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運転席が見えない九九式だ。
これが、九九式なのかっ!!
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「九八式も砲塔と同じに床が廻りますが・・・これは、でかいし。」と、内部構造が違うことに驚く今野君だ。
「これは、まるで戦車というより、なんていうか・・・」と、表現が・・・できない今野君である。
「それに、運転席が内部から見えないじゃないですか。」「あ、あ、そうだよ。」
「どうやって・・・」「それは、有線電話だ。」
「それは、わかりますが・・・」と、複雑な顔だ。
「車長として、皆の顔は見たいですし。」と、感想を述べる。
「それは、わかるんだが・・・機械が多すぎて無理なんだよ。」と、仕方がないという顔の加藤隊長である。
「砲手や装填手は砲塔内だから、いいんだが。」
「自動装填は?」と、今野少尉が聞く。
「あ、あ、不具合が多すぎて・・・ダメなんだ。」
「そうなんですか?」「あ、あ、ここぞというときに・・・ダメだと、負けるだろう。」
「そうですね。」と、残念そうな少尉だ。
装填手がいないと、居住性が良くなるからだ。
そう、九八式は砲塔内部が狭いから居住性が最悪なのだ。
それに、汗臭い野郎ばかりだし。
戦車は野郎の世界だ。 オナゴは乗らない戦闘機じゃなくて戦車なのである。
野郎の汗臭い臭いはナオンは苦手だろう・・・
それに、戦闘中はオシッコも車内だ。
そう、薬莢の筒へ・・・そして、フタをしてポイだ。
環境に良くないかもだが・・・そんなこと、言ってられないのだ。
それで、戦闘に入る前は、コーヒーなどは厳禁なのだが・・・精神を安定にするコーヒーは欠かせないのだ。
それで現在、車内トイレを大阪陸軍工廠で試作を・・・なかなか、できないらしいが・・・
ちなみに、薬莢の筒は安価な合金製だ。
以前は真鍮製だったが・・・砲弾も安くないからね。
「しかし、装填手が必要なこともあるんだぞ。」と、加藤中尉がいう。
「戦車の警備のときさ。」
「あ、あ、そうでしたね。」と、納得する少尉だ。
戦車は現場では、隊員が交代で張り番をするのだ。
他の隊員が寝てるときである。
交代で、戦車の番をするのである。
戦車は隊員の責任で守らねばならない。
もちろん、歩哨はいるんだが・・・万が一の場合もあるからだ。
バック・アップは戦場では基本だ。
「あ、あ、それで4回が3回になるからなんですね。」「そうだ。」
つまり、交代の回数が増えるのだ。
これは、我が国の自衛隊でも、そうだったのだ。
七四式までは、装填手がいたのだ。
それが、九〇式からは、3名になって、自動装填になったのだ。
当時の自衛官からの、こぼれ話を聞いたのだ。
「しかし、この砲弾はオレは持てないな。」と、105ミリ徹甲弾をながめる今野君だ。
見ると、装填手は筋肉質であるようだ。
「いゃあ、半年もやると慣れますよ。」と、装填手がいうが・・・
試しに、持って・・・「いかん、腰をやるそうだわい。」と、あきらめる少尉だ。
腰を痛めると凛子が・・・往復ピストンが速度が落ちるのだ・・・
もう、満州娘のおマンコに骨の髄まで墜ちた少尉なのである。
「これですか、携帯無線機は。」と、今野君が気が付いた。
なんか、弁当箱が置いてあるのだ。
弁当箱ではなく、マイクとアンテナがついてるから無線機だと、わかるんだが・・・
「あ、あ、戦車から離れるときに、部下へ指示するのに使うんだよ。」と、加藤中尉がいう。
「どれほど、離れても聞こえますか。」
「そうだな、200から300メートルくらいかな。」
「十分、使えますね。」と、今野君だ。
戦車で橋や沼地を通過できるか、そんなとき便利だからだ。
今野少尉も、紛争現場の下見は欠かさない。
