士としての能力に秀でている。それ以上に、世慣れしていることでゲイルは何度も助けられた。
あの日、ルーンハイトを出て以降、ゲイル達は各地で魔物退治に勤しんだ。場合によっては傭兵として人間同士の小競り合いにも加わった。
冒険者とも傭兵ともつかない生き方は、意外にもゲイルに馴染んだ。剣の腕なら初代に迫れると言われたこともあるくらいなので、本人としては納得のいく話でもある。
「政治ごっこより向いていると思ったけど、難しいもんだな」
「若様、今からでも間に合いますが……」
「わかってるだろ。それは無理だ。申し訳が立たない」
誰に対してとは言わない。家だったり、友人だったり、望んで冷たい態度をとった勇者クウトだったり、あまりにも謝る相手が多すぎる。
一番は、自分自身だろうか。ここで戦い、傷ついている人を見捨てるというのがどうしても思いつかなかった。
「ご立派です、若様。最後までお供致します」
「できれば逃げてほしいんだけどな。俺の勇者ごっこには付き合えないとか言って」
「ごっこではありません。ご先祖に恥じない行いかと」
堅物のお付きは、いつも通り真面目くさって言い切った。思わずゲイルは苦笑する。
「物好きだな。生き残る保証なんてないぞ」
「戦場ならば当然のことです」
その通りだな、と思いつつゲイルは大剣を引き抜く。
家から持ち出した宝剣。魔王戦の際、先祖が使ったと言われる武器の一本。ドワーフが鍛え、エルフが魔法を込めたという、あの時代にはよくある名剣の一つだ。
この剣は、使い手の魔力と刀身の崩壊とを引き換えにすることで強烈な一撃を放つことが出来る。
更に、刀身は十日間月光を浴びることで再び蘇るという再生能力を持っている。
「この剣の力を使う。勇者物語では、最初は強引に力技で倒すことが出来ていた」
「承知致しました」
もし、それでも駄目だったら。そんな言葉は二人の口からは出なかった。もう、他に手段はないのだから。
◯◯◯
再生の魔物グースはとある森の付近に追い詰められていた。緊急事態にかき集められたデルタン王国の兵士と冒険者と傭兵。全力で攻撃を加えることで少しずつ王都への経路から逸らすことに成功。
森の縁まで来た所でグースは停止した。
死んだわけでもなく、暴れるわけでもないグース。怪我人多数だった討伐隊は様子を見つつ、最後の攻撃のため戦力を整え直した。
ちょうどクウト達が町で人々を治療し終えた頃、最後の攻撃が始まった。
「全員攻撃! 魔法使いを守りながら戦うのだ!」
「おおっ!」
指揮官の声と共に、気合いの籠もった叫びと共に戦士たちが殺到する。
魔物グースは巨体だ。二階建ての建物くらいの大きさがある。
その見た目は、でっぷりと太った腹の上半身の上に淀んだ目つきの獣と人が合わさったような頭が乗るという悪趣味なものだ。全身には紫色の体毛がびっしりと生えており、これはまるで鉄のように硬い。
驚いたことに下半身は存在せず、上半身と地面に接する部分がまるでヘビのようにうねらせて移動するようだった。
「よし、行くぞ」
「お供します。若様」
ゲイル達も近接職としてグースに突撃する。眼前では魔法だけでなく、バリスタに代表される攻城兵器を打ち込まれる巨大な魔物。
並の魔物なら、十回は死ぬであろう攻撃。
「るおぉぉぉぉ!」
不気味な方向が辺りに響く。ゲイルの鼓膜だけでなく、肌まで揺らす凄まじいものだ。
怒涛の攻撃を、グースはまるで意に介していなかった。いや、効いてはいる。殆ど同時といっても良い勢いで再生しているのだ。
「できるだけ弱らせてから一撃叩き込みたいが……」
「承知……若様っ」
お付きの鋭い声と同時、グースが動いた。
魔物は走っていた。前進だ。咆哮を上げながら、人よりもゆっくりだが、確かに走っている。
問題は、その巨体だった。鋼鉄の外装を持つ家のような大きさの存在がそれなりの速度で動く。
それは、死を伴う突撃だった。
先に突撃していた人々の悲鳴が聞こえた。先陣は、槍を持った騎兵。その突撃力でグースに一撃入れる役割だった。
馬に乗ったその速度が仇となり、眼の前で騎兵たちが蹴散らされていく。
「っ! 宝剣よ! 輝く刃を!」
ゲイルの言葉に応え、剣の刀身が光り輝く。
「いけっ!」
そのまま、グースめがけて剣を振り抜く。刀身から光り輝く刃がいくつも飛び出し、魔物の体を切り裂いた。
魔法を使えない者でも魔力はある。武器を持って戦う者は肉体の強化に魔力を使う。この宝剣は、武器によって魔法に近い攻撃をすることを目的としたものだった。
ご先祖様は、間合いが合わなくて苦労したみたいだからな。
