日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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ツポレフVS97式。

第3戦だぞ~っ。

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 「来やがったな。」と、日本軍の97式を確認したスプートニク中尉だ。 
「我がソ連は6機だ、敵は3機だ。」「もらったな。」と、満足げなスプートニクだ。
 しかし、しかしだ。 「対空戦車から97式。」「こちら、97だ。」「射撃線を誘導するから、送れ。」
「97式了解。」 
 そうなのだ。 97式戦闘機と地上の対空戦車との無線が通じることを、ソ連軍は知らない。
スプートニクは、まさか対空戦車と97式が連携攻撃を・・・なんて、想像もできなかったのである。
 対空戦車の弾幕は高度3000まで有効である。 
この時代の戦闘機は高度3000メートルは酸素マスクが必要な高々度なのである。
 97式もツポレフ戦闘機も酸素マスクは想定外である。 
上がれないこともないが、エンジンの馬力が落ちるし、浮かんでるのが精いっぱいなのだ。
 空戦は、無理なのである。
それに、ツポレフは日本軍の戦車攻撃が主な目的だから、高度は1000から1500くらいまでがベストなのだ。
 互いの大きさは、長さが7メートルくらいで、幅が11メートルくらいだ。
 まあ、豆粒くらいの大きさに見える高度である。
それで、十分に対空戦車の弾幕が効果があるのだ。
 そして、弾幕と97式の攻撃が連携されるのである。
「敵は3機だ。」「いっけえい。」と、士気を鼓舞するスプートニクである。
 
 「よし、対空戦車へ右回りで攻撃をかますぞ。」「了解だ。」
3機の97式は右回りで6機のソ連軍へ・・・
 そして、対空戦車の弾幕が動く。
3機の97式に気を盗られていたプポレフが弾幕に引っかかるのは時間の問題だった。
 「うわ~っ。」「しまった。」「いかん。」「翼が・・・」と、数機のツポレフが弾幕の洗礼をあびる。
「いかん、脱出だ。」と、パラシュート降下する操縦士が・・・・
 ツポレフは地上攻撃に耐えるために防弾が・・・それで、7ミリ機銃の弾幕では操縦士は戦死しなかったのである。
 あっという間に、3機のツポレフが墜落する。
一瞬で、ソ連軍と日本軍が同数だ。
 地上からの支援と戦闘機の連携が、こんなに恐ろしいモノとは・・・想像を超える戦果である。
二面攻撃の有効性が認められた事案である。
 
 「待たせたな。」と、日本陸軍の2機のキー101が・・・
「いかん、敵の増援だ。」「撤退だ~っ。」と、スプートニク中尉が翼で合図だ。 さすがに分が悪いのだ。
 無線より、翼で合図が早いからである。
そして、あわてて3機のツポレフは・・・北方面へ撤退していく。
地上へ降りた操縦士は、ソ連軍戦車がひろったようである。
 
 キー101は地上攻撃が主な役目である。
斜め機関砲は伊達ではない。 いままでの斜め下から、斜め上へも角度を変化させれるように改良がくわえられたとか・・・
 双発だから燃料タンクも大きいし、弾数も多いのだ。 そして、複座なのである。
操縦士と機銃員が別なのだ。 操縦と射撃に専念できるのである。
 「よし、ツポレフは追い払ったな。」と、キー101が地上攻撃へ・・・・
「いかん、ヤツがくるぞーーーっ。」と、T34は右往左往である。
 とても、日本軍どころではないのだ。
2機のキー101は地上攻撃のコースを取るために大きく旋回を・・・・
 風前の灯のT34である。
崖キワへ追い詰められたのだ。
 「あっ、戦車兵が逃げ出したぞ。」と、今野少尉だ。
「キー101へ。」「こちら、キー101だ。」「射撃は、ちょい待ちで。」「了解だ。」
 キー101が低空で射撃するごとくにT34の上を飛行する。
それに、あわせて次々と逃げ出した戦車兵らである。
 キー101の機関砲はT34の砲塔をカンタンに撃ちぬくからである。
2両のT34に鈴なりに戦車兵らや操縦士がつかまって、逃げるは逃げるは。
 あまりのソ連軍の、あわてぶりにキー101の機銃員が射撃することは・・・・なかったのである。

 「偵察隊へ。」「こちら、偵察送れ。」「敵が逃走した、2両だ。」「河を渡ったら知れせてくれ。」
「偵察隊、了解した。」
 こうして、2両のT34が河をソ連側へ渡ったら、紛争の終了だからである。
それまで、任務が解けない日本陸軍である。


 
 
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