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ギルドの依頼をしよう ワイバーン編2
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赤いワイバーンの喉が急激に広がり、頬を膨らめさせて口から炎を吐いた。
ヒルダがすかさず「氷結の華よ……われ防ぎたまえ……」氷の花びらのように包みこみバリアの機能を果たしてジャスティンたちを炎の嵐から防いだ。
火がやむ瞬間にアリアが手から斧を生成し大きくふり上げて、体と共に回転し真空の刃を赤いワイバーンに直撃させた。
よろめきながら「グッギャオォォォ……」と叫ぶと後ろから共鳴したのか他のワイバーンも鳴き騒ぎ始めた。
バリアを解くと「きっとワイバーンたちが気づきましたので、こちらに来るでしょうね」と呟き。
アリアは回転後に着地すると「ジャスティン様!ここはテレポーションで引き上げる方がよろしいかと思います」と言う。
この状況でも周囲をくまなく見ていたジャスティンは「赤いワイバーンの足に人間の女が捕まっている。捕食のために捕まえてきたのだろう」と冷静な判断。
ヒルダが「持久戦になると魔力が持ちません!どうしますか?」すこし焦り気味で言う。
「もちろん、私がこの赤いワイバーンから捕まってる女も助ける。来る時に話しをした作戦でいこう。後ろのワイバーンの群れを遠ざけるか、こっちに来ないようにしてくれ」と命令をし二人は「了解」と後方の方へ向かった。
赤いワイバーンは大きな翼を広げて突撃を仕掛けてきた。
強力な顎と牙で引き千切ろうとするが残像だけ残しワープで回避する。
後ろに回っても尻尾を振り回すがギリギリのとこで当たらない。
ワープする間に、赤黒い球体した魔法を上空に散らばせて当たると誘爆する魔法を唱えた。
ふわふわと動きまわり回避しながら一定の場所に留まり、1つ1つは弱いが当たる事で体のバランスを崩れ、動きを取れなくするのが狙い。
「赤いワイバーンを倒す気はないが、すこし弱らせるしかないな」と唱え続ける。
その頃アリア達はワイバーンの群れと接触していた。
「数にして50体以上いるわね」不気味な微笑みをするヒルダ。
「久しぶりにアレを使うわ」囲まれた状況に何故か楽しげな様子。
アリアの表情が変わり「かわいそうだから武器は使わないであげるわ。でもすこし痛いわよ」呟くと日ごろ穏やかな顔が変わり、まるでケモノの様な感じで目が赤くなり頭に小さく生えていた角が伸びてきた。
残像を残しつつ、ワイバーンの所まで垂直にハイジャンプし、背中の上に乗って地面に叩きつける。
向かってくるワイバーン達の体にジャンプし橋のように渡りながら、順番に並べるように丁寧に叩き落とす。
ヒルダが落ちて来たワイバーンを凍結する魔法で凍らせて動きを封じる。
一瞬でワイバーンの体が芯まで凍り「凍っても命は失わないので安心してね。自然解凍したら動けるわ」と言いながら動けないワイバーンを見るのがうれしそうだ。
アリアたちを見たジャスティンは「手加減しながら戦闘だが、全力で行けるならアリアのみでも十分だな」と言うと、もうこのくらいでいいだろうと魔法を唱えるのをやめた。
周囲には100個くらいの赤黒い球体が存在し、当たらないように回避させていたが、一部がワイバーンの方に向かって動き出した。
纏わり着く赤黒い球体をすこし当てながら、何個当たればよろけるかを考慮しながら足に捕まってる女を救出するのを目算。
「残り69個。もうちょっと弱らせるか」と言う。
4~5個同時にぶつけるとよろけるとわかったジャスティン。赤いワイバーンは一向に身動きが付かない。半分くらいHPが減った頃に女を助ける事にした。
