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混乱する戦場。
シナと日本との紛争に巻き込まれたソ連軍。
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ここで、日本の鹵獲戦車は今野隊長の1両でけである。 あとの3両は待ち伏せである。 それで、ソ連兵には鹵獲戦車が1両だけと見たのだ。 それで、1両なら取り戻せると踏んだのだ。 だが、シナのリョクキ軍と日本軍との乱戦である。 そして、日本軍の装甲車は徐々に引いていくのだ。 つまり、待ち伏せしている日本の戦車のワナにである。 「おい、日本鬼子は逃げ出したぞ。」「いまだ、突撃だ。」「いままでの借りを返すんだ。」「イケーッ。」と、てんやわんやで突撃するリコクキ軍である。 そして、そこへソ連軍の戦車隊が・・・ 「隊長、ヤツらは?」と、部下が今野に聞いた。 とても気になるからである。 「うむ、4両は確認したが。」「なら、なんとかなりそうですね。」「そうだな、よし誘き出すぞ。」「ハイ、了解です。」 鹵獲戦車は装甲車部隊の前に出る。 もちろん、シナのリョクキ軍は鹵獲戦車は日本ではなく、ソ連だとの認識である。 でないと、たとえ1両の戦車でも、シナ兵は突撃なぞやらないからだ。 なんせ、鉄牛だ。 しかし、シナのリョクキ軍は鹵獲戦車とは認識がないから、突撃である。 そして、戦場は混乱するのだ。 混戦である。 そこへ、ソ連軍も参戦である。 鹵獲戦車を狙うソ連軍だ。 当然、突撃するリョクキ軍より、ソ連軍戦車が前へ出る。 それは、突撃と言ってもシナである。 カメが突撃するようなモノなのである。 そして、今野隊長が乗る鹵獲戦車へソ連軍戦車は深追いをしてしまうのである。 「あれほ、取り返せば、モスクワ勤務も夢ではないぞ。」「追え~っ。」「逃がすな~っ。」と、ソ連軍は後先を考えずに深追いだ。 なんせ、1両だ。 そこが、落とし穴だったのである。 待ち伏せ攻撃は日本軍の十八番(オハコ)なのである。 「いいぞ、露スケが残らずついてくるぞ。」と、今野隊長はジクザグ走行でソ連軍を誘うのである。 それで、自然とリョキキ軍は置いてけ堀であるのだ。 日本軍としては、シナのリョクキ軍よりソ連軍が脅威なのだからである。 「待ち伏せ班は、用意はいいか?」と、今野が無線連絡である。 「いつでもどうぞ。」と、待ち伏せ班である。 「オレの戦車が通り過ぎたら、ヤツらがくるぞ。」と、今野だ。「まかされよ。」と、待ち伏せ班である。 しかし、どこに待ち伏せか見ただけではわからないのだ。 「くそっ、どこに待ち伏せか、わからんぞ。」と、今野だ。 「おい、わからんから、オレが通ったら無線で知らせてくれ。」と、追加の無線である。 さすが、待ち伏せさせたら、無双の日本軍である。 米軍も硫黄島での日本軍の待ち伏せ攻撃には手を焼いたのだ。 なんせ、米軍の方が犠牲者が多かったのだ。 トラウマで発狂したヤンキーも少なくないのだ。 「いまです、隊長。」と、待ち伏せ班から無線が入る。 「よし、ソ連を引き込むぞ。」と、エンズトしたフリの鹵獲戦車である。 「ヤツはエンズトだぞ。」「いまだ、捕まえるんだ。」と、意気盛んなソ連軍は、怒涛の如く待ち伏せ班のワナへ・・・・「いまだ、てーーーっ。」と、砲撃の合図だ。
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