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7ミリ機銃の弾幕の恐ろしさ。
20ミリには20ミリの、7ミリには7ミリの使い方が・・・
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「くそっ。」「これでは、近づけんぞ。」と、スプートニク大尉は焦る。
20ミリ機関砲で日本軍の戦車へ銃撃が・・・弾幕でできないからだ。
弾幕は銃撃で幕を張ることである。 銃弾の幕である。
数が多くないと弾幕にはならない。
しかし、しかしだ。 日本軍の対空戦車は、さきほどから弾幕が・・・途切れることなく、銃弾の幕が消えないのだ。
弾幕も、無限に張れるモノではない。 機銃は、ある程度射撃すると銃身が熱で膨張して狙いが狂うからだ。
それで、せいぜい数分しか弾幕は張れないのだ。
ところが、先ほどから10分も経過したが、弾幕は消えるどころか、いっそう厚くなって・・・・
これでは、敵戦車へ急降下できないのだ。 しかたなく、弾幕が切れるのを待ってるんだが・・・
日本の対空戦車は化け物なのか・・・
「うむ、さすが対空戦車だ。」と、今野少尉は7ミリ機銃の弾幕に日本の技術力を感じたのである。
ソ連軍のT34と日本軍の攻撃型との撃ちあいは、なかなか勝負がつかないのだ。
なぜなら、ソ連は75ミリ砲だ。 ところが、日本軍も同じ75ミリ砲だ。
もちろん、長さや作りは同じでは無い。
ところが、200メートルの間隔の撃ちあいでは、差がでないのである。
そして、互いの装甲も、トントンである。
ソ連軍は斜め装甲の5センチの鋼鉄だ。 日本軍は4センチの特殊軽量合金だが、そこへ砂袋のオマケ付きだ。
ただし、戦車内の戦車兵らへの着弾の衝撃は違いがあるのだ。
ソ連軍は釣鐘の中のヒトの気分である。 耳栓なしでは、頭が狂うのだ。
ところが、日本軍の砂袋は衝撃音をやわらげるのだ。
この違いは大きいのだ。 ソ連軍の戦車の車長は、機敏な判断ができない・・・
「う、う、もう我慢の限界だーーーーーーっ。」と、1両のソ連軍の戦車から戦車兵らが逃げ出した。
日本軍は逃げる兵は背中から撃たないからである。 武士の情けというヤツだ。
半ば、コミンテルン(共産党本部)の司令で、イヤイヤ左遷されたシベリアだ。
もう、これ以上、墜ちるところは収容所しかない。
それに、シベリア基地は兵が慢性的に不足なのだ。 脱走兵も少なくない。(蒙古兵なぞ、すぐに脱走するのだ。)
撤退しても、なんら処罰はシベリアではないのである。 上官に逆らってるわけでないからである。
まあ、シベリアくんだりで死にたくは無いのだ。
なんせ、紛争段階なのだ。 日露戦争などの全面戦争にはなってないのである。
そして、今回も紛争で終らせたい満州国なのである。
戦いは、兵器の優劣が大きいが、兵の士気も関係する。
そして、最後に気合なのだ。 身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあるのである。
もちろん、戦車内の砲撃の衝撃音が少ないことも大切なのである。
「ふむ、1両はこれで片付いたな。」と、あと12両のT34だ。
戦場で気が狂う兵は少なくない。 米軍なぞ、神風特攻で気が狂った兵が・・・いまは、誘導兵器があるから。
あのとき、電子技術で誘導兵器があれば・・・その思いが電子立国の日本を産んだのである。
ヒトは、常時最大の力は出し続けられない。 休み、休みしか無理である。
ボクシングが、いい例である。 だから、時間が決まってるし、ゴングがあるのだ。
それで、散々撃ちあいをしてても、それなりに休み休み、やってるのである。
戦い慣れた兵ほど、そうであるのだ。
「しまった、地面に当たった跳弾が・・・」と、1両の攻撃型戦車の履帯が敵の跳弾で切れたのだ。
「隊長、履帯が片方が・・・」と、無線だ。
「うむ、では他の戦車で防護して修理はできそうか。」「できなくはないですが。」
「では、1両でも失いたくはないからな。」と、厳命が・・・
「どうする、修理できないかと。」「できなくも無いが。」「他の戦車が防護してくれる。」
「なら、やるしかないな。」「1両も無駄にはできないからな。」
なんと、戦闘中の履帯の修理である。
しかし、しかしだ。 それも、想定内なのである。 訓練で、何十回もやらされたのだ。
戦車の弱点は後部エンジンもそうだが、前や横からだと履帯が弱点なのである。
しかし、地面に近いから攻撃が当たらないのだ。
「では、いつもの調子で行くぞ。」「戦車が防護位置へ来てくれました。」「では、5分だ。」「おう、まかされよ。」
総火演(陸上自衛隊の演習)で、74式戦車の履帯が切れたことがある。 そこで、普段見られない履帯の修理が・・・これが、話題になったほどである。
まあ、数時間はかかるのだ。 しかし、当時の日本陸軍はすごかったのだ。
4名の戦車隊員らが、計算されつくした動きで修理を・・・そして、修理工具を仕舞って・・・タイムは?
