日本戦車を改造する。

ゆみすけ

文字の大きさ
120 / 393
馬賊の通報。

話半分でも脅威だ。

しおりを挟む
 「なんやら、幹部連中が、朝から・・」「うむ、朝から会議らしいぞ。」「まだ、朝礼前なのにか・・・」「それで、朝礼が無いじゃないか。」「あ、あ、それでか・・・」 と、勝手な想像の隊員らである。
 駐屯地の朝は早い。 起床ラッパと共に、ベットから起きて、ベットの寝具をたたみ。
そして、顔を洗って集合なのだが・・・ 

 「おい、わかったぞ。」と、様子見の隊員が・・・ 「なんだったんだ。」「それが、昨夜に馬賊の老林の仲間が。」(老林は、標的機回収の馬賊のひとりだ。)
 話をまとめると、老林の馬賊仲間が、ソ連側の草原で放牧中に、ソ連軍の戦闘機が飛んでるのを見たらしい。
その戦闘機だが、片方の翼から棒がでていたが、片方の翼にはなかったらしい。 つまり、いままでは、左右の翼から出ていた棒が、片方だけだ。 普通に飛んでるから故障でもないようだ。 という、話だ。
 つまり、馬賊は、ゲラゲラ話をしていたのだが・・・そのゲラゲラ話を老林が聞いてきて、ここで話したらしい。

 「それが、朝から対策会議となった理由だ。」と、様子見の隊員だ。
「ふむ、わかったぞ。」と、砲手の酒向君である。 「オレは、わかんないが・・・」と、新参の装填手の遠藤君が・・・
 「うむ、では、解説しょう。」と、酒向君がニワカ軍事解説者だ。
「露スケの戦闘機は翼に2丁の機銃がついているんだ。」「うん。」「それが、1丁になった。」「うむ。」「わからんか?」 「それで、わかれば苦労はないぞ。」と、他の砲手が笑う。 
 「では、2丁が1丁だ、つまり口径がでかくなったんだ。」「あ、あ、重くなったのか。」「そうだ。」「わかったぞい。」「確か、飛行機は重さが制限があるんだ。」「それは、わかるぞい。」「いままでより重い、でかい機銃を付けた。」「うむ。」「つまり、露スケが対戦車の威力のある機銃を戦闘機に積んだということだ。」「それは、このままでは、いかんではないか。」「そうだな。」「うかうか、できんぞ。」
 「だから、幹部連中が朝から会議なんだよ。」「あ、あ、納得したぞい。」

 ここは、会議室である。 「では、敵の機銃は20ミリと予想できるんだな。」と、今野少尉が・・・・
「え、え、おそらく。」と、主任技師が予想を述べる。
「20ミリか・・・ううむ、どうしたものか・・・」と、今野少尉が・・・
つまり、日本軍の攻撃型戦車では、上部装甲が1センチである。 20ミリ機銃の銃弾では穴が開くのだ。
「これでは、勝てないではないですか。」と、絶望する今野だ。
「いいや、対処法はあるぞ。」と、主任技師が意見である。
「砂袋を上の乗せるんだ。」と、参考意見である。 「そんな物で、対処ができるんですか。」と、今野少尉が。
「無いよりは、マシだろう。」 「ううむ・・・」
「でも、重いぞ。」「20ミリで、穴が開くよりは・・・」「早急にできることは、それしか無いな。」
 
 こうして、攻撃型戦車の砲塔の上に砂袋が置かれた。 もちろん、砲塔の動きが制限されるので、あまり重い袋ではないが。 問題は、ハッチの上である。 砂袋を置くと、重くてハッチが・・・開けられないのだ。

 
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記

糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。 それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。 かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。 ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。 ※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

処理中です...