崖の方に追い詰めると赤黒い球体を5つずつぶつけ、動きが止まった頃に足の方に向かい、力ずくで足の指を解き離し女を落とした。
すかさずワープで女が地面に直撃する前にワープにたどり着きお姫様抱っこでキャッチ。
残りの赤黒い球体をすべて一斉にぶつけると赤いワイバーンは墜落しそのまま気絶したようだ。
アリアたちもワイバーンの群れを全部凍らせて、ジャスティンの方に向かった。
「見ましたダンナ。あれがうわさの魔王が勇者になったジャスティンらしいですよ」とフードをかぶった怪しげな二人組みが戦闘を遠くから見ており話していた。
「わが主に報告しないとな」告げると「あの強さはわれら魔王軍に脅威になるが、後ろの手下は私達の敵じゃないな」と話す。
ジャスティンは何か異変を感じていた。
「おっと見つかる前に、ダンナ!退散と行きましょう」とテレポーションをした。
ヒルダが「どうかされましたかジャスティン様?」と質問すると「ネズミが2匹が居たようだ。だがもう気づかれた。もう居ないので帰るとしよう」と率直に言った。
アリアは「私どもは気配が気づかなかったです。申し訳ございません」と残念そうに言う。
ジャスティンはこの二人が気づかないレベルの者だと感じとり脅威となる敵の存在を知った。
それからすぐに「白い透き通った花」をマリーのところに届け医者を呼びエキスを抽出。
そのエキスをアイシアに飲ませると、全身が光だし毒素が抜ける。目が醒めたアイシアは「お母さんと」泣きつく。
ジャスティンはその光景に美しさを感じ去ろうとした瞬間に「勇者さま!ありがとう」とアイシアは言った。
母マリーは「これはお約束の報酬です」あわてたように渡そうとすると「報酬以上の物はもらったので受け取れない」と返答し、母と少女も深々と頭をさげ「本物の勇者様です!一生このご恩は忘れません」と言った。
女をおんぶしながらアリアが「この女はどうしましょうか?」と言うと「屋敷に帰ってベットで休ませよう」と告げるとテレポーションで屋敷に帰った。
ヒルダがすかさず「氷結の華よ……われ防ぎたまえ……」氷の花びらのように包みこみバリアの機能を果たしてジャスティンたちを炎の嵐から防いだ。
火がやむ瞬間にアリアが手から斧を生成し大きくふり上げて、体と共に回転し真空の刃を赤いワイバーンに直撃させた。
よろめきながら「グッギャオォォォ……」と叫ぶと後ろから共鳴したのか他のワイバーンも鳴き騒ぎ始めた。
バリアを解くと「きっとワイバーンたちが気づきましたので、こちらに来るでしょうね」と呟き。
アリアは回転後に着地すると「ジャスティン様!ここはテレポーションで引き上げる方がよろしいかと思います」と言う。
この状況でも周囲をくまなく見ていたジャスティンは「赤いワイバーンの足に人間の女が捕まっている。捕食のために捕まえてきたのだろう」と冷静な判断。
ヒルダが「持久戦になると魔力が持ちません!どうしますか?」すこし焦り気味で言う。
「もちろん、私がこの赤いワイバーンから捕まってる女も助ける。来る時に話しをした作戦でいこう。後ろのワイバーンの群れを遠ざけるか、こっちに来ないようにしてくれ」と命令をし二人は「了解」と後方の方へ向かった。
赤いワイバーンは大きな翼を広げて突撃を仕掛けてきた。
強力な顎と牙で引き千切ろうとするが残像だけ残しワープで回避する。
後ろに回っても尻尾を振り回すがギリギリのとこで当たらない。
ワープする間に、赤黒い球体した魔法を上空に散らばせて当たると誘爆する魔法を唱えた。
ふわふわと動きまわり回避しながら一定の場所に留まり、1つ1つは弱いが当たる事で体のバランスを崩れ、動きを取れなくするのが狙い。
「赤いワイバーンを倒す気はないが、すこし弱らせるしかないな」と唱え続ける。
その頃アリア達はワイバーンの群れと接触していた。
「数にして50体以上いるわね」不気味な微笑みをするヒルダ。
「久しぶりにアレを使うわ」囲まれた状況に何故か楽しげな様子。
アリアの表情が変わり「かわいそうだから武器は使わないであげるわ。でもすこし痛いわよ」呟くと日ごろ穏やかな顔が変わり、まるでケモノの様な感じで目が赤くなり頭に小さく生えていた角が伸びてきた。
残像を残しつつ、ワイバーンの所まで垂直にハイジャンプし、背中の上に乗って地面に叩きつける。
向かってくるワイバーン達の体にジャンプし橋のように渡りながら、順番に並べるように丁寧に叩き落とす。
ヒルダが落ちて来たワイバーンを凍結する魔法で凍らせて動きを封じる。
一瞬でワイバーンの体が芯まで凍り「凍っても命は失わないので安心してね。自然解凍したら動けるわ」と言いながら動けないワイバーンを見るのがうれしそうだ。
アリアたちを見たジャスティンは「手加減しながら戦闘だが、全力で行けるならアリアのみでも十分だな」と言うと、もうこのくらいでいいだろうと魔法を唱えるのをやめた。
周囲には100個くらいの赤黒い球体が存在し、当たらないように回避させていたが、一部がワイバーンの方に向かって動き出した。
纏わり着く赤黒い球体をすこし当てながら、何個当たればよろけるかを考慮しながら足に捕まってる女を救出するのを目算。
「残り69個。もうちょっと弱らせるか」と言う。
4~5個同時にぶつけるとよろけるとわかったジャスティン。赤いワイバーンは一向に身動きが付かない。半分くらいHPが減った頃に女を助ける事にした。
崖の方に追い詰めると赤黒い球体を5つずつぶつけ、動きが止まった頃に足の方に向かい、力ずくで足の指を解き離し女を落とした。
すかさずワープで女が地面に直撃する前にワープにたどり着きお姫様抱っこでキャッチ。
残りの赤黒い球体をすべて一斉にぶつけると赤いワイバーンは墜落しそのまま気絶したようだ。
アリアたちもワイバーンの群れを全部凍らせて、ジャスティンの方に向かった。
「見ましたダンナ。あれがうわさの魔王が勇者になったジャスティンらしいですよ」とフードをかぶった怪しげな二人組みが戦闘を遠くから見ており話していた。
「わが主に報告しないとな」告げると「あの強さはわれら魔王軍に脅威になるが、後ろの手下は私達の敵じゃないな」と話す。
ジャスティンは何か異変を感じていた。
「おっと見つかる前に、ダンナ!退散と行きましょう」とテレポーションをした。
ヒルダが「どうかされましたかジャスティン様?」と質問すると「ネズミが2匹が居たようだ。だがもう気づかれた。もう居ないので帰るとしよう」と率直に言った。
アリアは「私どもは気配が気づかなかったです。申し訳ございません」と残念そうに言う。
ジャスティンはこの二人が気づかないレベルの者だと感じとり脅威となる敵の存在を知った。
それからすぐに「白い透き通った花」をマリーのところに届け医者を呼びエキスを抽出。
そのエキスをアイシアに飲ませると、全身が光だし毒素が抜ける。目が醒めたアイシアは「お母さんと」泣きつく。
ジャスティンはその光景に美しさを感じ去ろうとした瞬間に「勇者さま!ありがとう」とアイシアは言った。
母マリーは「これはお約束の報酬です」あわてたように渡そうとすると「報酬以上の物はもらったので受け取れない」と返答し、母と少女も深々と頭をさげ「本物の勇者様です!一生このご恩は忘れません」と言った。
女をおんぶしながらアリアが「この女はどうしましょうか?」と言うと「屋敷に帰ってベットで休ませよう」と告げるとテレポーションで屋敷に帰った。
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