満州国馬賊討伐飛行隊

ゆみすけ

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山奥村

無線が届かない・・・

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 無線機から出る電波には、周波数で特徴がある。 電波も光も、基本は同じモノといってもいい。 だから、山などにさえぎられると届かない。 そこで、山の頂上に中継所をつくったりするのだ。 満州国では、中継所なんて、まだ将来の話だ。 だから、北部の山岳地帯の村々には無線機は配布していなかった。 なぜなら、討伐隊まで山などの障害で無線が届かないからだ。  その情報がとうとう馬賊に漏れた。 半島の北部は山岳地帯が多い。 そして、満州国の山岳地帯に接しているのだ。 馬は山道は無理である。 人を乗せて道を通るのは整備された道ぐらいだ。 山道は狭いし、凹凸も多い。 それで、馬賊は基本、山道は通らない。 そして、献女を運ぶにしても山道は無理であった。 だから、満州国側にも油断はあったのだ。  「なになに、ヤマオク村には無線機なるモノはないとな。」 「そうでげすだ、だから襲っても討伐隊は助けにはこないでげすだ。」 「半島か、イヤ本当か。」 「朝鮮ウソつかないよ。」 それが、ウソだが・・・ 「しかし、山には馬は無理だぞ。」 「それは、乗って通るからでゲソ。」 「つまり、人は馬を歩いて引くのか。」 「でないと、馬が疲れて使えないだわさ。」 「ヤツらが助けに来なければ。」 「そうでげす、生娘は奪い放題でげす。」 「シナ様からも褒美がたんまりと。」 思わず、ヨダレがジュルリと垂れた。 半島の北は山が多い。 そして、細い山道を荷物を運ぶのには馬に荷物を載せて人が引いていくのだ。 荷物が献女の生娘になるだけだ。  これは、成功すると美味しい話だ。 「しかし、山奥では、同じ生娘でも上玉では無いぞ。」 半島の北の山奥では、猿か半島娘か・・・なのだ。 「それは、サラってから考えよう。」 「今は、献女が必要だ、とにかく生娘が条件なのだ。」 シナ様から生娘しか許さんとのキツイお達しなのだ。 「では、おまえが手下を与えるから生娘をサラってこい。」 「生娘ひとりに金1貫つけようぞ。」 「本当でげすか。」 「サラってきたらじゃぞ。」 「わかりやしたげぞ。」 手下頭は喜んで下がった。 そして、荷物(献女)運びの人足を集めた。 「いいか、おまえら、荷物に手をだすなよ。」 「ヘイ。」 「間違っても、やろうとするなよ。」 つまり、生娘は生娘だから価値がある。 貫通してれば、ただの中古オンナなのだ。 そして、5人の荷物運びと馬を用意した。 とりあえず、5人生娘が献女できればオンの字だからだ。 細い山道を運んでくるのだ、ぜいたくは言えない。 そして、ヒトさらいの手下を10人ほど集めた。 一人の生娘を二人で馬まで運んでくる手はずだ。 そして、シナ様から分けてもらったモーゼル銃を5人が装備する。 山道は狭いから、ライフルなどの銃身が長い銃は使えないからだ。 、半島の両班貴族は失敗から、それなりの考えをもってきたようだ。 これは、満州国も討伐隊もフンドシを締めなおして掛からなければ大切な娘らが朝鮮の餌食だ・・・
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