戦車というものは、どこでも通過できるものでもないのだ。
底なし沼では、沈んでしまうし・・・橋も木製では落ちかねないからだ。
かならず、裸眼で確認することだ。
かの、戦車長のオットー・カリウスの言葉である。(ドイツ重戦車大隊の英雄だ。)
ドイツ軍はティーガー重戦車を選ばれた戦車隊員で構成したのだ。
生産量がすくなかったからだが・・・(3000くらいかな)
米軍のM4シー^ャーマンなんて4万両以上だ。
「しかし、背中に担ぐヤツから、ずいぶん小型になったのんですね。」と、感想をいう今野君だ。
いまだに、今野戦車隊の斥候は背中に無線機だからだ。
「電池は、まさか単一という円筒形のヤツですか。」
「そうだよ、確か4本かな。」
「どのくらい話せるんですか。」
「連続で30分だ、ぼちぼち使うと2時間かな。」
「なら、十分ですね。」
情報こそが、勝利のカギなのだ。
日本軍は、そう方針を転換したのである。
中野学校という、スパイ養成学校は、そのためだ。
「やはり、無線機の小型化はすごいですね。」と、感想をいう今野少尉だ。
「うむ、電池では真空管のヒーターが無理なので。」「はぁ。」
「無線機用の小型集合回路を造ったらしいぞ。」
「なんでも、真空管ではなくて、ゲルマニュウムみたいな鉱石を粉にして、それをアクリル樹脂で固めた装置らしいぞ。」と、小声でいう加藤中尉だ。
「えっ、それって下手にいうと、憲兵が・・・」
「うむ、君を信用してるからな。」と、小声の加藤中尉だ。
信用されるのは、ありがたいんだが・・・聞かないほうがイイこともあるのだ。
弁当箱型の無線機は電池が、ほとんどで・・・無線装置は小さなモノなのだ。
「まあ、これからは電池の小型化と長持ちの研究に軍事費をつぎ込むらしいぞ。」
「これは、ある意味で商売ができるからな。」と、加藤中尉が駄弁る。
欧米は、いまだに振幅変調というAM電波だが・・・戦車隊やらの軍事無線はFM変調の日本軍なのだ。
雑音に強くて音声がはっきり聞こえるのである。
「内地では、音楽のラジオ放送が、この方式らしいぞ。」と、加藤中尉がいうのである。
一度、どんなものか聞いたみたい今野少尉だ・・・
「これは、まるで戦車というより、なんていうか・・・」と、表現が・・・できない今野君である。
「それに、運転席が内部から見えないじゃないですか。」「あ、あ、そうだよ。」
「どうやって・・・」「それは、有線電話だ。」
「それは、わかりますが・・・」と、複雑な顔だ。
「車長として、皆の顔は見たいですし。」と、感想を述べる。
「それは、わかるんだが・・・機械が多すぎて無理なんだよ。」と、仕方がないという顔の加藤隊長である。
「砲手や装填手は砲塔内だから、いいんだが。」
「自動装填は?」と、今野少尉が聞く。
「あ、あ、不具合が多すぎて・・・ダメなんだ。」
「そうなんですか?」「あ、あ、ここぞというときに・・・ダメだと、負けるだろう。」
「そうですね。」と、残念そうな少尉だ。
装填手がいないと、居住性が良くなるからだ。
そう、九八式は砲塔内部が狭いから居住性が最悪なのだ。
それに、汗臭い野郎ばかりだし。
戦車は野郎の世界だ。 オナゴは乗らない戦闘機じゃなくて戦車なのである。
野郎の汗臭い臭いはナオンは苦手だろう・・・
それに、戦闘中はオシッコも車内だ。
そう、薬莢の筒へ・・・そして、フタをしてポイだ。
環境に良くないかもだが・・・そんなこと、言ってられないのだ。
それで、戦闘に入る前は、コーヒーなどは厳禁なのだが・・・精神を安定にするコーヒーは欠かせないのだ。
それで現在、車内トイレを大阪陸軍工廠で試作を・・・なかなか、できないらしいが・・・
ちなみに、薬莢の筒は安価な合金製だ。
以前は真鍮製だったが・・・砲弾も安くないからね。
「しかし、装填手が必要なこともあるんだぞ。」と、加藤中尉がいう。
「戦車の警備のときさ。」
「あ、あ、そうでしたね。」と、納得する少尉だ。
戦車は現場では、隊員が交代で張り番をするのだ。
他の隊員が寝てるときである。
交代で、戦車の番をするのである。
戦車は隊員の責任で守らねばならない。
もちろん、歩哨はいるんだが・・・万が一の場合もあるからだ。
バック・アップは戦場では基本だ。
「あ、あ、それで4回が3回になるからなんですね。」「そうだ。」
つまり、交代の回数が増えるのだ。
これは、我が国の自衛隊でも、そうだったのだ。
七四式までは、装填手がいたのだ。
それが、九〇式からは、3名になって、自動装填になったのだ。
当時の自衛官からの、こぼれ話を聞いたのだ。
「しかし、この砲弾はオレは持てないな。」と、105ミリ徹甲弾をながめる今野君だ。
見ると、装填手は筋肉質であるようだ。
「いゃあ、半年もやると慣れますよ。」と、装填手がいうが・・・
試しに、持って・・・「いかん、腰をやるそうだわい。」と、あきらめる少尉だ。
腰を痛めると凛子が・・・往復ピストンが速度が落ちるのだ・・・
もう、満州娘のおマンコに骨の髄まで墜ちた少尉なのである。
「これですか、携帯無線機は。」と、今野君が気が付いた。
なんか、弁当箱が置いてあるのだ。
弁当箱ではなく、マイクとアンテナがついてるから無線機だと、わかるんだが・・・
「あ、あ、戦車から離れるときに、部下へ指示するのに使うんだよ。」と、加藤中尉がいう。
「どれほど、離れても聞こえますか。」
「そうだな、200から300メートルくらいかな。」
「十分、使えますね。」と、今野君だ。
戦車で橋や沼地を通過できるか、そんなとき便利だからだ。
今野少尉も、紛争現場の下見は欠かさない。
戦車というものは、どこでも通過できるものでもないのだ。
底なし沼では、沈んでしまうし・・・橋も木製では落ちかねないからだ。
かならず、裸眼で確認することだ。
かの、戦車長のオットー・カリウスの言葉である。(ドイツ重戦車大隊の英雄だ。)
ドイツ軍はティーガー重戦車を選ばれた戦車隊員で構成したのだ。
生産量がすくなかったからだが・・・(3000くらいかな)
米軍のM4シー^ャーマンなんて4万両以上だ。
「しかし、背中に担ぐヤツから、ずいぶん小型になったのんですね。」と、感想をいう今野君だ。
いまだに、今野戦車隊の斥候は背中に無線機だからだ。
「電池は、まさか単一という円筒形のヤツですか。」
「そうだよ、確か4本かな。」
「どのくらい話せるんですか。」
「連続で30分だ、ぼちぼち使うと2時間かな。」
「なら、十分ですね。」
情報こそが、勝利のカギなのだ。
日本軍は、そう方針を転換したのである。
中野学校という、スパイ養成学校は、そのためだ。
「やはり、無線機の小型化はすごいですね。」と、感想をいう今野少尉だ。
「うむ、電池では真空管のヒーターが無理なので。」「はぁ。」
「無線機用の小型集合回路を造ったらしいぞ。」
「なんでも、真空管ではなくて、ゲルマニュウムみたいな鉱石を粉にして、それをアクリル樹脂で固めた装置らしいぞ。」と、小声でいう加藤中尉だ。
「えっ、それって下手にいうと、憲兵が・・・」
「うむ、君を信用してるからな。」と、小声の加藤中尉だ。
信用されるのは、ありがたいんだが・・・聞かないほうがイイこともあるのだ。
弁当箱型の無線機は電池が、ほとんどで・・・無線装置は小さなモノなのだ。
「まあ、これからは電池の小型化と長持ちの研究に軍事費をつぎ込むらしいぞ。」
「これは、ある意味で商売ができるからな。」と、加藤中尉が駄弁る。
欧米は、いまだに振幅変調というAM電波だが・・・戦車隊やらの軍事無線はFM変調の日本軍なのだ。
雑音に強くて音声がはっきり聞こえるのである。
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