満州国馬賊討伐飛行隊

ゆみすけ

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また、誘拐の相談だ。

今度こそ、成功だぞ。

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 「そうか、ヘイジョウの両班は殺られたのか。」 「ヘイ、ニホンの討伐隊に・・・」 「バカな、ヤツらだ、所詮ヘイジョウのヤツは。」 「そうニダ。」 ここは、サウルの街だ。 そこの、両班館だ。 この土地の両班貴族が威張り腐っているところだ。 「オレは、ヘイジョウのように甘くないぞ。」 「そうニダ。」 「なにか、いい作戦はないか?」 「オラが考えるダカ。」 「おめへわ、誰の手下だ。」 「わかりやしたニダ。」 半島では、またまた懲りずに献女を満州から誘拐する作戦を考える朝鮮の両班貴族だ。 ヤツらは、基本懲りないのだ。 わかっていても、ヤメられないのだ。 半島の大統領と同じだ。 悲惨な末路とわかっていても、オレは違うと、また同じ悲惨な末路となるのである。 人生を牢獄と娑婆で半分ずつの前科者と同じだ。 反省なぞ、しないのだ。 賭け事は勝てないと、わかっていてもヤルのと同じである。 学習をしない民族である。 だから、マネをしてはならないし、関わるとロクことにはならないのだ。 朝鮮のコトワザに、ウソもうまくつけば、稲田千坪のもまさるとあるそうだ。 (朝鮮ことわざ100選) うまいウソは、ついた者勝ちなのだ。 それが、国民性である。 だから、息を吐くように、ウソをいうのだ。 彼らは決して誤らないし、自身の罪を認めない。 反省なぞ、絶対にしないのだ。 だから、また満州娘の誘拐を画策するのだ。 「山奥村は失敗だった、しかし、それは仲間の奪い合いでだ。」 なかなか的を射ている。 そうだ、そこは仲間が生娘の奪い合いさえしなければ、成功したいたのだ。 なら、再度だ。 再朝鮮だ、イヤ再挑戦だ。 「お館様へ、作戦ができましたニダ。」 「そうか。」 「仲間で奪い合いさえしなければいいニダ。」 「ふむ、なるほど、わかっているではないか。」 「では、おめえが、頭で指揮を取り、生娘5人を誘拐してくるのだ。」 「了解しましたニダ」 狙うは山奥村だ。 シナ様からの、新型のモーゼル銃も手に入れたニダ。 (いかん、ニダニダ言葉が移りそうニダ。) 新型のモーゼル銃は弾倉が大きくなり、弾数が増えたのだ。 それで、日本軍の退役兵に対抗できるのだ。 数はこちらが多いのだ。 ヤツら退役兵、多くて二人だ。 こちらは、15人をそろえた。 馬も15頭だ。 そして、生娘を乗せる馬も用意したのである。 そそして、サウルの街の両班貴族は4人だ。 それで、あとの3人の両班貴族には、分け前を与えることで、争いにならないように画策したのだ。 これで、生娘の奪い合いはないのだ。 (本当か?) 「それで、いつ襲うんで。」 「今でしょ。」 「おそらく、満州のヤツらは、すぐにオレたちが襲うとは思っていないハズだ。」 「そうだな、まだ10日しか過ぎていないからな。」 ヘイジョウの両班から生娘を奪還されたのは10日前だ。 「だから、油断したるハズだ。」 「そうニダ。」 「油断してるニダ。」 すいぶん、討伐隊も甘く見られたものだ。 討伐隊は山奥村をパトロール範囲に加えたのだ。 そして、97式戦闘機が銃弾を込めて、今日からパトロールを始めていたのだ。 どうする?朝鮮馬賊よ・・・・・
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