「ほう、4分56秒か。」「さすが、実戦は早いな。」と、傍から見て感心しきりだったとか・・・
まあ、砲撃で消し飛ぶのはイヤだからね。
「・・・・・」と、ソ連軍のルイチェンコ中尉は・・・声が出ない。
ソ連軍では、履帯の修理は2時間から3時間が普通なのだ。 それが、日本軍の黄色い猿は5分だと・・・・
まさか、眼の錯覚だな。 あれは、夢を見てたんだ。 そう、納得する中尉である。
そして、この貴重なソ連軍へのチャンスはフイになってしまったのである。
この5分が、ソ連軍の勝利への階段の1歩だったんだが・・・
20ミリ機関砲で日本軍の戦車へ銃撃が・・・弾幕でできないからだ。
弾幕は銃撃で幕を張ることである。 銃弾の幕である。
数が多くないと弾幕にはならない。
しかし、しかしだ。 日本軍の対空戦車は、さきほどから弾幕が・・・途切れることなく、銃弾の幕が消えないのだ。
弾幕も、無限に張れるモノではない。 機銃は、ある程度射撃すると銃身が熱で膨張して狙いが狂うからだ。
それで、せいぜい数分しか弾幕は張れないのだ。
ところが、先ほどから10分も経過したが、弾幕は消えるどころか、いっそう厚くなって・・・・
これでは、敵戦車へ急降下できないのだ。 しかたなく、弾幕が切れるのを待ってるんだが・・・
日本の対空戦車は化け物なのか・・・
「うむ、さすが対空戦車だ。」と、今野少尉は7ミリ機銃の弾幕に日本の技術力を感じたのである。
ソ連軍のT34と日本軍の攻撃型との撃ちあいは、なかなか勝負がつかないのだ。
なぜなら、ソ連は75ミリ砲だ。 ところが、日本軍も同じ75ミリ砲だ。
もちろん、長さや作りは同じでは無い。
ところが、200メートルの間隔の撃ちあいでは、差がでないのである。
そして、互いの装甲も、トントンである。
ソ連軍は斜め装甲の5センチの鋼鉄だ。 日本軍は4センチの特殊軽量合金だが、そこへ砂袋のオマケ付きだ。
ただし、戦車内の戦車兵らへの着弾の衝撃は違いがあるのだ。
ソ連軍は釣鐘の中のヒトの気分である。 耳栓なしでは、頭が狂うのだ。
ところが、日本軍の砂袋は衝撃音をやわらげるのだ。
この違いは大きいのだ。 ソ連軍の戦車の車長は、機敏な判断ができない・・・
「う、う、もう我慢の限界だーーーーーーっ。」と、1両のソ連軍の戦車から戦車兵らが逃げ出した。
日本軍は逃げる兵は背中から撃たないからである。 武士の情けというヤツだ。
半ば、コミンテルン(共産党本部)の司令で、イヤイヤ左遷されたシベリアだ。
もう、これ以上、墜ちるところは収容所しかない。
それに、シベリア基地は兵が慢性的に不足なのだ。 脱走兵も少なくない。(蒙古兵なぞ、すぐに脱走するのだ。)
撤退しても、なんら処罰はシベリアではないのである。 上官に逆らってるわけでないからである。
まあ、シベリアくんだりで死にたくは無いのだ。
なんせ、紛争段階なのだ。 日露戦争などの全面戦争にはなってないのである。
そして、今回も紛争で終らせたい満州国なのである。
戦いは、兵器の優劣が大きいが、兵の士気も関係する。
そして、最後に気合なのだ。 身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあるのである。
もちろん、戦車内の砲撃の衝撃音が少ないことも大切なのである。
「ふむ、1両はこれで片付いたな。」と、あと12両のT34だ。
戦場で気が狂う兵は少なくない。 米軍なぞ、神風特攻で気が狂った兵が・・・いまは、誘導兵器があるから。
あのとき、電子技術で誘導兵器があれば・・・その思いが電子立国の日本を産んだのである。
ヒトは、常時最大の力は出し続けられない。 休み、休みしか無理である。
ボクシングが、いい例である。 だから、時間が決まってるし、ゴングがあるのだ。
それで、散々撃ちあいをしてても、それなりに休み休み、やってるのである。
戦い慣れた兵ほど、そうであるのだ。
「しまった、地面に当たった跳弾が・・・」と、1両の攻撃型戦車の履帯が敵の跳弾で切れたのだ。
「隊長、履帯が片方が・・・」と、無線だ。
「うむ、では他の戦車で防護して修理はできそうか。」「できなくはないですが。」
「では、1両でも失いたくはないからな。」と、厳命が・・・
「どうする、修理できないかと。」「できなくも無いが。」「他の戦車が防護してくれる。」
「なら、やるしかないな。」「1両も無駄にはできないからな。」
なんと、戦闘中の履帯の修理である。
しかし、しかしだ。 それも、想定内なのである。 訓練で、何十回もやらされたのだ。
戦車の弱点は後部エンジンもそうだが、前や横からだと履帯が弱点なのである。
しかし、地面に近いから攻撃が当たらないのだ。
「では、いつもの調子で行くぞ。」「戦車が防護位置へ来てくれました。」「では、5分だ。」「おう、まかされよ。」
総火演(陸上自衛隊の演習)で、74式戦車の履帯が切れたことがある。 そこで、普段見られない履帯の修理が・・・これが、話題になったほどである。
まあ、数時間はかかるのだ。 しかし、当時の日本陸軍はすごかったのだ。
4名の戦車隊員らが、計算されつくした動きで修理を・・・そして、修理工具を仕舞って・・・タイムは?
「ほう、4分56秒か。」「さすが、実戦は早いな。」と、傍から見て感心しきりだったとか・・・
まあ、砲撃で消し飛ぶのはイヤだからね。
「・・・・・」と、ソ連軍のルイチェンコ中尉は・・・声が出ない。
ソ連軍では、履帯の修理は2時間から3時間が普通なのだ。 それが、日本軍の黄色い猿は5分だと・・・・
まさか、眼の錯覚だな。 あれは、夢を見てたんだ。 そう、納得する中尉である。
そして、この貴重なソ連軍へのチャンスはフイになってしまったのである。
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