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T26との交戦。
相手は6両だ、当方は2両❕
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それは、突然やってきた。 そう、偵察隊を配備していなかった、我が軍の落ち度だ。
偵察は頻繁に出していたのだが・・・24時間ではない。 日に2~3回の河川の見回りだけだった。
河川といっても、満州国とソ連邦との国境と満州国が定めてる河川だ。
古代からのシベリアと女真族との暗黙の了解のような国境である。
それで、モスクワのロシア人には通用しないのである。 ヤツらは、太平洋へ抜けようと思ってるからだ。
冬に凍らない港が欲しいからである。
太平洋へロシアが抜ければ、当然に我が国の脅威となる。
覇権国家のソ連なのだ。 北欧を見ればわかるのだ・・・そうなりたくない、日本なのである。
ソ連軍のT26、6両の偵察隊と日本軍の満州型と付随の九七式中戦車が鉢合わせだ。
一瞬、こわばる両軍だ。
動いたのは、双方が同時だった・・・
「エテ公だ。」「露スケだ。」と、双方が・・・
「撃てっ。」と、照準も定めていない内に・・・
とまどうのは、双方の装填手と砲手である。
「えっ。」まだ、砲弾が砲身へ詰ていなかった・・・あわてて装填手が・・・そして、砲手が狙いを・・・
そのころには、双方が動いてるから、互いにすれ違って・・・
しかし、日本軍は2両だ。 ここは、態勢を立て直して・・・
「そのまま、直進だ。」「最大戦速だ。」
日本軍の満州型試作戦車と九七式中戦車は40キロ毎時の速度をいかして逃げ切ることができた。
しかし、北方向へ逃げるしか進路がなかったのだ。
つまり、駐屯地方向への反対側なのである。 また、ソ連軍と鉢合わせすることは間違いないのだ。
もちろん、その事実はソ連軍も承知であるのだ。
「敵の日本軍は2両しか・・・これは、いいぞ。」と、待ち伏せする気が満々のソ連軍である。
「こちら、今野だ。」「聞こえないか、応答してくれ。」と、無線で・・・先ほどからソ連軍の侵攻を知らせようと・・・躍起になってるが・・・応答は無いのだ。
それは、あまりに基地局から離れすぎているからだが・・・
「くそっ、やはりダメか・・・」「しかし、なんとしても知らせなくては。」と、焦る少尉だ。
「応援を求められれば道も開けるのだ。」と、作戦を練る。
「なんとか、連絡する方法がないものか。」と、頭をひねる少尉である。
もちろん、連絡が無いと基地でも事故の可能性を考えて・・・しかし、それでは遅いのだ。
ソ連軍は、眼の前に居るのだ。
「どうする、九七式を連絡に使うか。」「いや、ダメだ。」「戦車は1両では、相手が6両だ。」「ここは、2両でも、無いよりマシだ。」
戦車は、1両では作戦が単調にならざるを得ない。 複数両の運用で作戦となるのだ。
それで、2両でも1両の戦車よりマシなのである。
「燃料は、どうだ。」「そうですね、100キロくらいですか。と、操縦手が予想を述べる。
戦車は巡行速度だと、燃費もいいので走行距離も伸びる。 しかし、戦闘になれば・・・燃費は最悪だ。
それで、約100キロなのである。
「ここは、応援なしでの作戦を考えるか。」と、ある意味、開き直る今野少尉である。
そうだ、これは満州型という試作だが新型なのだ。
いままでの九七式中戦車とは違うのだ・・・・
それを忘れていた少尉だ。
「まだ、捨てたモノでは無いぞ。」と、平井主任から聞いた試作戦車の仕様が・・・頭に浮かんでくるのだ。
前面装甲は斜め装甲のプラス10ミリです。 そして、エンジンは6気筒が3基です。
「ソ連軍は、待ち伏せしてるだろう。」と、予測する今野隊長だ。
敵中突破しかない。 前面の増加装甲へ命をあずけて・・・敵砲弾の嵐の中を突っ切るのだ。
「そうだ、この満州型も後部装甲は九七式と同じだ。」「2両の戦車をどう使うか・・・」
思案する少尉だ。
「連接戦車だ。」「2両を前後に連結して後部の薄い装甲を守るのだ。」「互いに後部を鎖でつなぐのだ。」「この満州型の240馬力だ。」「6両のソ連軍T26なぞ突破してみせるぞ。」
