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加藤戦車隊、到着!
久々の、満州だっ!!
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揚陸艦からスロープを使って満州の地へ戦車が轟音を蹴立てて降り立った。
その数、25両と・・・少ないが・・・戦車は威風堂々と鋼鉄ではないが・・・鈍い陸軍色のマダラ模様だ。
そう、新型装甲なのだ。 鋼鉄ではない。
合金を重ね合わせた特殊装甲である。
いままでの日本戦車から比べたら・・・やけに、車台がでかいような。
それが、加藤中尉が今野少尉へ言っていた、九八式戦車の魔改造版だったのである。
たしかに、九七式魔改造改はT34に圧勝したが・・・
ソ連軍は欧州戦線で数でドイツ帝国戦車隊を圧倒したのだ。
その勝敗は満州へも波及して・・・ソ連軍の大侵攻作戦となったのだ。
数を多数生産する時間も予算も日本陸軍にはなかったのだ。
しかし、満州防衛は絶対だ。
ならば、どうすればいいのか?
どうすれば、勝算があるのか?
石原莞爾閣下の点と線作戦しかない。
精鋭軍で点を確保して、その点をつなぐのだ。
さすれば、線が面を分断できるのだ。
その点を確保する戦車を造ればいいのだ。
T34に120パーセント勝てる戦車を造れ。
陸軍技術工廠へ厳命だ。
そして、設計図は四菱重工へ・・・そして、25両(予備が2両)の生産がなんとか間に合ったのだ。
東京光学製の自動照準器が大量生産ができないので、かなり焦ったが・・・なんとか、間に合ったのだ。
戦車も
熟練工が納得いくまで試行錯誤して、完成へこぎつけたのだ。
ドイツ帝国のグルップ重工の技師も裸足で逃げ出すほどの、精悍な戦車が完成したのである。
鹵獲したT34の主砲で散々試験をして・・・絶対に抜けない装甲と1発でT34の最大装甲の8センチを抜ける105ミリライフル砲である。
その新型魔改造を見た、加藤中尉は・・・「やっと、安心して正面攻撃ができるぞ。」と、喜んだとか・・・
なんせ、いままでは、奇襲だの後ろからの待ち伏せ攻撃だの、小手先の技でしのいできたのだ。(ヤーさんの、しのぎと同じだな。)
それが、やっと正面攻撃ができるようになったのだ。
つまり、まともな勝負ができるのだ。
これは、大きな成果なのである。
正々堂々の攻撃ができる・・・のだ。
「よし、汽車へ乗車だ。」と、加藤中尉が叫んだ。
「おう。」と、100名あまりの戦車隊員が客車へ乗り込む。
これで、奉天までの移動ができるのだ。
奉天までは、鉄道が通じてるからだ。
列車を満州の大連女子校生徒が見送る。
満州政府も戦車隊員確保に苦労しているのだ。
一番カンタンなのが、日本兵の隊員の引き抜きだから、オナゴで勝負の満州政府だ。
そこは、現在のシナ共産党と同じである。
オナゴを政治の道具に使うのは大陸の伝統なのだ。
かく言う、今野君も凛子にべたべたなのだから・・・
清楚で可憐は武器なのだ。
そのころ、加藤戦車隊より、一歩先んじた中継車両は奉天の駐屯地で本郷司令から・・・いままでのいきさつの詳細を聞いていたが・・・
