大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

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独逸帝国とフランスの小競り合い

戦争になる危険がある。

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 フランス共和国は独逸帝国の隣国だ。 基本、隣国同士は仲が悪いものだ。 パヨクの連中は隣国とは仲良くとしか言わないが、隣国とは国境でモメる、隣だからアラが見える。 なにかと隣の芝生はヨクも悪くも見えるのだ。 実際、隣どうし仲が悪い家はゴマンとある。 表面では見えないが軒の下に入ると見えるのだ。 その例にたぐわず、独逸帝国とフランス共和国は何百年前から、固執があり、仲が悪い、先の大戦(第一次大戦。)は、かろうじてフランスが勝った。 それも、米国の助けで勝ったのだ。 タイマンなら、フランス対ドイツはドイツが勝つのだ。 近代戦はヤリや弓ではない。 大量破壊兵器による総力戦だ。 すぐれた兵器の大量運用で勝つのである。 フランスは近代的戦車(ルノーFT)を開発したが、運用を間違えてマジノ戦で負け戦であった。 ドイツの電撃機動部隊になすすべも無く敗れ去ったのだ。 時系列は最初に戻ります。 独逸帝国はラィツランドとフランス共和国の間にある。 ラィツランドは日本の同盟国で、武器は主に日本製で、ライセンス生産までしている。 それに、正規空母の母港だ。 現在はアメノウズメが居座わっている。 空母に付随する巡洋艦や駆逐艦、工作艦もいるのだ。 それに、最近トヨス新型戦車のマークⅢが配属された。 これは、ラィツランドのトヨス工場の技師が設計して生産したものだ。 はっきり言って、脅威だ。 背後に日本がいるからだが。 まだ、得体がしれないのだ。 勝てないかもしれない相手と独逸帝国は戦争するほどバカではない。 対日戦には準備が不十分との見解の独逸帝国総帥だ。 独逸帝国とフランス共和国の境に鉄鉱石の鉱脈があり、(アルザス・ローレヌ地方)先の大戦でフランスがせしめた。 独逸帝国は、鉄鉱石の鉱脈が欲しいのだ。 ソ連やシナの友好国から兵器を売るかわりに原材料は十分に輸入できたが、やはり鉱脈があるのは違うのだ。 独逸帝国としては、理不尽でもいいから理由をつけて奪い返したいと画策していた。 鉱脈のある場所はフランス圏とドイツ圏が微妙に重なりあっていて、言語もドイツ語なまりの方言であった。 また、フランス語なまりの住民も少なくない。 フランス人は自国のフランス語が世界で一番美しい言語であると勝手に思い込んでいる。 ここのアルザス・ローレヌ地方は1000年にわたり国境紛争が繰り返される所であった。 ・・・小さなことだ、単に言葉の違いでのイサカイであった。 それが、大きくなった。 独逸帝国側の住民とフランス側の住民での言葉の上でのイサカイにそれぞれのシンパが介入したきた。 もはや原因となったイサカイなど、知るヒトはいなかった。 双方に分かれての紛争となる。 デモやビラ、ポスターの貼りあい、破りあい。 とうとう暴徒と化した住民の打ち壊しが始まる。 独逸帝国が、見るに見かねて介入する。 本心はフランスに盗られたものを奪い返す気持ちが満載だ。 独逸帝国は1号戦車をだした。 暴徒鎮圧用の小型戦車で、大砲ではなく、水を噴射して暴徒を蹴散らす日本の放水車と同じだ。 暴徒といっても、普通の住民なのだ。 機関銃で撃ち殺しはしなかった。 それを、フランス側も黙ってみていることはできない。 そこは、フランス領だ。 とフランスも小型戦車のルノーFTを出した。 しまいには、1号戦車とルノーFTの争いに発展した。 1号は水デッポウだ。 ルノーFTは口径は小さいが機関砲だ。 始めは互いに撃ち合いなどしなかったが、ルノーFTの1両がまちがって機関砲を威嚇で撃った。 当たりはしなかったが、1号戦車がルノーに体当たりをかました。 それから混戦になってしまった。 もう住民の争いがフランス共和国VS独逸帝国となる。 水デッポウの1号が機関砲のルノーFTに勝てるわけないのだ。 1号はルノーにやられてしまった。 しかし、これを喜んだのは、独逸帝国だった。 軍事介入できる言い訳を独逸帝国は得た!  この機会を逃がすものかと4号戦車がアルザス・ローレヌ地方に進軍したのだ。 4号戦車は前面装甲10センチ、88ミリ対戦車砲のバケモノだ。 あわててフランス側がルノーFTを引き揚げる間もなくルノーは全滅した。 電撃戦は独逸帝国のお家芸である。 ルノーFTには無線は隊長用戦車しかない。 かたや独逸帝国は戦車すべてに無線があった。 電撃戦に無線はかかせないのだ。 陸の戦いは、めっぽう強い独逸帝国だ。 
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