とうとう、少尉の腹は決まった・・・・・
偵察は頻繁に出していたのだが・・・24時間ではない。 日に2~3回の河川の見回りだけだった。
河川といっても、満州国とソ連邦との国境と満州国が定めてる河川だ。
古代からのシベリアと女真族との暗黙の了解のような国境である。
それで、モスクワのロシア人には通用しないのである。 ヤツらは、太平洋へ抜けようと思ってるからだ。
冬に凍らない港が欲しいからである。
太平洋へロシアが抜ければ、当然に我が国の脅威となる。
覇権国家のソ連なのだ。 北欧を見ればわかるのだ・・・そうなりたくない、日本なのである。
ソ連軍のT26、6両の偵察隊と日本軍の満州型と付随の九七式中戦車が鉢合わせだ。
一瞬、こわばる両軍だ。
動いたのは、双方が同時だった・・・
「エテ公だ。」「露スケだ。」と、双方が・・・
「撃てっ。」と、照準も定めていない内に・・・
とまどうのは、双方の装填手と砲手である。
「えっ。」まだ、砲弾が砲身へ詰ていなかった・・・あわてて装填手が・・・そして、砲手が狙いを・・・
そのころには、双方が動いてるから、互いにすれ違って・・・
しかし、日本軍は2両だ。 ここは、態勢を立て直して・・・
「そのまま、直進だ。」「最大戦速だ。」
日本軍の満州型試作戦車と九七式中戦車は40キロ毎時の速度をいかして逃げ切ることができた。
しかし、北方向へ逃げるしか進路がなかったのだ。
つまり、駐屯地方向への反対側なのである。 また、ソ連軍と鉢合わせすることは間違いないのだ。
もちろん、その事実はソ連軍も承知であるのだ。
「敵の日本軍は2両しか・・・これは、いいぞ。」と、待ち伏せする気が満々のソ連軍である。
「こちら、今野だ。」「聞こえないか、応答してくれ。」と、無線で・・・先ほどからソ連軍の侵攻を知らせようと・・・躍起になってるが・・・応答は無いのだ。
それは、あまりに基地局から離れすぎているからだが・・・
「くそっ、やはりダメか・・・」「しかし、なんとしても知らせなくては。」と、焦る少尉だ。
「応援を求められれば道も開けるのだ。」と、作戦を練る。
「なんとか、連絡する方法がないものか。」と、頭をひねる少尉である。
もちろん、連絡が無いと基地でも事故の可能性を考えて・・・しかし、それでは遅いのだ。
ソ連軍は、眼の前に居るのだ。
「どうする、九七式を連絡に使うか。」「いや、ダメだ。」「戦車は1両では、相手が6両だ。」「ここは、2両でも、無いよりマシだ。」
戦車は、1両では作戦が単調にならざるを得ない。 複数両の運用で作戦となるのだ。
それで、2両でも1両の戦車よりマシなのである。
「燃料は、どうだ。」「そうですね、100キロくらいですか。と、操縦手が予想を述べる。
戦車は巡行速度だと、燃費もいいので走行距離も伸びる。 しかし、戦闘になれば・・・燃費は最悪だ。
それで、約100キロなのである。
「ここは、応援なしでの作戦を考えるか。」と、ある意味、開き直る今野少尉である。
そうだ、これは満州型という試作だが新型なのだ。
いままでの九七式中戦車とは違うのだ・・・・
それを忘れていた少尉だ。
「まだ、捨てたモノでは無いぞ。」と、平井主任から聞いた試作戦車の仕様が・・・頭に浮かんでくるのだ。
前面装甲は斜め装甲のプラス10ミリです。 そして、エンジンは6気筒が3基です。
「ソ連軍は、待ち伏せしてるだろう。」と、予測する今野隊長だ。
敵中突破しかない。 前面の増加装甲へ命をあずけて・・・敵砲弾の嵐の中を突っ切るのだ。
「そうだ、この満州型も後部装甲は九七式と同じだ。」「2両の戦車をどう使うか・・・」
思案する少尉だ。
「連接戦車だ。」「2両を前後に連結して後部の薄い装甲を守るのだ。」「互いに後部を鎖でつなぐのだ。」「この満州型の240馬力だ。」「6両のソ連軍T26なぞ突破してみせるぞ。」
とうとう、少尉の腹は決まった・・・・・
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