「なんなら、司令。」「ん、なんだ?」「まだ、一人くらいなら乗れますが。」
「本当か。」「え、え。」「じゃあ、オレも行くぞ。」
責任者が同乗した中継車両だ。
そうだ、中継車両はアンテナが乱立して、とても内部は狭くて・・・と。
しかし、しかしだ。 魔改造は日進月歩なのである。
連接車両をつなぐことで、居住空間が広くなったのだ。
つまり、電源のジーゼル発電機が五月蠅くて・・・通信の阻害となりかねない。
それで、ジーゼル発電機と軽油タンクを外部の連接車両へ・・・
これで、静かな環境で通信作業ができるように・・・
それで、本郷司令官も席へ着席できるようになったのである。
今野少尉としては、決断する責任者がいることは、事前の承諾が得られるのだ。
これは、大きいのである。
腹を切るのは、本郷司令だからである。
幹部とは、そういうものなのだ。
部下のミスだろうが、幹部の責任なのである。
そして、現場の指揮へは口出ししない司令官だったのだ。
いちいち、幹部の顔をうかがう隊長なんて、部下が附いてくるわけ無いのだ。
「本郷司令、先行している今野隊へ通話ができますが。」と、思わぬ提案が通信技師から・・・
「そうか、貸してくれ。」と、マイクを取る。
「このボタンだな。」「そうです。」
「こちら、本郷だ。」「今野隊、聞こえるか。」
「その声は、司令ですかっ!」「うむ、中継車両に居る。」
「骨は拾ってやるから、遠慮なくやってくれ。」「わかりました。」
「加藤戦車隊が大連港から出たらしい。」「九九式というらしいのだが。」
「えっ、ウワサの九九ですかっ!」と、今野少尉が驚いた。
「そうだ、加藤中尉からの伝言だ。」「ハイ。」
「オレの分は残しておいてくれだ。」「了解です。」
つまり、加藤戦車隊が行くまでに、ソ連軍を全滅させないでくれ・・・との、伝言なのである。
なんと、余裕なのだろうか・・・
九九式は99という最終番号の戦車だ。
つまり、これ以上の戦車は無いということなのである。
三ケたの(001式とか。)は無いのだ。 1式へ戻るのである。
理由は長いと呼び辛いからだそうだ。
まあ、どっちでもいいんだが・・・
たとえ、ソ連軍が2000両でも吹っ切れた今野少尉だ。
九九式という、強い味方が現れたからである。
九九式は、正面攻撃ができるということだ。
無双戦車ということなのだ。
ソ連軍が雲霞(うんか)のごとく攻めてこようが・・・蚊ほども・・・まあ、蚊も増えればそれなりに五月蠅いのだが・・・
その数、25両と・・・少ないが・・・戦車は威風堂々と鋼鉄ではないが・・・鈍い陸軍色のマダラ模様だ。
そう、新型装甲なのだ。 鋼鉄ではない。
合金を重ね合わせた特殊装甲である。
いままでの日本戦車から比べたら・・・やけに、車台がでかいような。
それが、加藤中尉が今野少尉へ言っていた、九八式戦車の魔改造版だったのである。
たしかに、九七式魔改造改はT34に圧勝したが・・・
ソ連軍は欧州戦線で数でドイツ帝国戦車隊を圧倒したのだ。
その勝敗は満州へも波及して・・・ソ連軍の大侵攻作戦となったのだ。
数を多数生産する時間も予算も日本陸軍にはなかったのだ。
しかし、満州防衛は絶対だ。
ならば、どうすればいいのか?
どうすれば、勝算があるのか?