それにはゲイルも同感だ。長距離から魔法使いに発見されたらどうしようもない。今回のように近づきたくないような魔物もいるだろう。
「若様、こちらに来ます!」
言葉通り、グースの視線はゲイルに注がれていた。思えば、こうして森に追い詰められたのも、ゲイルの全力を尽くした攻撃が効いたからだ。執念深い性格だからか、しっかり覚えていたらしい。
「できる限り保たせる。弱らせるんだ。一度、伝令に行ってくれ」
「はっ」
宝剣に光をまとわせ、ゲイルはグース目掛けて突撃する。
1
あなたにおすすめの小説
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)
たぬころまんじゅう
ファンタジー
小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。
しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。
士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。
領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。
異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル!
圧倒的不利な状況を武と知略で切り抜ける!
☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
気づいたら美少女ゲーの悪役令息に転生していたのでサブヒロインを救うのに人生を賭けることにした
高坂ナツキ
ファンタジー
衝撃を受けた途端、俺は美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生していた!?
これは、自分が制作にかかわっていた美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生した主人公が、報われないサブヒロインを救うために人生を賭ける話。
日常あり、恋愛あり、ダンジョンあり、戦闘あり、料理ありの何でもありの話となっています。
異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。
真心糸
ファンタジー
☆カクヨムにて、200万PV、ブクマ6500達成!☆
【あらすじ】
どこにでもいるサラリーマンの主人公は、突如光り出した自宅のPCから異世界に転生することになる。
神様は言った。
「あなたはこれから別の世界に転生します。キャラクター設定を行ってください」
現世になんの未練もない主人公は、その状況をすんなり受け入れ、神様らしき人物の指示に従うことにした。
神様曰く、好きな外見を設定して、有効なポイントの範囲内でチートスキルを授けてくれるとのことだ。
それはいい。じゃあ、理想のイケメンになって、美少女ハーレムが作れるようなスキルを取得しよう。
あと、できれば俺TUEEEもしたいなぁ。
そう考えた主人公は、欲望のままにキャラ設定を行った。
そして彼は、剣と魔法がある異世界に「ライ・ミカヅチ」として転生することになる。
ライが取得したチートスキルのうち、最も興味深いのは『攻略』というスキルだ。
この攻略スキルは、好みの美少女を全世界から検索できるのはもちろんのこと、その子の好感度が上がるようなイベントを予見してアドバイスまでしてくれるという優れモノらしい。
さっそく攻略スキルを使ってみると、前世では見たことないような美少女に出会うことができ、このタイミングでこんなセリフを囁くと好感度が上がるよ、なんてアドバイスまでしてくれた。
そして、その通りに行動すると、めちゃくちゃモテたのだ。
チートスキルの効果を実感したライは、冒険者となって俺TUEEEを楽しみながら、理想のハーレムを作ることを人生の目標に決める。
しかし、出会う美少女たちは皆、なにかしらの逆境に苦しんでいて、ライはそんな彼女たちに全力で救いの手を差し伸べる。
もちろん、攻略スキルを使って。
もちろん、救ったあとはハーレムに入ってもらう。
下心全開なのに、正義感があって、熱い心を持つ男ライ・ミカヅチ。
これは、そんな主人公が、異世界を全力で生き抜き、たくさんの美少女を助ける物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる