大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

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上陸用水陸強襲車

自動車王国日本の技術

 オトタチバナ(ヘリ空母)が人質を解放したとき、ヘリのあとで、上陸用水陸強襲車が人質を、空母まで搬送した。 人質がショックで暴れたり、精神が病んでいたりで、ヘリ搬送は危険だからだ。 この上陸用水陸強襲車、長いからLLACと略す。 まあラックと呼ぶ。 ラックはオトタチバナと同時に開発された。 ヘリ空母オトタチバナは、とうぜん災害を想定している。 水深が浅く岸に接岸できない、ヘリ輸送もあるが、トラックの方が効率がいい。 で、水陸用トラックとして開発された。 で、無限軌道をつけたボートのようなモナが出来た。 で、海岸で試験した。 失敗だ、珊瑚礁に胴体の底がひっかかる。 速度が遅い。 5ノットだ。 時速10キロ以下だ。 これでは、災害に使えない。 目の前で行く前に被災者が死んでしまう。 普通のなだらかな砂浜ならいいが、日本の海は岩肌が多いのだ。  海軍工廠はラックの開発が暗礁に乗りあげた。 こういうときは神頼みだ、と神社に祈願だ。 ふだん、めったにいかないくせにだ。 セコイが、10円でがまんしてもらう。 どうか、どうか、糸口が見つかりますように。  ナマンダブは仏様だ。 パンパンと拍手を打つ。 しかし神様も忙しいからか、アイデアは浮かばなかった。 仕方が無い、模型で考えた。 岩がごつごつした海岸の模型だ。 戦車の模型を走らせる。 まあ水は入れてはいない。 無限軌道と船の底の間隔が変えられるといけそうだ。 オニギリの形なら駆動輪を上にできるし、間隔も広い。 それで、模型を作る。 まあ何とかなりそうだ。 地上走行はオニギリを廻して三角の形を90度後ろにすればいい結果がでた。 皆で検討した。 模型は造りなおしが、たやすい。 で、なんども安い費用で実験ができる。 また越えられない岩場では、オニギリ全体を廻せば、いける。 こうしてラックは完成した。 車体はアルミ合金だ。 エンジンはハヤブサのV型12気筒だ。 1500馬力は伊達では無い。 スクリューは、岩場で破損するから、ジェット水流で海面を進む。 40ノットを軽くこえる。 試験では、魚雷より速いとか。 地上は無限軌道で走行する、平坦な土地なら時速100キロだ。 荒地では、試験走行が時速50キロくらいだった。 なお武装は上のハッチの横に40ミリバルカンくらいだ。 本来、強襲目的だ。 ドンパチやるより速度で無理に上陸するのだ。  武器は重いからね。 ラックの船体はトヨスの対T34装甲が薄く貼ってある。  外観はでかいボートにオニギリが4つ、て感じだ。 現在ラックはオトタチバナに50台搭載されている。 余談だが、災害対策担当大臣がラックを見て、これは、消防にもいける、で現在、各消防署に武装の無いラックが緊急救助車として配備され始めた。 レスキューラックと呼ばれている。
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