石原莞爾閣下の点と線作戦しかない。
精鋭軍で点を確保して、その点をつなぐのだ。
さすれば、線が面を分断できるのだ。
その点を確保する戦車を造ればいいのだ。
T34に120パーセント勝てる戦車を造れ。
陸軍技術工廠へ厳命だ。
そして、設計図は四菱重工へ・・・そして、25両(予備が2両)の生産がなんとか間に合ったのだ。
東京光学製の自動照準器が大量生産ができないので、かなり焦ったが・・・なんとか、間に合ったのだ。
戦車も
熟練工が納得いくまで試行錯誤して、完成へこぎつけたのだ。
ドイツ帝国のグルップ重工の技師も裸足で逃げ出すほどの、精悍な戦車が完成したのである。
鹵獲したT34の主砲で散々試験をして・・・絶対に抜けない装甲と1発でT34の最大装甲の8センチを抜ける105ミリライフル砲である。
その新型魔改造を見た、加藤中尉は・・・「やっと、安心して正面攻撃ができるぞ。」と、喜んだとか・・・
なんせ、いままでは、奇襲だの後ろからの待ち伏せ攻撃だの、小手先の技でしのいできたのだ。(ヤーさんの、しのぎと同じだな。)
それが、やっと正面攻撃ができるようになったのだ。
つまり、まともな勝負ができるのだ。
これは、大きな成果なのである。
正々堂々の攻撃ができる・・・のだ。
「よし、汽車へ乗車だ。」と、加藤中尉が叫んだ。
「おう。」と、100名あまりの戦車隊員が客車へ乗り込む。
これで、奉天までの移動ができるのだ。
奉天までは、鉄道が通じてるからだ。
列車を満州の大連女子校生徒が見送る。
満州政府も戦車隊員確保に苦労しているのだ。
一番カンタンなのが、日本兵の隊員の引き抜きだから、オナゴで勝負の満州政府だ。
そこは、現在のシナ共産党と同じである。
オナゴを政治の道具に使うのは大陸の伝統なのだ。
かく言う、今野君も凛子にべたべたなのだから・・・
清楚で可憐は武器なのだ。
そのころ、加藤戦車隊より、一歩先んじた中継車両は奉天の駐屯地で本郷司令から・・・いままでのいきさつの詳細を聞いていたが・・・
「なんなら、司令。」「ん、なんだ?」「まだ、一人くらいなら乗れますが。」
「本当か。」「え、え。」「じゃあ、オレも行くぞ。」
責任者が同乗した中継車両だ。
そうだ、中継車両はアンテナが乱立して、とても内部は狭くて・・・と。
しかし、しかしだ。 魔改造は日進月歩なのである。
連接車両をつなぐことで、居住空間が広くなったのだ。
つまり、電源のジーゼル発電機が五月蠅くて・・・通信の阻害となりかねない。
それで、ジーゼル発電機と軽油タンクを外部の連接車両へ・・・
これで、静かな環境で通信作業ができるように・・・
それで、本郷司令官も席へ着席できるようになったのである。
今野少尉としては、決断する責任者がいることは、事前の承諾が得られるのだ。
これは、大きいのである。
腹を切るのは、本郷司令だからである。
幹部とは、そういうものなのだ。
部下のミスだろうが、幹部の責任なのである。
そして、現場の指揮へは口出ししない司令官だったのだ。
いちいち、幹部の顔をうかがう隊長なんて、部下が附いてくるわけ無いのだ。
「本郷司令、先行している今野隊へ通話ができますが。」と、思わぬ提案が通信技師から・・・
「そうか、貸してくれ。」と、マイクを取る。
「このボタンだな。」「そうです。」
「こちら、本郷だ。」「今野隊、聞こえるか。」
「その声は、司令ですかっ!」「うむ、中継車両に居る。」
「骨は拾ってやるから、遠慮なくやってくれ。」「わかりました。」
「加藤戦車隊が大連港から出たらしい。」「九九式というらしいのだが。」
「えっ、ウワサの九九ですかっ!」と、今野少尉が驚いた。
「そうだ、加藤中尉からの伝言だ。」「ハイ。」
「オレの分は残しておいてくれだ。」「了解です。」
つまり、加藤戦車隊が行くまでに、ソ連軍を全滅させないでくれ・・・との、伝言なのである。
なんと、余裕なのだろうか・・・
九九式は99という最終番号の戦車だ。
つまり、これ以上の戦車は無いということなのである。
三ケたの(001式とか。)は無いのだ。 1式へ戻るのである。
理由は長いと呼び辛いからだそうだ。
まあ、どっちでもいいんだが・・・
たとえ、ソ連軍が2000両でも吹っ切れた今野少尉だ。
九九式という、強い味方が現れたからである。
九九式は、正面攻撃ができるということだ。
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